6594 日本電産 2019-04-16 18:00:00
オムロンオートモーティブエレクトロニクスの株式取得に係るご参考資料 [pdf]
(証券コード︓6594)
https://www.nidec.com
オムロンオートモーティブエレクトロニクスの
株式取得に係るご参考資料
2019年4⽉16⽇
-注意事項-
本プレゼンテーション及び引き続き⾏われる質疑応答の際の回答には、将来に関する⾒通し、期待、
判断、計画あるいは戦略が含まれています。この将来予測に基づく記載や発⾔は、為替変動、製品に
対する需要変動、各種モータの開発・⽣産能⼒、関係会社の業績及びその他のリスクや不確定要素
を含みます。本プレゼンテーション及び引き続き⾏われる質疑応答の際の回答に含まれる全ての将来
的予測に基づく記載や発⾔は、プレゼンテーションの⽇に⼊⼿可能な情報に基づいており、私達は、法
令に定めのある場合を除き、このような将来予測に基づく記載や発⾔を更新する義務を負いません。ま
た、この記載や発⾔は、将来の実績を保証するものではなく、実際の結果が、私達の現在の期待とは、
実体的に異なる場合があります。このような違いには、多数の要素が原因となり得ます。これらの要素や
リスクについては当社の継続開⽰及び適時開⽰等の記載をご覧ください。
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対象会社概要
会社名 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社
事業内容 ⾞載電装部品のマーケティング・開発・⽣産・販売
代表取締役社⻑ ⼩牧本社
本社所在地 愛知県⼩牧市⼤草年上坂6368 和⽥ 克弘
売上⾼ 1,332億円
(2017年度)
【連結売上⾼推移(1)】
代表者 代表取締役社⻑ 和⽥ 克弘
(億円)
1,390 1,405 1,326
1,400
1,268
設⽴ 2010年5⽉6⽇ 1,200
979
1,000
資本⾦ 50億円 800
600
グループ計︓ 5,651名 400
従業員数 国内︓ 785名 200
(2018年9⽉) (本社 411名、飯⽥事業所 347名、他営業所 27名)
0
海外⼦会社︓ 4,866名 12 13 14 15 16 17 (年度)
注 3/10
(1) 連結売上⾼は、オムロン⾞載事業の売上⾼を記載している
対象会社 事業概要
製品概要
1 2 3 4 5 6
ボディ系制御 アクティブ・
モーター制御ECU スイッチ 電源制御 その他
システム セーフティ
ボディコントロール 電動パワーステアリング パワーウィンドウ 3D-LiDAR アイドリングストップ⽤ 4輪コンポ
モジュール (EPS)ECU スイッチ ドライバー・モニタリング DC/DCコンバータ — オートライトセンサ
キーレスエントリー 燃料ポンプECU パワーシートスイッチ レーザーレーダ PHEV/HEV⽤ — DC/AC
灯体制御ECU パワーテールゲート インパネ操作スイッチ DC/DCコンバータ インバータ等
ECU 2輪向け電装部品
⾞載リレー
売上⾼構成(2018年3⽉期) (1)
セグメント別 地域別
直接輸出 ⽇本
スイッチ 6% 13%
中華圏
その他 26% 22% ⽶州
49% モータ制御 欧州
東南アジア他 32%
25% 2%
25%
注 4/10
(1) 売上⾼構成は外部顧客に対する売上⾼の内訳を⽰している
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対象会社 主要拠点
⽇本電産の拠点がある国・地域 ⽣産 ⽣産 開発 63⼈
オムロンオートモーティブエレクトロニクス 販売 販売 オークビル
の拠点がある国・地域 開発 1,375⼈ 開発 528⼈ (OAR)
広州 ソウル ⽣産
(OAG) (OKA)
販売
販売 10⼈ 開発 579⼈
ウェスト・ミッドランド シカゴ
(OAU) (OED)
販売 1,416⼈
⽣産
開発 17⼈
販売 グアナファト
シュツットガルト (OAX)
(OAD/OAD-D) 開発
⼩牧(本社) ⽣産
⽣産
販売 22⼈ ⽣産 販売
開発 開発 305⼈
ハリヤナ
(OAI) 飯⽥ サンパウロ
(OAZ)
⽣産
⽣産 販売
販売 551⼈ 開発 従業員数
東南アジア 地域/都市
(アユタヤ、ジャカルタ、ハノイ)
注
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2018年9⽉時点
当社における⾞載モータ事業の位置づけ
⾞載モータ事業は当社重点2事業の⼀つ
2010年度 2017年度 2020年度
売上⾼︓6,760億円 売上⾼︓1兆4,881億円 売上⾼︓2兆円(⽬標)
(売上⾼︓億円) 1兆円
精密⼩型モータ ⾞載 家電・商業・産業⽤ その他の製品グループ 新規M&Aを
含めた上乗せ
(挑戦⽬標)
6,000 6,000 6,000
5,186 億円 億円 億円
億円 【⾃律成⻑】 【⾃律成⻑】 【⾃律成⻑】
4,524
(⽬標) (⽬標) (⽬標)
億円
3,484
億円 2,954
億円
重点2事業
2,217 2,000
重点2事業 1,642
億円 億円
942 億円 【⾃律成⻑】
692
億円
億円 重点2事業 (⽬標)
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⾞載事業の事業戦略
電動化と⾃動運転に資する製品ラインナップの拡充を⽬指す
電動化のためのパワーパック製品群 ⾃動運転のための製品群
電動パワーステアリングモータ 電動ウォーターポンプ 電動ブレーキモジュール ISF* 電波レーダー
前⽅カメラ
トラクションモータシステム
(2019年4⽉⽣産開始)
電動オイルポンプ
電動アクチュエータ
*パワーパック︓モータとECU(Electronic Control Unit)等を搭載した製品 *ISF(Integrated Sensor Fusion)
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戦略的意義
ECU、ADAS等での製品ラインナップの拡充、開発⼒の強化に期待
EPS ECUは年間4,000億円の市場規模
— 中国を中⼼に、年間4.2%(2016年〜2025年)で急速な成⻑が⾒込まれる
オムロンオートモーティブエレクトロニクスはパワーパック主要部品の⾼い技術⼒を保有
背景
— 優秀な開発⽣産チームが率いる業界随⼀の製品・技術を有する
ADAS(Advanced Driver Assistance System)市場の拡⼤
— 両社が協⼒することで製品ラインナップを拡充し、客先の様々なニーズに応える
オムロンオートモーティブエレクトロニクスの当社グループへの参画により、当社の製品ラインナップ
⽬的 を拡充し、⾞載電装部品領域における更なるプレゼンスの向上を実現
当社のモータ技術との組み合わせで更なる製品⼒の向上を実現
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シナジー効果
⾞載部品の電動化ニーズは強く、ビジネス・技術両⾯でのシナジー効果はかなり⼤きい
カテゴリ 想定シナジー
モータとセットでパワーパックとして供給することで、顧客に対して利便性を提供
①モータ制御⽤ECU ⽣産キャパシティの拡充により、リソース不⾜が原因で抱えている受注残の刈
り取りを実現
オムロンオートモーティブエレクトロニクスの製品・技術と弊社グループの製品・
②ADAS 技術は補完関係にあり、⾃動運転技術をサポートするセンサー製品群の拡
充に資する
オムロンオートモーティブエレクトロニクスのDC/DC コンバータ、⾞載充電器と、
③電源制御 当社のE-Axleの組み合わせにより、今後の⾞両電動化のキーコンポーネント
である電源制御分野において、⾶躍的な成⻑を実現
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本件取引後当社が提供できる価値
さらに効率よくさらに安全に・・・未来社会を変える製品を⽣み出していく
自動運転のための ISF*
電動ブレーキモジュール
センシング部品を
提供
ドライバモニターカメラ
電動パワーステアリングモータ
走る・曲がる・止まる
トラクションモータシステム のキーコンポーネント
レーザーレーダ (2019年4⽉⽣産開始) を提供
*ISF(Integrated Sensor Fusion) 10/10
5
11/10
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