2021年3月 期
第1四半期 決算説 明資料
2020年8月12日
マザーズ:6579
2
1. エグゼクティブ・サマリー
2. 業績ハイライト
Agenda
3. 新規取り組み
4. 会社概要
エグゼクティブ・サマリー
2021年3月期 業績予想 上方修正 4
エグゼクティブ・サマリー
予算修正前 / 実績 予算上方修正後
（単位:百万円）
2021年3月期 2021年3月期 業績予想 2021年3月期 修正後業績予想
第1四半期業績予想 第1四半期実績 達成率 修正後業績予想 達成率
売上 794 1,184 149.1% 3,879～4,085 30.5%～29.0%
売上総利益 165 237 143.4% 758～818 31.4%～29.1%
営業利益 11 106 935.6% 149～208 71.1%～51.0%
経常利益 10 101 955.7% 141～200 71.4%～50.4%
親会社株主に帰属
する四半期純利益 5 68 1,150.5% 91～131 74.9%～52.1%
/ 当期純利益
2021年3月期 通期業績予想 5
エグゼクティブ・サマリー
LOGLY liftの拡大期として業績予想を開示したが、第1四半期でLOGLY liftが当初の想定よりも早い段階で拡大
期に入ったため、業績予想を大幅上方修正
2020年3月期 2021年3月期
（単位:百万円） 前期比
実績 上方修正予想
売上 2,708 3,879 ～ 4,085 143.3% ～ 150.9%
売上総利益 554 758 ～ 818 136.8% ～ 147.6%
営業利益 63 149 ～ 208 234.8% ～ 327.7%
経常利益 59 141 ～ 200 237.1% ～ 335.9%
親会社株主に帰属する
当期純利益
40 91 ～ 131 223.8% ～ 322.1%
新型コロナウイルス感染症の影響と対応 6
エグゼクティブ・サマリー
事業の運営状況
• 4月10日に新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、原則在宅勤務体制へ移行
• 4月24日に在宅勤務期間中の社員サポートとして在宅勤務手当の支給を決定
• 6月からウェビナーを活用した新型コロナウイルス環境下の営業活動のニューノーマル（新常態）を積極展開
• 6月26日に新型コロナウイルスの⾧期化を見据えて、在宅勤務ファーストを宣言
新型コロナウイルスの業績に与える影響
• 3月度～7月度にかけてのインプレッション数は継続的に右肩上がり ※詳細はP10参照
• 新型コロナウイルス感染症拡大による巣ごもり需要を取り込めている状況
• 第2四半期以降は、巣ごもり需要の取り込みを継続していけるかどうかを合理的に算出した結果、新型コロナウイルスが社会に
与える影響はまだ不確実な部分が多いため、業績予想は上限と下限を設定
（インプレッション数）
巣ごもり需要の取り込み
4 5 6 7 8 9 10 11 12 １ 2 3 4 5 6 7
月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月
2020年3月期 2021年3月期
2021年3月期 第1四半期 決算概要 7
エグゼクティブ・サマリー
第1四半期の業績好調のため通期業績予想を上方修正
重 当初業績予想を大幅に上回る結果となる
要
ト 新型コロナウイルスによる巣ごもり需要を取り込みインプレッション数が大幅に増加
ピ 売上高 1,184百万円（1Q前年同期比 189.9％）
ッ
ク 売上総利益 237百万円（1Q前年同期比 190.5％）
経常利益 101百万円（1Q前年同期比 1,537.1%）
新 新サービスをリリース予定
た
な 社⾧メッセージ「今後の方向性を示すテックカンパニーとしての成⾧戦略」 ※詳細はP18参照
取 クロストレックス株式会社の連結子会社化
組
” BtoB向けリード獲得サービス ” リリース予定 ※詳細はP19参照
み
新規事業の考え方 ※詳細はP20参照
2020年3月期第3四半期より連結財務諸表を公表しております。本資料に記載の予想比や実績との前年同月期比較は、単体財務諸表との比較です。
連結財務諸表と単体財務諸表のPL差はほとんど生じておりませんので、比較情報として、投資判断の資料として一定の合理性がある情報であると判断しております。
業績ハイライト
業績推移 – 売上高・売上総利益・営業利益 – 9
業績ハイライト
（単位:百万円）
上昇の主な理由
売上高
売上総利益 巣ごもり需要取り込み
営業利益 前期第4Qから媒体仕入枠増加施策が功を奏し 1184
インプレッション数が引き続き好調
広告配信アルゴリズム改善により高いクリッ
ク率（CTR)を維持
763
690
623 641 624 629
568
539
237
106
169 61 167 39
143 46 157 58
124 8 124 6 131 18 130
▲0.3
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
インプレッション数×クリック率（CTR) 10
業績ハイライト
第1四半期においてインプレッション数とクリック率(CTR)が順調に増加。クリック率に関しては、巣ごもり需要によりインプレッ
ション数が急増したため、一時的にクリック率が減少したが、広告配信アルゴリズムの改善により、2021年3月期に入ってからは高
い水準を維持している。このため、売上高の大幅な増加に貢献した。
インプレッション実績
CTR実績
4 5 6 7 8 9 10 11 12 １ 2 3 4 5 6 7
月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月
2020年3月期 2021年3月期
業績推移 – 売上高 – 11
業績ハイライト
第1四半期連結会計期間比
Y on Y 89.9%増
巣ごもり需要を取り込みながら、クリック率(CTR)が高水準で推移したため、売上高が大幅に増加。
四半期会計期間で 過去最高売上高 を達成。
（単位:百万円）
1184
763
690
623 641 624 629
568
539
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
業績推移 – 売上総利益 – 12
業績ハイライト
第1四半期連結会計期間比
Y on Y 90.5%増
売上総利益率が20.1%と前期第4四半期より上昇。
クリック率（CTR）が高い水準にあるため売上総利益額は増加したが、引き続き積極的に広告枠を獲得していくため、売上総利益率は
前期並に推移する見込みである。
（単位:百万円） 売上総利益 単位:%
売上総利益率
250 30.0
26.5
25.3 26.5 237
24.3 25.0
200
21.9 20.0 20.8
20.1
17.1 20.0
150 167
157 169
143 15.0
131 130
124 124
100
10.0
50
5.0
0 0.0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2021年3月期
2019年3月期 2020年3月期
業績推移 – 販売管理費 – 13
業績ハイライト
第1四半期連結会計期間比
Y on Y 11.2%増
固定費の増加要因は前期までに一服した上で、高い売上高が要因となり販売管理費率は11.1%と固定費効率が大幅に向上した。第3四半期以
降に新規事業人員としてエンジニア人材の予算を確保しているため、通期の販売管理費率は16%～15%に着地すると予測。
（単位:百万円） 販売管理費 単位:%
販売管理費率
140 25.0
19.0 130 131
120 20.3 128
17.9
16.9 118 20.0
17.9 18.6 17.1
15.9 115
100
112
96 108 15.0
80 99
11.1
60
10.0
40
5.0
20
0 0.0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2021年3月期
2019年3月期 2020年3月期
業績推移 – 営業利益 – 14
業績ハイライト
第1四半期連結会計期間比
Y on Y 1,566.8%増
第1四半期で巣ごもり需要の取り込みと、インプレッション数の増加、高いクリック率（CTR)の維持で、
四半期会計期間 過去最高益 を達成
（単位:百万円） 営業利益 単位:%
120 営業利益率 12.0
9.4
100 10.0
9.6
8.6
9.0
80 8.0
60 6.0
5.7
106
40 4.0
2.9
58 61
46 1.6
20 39 2.0
1.0
18
8 0 0
0 6 0.0
0.3
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2021年3月期
2019年3月期 2020年3月期
損益計算書 15
業績ハイライト
（単位:百万円） 2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第1四半期 第1四半期
売上高 624 1,184 190%
売上総利益 124 237 191%
販売管理費 118 131 111%
営業利益 6 106 1,667%
経常利益 6 101 1,537%
親会社株主に帰属する
四半期純利益 3 68 1,762%
貸借対照表 16
業績ハイライト
2020年3月期 2021年3月期
（単位:百万円） 前期末比
期末 第1四半期
現預金 1,529 1,894 124%
流動資産 1,859 2,219 119%
固定資産 451 437 97%
総資産 2,311 2,657 115%
流動負債 764 1,052 138%
固定負債 363 337 93%
資本金 379 380 100%
純資産 1,183 1,267 107%
新規取り組み
社⾧メッセージ「今後の方向性を示すテックカンパニーとしての成⾧戦略」 18
新規取り組み
株主のみなさまにおかれましては、当社の東証マザーズ上場以来、格別のご高配を賜
り、厚く御礼申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、市場環境にも大きな影響がもたらされまし
た。当社としてもこれまでの働き方を大きく見直し、在宅環境を中心とした新たな働
き方に取り組んでおります。このような状況下において、当社がこれから大きく成⾧
していくためには何が必要なのかを改めて考え、経営理念としての「ミッション」を
実現していくことこそが必要不可欠であるとの結論に至りました。
当社のミッションは「イノベーションで世界中の人々にワクワクを」を掲げており、
テクノロジーを用いてさまざまな業界にイノベーションを起こし、世界中の人々に感
動を与えていくことにあります。テクノロジーは当社にとって創業以来のこだわりで
あり、テクノロジーこそがパラダイムを大きく変えていくものと信じています。また、
当社社員においても、ミッションに共感するだけでなく、テックカンパニーの一員と
してさまざまな課題にチャレンジしていく精神が備わっております。
当社はこれまで、広告事業を1つの軸として集中してまいりましたが、上記のような
経営理念を実現していく上で、必要となる財務基盤や人的リソースが整いつつあり、
代表取締役社⾧
新たなチャレンジをするタイミングになったと感じています。既存事業については引
き続き強化し、ミッションの実現に向けて、新たな事業の立ち上げに取り組んでいく 吉永 浩和
ことをここに表明いたします。そして、第二、第三の事業柱になるよう注力をしてま
いります。
株主のみなさまにおかれましては、今後とも変わらぬご愛顧とご支援を賜りますよう、
お願い申し上げます。
クロストレックス株式会社の連結子会社化 19
新規取り組み
クロストレックス株式会社の新サービスリリースに伴い、連結子会社化
LOGLY liftとの掛け算でさらに既存事業を拡大していく新サービスを開発中
BtoB向けリード獲得サービス Juicerの業績順調
リリース予定 年商1.7億円予想
コンテンツ分析・
データ連携・配信 新サービス開発中
リード獲得支援
第2四半期以降
リリース予定
× × ×
新規事業の考え方 20
新規取り組み
第2四半期以降
進出する新領域 リリース予定
エンタメ D2C Fintech EC
テクノロジーを活用
既存および新規のテクノロジーで新規事業を推進
機械学習、自然言語処理 等
ミッションの実現
様々な領域でイノベーションを創出すべく、
広告領域以外の事業柱を立ち上げていく
会社概要
会社概要 22
会社概要
社名 ログリー株式会社
会社HP https://corp.logly.co.jp/
所在地 東京都渋谷区道玄坂一丁目16番3号 渋谷センタープレイス 2F
データ分析を得意とするテクノロジー企業 設立 2006年（平成18年）5月
動きの激しい広告業界において、必要な機能を高い水準で自社開発 経営陣 代表取締役社⾧ 吉永 浩和
しています。市場から求められている機能をフレキシブルに開発し、 取締役CFO 岸本 雅久
取締役COO 池永 彰文
最大の成果を追求します。
取締役 監査等委員 橋本 訓幸（川崎ひかり法律事務所 弁護士）
取締役 監査等委員 笹部 秀樹（笹部秀樹公認会計士事務所）
取締役 監査等委員 藤岡 大祐（株式会社PKSHA Technology常勤監査役）
顧問弁護士 森 一生（代官山綜合法律事務所）
資本金 3億7,976万円（2020年3月現在）
BOOST YOUR CONTENT
従業員数 54人（2020年6月現在）
提供サービス 事業内容 メディアテクノロジー事業 / アドテクノロジー事業 / データマーケティング事業
Bring up your Audience
クロストレックス株式会社
子会社
ログリー・インベストメント株式会社
所属団体 一般社団法人 日本インタラクティブ広告協会（JIAA）
ユーザー分析DMP
公益社団法人 日本広告審査機構（JARO）
業績予測の適切な利用に関する説明
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記載は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。
また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
LOGLY,Inc. © Copyright, All Rights Reserved