2020年3月期 第2四半期
決算補足説明資料
2019年11月14日
三櫻工業株式会社
（証券コード : 6584 東証一部）
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本日の内容
2020年3月期 第2四半期 連結損益状況
2020年3月期 第2四半期 セグメント別実績
2020年3月期 第2四半期 営業外及び特別損益
2020年3月期 第2四半期 営業利益分析
2020年3月期 第2四半期 連結財務状況：対前期末
2020年3月期 第2四半期 連結キャッシュ・フローの状況
2020年3月期 通期業績見込み及び年間配当予想
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2020年3月期 第2四半期 連結損益状況
2019年3月期 2020年3月期 2020年3月期
第2四半期 実績 第2四半期 実績 上期予想（9/27修正）
対前年同期
金額 売上高比 金額 売上高比 金額 達成率
増減額 増減率
(百万円) (%) (百万円) (%) （百万円) (％)
(百万円) (%)
売上高 69,986 100.0 72,445 100.0 +2,459 + 3.5 73,000 99.2
営業利益 2,502 3.6 2,878 4.0 +376 + 15.0 2,800 102.8
経常利益 2,161 3.1 2,459 3.4 +298 + 13.8 2,200 111.8
親会社株主に帰属する
四半期純利益
800 1.1 2,062 2.8 +1,262 + 157.7 1,800 114.6
為替レート
2020年3月期 第２四半期業績概要（対前年同期）
2019年3月期 2020年3月期
➢売 上 高：日本国内・中国を中心に、新規立ち上げや客先生産 損益換算レート
第2四半期 第2四半期 変動率 業績予想レート
（単位：円）
台数の増加により、+3.5％(+2,459百万円)増収。 平均レート 平均レート
➢営 業 利 益：国内の運送費や人件費等固定費の減少、欧州新規 ドル 108.7 110.1 +1% 105.0
立上げの混乱鎮静化に伴うコスト減少等により、15％ ユーロ 131.6 124.3 ▲6% 120.0
(+376百万円)増益。 メキシコペソ 5.7 5.8 +1% 5.5
人民元 17.1 16.2 ▲5% 15.7
➢経 常 利 益：為替差損▲628百万円が発生したものの、+13.8％ インドルピー 1.6 1.6 ▲3% 1.5
(+298百万円)増益。 タイバーツ 3.4 3.5 +2% 3.3
➢純 利 益：不動産売却益(1,919百万円)により、2.5倍 ロシアルーブル 1.8 1.7 ▲8% 1.6
(+1,262百万円)の大幅増益。 ブラジルレアル 31.9 28.7 ▲10% 27.7
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2020年3月期 第2四半期 セグメント別実績
売上高 営業利益
2019年3月期 2020年3月期 対前年同期 2019年3月期 2020年3月期 対前年同期
第2四半期 第2四半期 増減 第2四半期 第2四半期 増減
実績 実績 実績 実績 実績 実績
（百万円） （百万円） （百万円） （百万円） （百万円） （百万円）
日本 26,569 28,007 +1,438 391 1,443 +1,052
北南米 22,281 22,380 +99 1,130 568 ▲563
欧州 12,729 12,533 ▲196 ▲260 ▲75 +185
中国 8,336 9,674 +1,338 178 255 +77
アジア 11,504 11,329 ▲175 1,045 943 ▲102
連結調整 ▲11,433 ▲11,478 ▲45 18 ▲256 ▲274
合計 69,986 72,445 +2,459 2,502 2,878 +376
2020年3月期 第2四半期の地域別業績のトピックス （対前年同期比）
➢日本【増収・増益】 樹脂製品の増産が寄与。生産改善による異常便の削減等や本社費の圧縮により、利益率も改善。
➢北南米【増収・大幅減益】 輸入環境の悪化（為替等）により、米国拠点の材料輸入コストが増加。また品質検査人員増により人件費も増加。
メキシコも景況悪化の影響を受けた。
➢欧州【減収・増益】 環境規制の強化等で英・独で売上減。円高により円換算後の売上高縮減。独子会社は人員削減を含む徹底した業績改善策を実行中。
その他新規立ち上げが売上に寄与したほか、立ち上げに伴う品質コスト・物流コストにも落ち着きが見られ、営業損失減少。
➢中国【増収・増益】 新環境規制に適合する部品の需要増および新規立ち上げが売上・利益に寄与。固定費抑制により、利益率も向上。
➢ アジア【減収・減益】 韓国では顧客減産の影響を受け、タイも受注好調に陰り。インドは環境規制の強化や金融情勢等が受注に影響。
タイ労働法改正で退職関連費用が追加(▲40百万円)。
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2020年3月期 第2四半期 営業外及び特別損益等
（増減額の符号は対利益符号）
2019年3月期 2020年3月期
第2四半期 実績 第2四半期 実績
主な増減要因
連 結
対前年同期 (金額は百万円)
金額 金額
増減額 増減率
（百万円) （百万円)
(百万円) (%)
営業利益 2,502 2,878 + 376 + 15.0
受取利息 ＋66
営業外収益 240 612 + 371 -
雑収入 ＋287（保険金及び補助金等）
営業外
損益
営業外費用 581 1,031 ▲ 449 - 為替差損 ▲486
経常利益 2,161 2,459 + 298 + 13.8
特別利益 2 1,931 + 1,929 - 不動産売却益 ＋1,919
減損損失 ▲117
特別損失 341 436 ▲ 95 - -前期：1Q ▲160 (日本▲95、中国▲65)、2Q ▲108 (日本▲93、中国▲14)
-当期：1Q ▲302 (日本▲164、欧州▲137)、2Q ▲83 (日本▲83)
税引前利益 1,822 3,954 + 2,132 + 117.0
法人税等 549 1,507 ▲ 959 -
非支配株主利益 473 384 + 88 -
親会社株主に帰属する
四半期純利益
800 2,062 + 1,262 + 157.7
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2020年3月期 第2四半期 営業利益分析
全体で見ると増収かつ、コストコントロールも改善傾向にある。
ただし、為替影響含む輸入環境等の外部環境要因の不透明感は残る状況。
欧州:新規立上げの計画外
のスクラップ費減及び運送費 （単位：百万円）
の削減
中国及び欧州: 新規立上げに伴
う生産増に伴う人件費増加
タイ:法改正に伴う退職給付関連 前期比
費用増加
＋３７６
2019年度
2018年度 上期実績
上期実績
日本：樹脂製品の増産 米国：輸入コストが増加 日本：クレーム費の減少
欧州：新規立上げ品増加 欧州：材料単価の高騰 欧州：立上げ混乱沈静化に
中国：新環境規制適合品 伴う品質対応コスト減
の受注増
注：付加価値（売上増）＝連結全体の売上増（為替補正後） ×前期付加価値率（為替補正後）
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2020年3月期 第2四半期 連結財務状況：対前期末
2019年3月期末 2020年3月期 第2四半期末
連 結
実績 構成比 金 額 構成比 対前期末増減額 主な増減要因
(百万円) （％） (百万円) （％） (百万円) （金額は百万円）
総資産 : ▲3,059 減少
流動資産 59,352 58.1 56,441 57.0 ▲ 2,912
① 現金預金▲2,659
（不動産売却収入が発生した一方、運転資本が増加し、
固定資産 42,800 41.9 42,653 43.0 ▲ 147 和解金支払・有利子負債圧縮を実施）
② 棚卸資産▲1,476（在庫低減活動の効果）
③ 土地、建物及び構築物▲1,060（不動産売却）
資産合計 102,152 100.0 99,094 100.0 ▲ 3,059 ④ 建設仮勘定＋1,500（設備投資による（含む設備内作））
⑤ 投資有価証券▲337（保有株式の時価下落）
負債総額 : ▲3,640 減少
流動負債 52,935 51.8 50,073 50.5 ▲ 2,862
⑥ 支払手形及び買掛金、電子記録債務▲1,445
（在庫低減活動の影響ほか）
固定負債 14,571 14.3 13,793 13.9 ▲ 778
⑦ 短期借入金▲798（有利子負債圧縮）
⑧ 未払法人税等、未払消費税等＋736
（増収増益による税引当増加）
負債合計 67,507 66.1 63,866 64.5 ▲ 3,640
⑨ 長期借入金▲342（約定返済及び一部借換え実施）
純資産 : ＋582 増加
⑩ 利益剰余金＋1,608
（四半期純利益計上した一方、前期末の配当金を支払）
純資産合計 34,646 33.9 35,227 35.5 + 582
⑪ その他有価証券評価差額金▲247
（保有株式の含み益減少）
⑫ 為替換算調整勘定▲347
（円高による海外子会社株式の含み損益悪化）
負債純資産合計 102,152 100.0 99,094 100.0 ▲ 3,059
・手持ちキャッシュ：月商の1.06ケ月分
・流動比率：112.1％⇒112.7％と横這い。当座比率：66％⇒65％へ低下。
・有利子負債：358億円⇒347億円、D/E：1.03⇒0.98、ネットD/E：0.58⇒0.62
・純資産比率（対総資産）：33.9％⇒35.5％へ改善
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2020年3月期 第2四半期 連結キャッシュ・フローの状況
2020年3月期 第2四半期連結キャッシュ・フローの状況 （単位：百万円）
営業活動 投資活動
+1,424 ▲1,707
財務活動＊
▲2,376
15,505 ・EBITDA ：+4,920
・設備投資による支出：
・短期借入金の返済：▲678
12,845
・運転資本(WC)：▲1,126
▲4,447 ・配当金の支払 ：▲455
・和解金の支払 :▲1,221
・不動産売却収入：
・法人税の支払 : ▲530
＋3,065 ・非支配株主への配当金の支払
・その他 ： ▲619
：▲872
現金及び現金同等物 現金及び現金同等物
2019年3月期末残高 2020年3月期
第2四半期末残高
＊現金及び現金同等物に係る換算差額（▲85百万円）は 財務活動に含めております。
設備投資/減価償却の状況 （単位：百万円）
2019年3月期 2020年3月期 第2四半期
第2四半期 実績 対前年同期
設備投資額 4,039 4,447 + 407
減価償却費 2,705 2,594 ▲ 112
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2020年3月期 通期業績見込み及び年間配当予想
上期実績および最近の業績動向等を踏まえて通期予想及び年間配当予想を修正
2020年3月期 2020年3月期 2020年3月期 2020年3月期
増減 増減
第2四半期 第2四半期 通期 通期
(②-①) (④-③)
修正業績予想 (①) 実績 (②) 当初業績予想 (③) 修正業績予想 (④)
売上高 73,000 72,445 ▲555 145,000 143,000 ▲2,000
営業利益 2,800 2,878 +78 2,600 4,500 +1,900
【営業利益率】 3.8% 4.0% 1.8% 3.1%
経常利益 2,200 2,459 +259 2,000 4,000 +2,000
【経常利益率】 3.0% 3.4% 1.4% 2.8%
当期純利益 * 1,800 2,062 +262 600 1,800 +1,200
【当期純利益率】 2.5% +2.8% 0.4% 1.3%
一株あたり純利益 (円) 49.46 56.66 +7.20 16.49 49.46 +32.97
配当（円） 3.0 7.5 4.5 6.0 15.0 +9.0
*親会社株主に帰属する当期純利益
連結通期業績予想及び配当予想を修正した要因
以下の業績動向を踏まえ、通期見込予想及び年間配当金予想を修正します。
◆業績修正
・売上高：環境規制強化の影響等により、欧州やインドでの売上減少が見込まれるため。
・営業利益・経常利益：国内・海外拠点における生産効率改善や経費削減の効果等が見込まれるため。
・当期純利益：欧州で人員削減に伴う特別損失が発生するが、国内不動産売却益の計上により、増益が見込まれるため。
◆配当予想の修正
・当期純利益が、前回予想に対して増益の見通しであること等を総合的に勘案した。
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資料取扱い上のご注意
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業績予想、計画、事業展開等に関しましては、本資料の発表日現
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マクロ経済や当社の関連する業界の動向、新たな技術の進展等
によっては、大きく変化する可能性があります。
従いまして、実際の業績等が本プレゼンテーションと異なるリ
スクや不確実性がありますことをご了承下さい。また、大きな変
更がある場合は、その都度発表していく所存です。
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