6596 P-筑波精工 2020-10-16 15:30:00
業績予想に関するお知らせ [pdf]

                                                                       2020年10月16日
各 位


                                         会社名    筑波精工株式会社
                                         代表者名   代表取締役社長 傅 寶莱
                                            (コード番号:6596、TOKYO PRO Market)
                                         問合せ先   取締役管理部長 松坂 一生
                                                TEL 0285-55-0081
                                                   URL   https://www.tsukubaseiko.co.jp/


                          業績予想に関するお知らせ


 当社は、2020年5月15日に公表した「2020年3月期決算短信〔日本基準〕(非連結)」において未定としてお
りました2021年3月期の業績予想につきまして、下記のとおりといたしましたので、お知らせいたします。

                                   記

1.2021年3月期通期業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
                                                             (百万円未満切捨て)
                                                                  1株当たり
                       売上高      営業利益       経常利益          当期純利益
                                                                  当期純利益
                                (損失△)      (損失△)         (損失△)
                                                                   (損失△)
                        百万円      百万円          百万円           百万円        円銭
 前回発 表予想 ( A )
                        ―        ―           ―             ―         ―
 今 回 発 表 予 想 ( B )        251      △91         △89            △90    △24.29
 増 減 額 ( B ― A )        ―        ―           ―             ―
 増 減 率 ( % )            ―        ―           ―             ―
 (ご参考)前期実績
                          168     △188         △189               △380            △102.11
 ( 2 0 2 0 年 3 月 期 )

2.業績予想の理由
 2021年3月期の業績予想につきましては、前期決算短信を発表した2020年5月15日時点で新型コロナウイ
ルス感染拡大の影響を合理的に算定することが困難であることから未定としておりました。
 今般、現時点で入手可能な市場動向等の情報や直近の業績動向を踏まえ、当社の主要顧客の拠点が集
積する日本を含むアジア地域において新型コロナウイルス感染症の感染者数が徐々に減少することで、当
社と顧客の取引に対する悪影響が薄れる方向に進みながらも、当期中は一定以上の影響が存続することを
前提として、当社事業の業績予想を策定いたしました。
 また、上記の不透明な環境の継続を前提として、採用の一部見直しや諸費用見直しによる販管費圧縮と、
新型コロナウイルス関連の公的補助金等への積極的申請による営業外収入獲得により、通期業績における
赤字幅を抑えるべく全社一丸となって対応する方針であります。

 なお、社内各部が受ける新型コロナウイルの影響度につきましては、営業・受注活動においては、継続的
に新型コロナウイルス感染症の影響を広く・深く受けております。特に大口受注先としている海外市場では、
査証免除中止とPCR検査を渡航の条件とする制限に加え、入国後2週間程度の移動制限などが科され、通
常の営業活動サイクルでは対応が困難な状況が継続していることから、今後海外市場での営業活動の遅延




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が生じることを見込んでおります。同様に、製品の出荷・検収サイクルにおいても、或る程度の遅延が生じる
ことを想定しています。一方、購買・生産活動においては、今期第一四半期より現状まで従来の購買・生産サ
イクルと大きな差異は生じていないことから、国内外共に一旦受注が確定した場合はそれ以降の生産遅延
等は想定しておりません。

 また、当社の顧客側の事情について定量的な確認をすることは困難でありますが、当社顧客の多くが米中
貿易摩擦の主戦場化が進む半導体市場に属する中国の大口プレイヤーであることから、米国による規制強
化と、対する中国国内半導体市場の国策による浮揚政策が、顧客に大きく影響を与える可能性は高いもの
と推定されます。そのことが今後の顧客による設備投資の判断にどのように影響を与えるのかは明確ではあ
りませんが、開示すべき重要な事項が発生した場合には、速やかに業績への影響を開示いたします。

                                                       以上




(注)上記の業績予想につきましては、現時点において合理的であると判断するデータに基づいて作成しておりますが、様々な
不確定要素が内在しているため、実際の業績は予想数値と異なる可能性があります。




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