6612 M-バルミューダ 2021-02-12 15:00:00
2020年12月期 決算説明資料 [pdf]

 バルミューダ株式会社
2020年12月期 決算説明会


        2021年2月12日
      東証マザーズ(6612)




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                免責事項

本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社グループが

現在入手している情報及び合理性的であると判断する一定の前提に基づいて

おり、その達成を当社グループとして約束する趣旨のものではありません。

また、実際の業績等は、様々な要因により大きく異なる可能性があります。




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  私たちの理念

 卓越した創意工夫と
 最良の科学技術で
新しい価値を生み出し、
 人々の役に立つ。




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2020年12月期 決算説明資料




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        2020年12月期 決算
           (サマリー)


売上高       125.8億円 (+16.0%)

営業利益       13.1億円 (+22.9%)

営業利益率       10.5%   (+0.6p)



             5
                                        2020年12月期 決算
                                                     (トピック)

                      新製品3機種投入                                                                    北米販売開始




BALMUDA The Speaker    BALMUDA The Toaster   BALMUDA The Cleaner
                         リニューアルモデル




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       2020年12月期 決算
      (新型コロナウイルスの影響)

日本   【プラス要因】
     ・巣ごもり需要によるキッチン関連等の売上が増加。
     ・在宅時間の増加に伴い、当社HPでの滞在時間がUP。ブランド力および知名度向上に寄与。
     【マイナス要因】
     ・海外への渡航制限により、開発スケジュールや新製品発売に遅れ。
     ・サプライチェーンを通じた供給制約に加え、流通においてはコンテナ確保に苦慮し、出荷が難航。



北米
     【プラス要因】
     ・巣ごもり需要につき、北米でもキッチン関連グッズの市場が伸長。
     ・メディアでもキッチングッズやレシピを紹介する記事が増加し、当社の製品を後押し。
     【マイナス要因】
     ・小売の多くは財政面でも労働環境面でも不安定な状況。製品展示予定だった店舗の休業で、タッチ
     ポイントも作れず。
     ・「Better Morning Better Life」キャンペーンの展開時期に遅れ。




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                    2020年12月期 決算
                     (地域別販売シェア)
                                                        北米1.8%
海外
23.8%(▲9.0p)

                                                                       日本
  韓国 13.1%(▲9.7p)
                                                                       76.2%(+9.0p)




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                2020年12月期 決算
            (製品カテゴリー別販売シェア)


  その他 17.5%
  (+9.2p)
                                                                   空調関連
                                                                   27.2%(▲16.0p)




キッチン関連
55.3% (+6.8p)


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     2020年12月期 決算
     (売上高総利益率・販管費率)



売上高総利益率 43.3%                                           (+4.7p)


売上高販管費率 32.9%                                           (+4.1p)




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      2020年12月期 決算
        (主な販管費の増加)

人件費           11.3億円 (+22.5%)

広告宣伝費                4.6億円 (+29.3%)

試験研究費                3.9億円 (+50.7%)



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      2020年12月期 決算
      (主な財政状態の変化)

現金及び預金           44.5億円 (+256.7%)
商品及び製品           12.7億円                                  (+27.0%)
有形固定資産                  4.5億円                            (+43.9%)
純資産              47.6億円 (+174.8%)


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2021年12月期 通期業績予想資料




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  2021年12月期 業績予想の前提
           (サマリー)


売上高     148.5億円 (+18.0%)

営業利益      13.5億円                                        (+2.5%)

営業利益率                       9.1%                        (▲1.4p)



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           2021年12月期 業績予想の前提
                    (地域別販売シェア)

海外                                                              北米3.6%(+1.8p)


29.1%(+5.3p)

                                                                           日本
   韓国18.2%(+5.1p)
                                                                           70.9%(▲5.3p)




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          2021年12月期 業績予想の前提
           (製品カテゴリー別販売シェア)

その他35.0%
(+17.5p)
                                                               空調関連
                                                               17.6%
                                                               (▲9.6p)




キッチン
関連 47.4%
(▲7.9p)


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   2021年12月期 業績予想の前提
    (売上高総利益率・販管費率)


売上高総利益率 42.3%                                           (▲1.0p)


売上高販管費率 33.2%                                           (+0.3p)




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 2021年12月期 業績予想の前提
        (主な販管費)

人件費          12.3億円                                      (+9.0%)

広告宣伝費               6.0億円                               (+31.1%)

試験研究費               6.4億円                               (+64.4%)



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ご参考資料




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                  連結損益計算書
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                  FY2019                     FY2020                             備考

売上高                    10,849                          12,587

  空調関連                   4,691                            3,422       韓国への輸出環境悪化による影響等

  キッチン関連                 5,262                            6,958       外出自粛等の影響による巣ごもり需要等

  その他                       896                           2,205       新製品の発売等

売上原価                     6,658                            7,134

売上総利益                    4,191                            5,453

  (販売費及び一般管理費)           3,119                            4,135

  (人件費)                     923                           1,131

  (広告宣伝費)                   359                              464

  (試験研究費)                   261                              394

営業利益                     1,071                            1,317

経常利益                     1,047                            1,252

親会社株主に帰属する当期純利益             632                              834

1株当たり当期純利益            97.38円                        127.29円




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                     連結貸借対照表
                                                                                  単位:百万円
                  FY2019           FY2020                                    備考
資産合計                  5,070                  9,113
  流動資産
     (現金及び預金)         1,248                  4,452            東京証券取引所マザーズ市場上場による新株発行等
     (売掛金)            1,802                  2,278            期末にかけての売上増加
     (商品及び製品)         1,001                  1,271
  固定資産
    有形固定資産             316                      455           製品に係る金型の取得等
    無形固定資産             106                      125


負債合計                  3,337                  4,353
  流動負債
     (買掛金)            1,057                  1,476            新製品等の仕入増加
     (短期借入金)           150                      300
     (1年内長期借入金)        406                      367
     (製品保証引当金)         216                      330           売上高増加による引当処理
  固定負債
     (長期借入金)           723                      479
純資産合計                 1,732                  4,760
負債純資産合計               5,070                  9,113




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                                               21
              連結キャッシュ・フロー計算書
                                                                                            単位:百万円
                                     FY2019                    FY2020                  備考
営業活動によるキャッシュ・フロー                                  307                    1,582
   税金等調整前当期純利益                                    873                    1,267
   減価償却費                                          212                     252
   製品自主回収関連損失引当金の増減額(△は減少)                    △268                       △43
   売上債権の増減額(△は増加)                             △360                       △475 期末にかけての売上増加
   たな卸資産の増減額(△は増加)                              △47                      △261
   仕入債務の増減額(△は減少)                             △435                        418 新製品等の仕入増加
   法人税等の支払額                                     △19                      △227
投資活動によるキャッシュ・フロー                              △317                       △421
   有形固定資産の取得による支出                             △247                       △361 金型の取得等
   無形固定資産の取得による支出                               △64                      △53
財務活動によるキャッシュ・フロー                                    83                   2,046
   短期借入金の純増減額(△は減少)                           △190                        150
   長期借入れによる収入                                     750                     150
   長期借入金の返済による支出                              △476                       △432
   株式の発行による収入                                        ー                   2,178 東京証券取引所マザーズ市場上場による




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                                             22
                                北米での販売を開始

                                                                   「Better Morning Better Life」キャンペーンとして、US
                                                                   で著名なシェフを起用、彼らの朝の時間の過ごし方につい
                                                                    て取材。さらに当社トースターを使ったレシピを提案。




 ・ローンチからおよそ480記事*1でブランドや製品を紹介され、HUFFPOST, MoMAなど*2のGift Guideに掲載。
  ・メガブロガーや著名人も多数SNSで商品について発信され、また有力販路*3の取り扱いが続々と決まる。
・東京証券取引所マザース市場上場のニュースは北米メディアでも取り上げられ、上場した日はPVおよび売上が激増。

 *1転載含む *2 goop, domino, Esquire, Williams Sonomaなど *3 Williams Sonoma、Nordstrom、Bloomingdales、MoMA Design Store、goopなど


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2020年12月期新製品 BALMUDA The Speaker
2020年6月発売。10月からラジオ局(J-WAVE)でのコーナー提供が始まり音楽好きの間で話題に。
デザインだけでなくその音質もプロから高い評価。12月にはギフト需要で販売数が伸長。



   主なブランド露出

 J-WAVE「GOOD NEIGBERS」にてコーナー提供
 (BALMUDA SONGS TO TIMETRAVEL) (2020年10月∼継続中)
 TBS「バナナサンド」市川猿之助さんが欲しい製品として紹介 (2020年9月)
 TBS「王様のブランチ」今欲しいヒット商品として紹介(2020年5月)
 日本テレビ「シューイチ」(2020年8月)
 テレビ東京「よじごじDays」GetNavi編集長が選ぶ2020年ヒットランキング
 スピーカー部門1位 (2020年12月)
 フジテレビ「Mr.サンデー」ネット行列ができたヒット商品として紹介(2020年7月)
 GetNavi「3万円以上ワイヤレススピーカー部門グランプリ」(2020年12月)



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2020年12月期新製品 BALMUDA The Cleaner
2020年11月発売。人が中心の新しい掃除体験を提供するホバー式クリーナー。従来の吸引力や
軽量化という掃除機の当たり前の評価軸とは異なり「かけやすさ」を重視。その新しい掃除の仕
方にメディアの注目も高まりTVを始め多くのメディアで取り上げられた。

   主なブランド露出

 テレビ東京WBS「バルミューダ、掃除機市場に参入」(2020年10月)
 朝日放送「おはよう朝日です」(2020年11月)
 テレビ朝日「くりぃむしちゅーのハナタカ優越感」(2020年12月)
 TBS「王様のブランチ」(2021年1月)
 フジテレビ「土曜はナニする」(2020年12月)
 テレビ朝日「アメトーーーーク家電芸人」(2020年12月)
 日経新聞「バルミューダ、自在に操作できる掃除機を発表」(2020年10月)




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2020年12月期新製品                                          BALMUDA The Toasterリニューアルモデル

2020年9月発売。2015年発売から初のリニューアルを実施。国内外累計100万台を突破するブラ
ンドの代表製品。リニューアル後も女性誌を中心に評判が続いた。ステイホーム期間に自宅で調理
を楽しむ人が増えその売上は伸長を続け、2020年12月は単月売上が過去最高に。


   主なブランド露出

 TBS「モニタリング」視聴者が欲しい家電 (2020年12月)
 テレビ朝日「家事ヤロウ」美味しくトーストが焼けると紹介 (2021年1月)
 with「OL家電大賞」大賞受賞 (2020年10月∼継続中)
 STORY「ベストオブ家電」大賞受賞 (2020年12月)
 GLOW「買ってよかった!ごほうび家電」(2020年12月)
 VERY「VERY的買ってよかった大賞」(2021年1月)




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                   バルミューダオンラインストア及び
         ブランドストア*1のみで販売する限定カラーを発売




        BALMUDA The Range       BALMUDA The Light                            BALMUDA The Lantern
        限定色「ダークグレー」               限定色「 ベージュ」                                   限定色「グレー」


・オーブンレンジ「BALMUDA The Range」は本体にダークグレー、ハンドル等にカッパー色を施した限定色ダークグレーを発売。
       ・太陽光LEDデスクライト「BALMUDA The Light」は、落ち着いた色合いの限定色ベージュを発売。
・ポータブルLEDランタン「BALMUDA The Lantern」は、アウトドアだけでなくインテリアでも使いやすい新色グレーを発売。
                            *1 東京・松屋銀座、大阪・阪急うめだ
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売上高推移と沿革トピックス




      ・2003年に創業者寺尾玄が一人で創業。
 ・2010年、最初の家電であるDC扇風機GreenFanを発売。
・2015年、トースターでキッチン家電参入、売上高を大きく伸長。



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            製品カテゴリー別売上高


                                                                     Kitchen 55.3%




                                                                       Air 27.2%




                                                                     Other 17.5%



・現在まで会社売上を牽引してきた空調関連は、季節物家電にも関わらず現状も売上の約半分を構成している。
・キッチン関連はトースターの参入から急激に構成比を拡大。今後もラインナップを拡大して売上を確保していく。
    ・その他のカテゴリーは照明、スピーカー等の売上。今後クリーナーなどで拡張をしていく。



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        近年の業績




・2015年からキッチン家電ジャンルで売上を大きく伸ばす。
・2018年、トースターで20万台規模のリコールを実施。




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               成長戦略:売上高の計画
                                                                                                  売上
                                                                  新製品を順次投入


                                                                                                       新ジャンル
              商品投入=売上伸長

                                                                                                       新ジャンル

                                                                                    NEW

                                                                            NEW                 NEW    Cleaner
                                                                                          NEW
                                                                              NEW


                                                                                                       Kitchen
                                                                            NEW       NEW       NEW


                                                                                                       Air

FY2010             FY2015                                    FY2021


          ・新商品市場投入=売上高伸長というシンプルなロジックのもと、順次新製品を開発していく。

             ・売上高伸長と商品ラインナップ拡大に向け、研究開発費や人材への投資を強化。
     ・原価コントロール、自社コミュニケーション力を活かした広告宣伝費のコントロールにより営業利益率10%以上を確保

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                成長戦略:重要指数

            売上高目標進                                                          営業利益率目標進
(連結)
 百万円
                          12,587
       11,191
                10,849

                                                                                        目標10%以上

                                                                                         10.5%




       FY 2018 FY 2019 FY 2020                       FY 2018                  FY 2019    FY 2020



                         ・当面の最重要指数は売上高。
         ・営業利益率は10%以上を目標としつつ、投資を拡大する。




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      成長戦略:客単価と客数の当社解釈

                                                                        テクノロジー
                                                                          +
                                                                    =
                 客単価                                                     アート
                                                                          +
                                                                        ブランド
売上高 =                                                                    エリア

                  客数                                                =   ターゲット人数

                                                                        商品ジャンル



・売上高とは、客単価と客数で構成され、それぞれは上の図の要素で構成されていると、私たちは解釈している。
 ・つまり、客単価とは、どの水準の技術を、どれほどの芸術性を付与し、誰が売っているのかで決定される。
          ・また、客数は、どこで、誰に、何を売っているのかで決定される。
    ・そして今後、私たちが成長のために特に注力していくのは、「商品ジャンル」の要素である。

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             成長戦略:客単価向上計画


                                                                                   採用による新規技術の
                                                                          テクノロジー   取り込み

                                                                            +

      客単価  =                                                               アート     クリエイティブチーム
                                                                                   の拡充

                                                                            +
                                                                                   ブランディング広告
                                                                          ブランド     宣伝への投資増額




・テクノロジー:バルミューダのコアツールの一つ。小型生活家電以外の商品ジャンルへ参入するため、人員拡充、組織の強化を行なっていく。
   ・アート:当社の強みであるアート性を保持するため、ここ数年はクリエイティブチームの拡充と社内ブランディングを強化する。
    ・ブランド:当社は「高級」「アート性が高い」「革新的」とのブランド認知を持っており、これをさらに高めるために、
                    直営店の設置、マスメディアでの広告宣伝などを行う。
         しかし、私たちは、ブランド戦略上最も重要なのは、広告宣伝ではなく、商品であると認識しており、
         素晴らしい商品の市場投入こそがブランド価値を向上させるもっとも効率の良い方法だと考えている。

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           成長戦略:客数向上計画

                                                                     日本、韓国、米国に活力。
                                                              エリア    特に未開発のアメリカでの
                                                                     ブランド構築を行う。




客数               =                            ターゲット人数                引き続き「ハイブロー層」
                                                                     にアプローチする。



                                                                     2025年までに複数ジャンルへ
                                                  商品ジャンル             の参入を目指す。




      ・エリア:日本をはじめ、すでに認知度の高い韓国、2020年にキッチン家電で進出した
            北米の3カ国を重要地域とし、経営資源の集中を行っていく。
・ターゲット人数:各地域での「ハイブロー層」を確保するための商品づくり、コミュニケーションを行っていく。
      ・商品ジャンル:前段の客単価、ブランド価値にも関与し、今の我々の成長戦略上、
            もっとも重要なのは「商品ジャンル」であると考えている。
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                独自性1:自由なアイディア




                                                                                      今後の商品
      DC扇風機




              タワー型空気清浄機                                                   ホバー式掃除機
                                高級トースター
                                                                          (2020年発売)


・当社はその商品づくりにおいて、既成概念にとらわれない自由な発想から始めることを特徴としており、その根源には創業者をはじ
    めとするクリエイティブチームの創造への強い意欲がある。また、世界トップレベルのデザイン力を保持している。
    ・常識を覆すアイディアを、ただの「奇抜」ではなく「社会的な価値」と接続させることが私たちの特徴である。
いくつかの商品は、これまでなかった商品にも関わらず人々に支持されたので、発売後、市場でサブカテゴリーを作るに至っている。

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         独自性2:高いコミュニケーション能力




 ・商品は使っていただくために存在していることから、購買行動を創出するための広告宣伝とその表現手法も自社で開発している。
・広告代理店などは使わず、コミュニケーション施策は、すべて社内で立案、一部外注も利用しながら、基本的には社内で制作している。
  ・特に商品そのものではなく、ライフスタイルと接続させた表現手法を確立。大手広告代理店からも注目・引用されており、
               メーカーの枠を超えた高いコミュニケーション能力を保持している。

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                                              37
        独自性3:実現するための組織とワークフロー
                                                                                                                    コンセプトメイキング
                                                                                                原理試作品
                                                                                                                    プロトタイピング


                                                                                               寺尾
                                                                                                        デザイナー

                                                                                                                 マーケター      商品設計・量産設計
                            家電量販店    バイヤー
               コンセプトメイキング                                                                                                エンジニア
                                                                                              ディレクション
                プロトタイピング
                                要望
                                                                                                        品質保証
                                                                                                                 訴求方法の設計
                                                                                                                開発ストーリー作成
                                            企画書                                               生産技術
                                                                                                                            管理部門
                      競合対策
一般的な家電メーカー                                                                                           プア品質の排除        セールス                バルミューダ
                                                                                                                           資金繰り・訴訟リスク

                   春と年末の商品入れ替えに間に合わせるため、                                                      製造委託先の指導
                                                                                              新規委託先の開拓            ビジネスリスクの検討
                      比較的短期間で企画から量産まで行う
                                                                                                     様々なリスク検証を経て量産へ
                                      量産




             ・紙の企画書からではなく、原理試作品からキックオフ。体験価値に軸足を置いたコンセプトメイキング。
               ・様々なリスクアセスメントを経て、奇抜なアイデアを、安全かつ市場に受け入れらる製品へ。




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        独自性4:バランスの良い販路構成
                                                                        オンライン
            ロシア                                                         (自社+Amazon)



                                                                        EC
            ドイツ


             中国                                                         TV 通販


             台湾


             韓国

                                                                        カタログ通販

        海外 33%
                                                                        家電量販店



            その他                                                           国内 67%

                                                                      2019年12月期

     ・先進的かつ高級な家電にもかかわらず、国内外を含め幅広い販路で当社製品が受け入れられている。
・国内販売は外出自粛等の巣ごもり需要や新製品の発売によりレンジ、トースター、ランタン、空気清浄機等が堅調に推移。
・海外販売は2019年半ばより悪化していた韓国への輸出環境の影響により前年に比べて減少したものの、現在は改善傾向。


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                                          39
            生活家電の市場規模



      国内市場規模                                    約 7,000 億円*1

      世界取引額                                     約 45 兆円*2




*1経済産業省の工業統計(品目別)およびSPEEDAレポート「家事・台所用家電製品 業界の動向―日本市場―」 *2 Euromonitor

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                 当社のポジション

                        円                                     平均価格 *                  バルミューダ
                   50,000

                   40,000

                   30,000

                   20,000

                   10,000
 日本での
                            0
                                   トースター                   電気ケトル オーブンレンジ           扇風機    加湿器    デスクライト
ブランド認知度
  46% *           Market
                  Share *                5.3%                    3.4%       1.2%   1.3%   2.4%    0.9%


  ・高機能、高いデザイン性を特徴とする高級家電ブランド市場を確立、日本での認知度は46%。
               ・各商品の価格は市場商品平均の2倍から10倍。
    ・BALMUDA The Toasterの場合、価格は市場平均に対して4倍強、数量シェアは約5%。
                   *当社調べ(平均価格、マーケットシェアは2019年実績ベース)



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                 当社の顧客層


        ハイブロー層


                                                                    富裕層




                                                                      所得:高



       ・「ハイブロー層」と呼んでいる独自の顧客層を想定して事業展開している。
・ハイブロー層とは、一般的に知識層を指し、先進国では人数が多く、その所得セグメントは中間層から富裕層
             にまたがると考えられ、富裕層よりも総数は多い。



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                                年収別の当社認知度

認知度                                             男性                                                                        女性
16%
14%
12%
10%
 8%
 6%
 4%
 2%
 0%
        0




                  0




                            0




                                      0




                                                0




                                                             0




                                                                             0




                                                                                           0




                                                                                                          0



                                                                                                                    00




                                                                                                                                   0




                                                                                                                                                 0




                                                                                                                                                               0




                                                                                                                                                                             0


                                                                                                                                                                                  00
                                                                                                                                                                                       年収レンジ
       10




                 20




                           30




                                     40




                                               50




                                                          60




                                                                         70




                                                                                        80




                                                                                                         90




                                                                                                                               50




                                                                                                                                             00




                                                                                                                                                           50




                                                                                                                                                                         00
                                                                                                                   10




                                                                                                                                                                                 30
             0<




                       0<




                                           0<




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                                                                                                                                                          <2




                                                                                                                                                                        <3
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                                                                                                               0<
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                      20




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                                                                    60




                                                                                   70




                                                                                                    80




                                                                                                                          00




                                                                                                                                        00




                                                                                                                                                      00




                                                                                                                                                                    00
                                30




                                                                                                                                                                                        (万円)




                                                                                                              90



                                                                                                                         10




                                                                                                                                       15




                                                                                                                                                     20




                                                                                                                                                                   25
 ・世帯年収は、400万∼600万円未満および1,000∼1,500万円未満が上位であり、平均は728万円。
                  ・性別では『男性』、年代別では高年層で世帯年収が高くなる傾向。
      ・『バルミューダ 興味あり』は『興味なし』に比べて、世帯年収が高めの傾向となっている。
      *当社調べ(対象エリア:全国/調査対象者:25∼64歳の男女,スクリーニング調査で提示した指定家電製品の購入経験者,バルミューダ認知者/本調査有効回答
      数:1,000サンプル/調査方法:インターネット調査/調査期間:2020年6月5日(金) ∼ 6月8日(月)/調査実施機関:楽天インサイト株式会社


                                                    Copyright © BALMUDA Inc. All rights reserved.
                                                                        43
            私たちの事業




空調家電           キッチン家電                                          その他家電


       ・高級生活家電の企画、商品化、販売が事業の範囲である。
・商品の企画、デザイン、設計、品質保証を行い、製造はアジア地域のEMSを利用している。
  ・強い自社ブランドを持ち、広告宣伝、販売、カスタマーサポートまで行っている。



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                          ビジネスモデル
                                  当社グループ


                  発注


     製造委託先        仕入
                               製品デザイン・設計・開発・販売
    (国内/海外)
                                                        販売

                                          連結子会社
                                       BALMUDA                                   自社オンラインショップ
                                      Europe GmbH
                          販売




               卸売先
                家電量販店
              インテリアショップ
                 百貨店                                                              顧客
                EC事業者                                                           (エンドユーザー)
               海外代理店 等




               ・製造部分のみを外部に委託し、企画、設計や品質検査などは全て内製化。
                ・当社の製品コンセプトを限りなく忠実に再現できるビジネスモデル。
・販売チャネルは、自社オンラインショップの他、家電量販店、インテリアショップ。できるだけ多くの消費者に体験して頂ける体制を構築。
            ・プロモーションに係る、写真、動画などのWebコンテンツ等についても自社で制作し、
               BALMUDAとしての世界観を最大限発揮できるようブランド構築を行う。


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                          会社概要

会社名:バルミューダ株式会社 (BALMUDA Inc.)                                役員構成:代表取締役社長 寺尾 玄
所在地:東京都武蔵野市境南町5-1-21                                              取締役 佐藤 弘次
設立年月日:2003年3月20日                                                  取締役 佐藤 雅史
事業内容:家電製品の企画製造販売                                                  取締役 南 修二
資本金:1,149百万円                                                      取締役(非常勤) 勝部 健太郎
役職員数:109名                                                         取締役(非常勤) 田中 仁
(役員及び従業員、臨時社員含む、2020年10月31日時点)                                    監査役 中嶋 清昭
決算期:12月                                                           監査役(非常勤) 森 満彦
監査法人:太陽有限責任監査法人                                                   監査役(非常勤) 永井 公成
                                                                  2020年12月31日時点




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                         免責事項

・本書には、当社に関連する見通し、将来に関する計画、経営目標等が記載されています。これらの将来の見通しに関する記

述は、将来の事象や動向に関する現時点での仮定に基づくものであり、当該仮定が必ずしも正確であるという保証はありませ

ん。様々な要因により、実際の業績が本書の記載と著しく異なる可能性があります。

・別段の記載がない限り、本書に記載されている財務データは日本において一般に認められている会計原則に従って表示され

ています。

・当社は、将来の事象等の発生にかかわらず、既に行っております今後の見通しに関する発表等につき、開示規則により求め

られる場合を除き、必ずしも修正するとは限りません。

・当社以外の会社に関する情報は、一般に公知の情報に依存しています。

・本書は、いかなる有価証券の取得の申し込みの勧誘、売付けの申込み又は買付けの申込みの勧誘(以下「勧誘行為」という)

を構成するものでも、勧誘行為を行うためのものでもなく、いかなる契約、義務の根拠となり得るものでもありません。




                       問い合わせ先
            バルミューダ株式会社 管理部 IR担当 ir@balmuda.com



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