6594 日本電産 2019-10-31 15:30:00
オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社の株式取得等の完了と新子会社概要 [pdf]
2019年10月31日
各 位
会社名 日本電産株式会社
代表者名 代表取締役社長執行役員 吉本 浩之
取引所 東証一部（6594）
問合せ先 広報宣伝部長 生島 志朗
TEL (075)935-6150
オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社の
株式取得等の完了と新子会社概要
日本電産株式会社（以下、「当社」）は、2019 年 4 月 16 日付「オムロンオートモーティブエレクトロ
ニクス株式会社の株式取得等に関する譲渡契約締結のお知らせ」にて報知いたしましたとおり、同
日付で、オムロン株式会社（以下、「オムロン」）との間で、自動車向け車載電装部品の製造・販売を
手掛けるオムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社（以下、「オムロンオートモーティブエレク
トロニクス」）の株式の取得（以下、「本株式取得」）等の取引に係る譲渡契約を締結していましたが、
本日、本株式取得を完了致しました。
また、当社は、本株式取得と同時に、オムロンの子会社である OMRON AUTOMOTIVE
ELECTRONICS de Mexico, S. de R.L. de C.V. 及 び OMRON COMPONENTES
AUTOMOTIVOS LTDA.（以下、あわせて「取得対象海外子会社」）の株式等も同時に取得致しま
した。なお、オムロンオートモーティブエレクトロニクス及びその子会社、並びに取得対象海外子会社
の概要は下記のとおりです。
なお、2019 年 10 月 29 日付「（開示事項の経過）オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会
社 の 株 式 取 得 等 に 関 す る お 知 ら せ 」 に て 報 知 い た し ま し た と お り 、 PT. OMRON
MANUFACTURING OF INDONESIA 及び OMRON VIETNAM CO., LTD.の車載電装部品
事業（以下、あわせて「取得対象海外事業」といい、本株式取得及び取得対象海外子会社の株式等
の取得並びに取得対象海外事業の譲受けを総称して、「本取引」）については、事業に係る利益及
びリスクは本日をもって当社に移転することとなりますが、事業の取得は 2020 年 6 月末までを目途
に完了する見込みです（なお、OMRON HONG KONG LTD.からは事業の取得を行わないことと
致しました。）。
記
1. 主要な子会社概要
① 社名の変更
所在地 現会社名 新会社名（予定）
日本、小牧 オムロンオートモーティブエレクト 日本電産モビリティ株式会社
ロニクス株式会社 （NIDEC MOBILITY CORPORATION）
（OMRON Automotive
Electronics Co. Ltd.）
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米国、シカゴ・デ Omron Automotive アメリカ日本電産モビリティ株式会社
トロイト及びオハ Electronics, Inc. （NIDEC MOBILITY AMERICA
イオ CORPORATION）
中国、広州 Omron (Guangzhou) 日本電産モビリティ（広州）有限公司
Automotive Electronics Co., （NIDEC MOBILITY (GUANGZHOU)
Ltd CORPORATION）
韓国、ソウル・ア Omron Automotive Electronics 韓国ニデックモビリティ株式会社
ンソン Korea Co., Ltd. （NIDEC MOBILITY KOREA
CORPORATION）
メキシコ、シラオ Omron Automotive Electronics メキシコ日本電産モビリティ合同会社
de Mexico S. de R.L.de C.V. （NIDEC MOBILITY MEXICO S. de
R.L. de C.V.）
タイ、バンコク・ Omron Automotive Electronics タイ日本電産モビリティ株式会社
アユタヤ Co., Ltd. （NIDEC MOBILITY (THAILAND) CO.,
LTD.）
インド、グルガ Omron Automotive インド日本電産モビリティ株式会社
ーオン Components India Pvt Ltd. （NIDEC MOBILITY INDIA PVT LTD.）
ドイツ、シュトゥ Omron Automotive Electronics ドイツ日本電産モビリティ有限会社
ットガルト Europe GmbH （NIDEC MOBILITY GERMANY
GmbH）
ドイツ、シュトゥ Omron Automotive ドイツ日本電産モビリティテクノロジー有限会
ットガルト Technologies Europe GmbH 社
（NIDEC MOBILITY TECHNOLOGIES
GERMANY GmbH）
ブラジル、ヴィ Omron Componentes ブラジル日本電産モビリティ有限会社
ニェード Automotivos Ltda. （NIDEC MOBILITY BRAZIL LTDA.）
カナダ、オーク Omron Automotive カナダ日本電産モビリティ株式会社
ビル Technologies, Inc. （NIDEC MOBILITY CANADA
CORPORATION）
イギリス、キング Omron Automotive European イギリス日本電産モビリティ株式会社
スウィンフォード Service Ltd. （NIDEC MOBILITY UK LTD.）
② 新任役員
新会社名（予定） 新任役員（予定）
日本電産モビリティ株式会社 取締役会長 永守 重信
（NIDEC MOBILITY CORPORATION） 代表取締役社長 和田 克弘
取締役執行役員 大長 眞
取締役執行役員 髙橋 敏紀
取締役 早舩 一弥
取締役 北尾 宜久
取締役 石井 健明
監査役 落合 裕之
執行役員 Randy Wara
執行役員 福本 哲也
執行役員 中島 顕示
執行役員 切畠 雅明
2/4
アメリカ日本電産モビリティ株式会社 取締役会長 和田 克弘
（NIDEC MOBILITY AMERICA 取締役社長 Randy Wara
CORPORATION） 取締役 高橋 敏紀
役員 Steve Kozik
日本電産モビリティ（広州）有限公司 董事長 和田 克弘
（NIDEC MOBILITY (GUANGZHOU) 董事兼総経理 角垣 一志
CORPORATION）
董事兼副総経理 北村 栄造
董事 大長 眞
董事 髙橋 敏紀
監事 郷原 渉
韓国ニデックモビリティ株式会社 代表理事 会長 和田 克弘
（NIDEC MOBILITY KOREA 代表理事 社長 岡庭 勲
CORPORATION） 理事 金 知徳
理事 大長 眞
理事 福本 哲也
監査役 郷原 渉
メキシコ日本電産モビリティ合同会社 取締役社長 Randy Wara
（NIDEC MOBILITY MEXICO S. de R.L. 取締役 Juan Rodriguez
de C.V.） 取締役 和田 克弘
取締役 中島 顕示
役員 Martin Avila
役員 Steve Kozik
役員 Mark Borgan
タイ日本電産モビリティ株式会社 取締役 戸口 洋一
（NIDEC MOBILITY (THAILAND) CO., 取締役 和田 克弘
LTD.） 取締役 大長 眞
取締役 中島 顕示
インド日本電産モビリティ株式会社 取締役 野原 義弘
（NIDEC MOBILITY INDIA PVT LTD.） 取締役 和田 克弘
取締役 大嶋 啓示
ドイツ日本電産モビリティ有限会社 取締役社長 Randy Wara
（NIDEC MOBILITY GERMANY GmbH）
ドイツ日本電産モビリティテクノロジー有限会社 取締役社長 Randy Wara
（NIDEC MOBILITY TECHNOLOGIES
GERMANY GmbH）
ブラジル日本電産モビリティ有限会社 取締役 石田 秀信
（NIDEC MOBILITY BRAZIL LTDA.） 取締役 杉田 健一
監査役 郷原 渉
カナダ日本電産モビリティ株式会社 取締役社長 Randy Wara
（NIDEC MOBILITY CANADA 取締役 Dale Morrison
CORPORATION） 取締役 福本 哲也
イギリス日本電産モビリティ株式会社 取締役社長 Randy Wara
（NIDEC MOBILITY UK LTD.）
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2. 本取引の目的および今後の運営方針
当社は、車載用モータ事業を主要戦略事業の 1 つと位置づけ、今後急速な拡大が見込まれる
車載モータ市場に向け積極的に取り組んでおります。特に、自動車業界の潮流である「電動化」、
「自動運転」のニーズに迅速に応えるべく、電動パワーステアリング（EPS）用モータ、電動ブレーキ
用モータ等と電子制御ユニット（ECU）とのモジュール化製品、並びに、今後市場で大きな伸びが
期待される EV 用トラクションモータシステム等に力を入れております。今後も、世界規模の環境・
エネルギー問題への対応として、電動化の流れはますます加速するものと捉えており、2014 年に
グループ入りした ECU メーカーの日本電産エレシスとともに、より多くの電動化製品を生み出すべ
く研究開発を推進しております。
オムロンオートモーティブエレクトロニクスは、センシング＆コントロール技術を核とした制御機器
やシステム、電子部品等に強みを持つオムロングループの子会社として、車載用エレクトロニクス
製品の研究開発及び製造販売を行っております。特に、ボディ制御システム、モータ制御 ECU、
電源制御等の領域にて、市場の電動化・電装化ニーズに応えた優れた製品を数多く創り出してお
ります。本取引を通じて、オムロンオートモーティブエレクトロニクスの ECU をはじめとした各種エレ
クトロニクス製品と当社グループのモータ、ポンプ、ギア等を組み合わせることにより、新たなモジュ
ール化製品、システム製品を生み出していくことが可能になります。
さらに、日本電産エレシス及びオムロンオートモーティブエレクトロニクスの両社は、 ADAS
（Advanced Driver Assistance System）領域で補完関係にあり、両社のシナジーは非常に大き
いと期待しております。特に、日本電産エレシスは電波レーダー及びカメラ関係製品に強みをもっ
ており、オムロンオートモーティブエレクトロニクスはレーザーレーダー及びドライバーモニターシス
テム関係製品に強みをもっているため、両社の製品群を足し合わせることで、将来の自動運転のた
めのセンサー製品群がほぼ揃う形となります。本取引により、日本電産グループの中で両社が協力
し、自動運転技術をサポートする多様なセンサー製品群を提供していけるようになるものと期待して
おります。
3. 今期の業績に与える影響
今期の業績に与える影響につきましては現在精査中であり、東京証券取引所における適時開示
規則に基づき業績予想の修正がある場合には改めてお知らせ致します。
以上
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