6596 P-筑波精工 2020-02-20 15:30:00
通期の業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                         2020年2月20日
各 位
                                         会社名    筑波精工株式会社
                                         代表者名   代表取締役社長 傅 寶莱
                                            (コード番号:6596、TOKYO PRO Market)
                                         問合せ先   取締役管理部長 松坂 一生
                                                TEL 0285-55-0081
                                                   URL   https://www.tsukubaseiko.co.jp/


                    通期の業績予想の修正に関するお知らせ

  当社は、最近の業績の動向等を踏まえ、2019年11月15日に公表しました2020年3月期(2019年4月1日~
2020年3月31日)の通期業績予想につきまして以下のとおり修正いたしましたのでお知らせいたします。

                                 記

1.2020年3月期通期業績予想数値の修正(2019年4月1日~2020年3月31日)
                                                               (百万円未満切捨て)
                                                                    1株当たり
                              営業利益         経常利益          当期純利益
                     売上高                                           当期純利益
                              (損失△)        (損失△)          (損失△)
                                                                    (損失△)
                     百万円       百万円              百万円           百万円      円銭
  前回発表予想(A)
                       226      △187            △187          △194    △52.31
  今回修正予想(B)            163      △192            △193          △200    △53.93
  増 減 額 ( B - A )     △63        △5              △6             △6
  増 減 率 ( % )        △27.9%    ―            ―               ―
  (ご参考)前期実績
                       340           1          △56               △62              △19.27
  (2019年3月期)

2.修正の理由
 当社を取り巻く下半期の事業環境は、特に中国武漢市を中心に発生した新型コロナウイルスの感染拡大による
影響が日々刻々と広がりを見せ、当初の想定を超えて悪化しております。当社の取引先の大手ファンドリにおいて
も、中国政府並びに地方行政の指導の下、従業員の安全を最優先にする様々な対策が施され、従業員の工場立
ち入り禁止により生産計画の延期を余儀な くされております。
 当社と致しましても、当社従業員の感染防止と国内への感染拡大阻止を最優先する取り組みを行い、営業担当
者による中国渡航禁止及び顧客による当社製品の評価試験への立会禁止措置などを余儀なくされております。
 当社は、従業員の安全確保に加え、現地ファンドリの半導体製造工場での操業再開の相当程度の遅延を想定
し、下半期の販売計画の見直しを行いました。その結果、2月及び3月に売上予定の中国案件及び台湾案件の一
部について売上時期 を来期以降へ延伸する必要があると判断し、今期業績予想を修正いたします。

【売上高】
 下半期に中国国内で予定していた売上の中で、2月及び3月の計画の殆どを来期以降に延伸することと
いたします。この結果、修正売上高予想は、当初予想226百万円に対して63百万円減少の163百万円(当初
通期予想に対して72.1%)といたします。
 なお、今般の業績修正は、中国における新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けたことを主な要因と
していることから、以下製品別の新型コロナウイルスによる影響減に関して説明いたします。

 (1)ステージ
 予想売上高は、2020年1月以降、新型コロナウイルスの影響を若干受け、当初予想85百万円に対して7百
万円減少の78百万円(当初通期予想に対して92.4%)に修正いたします。

 (2)サポーター
 昨年11月15日の『通期の業績予想の修正に関するお知らせ』での報告のとおり、顧客の薄型化の需要に
応える為の様々な対応を迫られ、売上の計上時期が後ろ倒しとなったことから、通期予想99百万円の大半と
なる67百万円の売上を2月から3月に想定して社内の準備を進めてまいりました。2020年1月までの「サポー
ター」の売上は約35百万円であり、その内の一部については、速やかに中国ファンドリによる評価に入りまし
たが、新型コロナウイルスの影響が急速に広がったことから、中国ファンドリによる評価作業がほぼ停止状
態であるとの報告を受けております。
 そのため、2月から3月に想定していた67百万円の売上に関しては、新型コロナウイルスの影響により来
期以降に延伸となりました。以上のことから、「サポーター」の予想売上高は当初予想99百万円に対して60百
万円減少の39百万円(当初通期予想に対して39.4%)に修正いたします。
 なお、上記環境下にあるものの、本評価完了後には当社初の大口量産案件として、来期中に同ファンドリ
によるマザーラインへの「サポーター」量産投入に係る受注を想定しております。

 (3)その他
 予想売上高は、新型コロナウイルスの影響は受けず、従来通りに国内外の需要の掘り起こしに努めたこと
で、当初予想41百万円に対して4百万円増加の45百万円(当初通期予想に対して108.2%)といたします。

【営業利益】
 修正営業利益予想は、前回予想△187百万円に対して、売上高減少により5百万円減少の△192百万円と
いたします。

【経常利益】
 修正経常利益予想は、前回予想△187百万円に対して、売上高減少により6百万円減少の△193百万円と
いたします。

【当期純利益】
 修正当期純利益予想は、前回予想△194百万円に対して、売上高減少により6百万円減少の△200百万円
といたします。


                                                        以 上



  (注)本業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報から得られた経営者の判断に基づき作成し
  ております。本業績予想のみに依拠して投資判断を下すことは控えられるようお願いいたします。また、実際の業
  績は様々な要因により本業績予想とは異なる結果となり得ることをご承知おきください。