6579 Ｍ－ログリー 2019-11-12 15:30:00
通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2019 年 11 月 12 日
各 位
会 社 名 ログリー株式会社
代表者名 代表取締役社長 吉永 浩和
（コード番号：6579 東証マザーズ）
問合せ先 取締役ＣＦＯ 岸本 雅久
（TEL．03－6277－5617）
（URL．https://corp.logly.co.jp/）
通期業績予想の修正に関するお知らせ
2019 年８月 14 日に公表しました「2020 年 3 月期 第 1 四半期決算短信[日本基準](非連結)」における 2020
年 3 月期通期の業績予想値と、本日取締役会で決議されました 2020 年 3 月期着地予想を比較し、その差異が適
時開示の基準に達する見込みとなったため、通期業績予想を下記の通り修正しましたので、お知らせいたします。
記
１．2020 年 3 月期の通期業績予想値の修正（2019 年 4 月 1 日～2020 年３月 31 日）
１株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想値 （Ａ）
3,029 190 191 120 64.83
今回発表予想値 （Ｂ） 2,567 44 37 26 14.37
増減額 （Ｂ－Ａ） ▲461 ▲145 ▲153 ▲94
増減率 （％） ▲15.2 ▲76.5 ▲80.2 ▲77.8
（ご参考）前期実績
2,372 175 160 104 58.21
(2019 年３月期)
２．修正の理由
当社が提供するネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY lift」において、広告単価は堅調に推移（2020 年 2
月度に発生した審査済み広告差替え対策の影響による広告単価の下落からは回復済み）しましたが、2019 年 7 月
1 日以降のクリック率の実績が当初予想より下回り、さらに下期にかけてクリック率の改善が現時点では見込め
ないため、2019 年 10 月 1 日以降のクリック率の予想を 15％ほど引き下げました。なお、クリック率の低下を改
善するためのアルゴリズム改修を行う社内プロジェクトを立ち上げています。
その一方で、クリック率向上のために社内の技術開発のリソースを配分したことで、
「よりよいネイティブ感
のある動画広告の提供」のための技術開発の継続的なリソース配分が困難となりました。そのため、動画広告の
年間の目標売上高を 100 百万円から 14 百万円に引き下げています。
なお、修正後の通期業績予想のクリック率に関しては、直近実績をベースとして推移することを想定しており、
クリック率の改善は着地見込みには含まれていません。
費用に関しては、株式会社 PLAN-B より Juicer 事業を買収したことで、当初業績予想に想定していなかった、
Juicer 事業取得関連諸費用として 10 百万円（仲介手数料、アドバイザリー費用など概算額含む）が追加されま
した。さらに、Juicer 事業の取得価額 220 百万円の会計科目は現在精査中ですが、取得価額 220 百万円の償却
費用として、取得日である 2019 年 10 月 1 日から 60 ケ月を償却月数とし、概算で 22 百万円(2019 年 10 月度～
2020 年 3 月度分として)を追加しました。
以上の結果、2020 年３月期通期の業績予想を、売上高 2,567 百万円（当初予想比▲15.2%減）
、営業利益 44 百
万円（当初予想比▲76.5%減）、経常利益 37 百万円（当初予想比▲80.2%減）、当期純利益 26 百万円（当初予想比
▲77.8%減）に修正いたします。
なお、営業利益から当期純利益まで大幅に下方修正となった理由としては、前期第 3 四半期から決算補足説明
資料等で開示しておりましたとおり、増床による賃料の増加や当期第１四半期にかけて行った営業人員の増員な
どで固定費が引き上がっていました。そこに、今回の下期売上高の下方修正によって、売上高固定比率が当初業
績予想では 16％だったものが、修正後業績予想では 20％と悪化したため、固定費の伸びを売上高が吸収できな
くなったのが大きな要因となります。また、今回の修正後の業績予想策定にあたり、利益を押し上げるための固
定費の削減などは行っておりません。理由としては、現状の固定費が当社の事業成長に資する必要な費用である
と判断しているためです。
以上