6618 M-大泉製 2020-11-13 15:30:00
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
(株)大泉製作所(6618)2021年3月期第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 7
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 8
(会計上の見積もりの変更)………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 8
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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間は、COVID-19の影響が継続する中、日本、米国、欧州、ASEANにおいては、経済
活動の再開により景気は持ち直しを見せたものの引き続き厳しい経営環境となりました。一方、中国においては公
共投資を中心に固定資産投資が持ち直すなど、景気回復基調が鮮明になりました。
このような状況のもと、当社グループにおきましては、売上高は4,528百万円(前年同期比22.9%減)と減収に
なりました。営業損失は、働き方改革や工場合理化等による生産性向上に努めたものの、操業度の大幅な低下影響
を吸収しきれず85百万円(前年同期:営業利益320百万円)、経常損失は55百万円(前年同期:経常利益277百万
円)、親会社に帰属する四半期純損失は73百万円(前年同期:親会社に帰属する四半期純利益210百万円)となり
ました。
主な用途別売上高は、次のとおりです。
(自動車部品事業)
電動化領域においては、新規受注分の納入が本格化する等により前年同期比で増収となりました。一方、既存
品については、第2四半期に入り、中国市場の回復や国内顧客の生産再開という好材料はあったものの、日本及
び欧米各市場の顧客の生産調整や市況低迷の影響が大きかった第1四半期の減収を吸収し切れませんでした。
この結果、事業全体では前年同期比29.3%減となりました。
(空調・カスタム部品事業)
中国市場の早期回復に加え、日本における猛暑や巣ごもり需要等の影響により、個人消費者向けの販売が増加
し、また、工作機向け販売では顧客の当社シェア拡大や中国市場の回復により増収となったものの、業務用製品
やASEAN各市場の回復は力強さに欠け全体としては厳しい状況で推移しました。
この結果、事業全体では前年同期比19.4%減となりました。
(エレメント部品事業)
既存品については中国市場を中心に厳しい状況が継続しましたが、成長分野である光通信分野向けエレメント
は5G普及のインフラ整備により大幅な増収となりました。
この結果、事業全体では前年同期比25.8%増とプラスに転じました。
(2)財政状態に関する説明
① 資産 9,113百万円(前連結会計年度末比 329百万円減少)
COVID-19影響による減収に伴う売上債権の減少及び設備資金の支払いと借入金の返済を進めたことによる現預金
の減少により、流動資産が前連結会計年度末に比べ848百万円減少しました。一方で海外子会社におけるリース資
産の計上等により固定資産が前連結会計年度に比べて519百万円増加しました。
② 負債 7,003百万円(前連結会計年度末比 260百万円減少)
支払債務の減少及び借入金の返済により、流動負債が前連結会計年度末に比べて758百万円減少しました。一方
で海外子会社のリース債務計上等により固定負債が497百万円増加しました。
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③ 純資産 2,109百万円(前連結会計年度末比 68百万円減少)
親会社に帰属する四半期純損失73百万円、及び配当金の支払い67百万円により減少しました。一方でその他の包
括利益累計額が72百万円増加しております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より
700百万円減少し、1,298百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、20百万円となりました。これは主に、減価償却費233百万円及び売上債権の減
少172百万円等の資金の増加が税金等調整前四半期純損失55百万円、仕入債務の減少205百万円及び法人税等の支払
額43百万円等の資金の減少を上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、220百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出211百万
円等の資金の減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、543百万円となりました。これは主に、長期借入による318百万円の増加はあり
ましたが、短期借入金の減少442百万円、長期借入返済による減少296百万円及び配当金支払による減少67百万円等
の資金の減少が上回ったことによるものであります。
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、最近の業績動向を踏まえて、2020年8月7日の「2021年3月期 第1四半期決算
短信」で公表いたしました通期の連結業績予想を修正しました。
詳細につきましては、本日(2020年11月13日)公表いたしました「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照
ください。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,054,162 1,353,972
受取手形及び売掛金(純額) 2,070,381 1,911,850
商品及び製品 799,130 820,039
仕掛品 803,923 821,452
原材料及び貯蔵品 641,693 650,680
その他 141,600 104,027
流動資産合計 6,510,890 5,662,023
固定資産
有形固定資産
機械装置及び運搬具(純額) 980,839 913,003
その他(純額) 1,647,310 2,214,153
有形固定資産合計 2,628,149 3,127,156
無形固定資産 125,297 130,348
投資その他の資産 178,468 193,562
固定資産合計 2,931,915 3,451,067
資産合計 9,442,806 9,113,091
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 515,959 475,097
短期借入金 1,571,900 1,127,411
1年内返済予定の長期借入金 424,251 356,740
未払法人税等 67,248 54,963
その他 1,270,965 1,077,632
流動負債合計 3,850,324 3,091,844
固定負債
長期借入金 2,600,925 2,692,555
退職給付に係る負債 693,409 687,921
資産除去債務 45,357 45,170
その他 74,147 485,830
固定負債合計 3,413,839 3,911,477
負債合計 7,264,164 7,003,322
純資産の部
株主資本
資本金 1,044,699 1,044,699
資本剰余金 515,125 515,125
利益剰余金 562,449 421,397
自己株式 △73 △73
株主資本合計 2,122,200 1,981,148
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 267,495 324,684
退職給付に係る調整累計額 △243,570 △228,580
その他の包括利益累計額合計 23,924 96,103
新株予約権 32,516 32,516
純資産合計 2,178,641 2,109,769
負債純資産合計 9,442,806 9,113,091
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 5,874,264 4,528,174
売上原価 4,646,032 3,780,707
売上総利益 1,228,231 747,466
販売費及び一般管理費 907,343 832,712
営業利益又は営業損失(△) 320,888 △85,245
営業外収益
受取利息 5,789 313
受取配当金 60 60
助成金収入 - 91,507
為替差益 16,389 -
その他 4,403 3,263
営業外収益合計 26,642 95,144
営業外費用
支払利息 32,790 28,670
手形売却損 34 -
デリバティブ評価損 36,178 -
為替差損 - 35,736
その他 648 805
営業外費用合計 69,652 65,212
経常利益又は経常損失(△) 277,878 △55,313
特別利益
固定資産売却益 811 -
特別利益合計 811 -
特別損失
固定資産除却損 364 362
特別損失合計 364 362
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
278,325 △55,675
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 49,492 41,557
法人税等調整額 18,759 △23,244
法人税等合計 68,251 18,313
四半期純利益又は四半期純損失(△) 210,074 △73,989
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
210,074 △73,989
に帰属する四半期純損失(△)
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(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 210,074 △73,989
その他の包括利益
為替換算調整勘定 △148,132 57,188
退職給付に係る調整額 15,696 14,990
その他の包括利益合計 △132,435 72,179
四半期包括利益 77,638 △1,810
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 77,638 △1,810
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半
278,325 △55,675
期純損失(△)
減価償却費 211,959 233,953
貸倒引当金の増減額(△は減少) △1,053 △1,296
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △44,385 8,737
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △14,055 △13,560
受取利息及び受取配当金 △5,849 △373
支払利息 32,790 28,670
手形売却損 34 -
為替差損益(△は益) △11,742 △4,600
デリバティブ評価損益(△は益) 36,178 -
固定資産除却損 364 362
固定資産売却損益(△は益) △811 -
売上債権の増減額(△は増加) 377,067 172,778
たな卸資産の増減額(△は増加) △244,368 △39,993
仕入債務の増減額(△は減少) 48,829 △205,843
その他 △296,787 △31,435
小計 366,496 91,722
利息及び配当金の受取額 10,473 376
利息の支払額 △32,627 △28,628
手形売却に伴う支払額 △34 -
法人税等の支払額 △53,931 △43,360
営業活動によるキャッシュ・フロー 290,377 20,110
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △255,155 △211,290
有形固定資産の売却による収入 811 -
無形固定資産の取得による支出 △41,976 △9,850
貸付金の回収による収入 1,850 2,350
定期預金の純増減額(△は増加) △332,781 -
敷金及び保証金の差入による支出 △53 △2,014
敷金及び保証金の回収による収入 1,111 761
投資活動によるキャッシュ・フロー △626,194 △220,044
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △112 △442,874
長期借入れによる収入 415,112 318,602
長期借入金の返済による支出 △114,595 △296,331
リース債務の返済による支出 △10,824 △55,530
配当金の支払額 △66,938 △67,062
財務活動によるキャッシュ・フロー 222,642 △543,195
現金及び現金同等物に係る換算差額 △39,639 42,940
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △152,815 △700,189
現金及び現金同等物の期首残高 1,393,474 1,999,162
現金及び現金同等物の四半期末残高 1,240,658 1,298,972
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(株)大泉製作所(6618)2021年3月期第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
該当事項はありません。
(会計上の見積りの変更)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
当連結グループは、温度センサ、電子部品等の製造販売及びこれらに付帯する業務の単一セグメントである
ため、セグメント情報の記載を省略しております。
当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
当連結グループは、温度センサ、電子部品等の製造販売及びこれらに付帯する業務の単一セグメントである
ため、セグメント情報の記載を省略しております。
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