6579 M-ログリー 2020-02-12 15:30:00
2020年3月期 第3四半期 決算説明資料 [pdf]
2020年 3月期 第3四半期
決算説明資料
2020年2月12日
マザーズ:6579
2
1. エグゼクティブ・サマリー
2. 業績ハイライト
Agenda 3. 第3四半期の取り組み
4. Appendix1 –会社概要–
5. Appendix2 –事業内容–
エグゼクティブ・サマリー
2020年度 修正後業績予想と実績の進捗率 4
エグゼクティブ・サマリー
単位:百万円
FY2020 FY2020 業績予想
修正後業績予想 3Q実績 進捗率
売上 2,567 1,944 75.7%
売上総利益 558 423 75.9%
営業利益 44 63 143.0%
経常利益 37 61 161.8%
当期純利益 26 40 152.7%
2020年3月期 第3四半期 決算説明資料 5
エグゼクティブ・サマリー
◼ 第2四半期に発表した業績の下方修正後の対策状況
重 ✓ インプレッション数が引き続き増加し、CTRは下げ止まり、クリック数が増加
要 ✓ 売上高 1,944百万円(3Q前年同期比107.8%、修正後業績予想進捗率75.7%)
ト ✓ 原価率 1Q会計期間:80.0% ⇒ 2Q会計期間:79.2% ⇒ 3Q会計期間:75.7%
ピ
ッ ✓ 経常利益 61百万円(3Q前年同期比40.5%、修正後業績予想進捗率161.8%)
ク ✓ 利益が適時開示基準を上回っているが、Juicer事業ののれん等の償却代が未計上のため、期末に最大で22百万円程費用が
計上される可能性があるので、業績の上方修正はしておりません
◼ Juicerサービス好調な滑り出し、非Cookieエンジン「SYNAPSE D-engine」
取
組 ✓ Juicerでデータマーケティング事業に本格参入、好調な滑り出し ※詳細はP17
み ✓ Cookieを使用せずにユーザー属性を推定する広告配信最適化エンジン「SYNAPSE D-engine」稼働 ※詳細はP18
◼ 既存事業領域の拡大と、新事業領域への挑戦
成 ✓ グライダーアソシエイツ社とネイティブ広告領域において事業提携 ※詳細はP19
長
戦 ✓ MicroAd Taiwan,Ltd.と業務提携を拡大 ~大手台湾メディアへ広告配信が可能に~ ※詳細はP20
略 ✓ 投資会社「ログリー・インベストメント株式会社」の設立 ※詳細はP21
2020年3月期第3四半期より連結財務諸表を公表しております。本資料に記載の予想比や実績との前年同月期比較や前期末比較は、単体財務諸表との比較です。
連結財務諸表と単体財務諸表のPL差はほとんど生じておりませんので、比較情報として、投資判断の資料として一定の合理性がある情報であると判断しております。
業績ハイライト
修正業績予想からの立ち上がり状況 7
業績ハイライト
第2四半期決算発表時 現在の状況
当初業績予想を修正。クリック率(CTR)を予測の クリック率(CTR)の低下が落ち着き、インプレッ
15%引き下げ ション数が継続的に増加
下図のとおり、インプレッション数の実績が当初予想より上 下図のとおり、インプレッション数が引き続き増加し、ク
回っておりましたが、2020年3月期第2四半期のクリック率 リック率(CTR)が下げ止まったため、クリック数が増加し
の実積が当初予想より下回ったため、当初業績予想を下方修 売上の増加に寄与しました。
正しました。
インプレッション数 インプレッション数
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
当初予想 実績 修正後予想 実績
業績推移 – 売上高・売上総利益・営業利益 – 8
業績ハイライト
単位:百万円
売上高・売上総利益・営業利益の推移
④今回決算発表
クリック率(CTR)が下げ止まり、
インプレッション数が伸び、
クリック数が高まり売上増加
売 690
上
高
641 629
623 624
568
539 ③当初予想修正
クリック率(CTR)の向上予
想を引き下げ2Qの実績ベース
に下方修正
②広告単価回復
広告単価が回復し、
売 「審査済み広告差替え対策」の
上 影響を払拭
総
利
益 ①突発対応
営
業
「審査済み広告差替え対策」
による広告単価下落
利
益 157 169 167
143 131
124
124
46 58 61 39
8 6 18
1Q.FY2019 2Q.FY2019 3Q.FY2019 4Q.FY2019 1Q.FY2020 2Q.FY2020 3Q.FY2020
業績推移 – 売上高 – 9
業績ハイライト
Y on Y 7.7%増 1Q比 10.7%増 2Q比 9.7%増
クリック率(CTR)が下げ止まり、インプレッション数が伸び、クリック数が高まり、売上増加
四半期会計期間で過去最高値を更新
単位:百万円
690
641 629
623 624
568
539
1Q.FY2019 2Q.FY2019 3Q.FY2019 4Q.FY2019 1Q.FY2020 2Q.FY2020 3Q.FY2020
業績推移 – 売上総利益 – 10
業績ハイライト
Y on Y 1.2%減 1Q比 34.3%増 2Q比 27.9%増
売上総利益率が復調。前期第3四半期会計期間の売上総利益率は26.5%。当第3四半期会計期間は24.3%。2%程差が生じている。
要因としては、媒体仕入率は0.3%改善しているが、AWS費用がJuicerサービスのデータ利用料として新たに加わったため、AWS仕入
率が3%程上がったことにより、全体の仕入率が向上した
単位:百万円
169 167
157
143
131
124 124
1Q.FY2019 2Q.FY2019 3Q.FY2019 4Q.FY2019 1Q.FY2020 2Q.FY2020 3Q.FY2020
業績推移 – 販売管理費 – 11
業績ハイライト
Y on Y 18.6%増 1Q比 8.6%増 2Q比 14.3%増
当第3四半期にJuicer事業の仲介手数料5百万円や有償ストックオプションコンサルティング料等が発生した影響で他の月より10百
万円程高いが、前期第3四半期から続いた販売管理費の増加は一服している状況は変わらない
※2020年3月期期末に算定中であるJuicerののれんの評価が固まり10月~3月分の償却費22百万程が一括計上行う可能性があります。
単位:百万円
128
118
115
112
108
99
96
1Q.FY2019 2Q.FY2019 3Q.FY2019 4Q.FY2019 1Q.FY2020 2Q.FY2020 3Q.FY2020
業績推移 – 営業利益 – 12
業績ハイライト
Y on Y 63.7%減 1Q比 512.9%増 2Q比 111.3%増
媒体仕入率の改善が継続して行われ売上総利益率は改善したが、当第3四半期にJuicer事業の仲介手数料5百万円や有償ストックオ
プションコンサルティング料等が発生した影響で他の月より10百万円程高い影響で、営業利益が大幅に上昇することはなかった。
※2020年3月期期末に算定中であるJuicerののれんの評価が固まり10月~3月分の償却費22百万程が一括計上行う可能性があります。
61 単位:百万円
58
媒体仕入率の改善を行い
46 営業利益が復調する
39
媒体仕入率の悪化と、
販売管理費の増加に伴い、
営業利益は落ち込み
18
8
6
1Q.FY2019 2Q.FY2019 3Q.FY2019 4Q.FY2019 1Q.FY2020 2Q.FY2020 3Q.FY2020
損益計算書 13
業績ハイライト
単位:百万円
2019年3月期 2020年3月期
3Q累計 3Q累計 前年同期比
売上高 1,804 1,944 108%
売上総利益 470 423 90%
販売管理費 304 359 118%
営業利益 166 63 38%
経常利益 151 61 41%
四半期純利益 103 40 40%
賃借対照表 14
業績ハイライト
単位:百万円
2019年3月期 2020年3月期
前期末比
期末 3Q
現預金 1,361 1,531 112%
流動資産 1,567 1,828 116%
固定資産 169 481 284%
総資産 1,736 2,309 133%
流動負債 472 607 129%
固定負債 50 442 885%
資本金 378 379 100%
純資産 1,214 1,258 104%
LOGLY lift売上・Juicer売上 第3四半期会計期間実績 15
業績ハイライト
Juicer売上高 45百万円
(2019年10月~2019年12月)実績
18.9億円 LOGLY lift
Juicer
〈現状〉 〈課題〉
10月1日よりサービスを継続的に引継ぎ、売上 ⚫ CTRの向上は継続的に取り組み(CTRは下
高も堅調に推移。ログリーの次の事業の柱と げ止まりを見せているので、全体のクリッ
なるように育てていく ク数は増加している)
売上高:19.4億円 ⚫ 動画広告売上拡大に向けた広告枠の獲得も
継続的に取り組み
第3四半期の取り組み
取り組み – Juicerでデータマーケティング事業に本格参入、好調な滑り出し – 17
第3四半期の取り組み
10月1日よりサービスを継続的に引継ぎ、売上高も堅調に推移
《実績》
Juicer売上高(2019年10月~2019年12月)実績 45 百万円
《今後》
Juicerのオーディエンスデータ Juicerのオーディエンス行動データ
✖ ✖
LOGLY lift 顧客の持つオフラインデータ
新しい広告配信機能の提供 精緻なマーケティング施策の
検討や検証が可能に
取り組み – 特許技術を搭載 - 18
第3四半期の取り組み
特許技術を用いた広告配信最適化エンジン「SYNAPSE D-engine」を開発し、LOGLY liftに搭載
2019年5月10日
Cookieを使用せずにユーザー属性を推定する技術を確立し、
特許を取得
特許技術を利用し、広告配信最適化エンジン「SYNAPSE D-
engine」を開発しLOGLY liftに搭載
《現在》
「男性/女性」ユーザーへの推定配信が可能
管理画面イメージ
《今後》
年齢や興味・関心など、広告主のニーズに
応えられるセグメントの構築
成長戦略 – グライダーアソシエイツ社とネイティブ広告領域において事業提携 – 19
第3四半期の取り組み
グライダーアソシエイツ社が提供するコンテキストマッチ型ブランドアドネットワーク
「craft.」と「LOGLY lift」の連携
《連携の目的》
・プレミアムな広告の流通量を増加
・媒体のインプレッション価値および収益性を高めることが可能
動画を活用したソリューション「Brand Reach Video」をグライダーアソシエイツ社と
共同で推進
《Brand Reach Videoの特徴》
・さまざまなリッチフォーマットを採用
・ホワイトリストやキーワード指定によるターゲティングが可能
・多彩な分析レポート
「LOGLY lift Video」において「ユーザーの動画視聴深度に応じたターゲティングメニュー」を発表
LOGLY lift Video LOGLY lift 動画のリーチ獲得
動画広告を視聴したユーザーの コンテンツを活用した 直接的成果までの
視聴深度に応じてマークアップ フルファネルマーケティング フォローが可能
成長戦略 – MicroAd Taiwan,Ltd.と業務提携を拡大 – 20
第3四半期の取り組み
LOGLY liftとMicroAd Taiwan,Ltd.が提供するCOMPASS-FITの連携により、大手台湾メディアへ広告配信が
可能に
LOGLY lift COMPASS-FIT
⚫ 台湾国内の大手メディア80社との取引
⚫ 月間20億imp以上の広告配信在庫を保有
LOGLY lift利用企業は、台湾国内へのネイティブ
⚫ 静止画、動画での広告出稿が可能
広告の配信が可能
⚫ 細かなターゲティング調整が可能
⚫ レコメンドウィジェット型とインフィード型に
対応
成長戦略 – 投資会社「ログリー・インベストメント株式会社」の設立 – 21
第3四半期の取り組み
会社分割(簡易新設分割)を行い、投資事業を目的とする100%子会社「ログリー・インベストメント
株式会社」を12月2日に設立
社名 ログリー・インベストメント株式会社
所在地 東京都渋谷区道玄坂一丁目16番3号
渋谷センタープレイス 2F
設立 2019年(令和1年)12月
地球規模での変革の時代を迎え、テクノロジー・イノベー
ションがそれを加速しています。ログリー・インベストメ
ント株式会社は、イノベーションの誕生から、孵化、成長 経営陣 代表取締役社長 岸本 雅久
を支援し、社会変革するまでを共に歩むパートナーとして、
企業ミッション「世界中のイノベーションをアクセラレー 資本金 1,000万円(2019年12月現在)
トする」を掲げ、ベンチャーキャピタル事業を行います。
事業内容 企業への投資事業
会社分割の目的
・財務的な投資リターンの獲得
・当社の持つテクノロジーとの連携や協業による既存事業の強化
成長戦略 22
第3四半期の取り組み
ログリーは言語解析技術を強みとし広告配信、分析ツール、動画広告、
DMP等のマーケティングテクノロジー領域へ事業を拡大しています
他社に先行する
ネイティブ広告
配信実績
分析ツール“Lo y a lfa r m ”
言語解析技術 で固定的読者を増加、
特許取得 媒体価値の向上を実現
戦略的なM&A
データマーケティング Cookieを使用せずにユー
事業への参入 ザー属性を推定する技術を
確立し、特許を取得
事業領域の拡⼤
n LOGLY lift Videoの提供による動
画領域へ進出
n クロストレックス株式会社設立に
よるデジタル・マーケティング領
域の強化
Appendix 1 - 会社概要 -
会社概要 24
Appendix 1
社名 ログリー株式会社
会社HP https://corp.logly.co.jp/
所在地 東京都渋谷区道玄坂一丁目16番3号 渋谷センタープレイス 2F
データ分析を得意とするテクノロジー企業 設立 2006年(平成18年)5月
動きの激しい広告業界において、必要な機能を高い水準で 経営陣 代表取締役社長 吉永 浩和
取締役CFO 岸本 雅久
自社開発しています。市場から求められている機能をフレ
取締役COO 池永 彰文
キシブルに開発し、最大の成果を追求します。 取締役 監査等委員 橋本 訓幸(川崎ひかり法律事務所 弁護士)
取締役 監査等委員 笹部 秀樹(笹部秀樹公認会計士事務所)
取締役 監査等委員 藤岡 大祐(株式会社PKSHA Technology常勤監査役)
顧問弁護士 森 一生(代官山綜合法律事務所)
提供サービス
資本金 3億7,886万円(2019年9月現在)
従業員数 53人(2019年12月現在)
事業内容 メディアテクノロジー事業 / アドテクノロジー事業
BOOST YOUR CONTENT Bring up your Audience
クロストレックス株式会社
子会社
ログリー・インベストメント株式会社
所属団体 一般社団法人 日本インタラクティブ広告協会(JIAA)
ユーザー分析DMP
理念 – ミッション / バリュー – 25
Appendix 1
イノベーションで世界中の
人々にワクワクを
1. Be Professional プロであれ
2. Be Excited ワクワクしよう
3. Be a Challenger 挑戦し続けよう
Appendix 2 – 事業内容 -
LOGLY liftとは 27
Appendix 2
LOGLY liftは日本初の「ネイティブ広告プラットフォーム」です
1.サイトに馴染んだフォーマット
2.ユーザー体験を損なわない
我々は「嫌われない広告」の実現を目指してます
LOGLY liftによる広告配信までの流れ 28
Appendix 2
◼ ネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY lift」により、ネイティブ広告配信サービスを提供しています
◼ 媒体(メディア)のデザインとの整合性に加え、コンテンツの内容に親和性がある広告を配信することに
より、一層広告価値を高めています
アドネットワーク
広告主 / 代理店 媒体社(メディア)
配信システム
広告出稿 広告配信
・美容 ・健康 WEBサイト
・医薬品 ・食品
・SNS ・スポーツ
・飲料 etc...
・情報サイト・書籍
・ニュース ・配信etc...
LOGLY liftの収益モデル 29
Appendix 2
売上高=CPC*×Click数-(代理店手数料)
広告代理店経由の場合
*CPC:Cost Per Click、クリック単価。広告がクリックされ、広告主のサイトを訪れた際に広告料が発生する
アドネットワーク
広告主 / 代理店 媒体社(メディア)
対価
配信システム
① ②
クリックされた 収益配分
広告からの売上 仕入
・美容 ・健康
売上 WEBサイト
・医薬品 ・食品
・SNS ・スポーツ
・飲料 etc...
・情報サイト・書籍
・ニュース ・配信etc...
③
差額の収益
利益
Loyalfarmとは 30
Appendix 2
リピートユーザーを増やすユーザー分析ツールです
メディアサイト 広告・記事コンテンツ
(2)読者の質を分析 (3)リピート貢献度の
(1)コンテンツ
文脈解析 高い記事を分析
ユーザー属性 Report
・興味関心
・性別
・年齢層など
(4) リピートユーザーを増やす
Juicerとは 31
Appendix 2
見込み客を可視化するユーザー分析DMPです
サイトを登録
アクセス AI
解析
企業分析
興味関心
行動 属性
分析 可視化 アクション
サイトの健康状態を簡単チェック データからユーザーの コンバージョン見込みの
属性・価値観を推定 高いユーザーへアクション
訪問ユーザーを詳細に分析
NPS測定が簡単にできる
-年齢・性別、企業名、訪問頻度 ユーザーの疑問や悩みを表示
1分でA/Bテストが開始できる
改善すべきページを見つける ユーザーの熱量や、
見込みユーザー群を表示 熱量に合わせたポップアップ表示
業績予測の適切な利用に関する説明
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記載は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。
また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
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