6596 P-筑波精工 2019-02-19 13:00:00
通期の業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                   平成31年2月19日
各 位
                                       会社名    筑波精工株式会社
                                       代表者名   代表取締役社長 傅 寶莱
                                          (コード番号:6596、TOKYO PRO Market)
                                       問合せ先   管理部長 松坂 一生
                                              TEL 0285-55-0081
                                                 URL   https://www.tsukubaseiko.co.jp/




                    通期の業績予想の修正に関するお知らせ

  当社は、最近の業績の動向等を踏まえ、2018年11月28日に公表しました2019年3月期(2018年4月1日~
2019年3月31日)の通期業績予想につきまして以下のとおり修正いたしましたのでお知らせいたします。

                                 記

1.2019年3月期通期業績予想数値の修正(2018年4月1日~2019年3月31日)
                                                            (百万円未満切捨て)
                                                                 1株当たり
                                         経常利益          当期純利益
                     売上高      営業利益                               当期純利益
                                         (損失△)          (損失△)
                                                                  (損失△)
                      百万円      百万円          百万円            百万円       円銭
  前回発表予想(A)
                       640      174          114              96     29.91
  今回修正予想(B)            350       16          △42            △42     △12.9
  増 減 額 ( B - A )     △290     △158         △156           △138
  増 減 率 ( % )         △45.3    △90.8          ―               ―
  (ご参考)前期実績
                        217      △9          △10                     1               0.11
  (2018年3月期)

2.修正の理由

【売上高】
 2018年11月28日に公表いたしました2019年3月期の通期業績予想において、製品別売上高についてはス
テージが296百万円、サポーターが305百万円、その他が38百万円、あわせて640百万円を想定しておりまし
た。製品別の売上高の詳細については以下の通りとなります。

(ステージ)
  ステージの販売は、大手スマートフォンメーカーによる発注調整により、2019年3月期の売上計上が困難
な見通しとなり、当初予想を33百万円下回る263百万円の売上の見通しとなりました。

(サポーター)
 サポーターの販売は、上半期における試作品納入先企業の活発な引合い状況を鑑み、2018年11月28日
リリース「事業計画の概要について」でお知らせしたとおり、「ステージ」から「サポーター」への牽引事業の
入れ替えを想定し、「サポーター」の売上が下半期に拡大する前提で社内体制の強化を進めてまいりまし
た。そのような状況下、米中の貿易摩擦の影響などによる新規設備投資の手控えがみられ、大手スマート




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フォンメーカーによる発注調整の影響で65百万円、海外の複数の半導体ファンドリにおけるマザーラインの
立ち上がり遅延で201百万円の売上高予想減少となり、下半期に予定しておりました大型案件の受注時期
が来期に変更される見込みとなったことから、当初予想を266百万円下回る39百万円の売上の見通しとなり
ました。

 なお、海外の複数の半導体ファンドリにおけるラインの立ち上がり遅延と受注の期ずれが発生した理由
は、海外の複数のファンドリが同一メーカーの半導体製造装置(当社のサポーターを使用したライン構築が
可能な製品)によるマザーラインの稼働を準備しておりましたところ、装置のバグが発見されたことによりラ
インの立ち上がり遅延が生じたことによります。また、当該半導体製造装置メーカーによれば、バグの修正
が可及的速やかに実行されていることから、当社サポーターの売上予定は来期を想定しております。

(その他)
 その他の販売は、小口の各種アプリケーション製品の販売を中心に展開する方針としておりましたが、国
内顧客需要の掘り起こしを丹念に実行したことで、当初予想の38百万円を8百万円上回る、46百万円の売
上の見通しとなりました。

【営業利益】
 2018年11月28日に公表いたしました2019年3月期の通期業績予想において、営業利益については174百
万円を想定しておりましたが、上記要因により売上高が当初予想より大幅に減少し、16百万円の見通しとな
りました。

【経常利益及び純利益】
 2018年11月28日に公表いたしました2019年3月期の通期業績予想において、経常利益及び純利益につ
いてはそれぞれ114百万円と96百万円を想定しておりましたが、上記要因により特に下半期の売上高が当
初より減少する見通しとなったことで、経常損失及び当期純損失が発生する見通しとなりました。なお、当
社は2018年11月28日にTOKYO PRO Marketへ株式上場しており、当該上場に係る諸経費が60百万円発生
しています。



 (注)本業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報から得られた経営者の判断に基づき作成し
 ております。本業績予想のみに依拠して投資判断を下すことは控えられるようお願いいたします。また、実際の業
 績は様々な要因により本業績予想とは異なる結果となり得ることをご承知おきください。



                                                    以上




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