6615 UMCエレ 2021-05-28 15:00:00
(開示事項の経過)「改善計画・状況報告書」について [pdf]

                                                     2021 年5月 28 日
各 位
                      会 社 名       ユー・エム・シー・エレクトロニクス株式会社
                      代表者名        代 表 取 締 役 社 長        大 年 浩 太
                                          (コード:6615 東証第一部)
                      問合せ先        代 表 取 締 役 副 社 長      髙 田 昭 人
                                                (TEL.048-724-0001)


            (開示事項の経過)
                    「改善計画・状況報告書」について


 当社は、2020 年9月 11 日付「改善計画・状況報告書」の「Ⅳ 再発防止策」の「1.不適切な会
計処理に対する責任明確化」
            (40 頁)にてお知らせしましたとおり、不適切な会計処理に関与した役
員に対する法的責任の検討を行ってまいりました。かかる検討状況につきまして、以下のとおりお
知らせいたします。


1.経緯
  当社は、2019 年 10 月 28 日付「外部調査委員会の最終報告書受領に関するお知らせ」のとおり
 当社中国連結子会社を発端とした不適切な会計処理に関して、当社と利害関係を有しない外部調
 査委員会による調査報告書を受領致し、不適切な会計処理に関与した役員に対する法的責任の有
 無を検討してまいりました。
  また、当社は、2020 年 11 月 16 日、不適切な会計処理の責任に関する検討委員会(以下「責任
 検討委員会」といいます。
            )を立ち上げ、役員ら(不適切な会計処理が行われていた当時の取締役、
 監査役および執行役員を含みます。
                )による不適切な会計処理への関与および責任の有無について、
 法的観点から調査および検討を行ってまいりました。


2.意見書の受領および今後の対応について
  本日、責任検討委員会より、役員らによる不適切な会計処理への関与及び責任の有無について、
 検討結果(以下「責任検討委員会の検討結果」といいます。
                           )が示されました。
  これによりますと、まず、現在の経営体制での取締役、経営役員、執行役員および執行職にお
 いて、不適切会計への関与は認められず、法的責任を追及するべき対象者はおりません。
  また、責任検討委員会の検討結果によりますと、複数の元取締役については、善管注意義務違
 反が認められ、同人らに対し、不適切な会計処理により当社に生じた損害の賠償義務の履行を求
 めるべきとのことであります。当社と致しましては、かかる検討結果を踏まえ、これらの元取締
 役らに対し、法的責任の追及を進めてまいります。なお、今後、公表すべき事象が発生した場合
 には、速やかに開示を行います。



3.責任検討委員会の構成
            氏名                    役職名
  委員長       中 村 克 己               社外取締役 監査等委員
  委員        尾 関   純               社外取締役 監査等委員(独立)




                              1
    委員   前 原 修 身           社外取締役 監査等委員(独立)
     ※
    委員   仙 波 陽 平           取締役副社長 副社長執行役員
    委員   安 國 忠 彦           顧問弁護士
※
仙波陽平氏は、2021 年4月1日の取締役辞任と同時に委員を辞任しております。


                                             以上




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