6618 M-大泉製 2021-11-12 15:00:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

                                 (株)大泉製作所(6618)2022年3月期第2四半期決算短信


○添付資料の目次

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………        2
 (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………        2
 (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………        2
 (3)キャッシュ・フローの状況 ………………………………………………………………………………………        3
 (4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………        3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………        4
 (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………        4
 (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………        5
    四半期連結損益計算書
     第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………        5
    四半期連結包括利益計算書
     第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………        6
 (3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………        7
 (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………        8
   (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………        8
   (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………        8
   (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………………        8
   (会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………        8
   (会計上の見積もりの変更)…………………………………………………………………………………………        8
   (セグメント情報) …………………………………………………………………………………………………        8




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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
   当第2四半期連結累計期間は、半導体不足や一部地域でのCOVID-19再拡大による工場閉鎖などの影響を受けたも
  のの、全体としては活発な市場環境に支えられ、受注は好調を維持しました。この影響を受けて生産活動が期初の
  想定を上回る水準で継続し、生産工場の操業度が改善した結果、利益率の上昇につながりました。
   この結果、当社グループの売上高は5,885百万円(前年同期比30.0%増)、営業利益は400百万円(前年同期:営
  業損失85百万円)、経常利益は355百万円(前年同期:経常損失55百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益
  は247百万円(前年同期:親会社株主に帰属する四半期純損失73百万円)となりました。
   主な用途別売上高は、次のとおりです。


  (自動車部品事業)
   既存品においては、顧客の生産減による影響を一時的に受けたものの、期初から車両販売市場が好調な基調であ
  ったため増収となりました(前年同期比13.2%増)。一方、電動化領域においては、当該領域への投資の成果とし
  て当社製品の納入数が増加し、増収となりました(前年同期比88.0%増)。
   この結果、事業全体では前年同期比22.7%増となりました。
  (空調・カスタム部品事業)
   空調関係については、世界規模での経済の回復に加え、主要顧客内での当社シェア拡大もあり増収となりました
  (前年同期比50.0%増)。また、カスタム関係については、各産業での生産活動の回復が追い風となり工作機用を
  中心に増収となりました(前年同期比41.6%増)。
   この結果、事業全体では前年同期比48.5%増となりました。
  (エレメント部品事業)
   既存品については、自動車用、家電用、産業機械用の各領域で受注が回復したことにより増収となりました(前
  年同期比52.5%増)。一方、光通信用は市場における在庫調整が継続したことで減収となりました(前年同期比
  27.4%減)。
    この結果、事業全体では前年同期比8.2%増となりました。




(2)財政状態に関する説明
  ① 資産 10,710百万円(前連結会計年度末比 593百万円増加)
    旺盛な受注に備えて棚卸資産が増加したこと、及び、売上債権が増加したことにより、流動資産が前連結会計年
  度末に比べて911百万円増加しました。一方で、固定資産は前連結会計年度末に比べて318百万円減少しました。
  ② 負債 7,782百万円(前連結会計年度末比 381百万円増加)
    支払債務及び設備等の支払手形の増加、及び、短期借入金の増加により流動負債が前連結会計年度末に比べて
  499百万円増加しました。一方で、固定負債は長期借入金の返済等により前連結会計年度に比べて118百万円減少し
  ました。


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                                     (株)大泉製作所(6618)2022年3月期第2四半期決算短信


 ③ 純資産 2,928百万円(前連結会計年度末比 211百万円増加)
   配当金67百万円、及び、その他の包括利益累計額14百万円の減少はありましたが、親会社に帰属する四半期純利
 益247百万円の計上、及び、新株予約権の行使による株式発行21百万円により増加しました。


(3)キャッシュ・フローの状況
   当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より
  95百万円減少し、1,553百万円となりました。
   当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。


 (営業活動によるキャッシュ・フロー)
   営業活動の結果獲得した資金は、137百万円となりました。これは主に、四半期純利益354百万円及び減価償却費
 200百万円等の資金の増加が、棚卸資産の増加568百万円及び有償支給取引に係る資産の増加108百万円等による資金
 の減少を上回ったことによるものであります。
 (投資活動によるキャッシュ・フロー)
  投資活動の結果使用した資金は、119百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出50百万
 円、及び、定期預金の預け入れによる支出57百万円によるものであります。
 (財務活動によるキャッシュ・フロー)
  財務活動の結果使用した資金は、98百万円となりました。短期借入れによる182百万円の増加はありましたが、長
 期借入金の返済による支出188百万円、リース債務の返済による支出48百万円、及び配当金の支払いによる支出66百
 万円等の資金の減少によるものであります。


(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
   連結業績予想につきましては、最近の業績動向を踏まえて、2021年5月14日付「2021年3月期 決算短信[日本基
  準](連結)」で公表いたしました通期の連結業績予想を修正しました。
   詳細につきましては、本日(2021年11月12日)公表いたしました「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照
  ください。




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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                   (単位:千円)
                         前連結会計年度             当第2四半期連結会計期間
                        (2021年3月31日)           (2021年9月30日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                        1,703,738            1,664,048
   受取手形及び売掛金(純額)                 2,452,404            2,725,566
   商品及び製品                          865,439            1,118,370
   仕掛品                             853,899              869,620
   原材料及び貯蔵品                        671,312              968,549
   その他                              95,716              208,175
   流動資産合計                        6,642,511            7,554,331
 固定資産
   有形固定資産
     機械装置及び運搬具(純額)               1,020,820              726,890
     その他(純額)                     1,969,822            1,936,582
     有形固定資産合計                    2,990,642            2,663,473
   無形固定資産                          136,448              139,923
   投資その他の資産                        347,885              352,935
   固定資産合計                        3,474,976            3,156,332
 資産合計                           10,117,488           10,710,664
負債の部
 流動負債
   支払手形及び買掛金                       716,917              730,823
   短期借入金                         1,231,346            1,398,000
   1年内返済予定の長期借入金                   358,940              347,225
   未払法人税等                          105,124              148,330
   その他                           1,291,454            1,579,331
   流動負債合計                        3,703,783            4,203,711
 固定負債
   長期借入金                         2,514,735            2,345,000
   退職給付に係る負債                       642,655              637,323
   資産除去債務                           46,792               61,914
   その他                             492,950              534,647
   固定負債合計                        3,697,134            3,578,884
 負債合計                            7,400,917            7,782,596
純資産の部
 株主資本
   資本金                           1,046,045            1,056,980
   資本剰余金                           516,471              527,406
   利益剰余金                           719,915              931,583
   自己株式                               △73                  △73
   株主資本合計                        2,282,359            2,515,896
 その他の包括利益累計額
   為替換算調整勘定                        504,153              477,161
   退職給付に係る調整累計額                  △101,522              △88,616
   その他の包括利益累計額合計                   402,631              388,544
 新株予約権                              31,580               23,626
 純資産合計                           2,716,570            2,928,067
負債純資産合計                         10,117,488           10,710,664




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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
 (四半期連結損益計算書)
  (第2四半期連結累計期間)
                                                       (単位:千円)
                          前第2四半期連結累計期間          当第2四半期連結累計期間
                           (自 2020年4月1日           (自 2021年4月1日
                            至 2020年9月30日)         至 2021年9月30日)
売上高                                 4,528,174             5,885,708
売上原価                                3,780,707             4,579,455
売上総利益                                 747,466             1,306,253
販売費及び一般管理費                            832,712               906,167
営業利益又は営業損失(△)                        △85,245                400,086
営業外収益
 受取利息                                    313                   467
 受取配当金                                    60                    40
 助成金収入                                91,507                28,595
 その他                                   3,263                 3,944
 営業外収益合計                              95,144                33,046
営業外費用
 支払利息                                28,670                 41,123
 為替差損                                35,736                 25,283
 その他                                    805                 11,430
 営業外費用合計                             65,212                 77,837
経常利益又は経常損失(△)                       △55,313                355,295
特別損失
 固定資産除却損                                 362                   358
 特別損失合計                                  362                   358
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
                                    △55,675                 354,936
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税                         41,557                  98,574
法人税等調整額                             △23,244                   8,802
法人税等合計                               18,313                 107,376
四半期純利益又は四半期純損失(△)                   △73,989                 247,560
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
                                    △73,989                 247,560
に帰属する四半期純損失(△)




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 (四半期連結包括利益計算書)
  (第2四半期連結累計期間)
                                               (単位:千円)
                    前第2四半期連結累計期間        当第2四半期連結累計期間
                     (自 2020年4月1日         (自 2021年4月1日
                      至 2020年9月30日)       至 2021年9月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△)             △73,989              247,560
その他の包括利益
 為替換算調整勘定                      57,188             △26,992
 退職給付に係る調整額                    14,990              12,905
 その他の包括利益合計                    72,179             △14,086
四半期包括利益                        △1,810             233,473
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益               △1,810              233,473
 非支配株主に係る四半期包括利益                   -                    -




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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
                                                       (単位:千円)
                          前第2四半期連結累計期間          当第2四半期連結累計期間
                           (自 2020年4月1日           (自 2021年4月1日
                            至 2020年9月30日)         至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
 税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半
                                    △55,675                354,936
 期純損失(△)
 減価償却費                               233,953               200,946
 貸倒引当金の増減額(△は減少)                     △1,296                △1,628
 退職給付に係る負債の増減額(△は減少)                   8,737                10,189
 退職給付に係る資産の増減額(△は増加)                △13,560               △18,138
 受取利息及び受取配当金                           △373                  △507
 支払利息                                 28,670                41,123
 為替差損益(△は益)                          △4,600                  5,083
 固定資産除却損                                 362                   358
 売上債権の増減額(△は増加)                      172,778              △271,314
 棚卸資産の増減額(△は増加)                     △39,993               △568,932
 仕入債務の増減額(△は減少)                     △205,843               198,450
 その他                                △31,435                283,683
 小計                                   91,722               234,252
 利息及び配当金の受取額                             376                   504
 利息の支払額                             △28,628               △38,375
 法人税等の支払額                           △43,360               △58,449
 営業活動によるキャッシュ・フロー                     20,110               137,931
投資活動によるキャッシュ・フロー
 有形固定資産の取得による支出                     △211,290              △50,350
 無形固定資産の取得による支出                      △9,850                △8,100
 貸付けによる支出                                  -               △3,292
 貸付金の回収による収入                           2,350                   109
 定期預金の純増減額(△は増加)                           -              △57,748
 敷金及び保証金の差入による支出                     △2,014                   △57
 敷金及び保証金の回収による収入                         761                    45
 その他                                       -                   219
 投資活動によるキャッシュ・フロー                   △220,044              △119,175
財務活動によるキャッシュ・フロー
 短期借入金の純増減額(△は減少)                   △442,874                182,020
 長期借入れによる収入                           318,602                 9,409
 長期借入金の返済による支出                      △296,331              △188,229
 株式の発行による収入                                 -                13,916
 リース債務の返済による支出                       △55,530               △48,515
 配当金の支払額                             △67,062               △66,917
 財務活動によるキャッシュ・フロー                   △543,195               △98,315
現金及び現金同等物に係る換算差額                       42,940              △15,824
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                 △700,189               △95,384
現金及び現金同等物の期首残高                      1,999,162             1,648,738
現金及び現金同等物の四半期末残高                    1,298,972             1,553,354




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                                     (株)大泉製作所(6618)2022年3月期第2四半期決算短信


 (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
  (継続企業の前提に関する注記)
    該当事項はありません。


  (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
    該当事項はありません。

  (四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
    該当事項はありません。


  (会計方針の変更)
  (収益認識に関する会計基準等の適用)
    「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
   等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財
   又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
    これにより、一部の自動車製造用設備に係る売上について、従来は、当該製造用設備で生産された製品の販売を
   通じて設備の売却額を回収していたことから、売却額の回収期間に亘って売上を計上しておりましたが、「収益認
   識会計基準」等の適用を受け、当該製造用設備の売却取引と製品の販売取引は別個の履行義務であり、製造用設備
   の売却に係る履行義務が一時点において充足されることから、一時点で売上計上する方法に変更しております。ま
   た、当社は得意先から支給部材を仕入、加工を行った上で加工費等を支給部材価格に上乗せして加工製品を当該得
   意先に対して販売する取引を行っております。従来は、連結損益計算書上、売上高と売上原価を総額表示しており
   ましたが、売上高と売上原価を純額表示するとともに、当該支給部材を棚卸資産として認識せず、有償支給取引に
   係る資産を認識しております。
    なお、「収益認識に関する会計基準の適用指針」第98号に定める代替的な取扱いを適用し、製品の国内販売にお
   いて、出荷時から当該製品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間である場合には、出荷時に収益を
   認識しております。
    収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
   り、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連
   結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
    この結果、当第2四半期連結累計会計期間の売上高は557百万円減少し、売上原価は533百万円減少し、販売費及
   び一般管理費は12百万円減少し、営業利益、経常利益および税金等調整前四半期純利益はそれぞれ11百万円減少し
   ております。また、利益剰余金の当期首残高は31百万円増加しております。
     なお、収益認識基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法によ
   り組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月
   31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第2四半期連結累計会計期間に係る顧客との契約から生じ
   る収益を分解した情報を記載しておりません。

   (時価の算定に関する会計基準等の適用)
   「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)
   等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企
   業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める
   新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与える影響はあり
   ません。
  (会計上の見積りの変更)
    該当事項はありません。

  (セグメント情報)
     前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
      当連結グループは、温度センサ、電子部品等の製造販売及びこれらに付帯する業務の単一セグメントである
     ため、セグメント情報の記載を省略しております。


     当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
      当連結グループは、温度センサ、電子部品等の製造販売及びこれらに付帯する業務の単一セグメントである
     ため、セグメント情報の記載を省略しております。


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