6575 M-HUMANAHD 2019-05-27 15:00:00
2019年3月期決算説明資料 [pdf]
2019年3月期決算説明資料
ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス株式会社
(証券コード6575)
2019年5月27日
2019年3月期 決算説明
2
目次
1.ヒューマン・アソシエイツ・グループの事業ポートフォリオ
2.2019年3月期決算実績
3.セグメント別決算報告
(1)人材紹介事業
(2)メンタルヘルスケア事業
4.今後の成長戦略
5.株主還元
3
1.ヒューマン・アソシエイツ・グループの事業ポートフォリオ
4
(1) 会社及び事業概要
会社概要 経営理念
会 社 名 ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス㈱ 経営理念
1990年3月 「企業組織における最も重要な経営資源である人材
設 立 人材紹介事業は1996年9月、 の価値を高め、企業がより高度な活動を継続していく
メンタルヘルスケア事業は2000年2月開始
お手伝いをすること」
資 本 金 168,528千円(2019年3月末現在)
様々な人事機能に関するサービスを当社グループで
代 表 者 代表取締役社長:渡部昭彦 一括して提供することで、企業を取り巻く様々なリスク
本社:東京都港区 や課題を解消するための解決策を総合的に提供し、
拠 点
支店:大阪 また、当社グループの特色を活かした事業展開による
135名(2019年3月末現在) 高付加価値ソリューションの提供を行っております。
従業員数
その他カウンセラー 78名(2019年3月末現在)
事業概要 収益形態
人材紹介事業
3つの事業会社を有し、それぞれ上位職階、グ
ローバル人材等に注力し、求人企業に対して候 メンタルヘルスケア事業
補者(求職者)を紹介するサービス 869 百万円 売上高 人材紹介事業
メンタルヘルスケア事業 46% 1,883百万円 1,014 百万円
カウンセリング、ストレスチェック及びその後の (2019年3月期) 54%
フォローアップサービス、その他企業向け各種研
修等のメンタルヘルスケアのサービスをワンストッ
プで提供するサービス
5
(2) グループ概要図
ヒューマン・アソシエイツグループ (2019年3月末現在)
135名
ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス㈱ 21名
人材紹介事業 メンタルヘルスケア事業
100% 100% 100% 100%
AIMS
Optia ヒューマン・
インターナショナル ㈱A・ヒューマン
Partners㈱ フロンティア㈱
ジャパン㈱
15名 44名 22名 33名
6
(3) 人材紹介事業概要
人材ビジネス企業の区分 当社グループにおける各人材紹介会社の概要
経営層、シニアマネジメント層、上級専門職に特化
世界50ヶ国以上に90ヶ所以上の拠点を構えるエグゼクティ
AIMS ブサーチネットワークであるAIMS Internationalとの業務提
エグゼクティブ 携により、求人企業の海外進出に合わせた、海外での経営
サーチ業界 層及びマネジメント層のグローバル採用ニーズに人材市場
データと調査能力を提供
経営層 外資系企業の人材ニーズ、加えて海外進出企業に求められ
シニアマネジメント層 る国際人材のご紹介に注力
上級専門職層 OP 外資系企業の上層部に直接コンタクトを取ることで、より上
位ポジション、高額案件の受注を獲得
グローバル
登録型人材紹介業界 バイリンガルの優秀な日本人求職者を多く保持
人材
&各種求人媒体
30代~40代を中心としたビジネスパーソンであるミドルマネジ
ミドルマネジメント層 AH メント層に注力
派遣 担当業界別の経験豊富なコンサルタント
業界
担当職
第二新卒 ミドルマネジメント以上の人材紹介に特化
特色のある事業会社3社からなる人材サービス、3社のシ
新卒 ナジーを追及した求人企業及び求職者のニーズに沿った
サービス提供が可能
7
(注)AIMS・・・AIMSインターナショナルジャパン㈱、OP・・・Optia Partners㈱、AH・・・㈱A・ヒューマン
(4) メンタルヘルスケア事業概要
メンタルヘルスケア事業の概要及び当社グループの特徴
メンタルヘルスケアのフロー 1 メンタルヘルスケアのサービスをワンストップで提供
ワンストップサービス(EAP) メンタルヘルス対策の一次予防(不調者発生予防)、二次予防
(早期発見・早期対応)、三次予防(復職後の再発防止)ま
ステップ 一次予防 二次予防 三次予防 でを幅広くカバーするワンストップサービスと、出張カウンセリングに象
徴される独自の「現場型」カウンセリングを提供
不調者 早期発見・
目的 再発防止
発生予防 早期対応 2 自社開発のストレスチェックシステム
現場型出張カウンセリング 顧客ニーズに則した自社システムを活用
休業者・復職 3 ストック型ビジネスによる安定した収益
ストレスチェック・
者支援プログ EAP契約は、年間契約かつ自動延長条項付の契約が大半を占
組織分析
ラム めており、契約企業がEAP契約の有用性を評価する限りは契約の
対策 継続が期待
EAPとSCのシナジー(SC実施企業の多くがEAP事業も契約)
CISM
研修 (特別サポート) →双方の組織に係る分析結果に基づくサービス提供
4 SC法制化及び働き方改革等の需要取り込みを目指す
組織コンサルテーション 2015年12月、労働安全衛生法の改正により、50名以上の事
業所について、SCが義務化
(注)EAP(Employee Assistance Program(従業員支援プログラム)) SCの実施に留まらず、その後の組織分析・職場環境改善活動等
:企業の社員・家族が抱える様々な悩みをカウンセリングを通じて支援する のフォローアップサービスを提案
プログラム
働き方改革及び健康経営等により需要が拡大傾向にある中、
SC(Stress Check):ストレスチェック
EAP関連サービス全般を提供し、より一層の事業展開を図る
CISM(Critical Incident Stress Management):天災、自殺等による
惨事ストレスのケア 8
2.2019年3月期決算実績
9
(1) 連結業績ハイライト
(単位:百万円、%)
連結 2018年3月期 2019年3月期 増減差異 増減比率
売上高 1,948 1,883 ▲64 ▲3.3
営業利益 255 147 ▲108 ▲42.3
営業利益率 13.1 7.8 ▲5.3pt
経常利益 257 148 ▲109 ▲42.5
特別利益 - 302 +302
特別損失 - 80 +80
税前利益 257 370 +112 +43.6
当期純利益 176 182 +6 +3.7
売上高(前年比3.3%減)
→人材紹介事業の大幅な減収(▲107百万円、▲10%)により全体としても▲3.3%減収。
営業利益(前年比42.3%減)
→人材紹介の売上低迷及び上場に伴うガバナンス強化によるコスト増により減益。
当期純利益(3.7%増)
→上記要因に加え、のれんの減損損失▲66百万円、本社移転費用▲13百万円があったものの、本
社移転に伴う移転補償金+302百万円により増益。 10
(2) セグメント別売上高
過去最高の前年度より▲64百万円減少したものの、年間平均10.5%で成長。
売上高の推移
(単位:百万円)
人材紹介事業
人材紹介事業 メンタルヘルスケア事業
1,948 • 対前年▲9.6%下落
2,000 1,883 • コンサルタントの採用遅延等の影響により前年
1,675 比マイナス。
1,542
827
1,500
869 メンタルヘルスケア事業
569 790 • 対前年5.1%上昇
• 既存顧客の維持及び新規取引先の獲得、さら
1,000
にはフォローアップサービスの強化により堅調に
CAGR:10.5% 推移。
1,121 1,014
500 972 885
0
2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期
(注)1.Optia Partners㈱ は2016年11月10日に100%株式取得により子会社となったため、2017年3月期におけるOptia
Partners㈱の売上及び営業利益は2016年11月11日から2017年3月31日までとなります。
(注)2.2017年3月期、人材紹介事業はグループ会社間の吸収合併による組織再編、上記Optia Partners㈱の完全子会社
化等の事業変革を実施したものの、当該変革に見合ったコンサルタントの獲得が計画未達であったこと等により、減収となっ
ております。
11
(3) 売上高推移
・人材紹介事業:1Qの落ち込み及び4Qの落ち込みが主要因。
いずれも期ズレが逆に作用し、2018年3月は売上前倒し(2019年4月売上減)、2019年3月は売上が
後ろ倒しにより減収。→コンサルタントの増加により安定した収益構造の実現が課題。
・メンタルヘルスケア事業:ストレスチェックの売上により2Q3Qに季節変動あり。
研修及びストレスチェック後のフォローアップサービスも増加傾向。
売上高 人材紹介 メンタルヘルスケア 連結
(単位:百万円)
534 523 507
485 467
500 460 455
398
400
294 306
282 274 271
300 252 249 264
238247 239 236
191
200 166 160 158
100
0
1Q 2Q 3Q 4Q 当1Q 当2Q 当3Q 当4Q
2018/3 2018/3 2018/3 2018/3 2019/3 2019/3 2019/3 2019/3
12
(4) セグメント別営業利益
人材紹介事業の売上低迷及び上場に伴うガバナンス強化によるコスト増により減益。
営業利益の推移
(単位:百万円) 人材紹介事業
全社費用 人材紹介事業 メンタルヘルスケア事業
• 対前年▲35.2%下落
24.9%
29.0% 29.6%
29.9%
• 売上減少に起因。特にOptia Partners㈱の
営業赤字による大幅な減少。
19.5% 13.9%
18.8% 16.5%
255
メンタルヘルスケア事業
203 147 • 対前年+6.0%上昇
183
245 • 既存顧客の維持及び新規取引先の獲得、さら
107 260 にはフォローアップサービスの強化により堅調に
229
推移
242 219
146 141
▲166 ▲172 ▲208 ▲ 254
2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期
(注) 1.Optia Partners㈱ は2016年11月10日に100%株式取得により子会社となったため、2017年3月期におけるOptia
Partners㈱の売上及び営業利益は2016年11月11日から2017年3月31日までとなります。
(注)2.2017年3月期、人材紹介事業はグループ会社間の吸収合併による組織再編、上記Optia Partners㈱の完全子会社化等の
事業変革を実施したものの、当該変革に見合ったコンサルタントの獲得が計画未達であったこと等により、減益となっております。
13
(5) 営業利益推移
・人材紹介事業は、 1Qの落ち込み及び4Qの落ち込みが主要因。
・メンタルヘルスケア事業は、ストレスチェックがピークを迎える2Q,3Qにおいて前年同期を超過。
・上場に伴うガバナンス強化に伴い全社費用は上昇傾向(当4QはM&Aに伴うDD費用含む)。
営業利益
人材紹介 メンタルヘルスケア 全社費用 連結
(単位:百万円)
99 103
105 88 88 91 87
85 71 69 66
65 57 60
51 47 51
45 37 35 36 37
30 28
18 19
25
4
5
-15
-10
-35
-55 -44
-50 -55
-55 -58 -60 -56
-75
-95 -83
1Q 2Q 3Q 4Q 当1Q 当2Q 当3Q 当4Q
2018/3 2018/3 2018/3 2018/3 2019/3 2019/3 2019/3 2019/3
14
(6) 貸借対照表
総資産 前期末比646百万円増加(移転補償金に係る未収入金+302百万円)。
負債合計 前期末比272百万円増加(未払金の増加は本社移転費用によるもの)。
純資産 前期末比374百万円増加(増資+242百万円、当期純利益+182百万円、配当▲52百万円)
2018年 2019年3月期末 2018年 2019年3月期末
(単位:百万円)
3月期末 増減 3月期末 増減
現 金 預 金 576 808 +231 未 払 金 153 325 +171
売 掛 金 134 105 ▲29 前 受 金 110 117 +7
未 収 入 金 2 363 +360 そ の 他 86 150 +63
そ の 他 38 33 ▲4 流動負債合計 351 593 +242
流動資産合計 752 1,310 +557 固定負債合計 35 65 +30
有形固定資産 87 213 +125 負 債 合 計 386 659 +272
資 本 金 70 168 +98
無形固定資産 111 38 ▲72
資 本 剰 余 金 11 155 +143
利 益 剰 余 金 597 727 +129
投資その他資産 112 147 +35
自 己 株 式 ▲2 ▲0 +2
株主資本合計 676 1,051 +374
固定資産合計 311 400 +88
評価・換算差額等 0 0 +0
純 資 産 合 計 676 1,051 +374
資 産 合 計 1,063 1,710 +646
負債純資産合計 1,063 1,710 +646 15
3.セグメント別決算報告
16
3(1)人材紹介事業
17
① のれんの減損損失計上について
▶ 2016年11月、Optia Partners㈱の全株式を取得し連結子会社化。
▶ 当期業績が低迷し、投資時点に想定していた計画を修正せざるを得ない状況
▶ 当3Qにおいて、のれん残高全額(66百万円)の減損損失を計上
(Optia社 コンサルタント数)
前期退職による減少部分を前期中に採用で補えず、当期初に積極的に採
用を行ったものの当期中の本格稼働には至らず、当期売上が減少。
21 21 21
18 18 19
17 17
13
4Q 2017/1Q 2Q 3Q 4Q 2018/1Q 2Q 3Q 4Q
18
② コンサルタントの採用状況
コンサルタント数の推移
(人) AIMS AH OP
69
70
コンサルタントは期末までに11
58
60
55 21 名純増したが、上期の純増は5
13
名に留まり当期中の本格稼働に
50
18 は至らず。
40
30
当期純増11名の来期売上貢
30 37 献により、売上増加及び営業基
35
29 盤の安定化を図る。
20
26
10
8 10 11
4
0
2016/3 2017/3 2018/3 2019/3
(注)AIMS・・・AIMSインターナショナルジャパン㈱、OP・・・Optia Partners㈱、AH・・・㈱A・ヒューマン
19
③ 人材紹介市場動向
市場規模の拡大
• 2016年度以前の2ケタ成長まではいかないものの、「人不足」による人材紹介市場の拡大は堅調
に推移
「人材紹介市場規模推移」 「求人・求職及び求人倍率の推移」
(億円) 市場規模 成長率 月間有効求人数 月間有効求職者数
(倍)
4,000 有効求人倍率
(千人) 1.8
11.7% 11.3% 1.6
10.5% 1.5
9.5% 9.5% 4,000 1.6
8.7%
1.4
3,000 1.4
1.2
1.1
3,000 1.2
1.0
2,000
3,760
3,460 2,000 0.8
3,160
2,860
2,570 0.6
2,300
1,000
1,000 0.4
0.2
0 -10.0% 0 0.0
2016 17 18 19 20 21 (年度) 2015/3 16/3 17/3 18/3 19/3
出所:矢野経済研究所『人材ビジネスの現状と展望2018年度版』 出所:厚生労働省「一般職業紹介状況」 20
3(2)メンタルヘルスケア事業
21
① 商品別進捗状況
現場型 • 「現場型」カウンセリングの品質維持向上により
出張カウンセリング 既存顧客の満足度を高める
(EAP) • 新規顧客開拓に注力
• ストレスチェック後のフォローアップサービスの拡大
ストレスチェック 継続
• ストレスチェックシステム全面改修実施中
• ハラスメント防止研修の受注が大幅増加
研修 • レジリエンス研修、ワーク・エンゲージメント研修
をリリース
22
② メンタルヘルスケア市場動向
ストレスチェック・EAPともに市場は着実に拡大。現時点(2018年度)から2年後の2020
年度には2016年度の約1.3倍まで成長。
【EAP・メンタルヘルス領域の市場規模】
(億円)
250
200
150
217.3
100
166.4
50
0
2016年度 2020年度
(予測)
出所:シードプランニング『EAP・メンタルヘルス市場の現状と将来展望 2017』
注)上記は、ストレスチェック制度関連市場を含むEAP・メンタルヘルス領域の市場規模 23
4.今後の成長戦略
24
(1) サイコム・ブレインズ㈱の株式取得及び簡易株
式交換による完全子会社化
• 2019年5月14日…株式譲渡契約及び株式交換契約を締結
• 2019年5月末…株式取得により子会社化(70.9%)
• 2019年7月1日…株式交換により完全子会社化。
会社概要
代表者 西田 忠康
所在地 東京都千代田区外神田1-18-13
設立 1996年8月19日(2006年:旧サイコム社・旧ブレインズ社合併)
従業員数 34名(2019年3月末現在)
事業内容 国内外における研修の企画・運営・実施、公開講座、アセスメント、新興国体験、
オンライン教育事業、映像メディア制作事業、電子商取引事業、経営アカデミー
運営
(単位:百万円)
(過年度業績) 2016年9月期 2017年9月期 2018年9月期
売上高 800 863 809
営業利益 93 77 62
経常利益 94 74 63
当期純利益 60 50 41
25
(2) サイコム・ブレインズ㈱のグループ入りに伴う今後
の成長戦略
企業における人材価値向上の実現のため、
高付加価値な人事機能サービスを一括して提供する。
→ソリューション提供型人材サービスの“ワンストップショッピング”
【既存事業】
【人材紹介事業】
・企業の経営層等とのリレーションシップ 【メンタルヘルスケア事業】
・経営上の問題点の発見 ・組織分析による組織全体の問題点の発見
・経営組織レベルの人事サービスノウハウの蓄積
セグメント間の
クロスセールスの推進
New【研修事業】※サイコム・ブレインズ
・企業向け研修サービス提供がメインビジネス(大企業向け特化) 研修メニュー等
・企業毎の課題を把握し、研修メニューをカスタマイズ
・企業の「人材育成・組織力強化」領域で幅広い研修メニューを提供 新商品の開発
・海外拠点をアジア地区に4社保有(現地日系企業と取引)
グループの
グローバル化推進
『アセスメント』『コーチング』領域の
ノウハウ・リソース活用による新規事業の拡大
26
(3) 中長期成長戦略
・人材紹介事業は堅実な成長を目指す
・メンタルヘルスケア事業はM&Aも視野に入れ、より一層の拡大・成長を目指す
・新規事業領域への進出による成長も中長期的に目指す
5年内に売上50億を
目指す
新規事業(研修事業)
メンタルヘルスケア事業
人材紹介事業
2018.3期
時間 27
(4) 2020年3月期の通期業績予想について
• 当社は、事業規模の拡大を図るべく、引き続き既存事業の拡大を推進するととも
に、人材サービスに起因した積極的なM&A戦略を展開しております。
• 2016年11月には人材紹介事業を展開するOptia Partners㈱を100%子会
社とし、2019年5月末には研修事業を展開するサイコム・ブレインズ㈱をグループ
傘下とする予定です(2019年7月1日に100%子会社化予定)。
• 現在、人材紹介事業とメンタルヘルスケア事業の2事業構成であった当社グループ
が、サイコム・ブレインズ㈱をグループ傘下とすることで、2020年3月期は、3事業
体制となり、単なるセグメント間のクロスセールスにとらわれず、新商品の開発等のシ
ナジー最大化に向けた施策の実行を予定しており、また、グループ資源の効率化も
図ることで、全社的な経営戦略の見直しを図っております。
• 上記より、現時点では2020年3月期業績予想の開示を見合わせておりますが、
合理的な予想数値を算出することが可能となった時点で速やかに開示する予定と
しております。
28
5.株主還元
29
(1) 株主還元
配当政策について
■当社は、株主の皆様と長期的な信頼関係を構築するため、利益還
元を重要な経営課題に位置付けております。
■配当方針につきましては、将来の事業展開と経営基盤強化のため
に必要な内部留保を確保しつつ、連結配当性向30%程度を目
安として安定した配当を継続して実施していくことを基本方針とし
ております。
2017.3 2018.3 2019.3
24.30円 19.29円 18.36円
1株当たり配当金
(12.15円)
配当金総額 33,266千円 52,816千円 54,780千円
連結配当性向 29.4% 30.0% 30.0%
(注) 2018年1月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っております。上記では2017年3月期
の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算出した場合の数値を参考までに()内に記載しております。
30
ご留意事項
• 本資料は、ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス株式会社(以下、当社)
の業界動向及び事業内容について、当社による現時点における予定、推定、見
込みまたは予想に基づいた将来展望についても言及しております。
• これらの将来展望に関する表明の中には、様々なリスクや不確実性が内在しま
す。
既に知られたもしくは未だに知られていないリスク、不確実性その他の要因が、
将来の展望に関する表明に含まれる内容と異なる結果を引き起こす可能性がご
ざいます。
• 当社の実際の将来における事業内容や業績等は、本資料に記載されている将
来展望と異なる場合がございます。
• 本資料における将来展望に関する表明は、2019年5月27日現在において利
用可能な情報に基づいて当社によりなされたものであり、将来の出来事や状況
を反映して、将来展望に関するいかなる表明の記載も更新し、変更するもので
はございません。
31