6584 三桜工 2019-11-14 15:00:00
特別損失の発生及び2020年3月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                             2019 年 11 月 14 日
各 位


                                    会      社     名     三櫻工業株式会社
                                    代 表 者 名            取締役社長       竹田 玄哉
                                    (コ ー ド 番 号         6584)
                                    問合せ先責任者            執行役員 CFO(兼)
                                                       財務本部長       田尾 和也
                                    (TEL               03-5793-8411)


      特別損失の発生及び 2020 年 3 月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

 当社は、2020 年 3 月期第 4 四半期連結会計期間において特別損失が発生する見込みとなりました。
 また、最近の業績動向等を踏まえ、2020 年 3 月期の通期連結業績予想を修正いたしますので、下記の
とおりお知らせいたします。


                              記


1.特別損失の発生について
   欧州事業の不振が前期における当期純損失の主要因であったことに鑑み、連結子会社 Geiger
  Automotive GmbH(以下 GAG 社)等の欧州生産拠点について、不採算製品についての販売価格の見
  直し、材料・部材購入費や製造経費の抑制等によるコストダウンと生産効率の向上、人員削減を含む
  固定費の削減といった、徹底した収益改善策を実行しております。その一環として、GAG 社の間接部
  門を対象とする人員削減(約 120 名)の実施を決定し、発生が見込まれる特別退職金等(約 6 億円)
  につき、特別損失として当第 4 四半期連結会計期間に計上予定です。
   なお、当該金額につきましては、当社が現時点で入手可能な情報に基づき算出したものであり、実
  際の金額は今後の精査により変更が生じる可能性があります。



2.2020 年 3 月期通期連結業績予想の修正について
(1)2020 年 3 月期通期連結業績予想数値の修正
                                          (2019 年 4 月 1 日~2020 年 3 月 31 日)
                                                       親会社株主
                                                                   1 株当たり
                    売上高       営業利益         経常利益        に帰属する
                                                                   当期純利益
                                                       当期純利益
                      百万円         百万円          百万円         百万円           円 銭
  前回発表予想 (A)        145,000       2,600        2,000         600         16.49
  今回修正予想 (B)        143,000       4,500        4,000       1,800         49.46
  増減額 (B-A)         △2,000        1,900        2,000       1,200            -
  増減率 (%)             △1.4         73.1        100.0       200.0            -
 (参考)前期通期実績
                    140,456       2,067        1,435     △8,525        △234.24
    (2019 年 3 月期)
(2)修正の理由
  ① 連結売上高、営業利益及び経常利益
    連結売上高は、欧州やインドにおいて、環境規制強化の影響等により売上高の減少が見込まれる
   ことから前回予想を下回る見通しであります。
    一方、連結営業利益及び経常利益は、国内拠点及び米国はじめ海外拠点において、生産効率の改
   善や物流費の低減、固定費の削減等を進めているほか、欧州事業については、不採算製品について
   の販売価格の見直しと品質ロス低減等の原価改善、間接人員削減を含む固定費の削減といった徹底
   した収益性改善策の効果等により、前回予想を上回る見通しであります。


  ② 親会社株主に帰属する当期純利益
    前記「1.特別損失の発生について」に記載のとおり、GAG 社の人員削減に伴う特別損失(約 6
   億円)を当第 4 四半期連結会計期間において計上する予定です。他方において、営業利益及び経常
   利益については増益を見込まれることに加えて、所有不動産の売却による特別利益(19 億 19 百万
   円)を当第 2 四半期連結会計期間に計上したこともあり、親会社株主に帰属する当期純利益につい
   ては、前回予想を上回る見通しです。

※上記の予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々
 な要因により予想数値と異なる可能性があります。


                                                以 上