6615 UMCエレ 2020-04-23 15:00:00
当社コンプライアンス委員会による調査開始に関するお知らせ [pdf]
2020 年4月 23 日
各 位
会 社 名 ユー・エム・シー・エレクトロニクス株 式 会 社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 髙 田 昭 人
(コード番号:6615 東証第一部)
問 合 せ 先 取締役副社長 副社長執行役員 管理本部本部長
仙 波 陽 平
(TEL. 048-724-0001)
当社コンプライアンス委員会による調査開始に関するお知らせ
今般、当社宮崎工場において、棚卸資産に関する不適切な会計処理(以下、本件といいます)が行
われていた可能性が判明し、本日開催の臨時取締役会において、事実関係の解明のため、コンプラ
イアンス委員会の下で、外部の有識者を構成員に含めて調査を開始することを決議いたしました。
当社は、本件の事実関係の解明に鋭意取り組んでおりますが、現時点で判明している内容及び今
後の対応等につきまして、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.本件の概要
本年4月8日、宮崎工場の従業員から、実態の伴わない棚卸資産を計上する等、棚卸資産に関す
る不適切な会計処理の申告(内部通報)があり、当社は、それをきっかけとして初期調査を開始し、関
係者ヒアリング、宮崎工場の棚卸資産データの検証、通報内容に関するアンケートを実施いたしまし
た。その結果、2020 年3月期における数千万円規模の特定の棚卸資産が増加する等、不自然な在庫
データが判明しましたが、現時点では正確な発生時期や経緯が特定できておらず、詳細は明らかに
なっておりません。
当社は、客観的かつ網羅的な検証を実施するために、コンプライアンス委員会による宮崎工場及
び商流に関連する佐賀工場の調査を実施する必要があると判断し、調査には、以下の外部専門家を
含めることといたしました。
足立 学 弁護士 東京富士法律事務所
井上 寅喜 公認会計士 株式会社アカウンティング・アドバイザリー
2.調査の概要
コンプライアンス委員会による調査の目的は、宮崎工場の従業員から寄せられた内部通報に係る事
実関係を確認すること及び本件による当社連結財務諸表への影響額を確定することとします。調
査期間については3週間程度と見込んでおりますが、今後の調査によって変動する可能性があ
ります。
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3.今後の見通しについて
調査結果および業績に与える影響につきましては判明次第速やかにご報告いたします。
また、過年度決算の修正有無については、調査結果を踏まえて検討をいたします。
なお、2020 年3月期の決算発表は、5月 15 日を予定しており、現段階で変更しておりません。
株主・投資家の皆様をはじめ、市場関係者及び取引先の皆様に、多大なご迷惑とご心配をお掛け
いたしますことを、心よりお詫び申し上げます。
以上
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