事業計画及び成長可能性に関する事項
東証マザーズ 証券コード：6574
INDEX
P.02 会社概要
P.08 事業概要
P.16 業績・財務情報
P.20 市場環境
P.23 競争力の源泉
P.27 成長戦略
P.33 ESG SDGsに関する取組み
P.35 リスク情報
会社概要
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VISION ー私たちのビジョンー
ネイルで世界を変える
新しいネイルサービスの魅力を伝えネイルサービスの普及に貢献
５つのNo.1
ブランド認知度 高効率
顧客満足度 マーケットシェア 従業員満足度
&イメージ オペレーション
No.1 No.1 No.1
No.1 No.1
わかりやすい価格で提供 独自の
新規出店で
& FASTNAIL オペレーションによる 働きやすい環境
エリア拡大
安定した仕上がり 高い生産性
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会社概要及びマネジメント
株式会社コンヴァノ会社概要
創業／設立 創業 2007年4月11日 ／ 設立 2013年7月10日
従業員数 359名（13名）
※ 2021年６月末現在
※ ( )内は1日8時間換算による過去1年間の
平均臨時用者数（外数）
店舗数 60店舗
※ 2021年６月末現在
役員構成 代表取締役社長・CEO 壷井 成仁
取締役・COO 横山 周平 代表取締役社長・CEO 壷井 成仁 略歴
取締役・CFO 中野 律
1987年4月 日本マクドナルド株式会社 入社
取締役 水谷 謙作
社外取締役 伊藤 章子 2011年12月 同社直営コンサルティング部 マネージャー
常勤監査役(社外） 中川 信男 2012年1月 旧株式会社コンヴァノ（現 当社）入社
財務経理本部本部長、情報システム本部長兼任
監査役 澄川 恭章
2013年7月 当社取締役・CFO就任
社外監査役 谷口 哲一
2019年6月 当社代表取締役社長・CEO就任（現任）
執行役員・CMO 横山 恭平
執行役員 中村 衣里
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沿革
2015.3 メディア事業を目的とした子会社、株式会社
femedia(フィーメデイア)を東京都渋谷区に
設立（連結子会社）
2015.4 爪に優しく短時間でジェルの除去ができる新ジェ
ルオフ装置「e.g.1」を導入
2015.8 デザイン選択、サロン予約が出来る自社開発WEB
2010.2 東京都新宿区にFASTNAIL1号店を出店
予約システムを導入
2013.12 ネイリスト育成の研修機 2016.2 東海地区への初出店
関であるコンヴァノ・ネ
イルビジネスアカデミー 2021.3 ファストネイルロコモデルFC展開開始
（CNBA）の教室を新た
に設置 2020.3 九州地区への初出店
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021
2011 関西地区への初出店
2017 FASTNAIL TOWN ア プ
リのダウンロード数が
2014.2 旧(株)コンヴァノの子会社である 10万件を突破
(株)ファストネイル及びレガリー
コミュニケーションズを吸収合併 2018.4 東京証券取引所マザーズ市場に
株式を上場
2014.6 東京都豊島区にファストネイル・
プラス1号店となる池袋店を出店 2018.6 中国地区への初出店として広島県
広島市中区にファストネイル広島
パルコ店を出店
2019.10 新人ネイリストの採用・研修施設を東京都台東区に新設
プロネイリストの育成サロン 「NAIL FLAPS(ネイル
フラップス)」を東京都台東区に新設
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事業内容
Creation Of New Value And New Opportunities
新しい価値の創造と機会の拡大
ネイル事業
FASTNAIL、FASTNAIL PLUS、FASTNAIL LOCO
従来の常識や既成概念にとらわれないビジネスモデル
を構築し、ネイルサロンをチェーン展開
売上高の
D2Cブランド
Legaly、CONST
ネイルサロンに加えECサイトにてジェルネイルユーザ
ーのみならず幅広い消費者へ、ネイル・ハンドケアを
約99.5%が
中心としたアイテムを展開
研修サロン ネイル事業
NAIL FLAPS
メディア事業
femedia
ファストネイルをはじめ大手主要ネイルサロンにおいて
、企業の販促やマーケティング活動を支援する広告事業
を展開
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事業系統図
一般消費者
ネイルサービス・物品販売 各種システム・原材料 ネイルサービス・物品販売
CM放映や試供品配布など 商品などの供給 CM放映や試供品配布など
FC加盟店 CM放映や
試供品配布など
当社グループ 研修生の受け入れ
直営店
【ネイル事業】 【メディア事業】
店舗ブランド
CM製作・放映
業務提携
試供品配布 サロン
CM動画や CM動画や
試供品など アンケート実施 試供品など
バナー広告
物販商品ブランド 研修サロン
メール広告
・
・
・
原材料・商品仕入れ CM動画や試供品など
仕入先 広告主
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事業概要
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ブランドコンセプト
「いつもキレイ」を
「私らしく」選べる
誰もが気軽に楽しめる
ネイル業界の
ファストファッションブランドの確立
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ブランドコンセプトと特長
「いつもキレイ」を FASTNAIL 5０店舗
「私らしく」選べる 高品質ジェルネイルを低価格で
• スピーディー • 安定した品質
• 低価格 • 豊富なデザイン
首都圏を中心に全国展開
サクッと行ける
FASTNAIL PLUS 3店舗
ゆったり×気楽に×私らしく
シンプルプライス
• デザインをカスタマイズ
• ネイリストの指名
PLUS新宿店/PLUS大宮店/PLUS横浜店
便利なトコロに
FASTNAIL LOCO ７店舗
もっと身近に！もっと便利に！もっと手軽に！
豊富なデザイン
• ヘアサロン内併設の店舗
LOCO昭島店/LOCO東大和店/LOCO国立店/LOCOつかしん店
LOCO春日店/LOCO大名店/LOCOららぽーと沼津店
※ 店舗数は2021年3月末現在
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ファストネイルと一般的なネイルサロンとの違い
デザイン
時間 料金設定 予約方法 ジェルオフ 指名
オーダー
低価格で
自社WEB・ 優しい
FASTNAIL 60分 シンプルな 来店前 指名なし
アプリ スチームオフ
料金体系
一般的な 高価格で
外部メディ 溶剤を使って
ジェルネイル 90～120分 わかりにくい 来店後 指名制
ア・電話 やすりで剥離
サロン 料金体系
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店舗ネットワーク
関東エリア
45店舗
60店舗
■商業施設型 ■テナントビル型
23
東海エリア
関西エリア
（2021年6月末現在）
7店舗 4店舗 九州エリア
中国エリア
3店舗
22 5 2 1店舗
1
2 2 1 2
商業施設型 テナントビル型
• 高い視認性・オープンな店作り • 通いやすい駅近テナントビル
• ブランド認知度向上に貢献 • 低賃料の空中階に展開
• WEBに頼らない店前集客 • 営業時間は需要にマッチした設定
• 商業施設の販促イベントも活用 • WEBによる集客
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店舗数推移
• 集客力のある商業施設型の出店が順調に増加
60 60
55
53
47
32 32
40 23 27
35 18
10
28 7
26
4
3
17
1
28 30 29 30 28 28 28
9 23 24
16
4
9
1 4
1
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022
3期 3期 3期 3期 3期 3期 3期 3期 3期 3期 3期 3期 3期1Q
■商業施設型 ■テナントビル型
※ 2021年６月末現在
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ネイル事業 季節性について
• ネイル事業には、季節性による需要の変動があります
• 季節性により客数だけでなく、顧客単価も変動します
• 傾向値であり、自然災害等によって大きな影響を受ける場合があります
経験則に基づく季節性イメージ
（
売
上
収
益
）
季節性に由来する売上収益の上昇が、収益面では非常に大きく貢献
1Q 2Q 3Q 4Q
（4-6月） （7-9月） （10-12月） （1-3月）
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D2Cブランド
OIL
CREAM
1万人のお客様と100人のトップネイリ KIT
ストの声に学び、香りにこだわって作ら GOODS
れたオリジナル商品
D2Cブランド「CONST」をリリース
第一弾 ネイルセラムを2021年３月新発売
ECサイト開設と店舗での販売
第二弾 ハンドセラムを2021年８月新発売
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業績・財務情報
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2022年3月期 第１四半期ＰＬサマリ
• 緊急事態宣言下ではあったが、売上収益が前年同期比で＋223.0%と大幅に改善したため、四半期利益は黒字となり
ました
（百万円）
2021年3月期 2022年3月期 対前年同期比
（１Q実績） （１Q実績） 増減率
売上収益 166 536 +223.0 ％
売上原価 304 348 +14.2 %
売上総利益 ▲139 188 -
販売費及び一般管理費 203 194 ▲4.4 %
助成金・その他 126 50 ▲60.2 %
営業利益 ▲215 45 -
税引前利益 ▲216 43 -
四半期利益 ▲216 29 -
EPS (円) (希薄化後) ▲96.34(▲96.34) 12.69(12.65)
EBITDA ▲154 102 -
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通期業績見通しと第1四半期時点の進捗率
通期業績見通しについて
• 売上収益は、現在も一部商業施設内の店舗で時短営業を余儀なくされておりますが、新規顧客の獲得とリピーターへ
の移行促進に取り組み、来店客数及び客単価が回復傾向にあることから、前期比47.9％増の2,390百万円を見込んで
おります
• 損益は、前期比での大幅な増収に加え、ジェル硬化用UVランプのLED化や新型スチームオフ（e.g.2）導入などコス
ト削減及び生産性向上の取り組みが業績に寄与し、黒字に転じると見込んでおります
• 当資料の進捗状況を反映した改定につきましては、今後、本決算後の６月頃を目途として開示予定です。
• 新型コロナウイルスの収束後を見据えて、今後の出店戦略を検討しております。新たに出店戦略を策定した場合には
当該タイミングにかかわらず開示を行います。
（百万円）
2022年3月期 2022年3月期
進捗率
（１Q実績） （予想）
売上収益 536 2,390 22.4%
営業利益 45 100 44.6%
税引前利益 43 100 43%
四半期・当期利益 29 60 47.8%
EPS (円) (希薄化後) 12.69(12.65) 26.49 -
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売上収益、営業利益/率の四半期推移（会計期間）
2022年３月期１Qは４月下旬に主要都府県にて発出された３回目の緊急事態宣言により、一部の商業施設では土日休業、
時短営業を余儀なくされたが、新規顧客の獲得とリピーターへの移行促進等により、売上収益は536百万円、営業利益率は8.3％
となった
売上収益 営業利益 営業利益率
（百万円）
14.0% 8.5% 12.8% 5.3% 13.0%
2.0% 2.0% 7.9% 7.5% 8.3%
3.7% 3.4% 2.0% 1.1%
700
▲3.8%
658
600 ▲19.0%
602 607
581 569
557 557
500 527 532 536
502 ▲129.9% 513
483 497 487
400 449
300
200
86 166
100 74 77
42 44 31 45 45
18 10 11 18 11 6
0
2018 2018 2018 2018 2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021 2021 2021 2021 2022
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
-100
▲85 ▲18
-200
▲215
-300
※ 上記指標は、国際会計基準(IFRS)により作成しております。
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市場環境
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ネイルサービス市場規模の推移
• ネイルサービス市場は、ゆるやかながら堅調に拡大
労働力人口総数に占める
女性割合42%
労働力人口総数に占める
2010年 女性割合44.4%
約
労働力人口総数に占める
1,500 億円
女性割合41.3%
2019年
2005年
約
約
500 億円 1,737 億円
見込み
2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020
(見込） （予測）
一般にネイルサービスの単価が低下傾向にある中、緩やかながらも着実に市場が伸び
ていることから、ネイル人口の裾野が相当程度拡がっているものと認識しています
出典 NPO法人日本ネイリスト協会「ネイル白書2020」
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ポジショニング
• 当社が属するネイル事業（ネイルサロン）は、殆どが個人事業主形態であり、当社と同様の短時間・低価格帯での
チェーン展開を行っている代表的な企業は、主に以下の4社(当社含む）※1
• 当社はターゲット顧客数の多い首都圏を中心に店舗数が多く、幅広い価格帯でサービスを提供
• ネイルサービスを特に活用する女性人口（20代～50代）のうち約30%は首都圏※2に居住
（ご参考）
社名 コンヴァノ A社 B社 C社 国内女性20代から50代の人口に対して
当該首都圏人口の割合※2
首都圏 東海 関西 中国 九州 首都圏 東海 関西 北海道首都圏 東海 関西 中国 九州 首都圏
首都圏
店舗数
45 ７ 4 1 3 25 11 48 3 17 1 1 1 5 12 31%
その他
60 84 28 12 69%
3,850円～ 3,080円～ 3,980円～ 3,990円～
価格帯
8,800円 7,560円 8,480円 4,990円
日本の20代から50代の女性人口は約
3千万人。その内約1千万人が首都圏
時間 60分 60分 90分 60分 （埼玉県、千葉県、東京都、神奈川
県）に在住。
※1 当社の店舗数は2021年６月30日現在
※2 総務省統計局 都道府県，年齢（5歳階級），男女別人口－総人口，日本人人口(2019年10月1日現在)
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競争力の源泉
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当社の強み ①高効率オペレーション
ファストネイル 分業化することで高い生産性を実現
ご来店から
他の デザイン 他の お帰りまで
ネイリスト コンサル 受付 お客様を お客様を 会計 お見送り
コンサル （店内司令塔） 対応
確認 対応
5min.※ 25min.
約1時間
2min. 3min. 4min. 1min.
ネイリスト
他の 他の 他の
（施術者） ジェル ジェル
お客様 お客様 お客様を お客様を お客様を
30min. / 対応 オフ 対応 オン 対応
ジェルオフ
ジェルオン 1顧客
（ジェル塗布）
※ ジェルオフの所要時間は20分程度ですが、自社開発のジェルオフ機器を使用することで、ネイリストの関与時間は5分となります。
一般的なネイルサロン 約2時間ひとりのお客の対応にかかりきり
ネイリスト
ご来店から
ネイリスト デザイン お帰りまで
（施術者） ジェル デザイン ジェル
受付 提案 会計 お見送り
120min. / オフ ヒアリング オン
合意
1顧客
約2時間
7min 3min
5min. 30min. 10min. 20min. 45min.
お客様 . .
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当社の強み ②外部メディアに依存しない高い顧客獲得力
• 自社オリジナルの予約システム「FASTNAIL TOWN」を持つことで、リピーター増加及びコスト削減を実現
自社経由での予約が約56.6％ リピーターと新規の推移
外部経由
50,000 月間来店客数
自社経由 約 40,000人
自社経由 40,000 （2021年４月～６月平均）
56.6%
• WEB＆アプリ：32.0%
• 前回来店時：18.1%
• 電話：6.0% 30,000
• 直接来店：0.5%
20,000
リピーター
10,000
新規
0
11/6 12/6 13/6 14/6 15/6 16/6 17/6 18/6 19/6 20/6 21/6
※ 2021年４月～６月 実績
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当社の強み ③独自の社員教育制度
• 未経験者を採用し、自社育成機関により入社後２ヵ月でプロネイリストに育成するノウハウを構築
• 経験者や美容専門学校卒業生にこだわらず、幅広い人材を採用し、より多くのネイリストを確保
• 低コストで投資回収期間の短い新規出店と相まって、着実な店舗網の拡大を実現
入社 ネイリスト育成 店舗配属 継続教育
• 未経験者
• 経験者 • 実務を通して構築した独自のカリキュラム
• 店舗と同レイアウトの研修センター
• ベテランスタッフによる実践的な指導 • ビジネスパーソンと
しての教育
• 到達度を確認する自社オリジナルテスト
• 継続的な技術教育・社内評価。基準・昇進資格
Assessment of Business Ability
for Nail expert としても活用
プロネイリスト実務能力判定
アーバンテスト
• 新人育成専用のネイルサロン
• 実際のお客様にサービスを行う
• 実践の場に触れることで、より経験値を高める
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成長戦略
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コンヴァノの成長イメージ
1. 出店戦略を強化 フランチャイズ展開を開始
従来の大都市圏の優良物件を中心とした直営店舗の出店戦略に加え、「FASTNAIL
LOCOモデル」として教育・オペレーションからCRMまで自社の強みをパッケージ化。
それをフランチャイズ契約で展開し、地方都市も視野に入れたマーケットシェアのさら
なる拡大を目指します。
なお、現在公表している2022年３月期業績見通しでは、直営店舗とフランチャイズ店舗
を合わせて８店舗の新規出店を見込んでおりますが、以降の出店戦略につきましては、
新型コロナウイルスの収束後を見据えて検討していきます。
2. D2Cビジネスの開始 新ブランド「CONST」をD2Cで展開
D2C事業を開始。顧客とより密接なコミュニケーションによって顧客とのエンゲージメ
ントを高めるダイレクト販売モデルを構築していきます。
3. 採用・教育・働き方改革の推進
独自のカリキュラムによる人材育成、働き方改革をより一層推進していきます。
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企業価値向上のためのKPI
売上収益
顧客数 平均単価
• ハンドネイル＋フットネイル提案
• ネイルデザイン、メニューの充実
• 接客スキルを向上
リピーター増加 新規顧客増加 • 物販商品の拡充
• 自社メディア強化 • 外部メディアとの連携
• プロモーション強化
効率化
ネイリスト一人当たりの生産性
• 教育システムの充実、オペレーションや機器の改良
※ なお、KPIの推移につきましては、四半期毎に開示する決算説明資料に記載しております。
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来店客数、新規・リピーター比率の推移
来店客数 2021/１Q ３万５千人 2022/1Q 11万９千人
（千人）
160
145
140 133 130 131
126 126 124
121 119 121 122 119
120 115 117 114
100
100
80
82.1 82.6 83.9 83.9 85.2 85.9 88.0 88.2 87.8 87.1 86.6 86.５ 79.3 77.4 81.0 83｡2
% % % % % % % % % % % % % % ％ ％
60
40 35
83.8
20 %
17.9 17.4 16.1 16.1 14.8 20.7 22.6 19.0
14.1 12.9 13.4 13.5 16.8
% % % % % 12.0 11.8 12.2 % % ％
% % % % 16.2% %
0 % % %
2018 2018 2018 2018 2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021 2021 2021 2021 2022
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
リピーター 新規
※ 上記指標は、POSデータに基づいて作成しております。
※ ファストネイル全ブランド・全店舗（FC含む）の合計の数値となっております。
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平均顧客単価の推移
• 外部媒体への掲載内容の見直しと、ジェルネイルの新たなメニューやデザインの導入などにより、平均顧客単価は向
上した
2018年１Qを100%とした指標
112% 111.9%
110%
107.7%
108%
106.3% 106.7%
107.6% 106.4%
105.5%
106%
104.2% 104.0% 103.5% 価格改定
104% 103.3% 103.0%
102%
100.0%
100% 98.6% 99.8%
100.0% 98.8%
98%
2018 2018 2018 2018 2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021 2021 2021 2021 2022
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
※ 上記指標は、POSデータに基づいて作成しております。
※ ファストネイル全ブランド・全店舗（FC含む）の合計の数値となっております。
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ネイリスト1人あたりの生産性
（千円/月）
1000
867
836 827
790
800
704 723
649
600
400
200
0
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022
3期 3期 3期 3期 3期 3期 3期１Q
※ ネイリスト1名あたり平均月商は、以下の数式で算出しております。 [年間売上] ÷[1日8時間換算による年間平均在籍ネイリスト数]÷ [12ヶ月]
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ESG SDGｓに関する取組み
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ESG SDGsに関する取組み
Environment
環境にやさしいサービス、製品づくり
各店舗ではジェル硬化用UVランプのLED化やペーパーレス化を推進しています。
D2Cブランドでは環境に配慮した原材料を使った製品づくりをしています。
Social
未経験から質の高い教育を提供
プロネイリストの育成サロン「NAIL FLAPS（ネイル フラップス）」を運営しています。独自の研修プログラムにより短期間でプロ
ネイリストを育成する仕組みを構築。さらに研修期間中に多くの実践的な経験を積める場所も提供しています。
またネイリストの研修だけでなく、店舗運営や顧客満足度向上施策など経営に関する教育も実施しています。
女性が働きやすい環境を整備
当社従業員の約9割が女性です。そのため特に育児、介護などライフイベントで環境が変化しやすい女性に対して、企業主導型保育
園の利用契約を締結するなど、働きやすい労働環境を整備しています。なお、育児休暇取得率は100％です。
「美」を通して地方の経済活性化に貢献
各地方で事業を展開している、美容・理容・エステサロン等とフランチャイズ契約を締結し、各パートナー企業に新人ネイリスト育
成のための研修体制や独自オペレーション、CRMシステムなど当社の強みをパッケージ化したヘアサロン内併設型店舗「FASTNAIL
LOCO」モデルを提供しています。パートナー企業はサービスメニューの拡充による顧客満足度向上が図られ、地域の人材活用、経
済活性化にも貢献しています。
Governance
コーポレート・ガバナンス
法令順守、社会規範、企業倫理の徹底等、仕組みづくりや体制強化は重要課題と認識しております。
環境変化に対応、また事業拡大とともに、コーポレート・ガバナンス体制の充実に取り組んでいきます。
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リスク情報
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認識するリスク及びリスク対応策
• 以下には、当社が経営においてリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項について記載しております。有
価証券届出書「事業等のリスク」に記載の内容のうち、成長の実現や事業計画の遂行に影響する主要なリスクを抜粋
して記載しております。その他のリスクは、有価証券報告書の「事業等のリスク」をご参照ください。
リスク 当社グループが属しているネイル産業は、成熟期に移行し始めたものと思われます。また、ネイルサロ
市場動向と競合他社 ン事業は投資コストや法規制などにおいて参入障壁も低いことから、競合状態がさらに激化した場合に
について は、既存店舗の売上が減少し当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
対策 ファストネイルブランドの特徴と強みを一般消費者に、より一層アピールすることによる潜在需要の掘
可能性/時期 低/中長期
り起こしを強化すると共に、フランチャイズ展開などにより大都市圏以外でのブランド認知度の向上も
影響度 中
図ってまいります。
システム障害
リスク 予約システムなどを運用している外部レンタルサーバーや、電子帳票類の保管などに使用している自社
内サーバーなどに、不測の事態によってシステム障害が発生した場合には、店舗の運営に支障をきたし、
について
当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
可能性/時期 中/中長期
対策 セキュリティ対策としてVPN環境の構築、データの自動バックアップやサーバー予備機の設置、定期的
影響度 中 なウイルスチェックや管理ツールによる監視などの対策を講じております。
リスク 当社グループの金銭消費貸借契約に基づく借入金の一部には財務制限条項が付されております。これに
抵触した場合、貸付人の請求があれば債務の弁済が必要となり、当社グループの財務状態に影響を及ぼ
財務制限条項について
す可能性があるとともに、係る資金の確保ができない場合には、存続に影響を及ぼす可能性があります。
可能性/時期 低/中長期 対策 経済情勢や金利動向、財務バランスを総合的に勘案し、今後の出店や投資などに伴う支出についても、
影響度 中 有利子負債の適正水準の維持に努めながら適宜資金調達を行う方針です。
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認識するリスク及びリスク対応策
リスク 緊急事態宣言や外出自粛要請などによる消費マインドの低下だけでなく、臨時休業など営業自粛等の対
応を行わざるを得なくなった場合や、さらに、従業員の感染による店舗の休業や本社の業務の一時的な
閉鎖などが発生した場合に、当社グループの事業及び業績に重大な影響を与える可能性があります。
感染症の影響について 対策 店舗では、お客様に安心してご来店いただけるよう、各テーブルに飛沫防止シートを設置し、手指や器
具の消毒やマスクの着用、体温計測などの徹底を図っております。
本社では積極的にリモートワークや時差出勤、オンラインミーティングの活用などにより、密を回避し
可能性/時期 中/中長期 接触機会の低減を図っております。
影響度 大 また、全従業員に抗原検査キットを持たせることによって、万が一、陽性者が発生した場合に、すぐに
感染拡大防止の対応が取れる体制を取っております。
リスク 商標などの不正使用はもとより、ソーシャルメディアの普及にともなうインターネット上の書き込み、
インターネットなどに 悪意のあるクチコミ投稿などによる風評被害が発生・拡散した場合、その内容の正確性にかかわらず、
よる風評被害について 当社グループのブランドイメージや社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。また、ネイル産業全
体の社会的評価や評判が下落することにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
可能性/時期 中/中長期 対策 定期的なネットパトロールを実施する事により、当社グループに関する情報収集を行うと同時に、社内
影響度 小 に向けたコンプライアンス教育やコーポレート・ガバナンスの強化を継続して行い、ネイル産業のリー
ダーとしてお客様に愛され公正に評価されるよう、その役割を果たしてまいります。
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