6596 P-筑波精工 2020-05-11 13:30:00
減損損失の計上及び通期の業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                      2020年5月11日
各 位
                                       会社名    筑波精工株式会社
                                       代表者名   代表取締役社長 傅 寶莱
                                          (コード番号:6596、TOKYO PRO Market)
                                       問合せ先   取締役管理部長 松坂 一生
                                              TEL 0285-55-0081
                                                 URL   https://www.tsukubaseiko.co.jp/


          減損損失の計上及び通期の業績予想の修正に関するお知らせ

  当社は、2020年3月期において下記の通り減損損失を計上するとともに、最近の業績の動向等を踏まえ、
2020年2月20日に公表しました2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)の通期業績予想につきまし
て以下のとおり修正いたしましたのでお知らせいたします。

                               記

1.減損損失計上の内容並びに発生経緯
 静電界を用いた吸着システム事業の有形固定資産及び無形固定資産(以下「対象資産」という)について
減損の兆候が認められたため、帳簿価額と将来キャッシュフローによる回収可能額を慎重に比較検討した
結果、当該対象資産について、減損損失を計上する見込みとなりました。当減損損失の全ては静電界を用
いた吸着システム事業から生じたものですが、現在同事業ではコロナウィルスの影響収束後のサポーター
販売のいち早い立ち上がりを視野に、海外での顧客利便性向上の為の台湾ショールーム開設準備や、営
業プレゼンスの台湾・中国シフト等を推進する等の立て直しを進めており、当該減損処理を行うことによっ
て、将来の費用負担を軽減するとともに収益基盤を確固たるものとし、事業の早期回復を推進してまいりま
す。
 なお、対象資産の主なものは機械及び装置、工具、器具及び備品、リース資産、ソフトウエア並びに製造
販売権であり、これによる減損損失計上額は183百万円であります。

2.業績予想の修正
(1) 2020年3月期通期業績予想数値の修正(2019年4月1日~2020年3月31日)
                                                             (百万円未満切捨て)
                                                                  1株当たり
                            営業利益         経常利益          当期純利益
                    売上高                                          当期純利益
                            (損失△)        (損失△)          (損失△)
                                                                  (損失△)
                    百万円      百万円              百万円           百万円      円銭
  前回発表予想(A)
                     163      △192            △193          △200    △53.93
  今回修正予想(B)          168      △188            △189          △380   △102.11
  増 減 額 ( B - A )       5        4               4          △180
  増 減 率 ( % )        3.0%    ―            ―               ―
  (ご参考)前期実績
                      340          1          △56               △62              △19.27
  (2019年3月期)

(2) 修正の理由
  通期業績予想に関しましては、売上高は前回発表数値より5百万円改善の168百万円とし、営業利益、
経常利益は各々前回修正後の販管費圧縮等により4百万円改善の△188百万円及び△189百万円となり、
当期純利益は上記1の特別損失を計上したことにより、当期純損失380百万円としました。
(注)業績の予想に関する注意事項
上記の予想数値は現時点で得られた情報に基づいて判断したものであり、実際の業績はさまざまな要因に
より当該予想と異なる可能性があります。


                                            以 上