6577 M-ベストワンドット 2019-03-12 14:30:00
2019年7月期 第2四半期 決算説明資料 [pdf]
2019年7⽉期 第2四半期
決算説明資料
株式会社ベストワンドットコム
(証券コード︓6577)
今期の方針と検討施策
商品⼒強化
・API/システム連携の強化
・自社企画ツアーの拡充
・添乗員同⾏ツアー参⼊
・初のチャータークルーズの仕⼊・企画参⼊
リーチ拡大 / 販路・集客拡大
・WEB広告への積極投資
・提携先、販路の拡大
・メインサイトリニューアル、自動化・AIの導⼊
・インバウンド、多⾔語サイトリリース、外国⼈クルーズ旅⾏者の取り込み
新規領域(予定)
・ホテル(1件/年)、不動産(2件/年)事業への参⼊を検討予定
・シナジーのある有望ベンチャー企業への積極投資、3-5件/年で検討予定
・M&A、年間1件目標で検討予定 1
連結業績概要(連結損益計算書)
・当期連結事業年度での売上高は879百万円となりました。
日本発着コース(上期売り上げ構成比45%)が12-1⽉⽉間で微減し、取り扱いの伸びを抑制。
・累積原価率は81.8%。※通期⾒込みは80.1%
・えびす旅館買収に伴うM&A⼿数料として⼀時的な販管費を約6百万円計上。
・前期監査報酬の追加請求(システム変更等による)を、⼀時的な販管費として約4百万円計上。
・広告費(昨対187%)、⼈件費(昨対129%)の先⾏投資で、集客、サービス向上に取り組んでいます。
※GWを含む下期受注状況、今後⼊⾦予定のオーバーライドコミッション(リベート・販促⾦)等を鑑みて、
通期業績予想は据え置きとしています。
※当四半期では、新規取得したえびす旅館の損益は取り込まず、第三四半期からの計上としています。
2019.7_2Q 2018.7_2Q 通期予想
(百万円) (百万円) (百万円)
売上高(取扱高) 879 801 2,170
仕⼊原価 719 638 1,739
販管費 159 86 276
営業利益 18 76 154
経常利益 16 81 150
四半期(当期)
純利益
9 56 100 2
当四半期(11.12.1⽉)の主なトピック
①Cruisebookjapanのリリースで、サイト多⾔語化開始
現在、日本語、英語、中国語、台湾語、韓国語、タイ語、インドネシア語、ヒンディー語
②えびす旅館買収
京都駅徒歩7分の好⽴地、客室9室の⼩規模ホステルを取得。
売上高2-30百万円、営業利益5-10百万円程度を想定。
③アクティビティジャパン提携
アウトドアアクティビティ、遊び体験の予約サイトアクティビティジャパンと提携。
ワンナイトなどショートクルーズ中心に販売
④ウエブui ux向上
第1弾 詳細ページのスマホデザインを刷新
第2弾 客船ページ(417船)の紹介情報充実
第3弾 コース⼀覧画⾯のリニューアル&検索並べ替え機能充実
⑤迎春キャンペーン好調
前年を超え、過去最高受注達成しました。 *延⻑により、第3弾まで実施。
⑥GWの予約状況
⻑期休暇取得者が増える⾒込みの2019年GWについて、4月末出発の日本発着を中心に、
順調に予約獲得が進んでおります。
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当四半期(11.12.1⽉)の主なトピック
⑦株式分割、自己株式取得
1:2の株式分割決議を⾏いました。(2/1)
自己株式の取得を実施(12月)、次いで、3/12にも取得の決議をいたしました。
積極的、機動的な資本政策、株主還元を⾏ってまいります。
⑧投資先の近況と協業(シナジー)
・インバウンドテクノロジー社は、人材事業に集中し、収益基盤を強化しております。
当社の多言語サイト「cruisebookjapan」の翻訳・運用に携わる外国人スタッフについて、
インバウンドテクノロジー社の紹介を活用しております。
・トラベルブック社も、好調に業績を伸ばしております。
当社との集客提携として、サイト内の観光ガイドにてクルーズ旅⾏について取り上げる
記事を多数掲載しております。
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多⾔語サイトCruisebookjapanについて
「cruisebookjapan.com」 クルーズ検索・予約ができる、多言語対応サイト
日本語 ・2018年12月末にリリース
英語
中国語(簡体) ・現在、ベトナム語、ヒンドゥー語の開発を進めております。
台湾語(繁体)
韓国語 ・4月より、英語サイト、台湾・韓国の順に、マーケティング・
インドネシア語 集客を⾏っていきます。
タイ語
7か国語対応︕
政府目標
2020年500万⼈*1
500 クルーズ船による外国人入国者数(万人)
400
300
252.9
199.2
200
111.6
100
41.6
17.4
0
2013 2014 2015 2016 2017
2018.6.12 国⼟交通省「2017年の我が国のクルーズ等の動向について」より当社作成 5
えびす旅館の取得について①
えびす旅館について
えびす旅館は京都駅から徒歩7分ほどの便利な⽴地ながら、閑静で落ち着いた通りに
⾯しております。JR/新幹線八条口からは、近鉄名店街「みやこみち」をどおり通り抜
け、大通りに出てください。そこから当館は徒歩数分ですので、雨天や大きなスーツ
ケースをお持ちの旅⾏の際も便利です。
平成27年新築、客室数は9室(最大宿泊人数27名)、外国人(インバウンド)向けの、
⾷事の提供を⾏わない、ホステル型の⼩規模宿泊特化型施設です。
京都市南区東九条中殿田町16-2
宿泊ブッキングサイトでも高評価の宿泊施設です
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えびす旅館の取得について②
ベストワンドットコム グループのホテル事業の位置づけ
ベストワンドットコムは、「クルーズ旅⾏を通じて全てのお客様に初めての感動体験を」を理念に、
「クルーズ旅⾏をもっと⾝近に もっと⼿軽に」をミッションに掲げ、クルーズ旅⾏専門のグローバル
OTAを目指しています。
クルーズ市場というニッチトップを目指すために、多言語(グローバル)化、OTA商材の多角化等を
計画・実⾏しております。
日本のクルーズ人口は前年⽐27%増(国⼟交通省「2017年の我が国のクルーズ等の動向」)、アジ
アのクルーズ人口は前年⽐20%増(CLIA 「Asia Cruise Trends 2018」)と、市場規模も着実に成⻑
を続け、足元の業績も堅調に推移しております。
その⼀方で、当社のノウハウ・アセットを活かせる新規事業への進出についても、グループとしての
経営基盤を強化するための重点テーマとして検討してまいりました。
主に、クルーズ、OTA、グローバル(インバウンド)を軸として、トラベル領域でより大きな市場へ
の参入、商品の取り扱いを⾏ってまいります。
今回のM&Aをきっかけに、グループ内に宿泊施設を所有することで、独自商品開発(ホテル泊付き
クルーズツアー)を⾏うことや、グローバル人材の獲得やインバウンドマーケティングでの協働・ノウ
ハウ共有などを想定しております。
えびす旅館(ホテル事業) 今後の計画
現状のホテル需給及び今後の⾒通しを考え、ホテル事業について⼀定の収益 ⾦沢
性を⾒込めると判断し、参入を決定いたしました。
部屋数や施設の規模などを慎重に検討し、過大な投資を控えながらも、 福岡 京都
クルーズ事業とシナジーのある⽴地への展開を⾏い収益性を確保していきます。
大阪
・クルーズと親和性の高い港町⽴地 名古屋
神⼾
・適切な投資規模(⼩~中規模ホステル)
横浜 東京
・テーマ、コンセプト(京都の「和」「旅館」)
を軸とした展開を計画しております。 ※地名は港⽴地の⼀例で、予定・確定のものではありません。 7
(補足資料)
会社概要
事業内容 クルーズ旅⾏・船旅 専門のオンライン旅⾏会社 沿革
2005年9月 株式会社ベストワンドットコムを渋⾕区松濤に設⽴
〒162-0067
所在地 2005年12月 東京都へ第3種旅⾏業登録(東京都知事登録旅⾏業第3-5693号)
東京都新宿区富久町16-6 ⻄倉LKビル2階
2006年1月 オンライン旅⾏予約サイト「ベストワンクルーズ」運営開始
観光庁⻑官登録旅⾏業第1980号
登録番号 2009年7月 本社を港区六本木5丁目に移転
(社)日本旅⾏業協会正会員
2013年7月 本社を新宿区新宿6丁目に移転
資本⾦ 286,335千円(資本準備⾦202,835千円) 2014年9月 ハネムーンクルーズ専門サイト「HUNEMOON」オープン
2014年12月 第1種旅⾏業に変更登録(観光庁⻑官登録旅⾏業第1980号)
設⽴ 2005年9月5日
自社企画旅⾏を販売開始
29名(臨時従業員の年間平均雇用人数を含む) 2015年6月 本社を新宿区新宿5丁目に移転
従業員数
*2019.1月末時点
2016年3月 株式会社ファイブスタークルーズを完全子会社化
代表取締役社⻑ 澤田秀太 2017年8月 本社を新宿区富久町に移転
2017年11月 株式会社アドベンチャーと販売業務提携
取締役 ⼩川隆生 野本洋平 米山実香 高木洋平 2017年11月 コスタアワード オンライン部門FIT(個人旅⾏)優秀賞を受賞
2017年11月 ロイヤルカリビアンインターナショナル 優秀セールス賞を受賞
監査役 ⼩笠司朗 野村宜弘 髙梨良紀
2018年4月 東京証券取引所マザーズ上場
株式会社ファイブスタークルーズ(100%子会社) 2018年5月 株式会社NTTドコモと販売業務提携
子会社
株式会社えびす旅館
2018年11月 ロイヤルカリビアンインターナショナル優秀セールス賞2年連続受賞
2018年12月 株式会社えびす旅館を連結子会社化
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(補足資料)
経営理念
クルーズ旅⾏・船旅を通じて
全てのお客様に初めての感動体験を
Life Change Experience
クルーズを もっと身近に もっと⼿軽に
若い旅⾏者や、まだクルーズに乗船したことが無い人に向けて、
気軽に安心してクルーズ旅⾏・船旅に⾏くための環境づくりを⾏い
新しい旅⾏スタイルを経験するきっかけを提供していきたいと考えています。
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(補足資料)
サービス概要
当社グループは、クルーズ旅⾏専門のオンライン旅⾏会社として、リーズナブルなクルーズ旅
⾏を取りそろえた「ベストワンクルーズ」、ハネムーン顧客を対象とした「フネムーン」、子
会社では高級船を専門に取り扱う「ファイブスタークルーズ」を運営しております。
ベストワンクルーズ
クルーズ乗船券とパッケージツアーをオンラインで検索・予約可能な専
門サイトです。乗船券、自社企画商品に加えて、提携旅⾏会社のツアー
も予約可能で、取り扱いコース数は22,000(1月末時点)コースを誇り
ます。
フネムーン(ハネムーンクルーズ専門サイト) ファイブスタークルーズ(子会社)
ベストワンクルーズとは別サイトと 高級船を専門に取扱う旅⾏会社です。
してマーケティングを⾏い、当初ク 高級船、カジュアル船のスイートに特
ルーズを検討していなかったハネ 化したラインナップで、富裕層、シニ
ムーナーへアプローチしています。 アに向けた販売を⾏っています。
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(補足資料)
成⻑戦略概要
当社グループでは、既存ビジネスのチャネル強化・商品⼒強化に注⼒すると共に、他社提携機
会の模索や中⻑期的な取扱商品拡充により、持続的、かつ、スピード感のある成⻑を目指しま
す。
売上高、 • クルーズ以外の旅⾏商品の強化
営業利益等
航空券、ホテル、海外旅⾏保険、現地
送迎・観光等
商品ラインナップ拡充
システム提携等による販売促進
取扱商品拡充 • 旅⾏会社、旅⾏商品取扱会社
2017.11より(株)アドベンチャー
と提携し、 航空券予約サイト
「skyticket」へのクルーズ商品
掲載開始
• 異業種提携
2018.5よりNTTドコモと提携し
他社提携 「 dトラベル」でクルーズ掲載。
顧客属性の近い異業種との提携で、
潜在層へのアプローチを拡大
現在 • チャネル強化
スマートフォン向けアプリ開発
既存ビジネス インバウンド強化(多言語対応)
• 商品⼒強化
チャータークルーズ
年度 添乗員同⾏ツアー
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免責事項及び将来⾒通しに関する注意事項
免責事項
■ この資料は投資家の皆様の参考に資するため、株式会社ベストワンドットコム(以下「当社」)の現状をご理解
いただくことを目的として、当社が作成したものです。
■ 当資料に掲載された内容は、作成日現在において⼀般的に認識されている経済・社会等の情勢及び当社が合理的
と判断した⼀定の前提に基づいて作成されておりますが、経営環境の変化等の事由により、予告なく変更される
可能性があります。
■ 当資料に掲載されている内容は、資料作成時における当社の判断であり、作成にあたり当社は細心の注意を払って
おりますが、その情報の正確性、完全性を保証又は約束するものではなく、内容についていかなる表明・保証を
⾏うものでもありません。
将来⾒通しに関する注意事項
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ます。これらは、現在における⾒込み、予測及びリスクを伴う想定に基づくものであり、実質的にこれらの記述
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国際的な経済状況が含まれます。
■ 今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は、本発表に含まれる「⾒通し情報」の更新・
修正を⾏う義務を負うものではありません。
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