6618 M-大泉製 2021-11-12 15:00:00
2022年3月期 第2四半期決算説明補足資料 [pdf]

                 2021年11月12日




2022年3月期 第2四半期
   決算説明補足資料




    株式会社大泉製作所
                               0
1.2022年3月期 第2四半期業績

2.2022年3月期 通期業績予想

3.中期事業計画進捗

                     1
2022年3月期 第2四半期累計業績
➢   需要回復と電動化領域の伸長で期間累計売上 *はピークを更新
➢   操業度の改善等により期間損益良化

【売上】
 ⚫ 自動車部品:車両販売増と電動化領域売上の拡大
⚫ 空調・カスタム部品:グローバルの旺盛な需要を取り込み

【収益】
 ⚫ 増収と操業度の改善により収益性が向上
⚫ 増産や調達難等の課題対応を優先、投資コストの発生が計画比減少
【B/S】
 ⚫ 下期の受注増を見据えた在庫の積み増しで棚卸資産が増加
* 2022年3月期より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用しておりますが、過年度実績との比較のため、旧会計基準による値
で算定しております。
                                                                           2
第2四半期累計 損益実績(過年度比)
                                                                 単位:百万円

            2020年3月期         2021年3月期
                                               2022年3月期 第2四半期
             第2四半期            第2四半期
                                                              2020/3期 2021/3期
            実績      売上高比     実績      売上高比      実績      売上高比
                                                                2Q比     2Q比
 売上高
(新会計基準)
                                               5,885
 売上高
(旧会計基準)
            5,874   100.0%   4,528   100.0%    6,443   100.0% 109.7% 142.3%

営業利益          320    5.5%    ▲85       -1.9%    400     6.2% 124.7%          -

経常利益          277    4.7%    ▲55       -1.2%    355     5.5% 127.9%          -

当期純利益         210    3.6%    ▲73       -1.6%    247     3.8% 117.8%          -
* 2022年3月期より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用しており、2022年3月期第2四半期実績は有償支給取引に係る売上
  高の純額表示等を適用した後の金額で公表しております。
* 2022年3月期第2四半期実績の売上高比は旧会計基準により算定した売上高に対する比率を記載しております。                           3
* 2021年3月期以前の実績は、旧会計基準による値を記載しております。
第2四半期累計 損益実績(期初予想比)
                                                       単位:百万円
          2022年3月期
           第2四半期                2022年3月期 第2四半期(実績)
           (期初予想)
           予想     売上高比     1Q      2Q      2Q累計    売上高比 期初予想比

 売上高
(新会計基準)
          5,510   100.0%   3,102   2,783   5,885   100.0%   106.7%

 営業利益       170    3.1%     256     143     400     6.8%    235.3%

 経常利益       155    2.8%     233     121     355     6.0%    229.2%

当期純利益       120    2.2%     138     108     247     4.2%    206.3%

• 2022年3月期より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用しており、上記の数値は当該会計基準
  等を適用した後の金額となっております。
                                                                     4
 第2四半期累計 事業別売上高
           自動車   空調カスタム    エレメント
(百万円)
                                              前年同期比*
7,000                                   事業             増減率*            コメント
                            6,443              (百万円)
        5,874                469                                  ⚫第2四半期に車両生産減の
6,000                                                              影響を受けたが、期初から
         341                            全体      + 1,915 + 42.3%    の旺盛な受注で全事業とも
                                                                   COVID-19前の水準を超過
5,000             4,528      2,262
        1,889                                                     ⚫既存品は車両販売の伸び
                   429                                             により増加
4,000                                  自動車      + 1,135 + 44.1%   ⚫電動化領域は倍増、投資
                   1,523                                           の刈り取りが本格化
3,000
                                                                  ⚫空調用は各国経済の回復
                                                                   に加え、主要顧客内での当
                                       空調
2,000
        3,644                3,712    カスタム       + 739 + 48.6%     社シェア拡大で増加
                                                                  ⚫各産業の回復により工作
                   2,576                                           機用が好調
1,000
                                                                  ⚫既存品は自動車、家電、産
                                                                   機等の増加で回復
   0                                  エレメント       + 40 + 9.5%     ⚫光通信用は市場在庫調整
        20/3期     21/3期      22/3期                                 が継続
        2Q累計      2Q累計      2Q累計*

    * 2022年3月期より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用しておりますが、過年度実績との比較のため、2022年3月期の
      数値及び前年同期比、増減率は旧会計基準による値で算定しております。                                           5
事業別売上高(四半期別)
➢    第2四半期は車両生産減の影響等により、第1四半期比▲10%

                     自動車          空調カスタム           エレメント
    (百万円)
     4,000
                                                    3,399
     3,500   3,060                                             3,044
                                                     235
                     2,814
     3,000    178                                               233
                      164                 2,417
     2,500                                          1,152
             1,046            2,111        168                 1,109
                      843
     2,000                      262        728
     1,500                      796
     1,000
             1,842   1,802                          2,010
                                          1,530                1,701
      500                      1,054

        0
             20/3期   20/3期     21/3期      21/3期     22/3期      22/3期
               1Q      2Q        1Q         2Q       1Q*        2Q*

* 2022年3月期より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用しておりますが、過年度実績との比較のため、2022年3月期の   6
  数値は旧会計基準で表示しております。
第2四半期累計 営業利益増減
(百万円)




        在庫高影響

                 在庫高影響




                     7
21年9月末 貸借対照表
⚫ 下期の受注増への備えとBCP対応で在庫を積み増し、棚卸資産、流動負債が増加
⚫ 新会計基準の適用により、有形固定資産から流動資産への振替等が発生
◇資産の部                             ◇負債・純資産の部             (単位:百万円)
          21年3月 21年9月      増減                 21年3月 21年9月      増減
流動資産       6,642   7,554   +911   流動負債         3,703   4,203   +499
  現金預金     1,703   1,664   ▲39     仕入債務        1,288   1,500   +212
  売上債権     2,452   2,725   +273    有利子負債       1,698   1,853   +155
  棚卸資産     2,390   2,956   +565    その他          716     849    +132
  その他        95     208    +112   固定負債         3,697   3,578   ▲118
固定資産       3,475   3,156 ▲318      有利子負債       3,007   2,879   ▲128
 有形固定資産    2,990   2,663 ▲327      その他          689     699      +9
 無形固定資産     136     139      +3   負債合計         7,400   7,782   +381
 投資その他      347     352      +5   純資産合計        2,716   2,928   +211
                                   株主資本        2,282   2,515   +233
                                   その他          434     412    ▲22
資産合計      10,117 10,710    +593   負債・純資産合計    10,117 10,710    +593   8
1.2022年3月期 第2四半期業績

2.2022年3月期 通期業績予想

3.中期事業計画進捗

                     9
22年3月期 通期業績予想(修正)
➢ 売上は中期計画2年目目標を前倒しで達成
➢ 投資遅れや各種コストアップにより利益は上期に偏重
➢ 下期予想は上期比増収、減益の見通し
【下期予想】
① 売上高
⚫ 車両販売、空調市場の好況が継続
⚫ 電動化領域は投資案件の刈り取りが進み、増収に寄与

② 収益
⚫ 原油高や需要増による原材料の高騰、物流コストが上昇
⚫ 投資コスト負担と積み増した在庫の消化により操業度が低下   10
22年3月期業績予想(修正)
                                                                   単位:百万円

             21年3月期                             22年3月期予想
                    期初                   前回
            実績 売上高比    売上高比 修正 売上高比 前期比
                    予想                  予想比

    売上高
                              11,170   100.0% 11,850     100.0%            +6.1%
(新会計基準)
    売上高
            10,752   100.0% 12,100              13,000            +20.9%   +7.4%
(旧会計基準)

営業利益          314      2.9%     345      3.1%     550      4.6%   +74.7% +59.4%

経常利益          289      2.7%     310      2.8%     500      4.2%   +72.6% +61.3%

当期純利益         224      2.1%     235      2.1%     330      2.8%   +47.0% +40.4%
*   2022年3月期より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用しており、2022年3月期の業績予想
    は有償支給取引に係る売上高の純額表示等を適用した後の金額で公表しております。
                                                                              11
*   上記の業績予想には、現時点での入手可能な情報に基づく将来の予測が含まれております。
22年3月期業績予想(上期・下期別)
                                                         単位:百万円

                                22年3月期予想
              上期                下期              通期
                       売上高比             売上高比             売上高比
              実績                予想              予想
   売上高
               5,885   100.0%   5,965   100.0% 11,850    100.0%
 (新会計基準)
   売上高
               6,443            6,557           13,000
 (旧会計基準)

  営業利益          400     6.8%     150     2.5%     550     4.6%

  経常利益          355     6.0%     145     2.4%     500     4.2%

 当期純利益          247     4.2%      83     1.4%     330     2.8%
* 2022年3月期より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用しており、2022年3月期の業績予想
  は有償支給取引に係る売上高の純額表示等を適用した後の金額で公表しております。
* 上記の業績予想には、現時点での入手可能な情報に基づく将来の予測が含まれております。                       12
22年3月期通期売上高予想
         自動車      空調カスタム     エレメント

(百万円)                                           前期比
                                          事業            増減率*          増減コメント
                                                (百万円)
14,000              13,000                                        ⚫好調な市況と注力分野拡販
                              12,100      全体    + 2,248 + 20.9%    が奏功し、23/3期目標に到達
                     875                                          ⚫全事業とも期初予想を超過
12,000
         10,752                845
10,000    828                                                     ⚫2Qの減産分は下期挽回
                    4,470                自動車    + 1,243 + 19.4%   ⚫車両販売の増加と電動化
                              3,760
                                                                   領域の伸長
 8,000   3,511
                                                                  ⚫空調市場の好況継続と主
                                                                   要顧客との取引拡大
 6,000                                   空調
                                        カスタム
                                                 + 959 + 27.3%    ⚫CO2削減の実現に向け、欧
                                                                   州向けヒートポンプ需要が
 4,000                                                             増大
                    7,655     7,495
         6,412                                                    ⚫既存品は各産業の回復によ
 2,000                                                             る需要増
                                        エレメント     + 47 + 5.7%     ⚫光通信用は一部市場では在
                                                                   庫調整が続くも、市場、販路
    0                                                              拡大で復調の兆し
         21/3期      22/3期     22/3期
          実績       予想(修正)*   予想(期初)*
    * 2022年3月期より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用しておりますが、過年度実績との比較のため、2022年3月期の       13
      数値及び前期比、増減率は旧会計基準による値で算定しております。
1.2022年3月期 第2四半期業績

2.2022年3月期 通期業績予想

3.中期事業計画進捗

                     14
中期事業計画“挑戦2023”
  ■経営目標 :2023年度(2024/3月期)
   売上高     140億円(旧会計基準による)
   営業利益率     8.0%
  ■事業戦略
    【成長・拡大:注力分野拡販】
    ⚫ 自動車部品:電動車領域の強化
    ⚫ 空調・カスタム部品:主要顧客との取引深耕
    ⚫ エレメント部品:光通信ビジネスに注力

    【企業体質強化】
    ⚫ 合理化、自動化、デジタル化による生産性向上
    ⚫ 組織、人材力強化                15
売上目標は1年前倒しで進捗
   百万円
                             売上高目標と進捗
14,500

14,000                           目標       実績・予想
13,500
                                   13,000
13,000

12,500
                                                                  14,000
12,000

11,500
           11,441                                   13,000
11,000
                                      12,100
10,500                  10,753
10,000
           20/3期         21/3期        22/3期        23/3期          24/3期
                                                  中期事業計画
   * 2022年3月期より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用しておりますが、過年度実績との比較のため、2022年3月期以降   16
    の数値は旧会計基準による値で記載しております。
23年度に向け電動化領域の売上はさらに拡大
        電動化領域売上高
 百万円
3,000

                                ヒートポンプ
2,500
                                                    二次電池

2,000                        モーター        熱マネジメント


1,500


1,000
                             モーター   : 欧州Tier1向け新規受注を獲得

 500                         二次電池   : 立ち上げ済み製品の量産本格化

                             ヒートポンプ : 冷熱システムの多様化による数量増
   0
        19年度   21年度   23年度                                 17
                予想     目標
企業体質強化への取り組み

    Ex.生産管理システム刷新
      工程バーコード管理導入
                                                             F-IoT
                                DX          デジタイゼーション
                            •デジタル化           •自動化               Ex. 主要顧客と共に
                            『ムリの改善』          『ムラの改善』              外観検査自動化

         DX                期待効果:
                            平準化、脱属人化
                            仕掛進捗、在庫管理
                                            期待効果:
                                             不良自動検知、
                                             作業効率向上
                                                                  =工数削減を検討




                                  デジタライゼーション
EX.AI技術による作業解析                     ・合理化 『ムダの改善』
  OLLO BOX※活用による取り組み               期待効果:
                                    生産性向上、不良撲滅
                                    海外工場の改善支援




                               AI・ビックデータ                                18
※OLLO BOX:株式会社Ollo(東京大学発ベンチャー、本社:東京都文京区、CEO:川合健斗)のエッジAI技術を活用した作業分析機器
注意事項
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