6571 キュービーネットHD 2020-05-19 15:00:00
2020年6月期 第3四半期決算説明資料 [pdf]

キュービーネットホールディングス株式会社

2020年6月期 第3四半期 決算説明資料
2020年5月19日
Ⅰ 2020年6月期 第3四半期実績

Ⅱ 新型コロナウイルス感染拡大に
 よる当社業績への影響


                     1
2020年6月期第3四半期 グループ連結業績(サマリー)

− 価格改定の影響と新型コロナウイルスの影響があったものの、第3四半期では概ね増収増益
− 但し、通期業績予想は臨時休業等に伴う影響により下方修正、配当予想は無配へ修正

通期グループ連結業績(サマリー)


                    2020/6期第3四半期                         2020/6期通期

単位:百万円       実績          売上比       前期比      当初予想       修正予想        増減額       増減率

   売上収益       16,162     100.0%    106.2%     22,342    18,672      △3,671   △16.4%


   営業利益        1,353       8.4%    103.5%      2,200      194       △2,006   △91.2%


  税引前利益        1,252       7.7%    100.1%      2,112          47    △2,065   △97.8%


   当期利益            829     5.1%     99.4%      1,403          49    △1,354   △96.5%


 基本的1株当たり
             66円01銭                         112円42銭     3円88銭
   当期利益


 1株当たり配当額           -                       19円00銭      0円00銭

                                                                                      2
2020年6月期 第3四半期迄の取り組み(サマリー)

           – QB HOUSEを19店舗新規オープン、移転6店舗、リニューアル16店舗、
             増席8店舗、主に貸主都合による閉店13店舗、業務委託先の店舗を直轄
             (直雇用)へ契約変更21店舗
           – 3月26日に国内初出店となるQB PREMIUM大手町メトロピア店をオープン
   国内      – 2019年7月にロジス仙台校を開校(国内5ヶ所目)
           – 価格改定に伴うスタイリストの待遇改善を2019年8月から実施
           – 2019年10月の消費税の増税時、QB HOUSEは税込価格を据え置き、
             FaSS(ファス)は税込2,160円を税込2,200円へ変更


           – 香港:QB HOUSEを4店舗新規オープン、移転1店舗、
             閉店2店舗(内、1店舗はデベロッパー都合による一時閉店)
             2019年7月より60HK$→70HK$(16.7%アップ)へ価格改定を実施

                              改定前価格          改定後価格

   海外         香港の価格改定      60HK$(約840円)   70HK$(約980円)

           – シンガポール:2019年8月に8店舗目となるQB HOUSE Premium 1店舗を
             新規オープン、移転1店舗、移転に伴う閉店1店舗
           – 台湾: 1店舗の新規オープン、商業施設都合による閉店1店舗
           – アメリカ:2020年1月に4号店を新規オープン
                                                           3
国内の新店・増席


                  新店 (国内)                                増席 (国内)
【ショッピングセンター・商業施設】       【駅】
                                                     グランエミオ所沢(埼玉)
イオンモール川口前川(埼玉)          アトレ五反田(東京)                   mozoワンダーシティ(愛知)
津田沼パルコ(千葉)              QB PREMIUM大手町メトロピア(東京)       イオンモール京都五条(京都)
テラスモール松戸(千葉)            近鉄布施駅(大阪)                    カリーノ江坂(大阪)
本八幡駅前(千葉)               【路面】                         イオンSENRITO(大阪)
パークシティ武蔵小山ザ・モール(東京)     下北沢駅前(東京)                    イオンモール大阪ドームシティ(大阪)
イトーヨーカドー国領(東京)          高槻センター街(大阪)                  ゆめタウン呉(広島)

グランベリーパーク南町田(神奈川)       はかた駅前通り(福岡)                  博多マルイ(福岡)

ダイゴプラザ(神奈川)
ららぽーと沼津(静岡)
                         QB PREMIUM大手町メトロピア(3月26日オープン)
イオン藤井寺ショッピングセンター(大阪)
クリスタ長堀(大阪)
キャンパススクエア(兵庫)
BRANCH博多パピヨンガーデン(福岡)
サンエー具志川メインシティ(沖縄)
※オレンジ色は3Qにおける新店・増席の店舗
                                                                          4
 国内店舗月次売上高(税抜)の前年比の推移

 − 3月は主に時短影響。4月は国内の緊急事態宣言に伴い、 4月10日から7都府県の対象店
   舗を臨時休業、4月18日から全国の店舗を臨時休業した影響により、大幅な前年割れ
     2020年6月期 国内店舗月次売上高(税抜)の前年比*1                    1月までの全店累計:109.2%
            単位:%                                                             昨年2月に価格改定




                                                 1月までの既存店累計:108.0%




                                                    国内QB HOUSEは
                                                    増税時に価格据え置き
                                                    前年比2ポイント減


     土日祝日*2


*1   既存店とは前期期首から期末まで通年で稼動し、今期も稼働している店舗。国内店舗(FC店・ FaSSを含む)のデータであり、海外店舗分は含まず
*2   2019年6月期の同月と比較した場合の土日祝日数。2020年2月は閏年のプラス影響もあり
                                                                                         5
新店・移転・閉店の実績

− 27店舗の新店、8店舗の移転、17店舗の閉店(移転に伴う閉店を含む)
− 閉店は、主に駅改修工事やショッピングセンターのスクラップ&ビルドに伴う施設閉館等に伴うも
  の。近隣への店舗移転に注力

単位:店舗             業態           2019/6期末   新店   移転   閉店(※1)   増減   第3四半期末

               QB HOUSE          554      19   6     △13     12     566

  日本          QB PREMIUM          0       1    0      0      1       1

                  FaSS            13      0    0      0      0      13

           国内小計                  567      20   6     △13     13    580

             QB HOUSE(※2)         26      0    1      0      1      27

 シンガポール     QB HOUSE Premium      7       1    0      △1     0       7

                  Kids            3       0    0      0      0       3

               QB HOUSE           60      4    1      △2     3      63
  香港
              QB PREMIUM          1       0    0      0      0       1

  台湾           QB HOUSE           27      1    0      △1     0      27

  アメリカ         QB HOUSE           3       1    0      0      1       4

           海外小計                  127      7    2      △4     5     132

          連結グループ合計               694      27   8     △17     18    712
(※1)閉店数は移転に伴う閉店を含む
(※2)シンガポールの移転1店舗は前期(2019年6月)に閉店し、8月に移転オープン                                 6
売上収益の増減分析

− 売上収益については、新店及び国内・香港のQB HOUSEの価格改定の影響、第3四半期
  において新型コロナウイルスの影響も一部あったが、949百万円の増収
 単位:百万円
                                     前期比:106.2%




   0



  ※新規出店は出店後13ヶ月未満の店舗   直営店                        7
売上収益の構成

− 売上収益の直営店比率は96.2%、海外の比率は15.8%

運営形態別売上収益構成                             地域別売上収益構成


 FC店                     その他               海外

売上収益 :582百万円          売上収益 :29百万円         売上収益 :2,559百万円
     (構成比3.6%)             (構成比0.2%)
期末店舗数:70店舗
     (構成比9.8%) 3.6%   0.2%
                                                    15.8%




              2020年6月期                                2020年6月期
                   3Q                                      3Q
              16,162百万円                               16,162百万円




                 96.2%                                      84.2%


                          直営店                                   国内

                      売上収益 :15,550百万円                         売上収益 :13,602百万円
                           (構成比96.2%)
                      期末店舗数:642店舗
                           (構成比90.2%)
                                                                                8
売上総利益(粗利)の増減分析

− 粗利については、売上収益が増加した一方で、人員増及び待遇改善に伴う人件費等増、
  新店・売上歩合に伴う家賃等増などにより売上原価が増加し、179百万円増益
 単位:百万円




                                    前期比105.3%




    0




                                                9
国内の正社員の退職率の推移について

− 国内正社員の3Qの退職率は、年率換算で前期8.1%→当期7.2%(0.9ポイント減)

   国内正社員の3Qの
   退職率(年率換算)                         【参考】国内正社員の退職率の推移
                                          (年間実績)




           ※本社は除く
           ※研修施設(ロジスカットプロフェッショナルスタイリストスクール)含む
                                                        10
国内の従業員数(スタイリスト)について

− 国内正社員の3Q迄の採用数は、前期の上場効果分が通常ペースに戻り、前期比48人減
− 国内の従業員数は、 1年間で177人(正社員147人、パート30人)の純増

 単位:人   国内正社員の3Q迄の採用数                   単位:人   2020年3月末の国内従業員数




   ※業務委託先店舗からの移籍を除く。本社は除く                  ※業務委託先店舗からの移籍を含む。本社は除く
    研修施設(ロジスカットプロフェッショナルスタイリストスクール)含む       研修施設(ロジスカットプロフェッショナルスタイリストスクール)含む   11
営業利益の増減分析


− 営業利益については、粗利が増加した一方で、販管費が増加したことにより、45百万円増益

   単位:百万円




                                    前期比:103.5%




    0




                        粗利




   ※新規出店は出店後13ヶ月未満の店舗
                                                 12
販管費の増減分析

− 販管費については、待遇改善の一環として増額した期末手当の引当金増加、ブランドプロ
  ジェクト費用、香港の価格改定に伴う広告宣伝費増などにより増加
                                  前期比:104.6%
    単位:百万円




      0




                                               13
2020年6月期第3四半期 グループ連結業績概要

連結損益計算書


               2019/6期3Q                          2020/6期3Q

単位:百万円       実績          売上比        実績          売上比      増減額          前期比

売上収益          15,212       100.0%    16,162     100.0%         949    106.2%

売上原価         △ 11,843               △ 12,613                  △ 770    106.5%

売上総利益          3,369       22.2%      3,548      22.0%         179    105.3%

その他の営業収益            41                      8                 △ 33

販売費及び一般管理費    △ 2,083                △ 2,179                  △ 95     104.6%

その他の営業費用          △ 19                   △ 23                  △3

営業利益           1,307        8.6%      1,353       8.4%          45    103.5%

金融収益                11                     12                     1    113.3%

金融費用              △ 68                △ 114                   △ 45     166.8%

税引前四半期利益       1,250        8.2%      1,252       7.7%           1    100.1%

法人所得税費用        △ 415                  △ 422                    △6      101.6%

四半期利益             834       5.5%         829      5.1%         △5      99.4%



                                                                                14
2020年6月期第3四半期 グループ連結財務概要

連結財政状態計算書
    単位:百万円         2019/6期 4Q末 2020/6期 3Q末    増減額
    流動資産合計                3,982       3,494     △ 488
    現金及び現金同等物             2,489       2,370     △ 118
    営業債権及びその他の債権          1,160        796      △ 363
    棚卸資産                   116         126             9
    その他                    215         200          △ 15
    非流動資産合計              20,299      25,935     5,636
                                                           リース会計基準(IFRS)の改正に
    有形固定資産                2,327       1,934     △ 392      伴い、前期「リース資産」は当期「使
                                                           用権資産」 に計上
    使用権資産                    -        5,936     5,936
    のれん                  15,430      15,430           -
                                                           リース会計基準(IFRS)の改正に
    その他の金融資産              1,773       1,839           66   伴い、店舗賃料等の「使用権資
    繰延税金資産                 519         543            24   産」 を計上

    その他                    248         250             2
    資産合計                 24,282      29,430     5,147
                                                           長期借入金の返済による減少
    負債合計                 14,484      18,960     4,475
    営業債務及びその他の債務           273         348            75
                                                           リース会計基準(IFRS)の改正
    有利子負債                11,253      10,741     △ 512      に伴い、店舗賃料等の「リース負
                                                           債」 を計上
    リース負債                  465        5,936     5,470
    その他                   2,491       1,933     △ 558      前期の未払法人税・消費税、期
                                                           末手当等の支払による減少
    資本合計                  9,797      10,469         672
                                                           当期利益計上(829百万円)
    負債及び資本合計             24,282      29,430     5,147      剰余金の配当(△237百万円)



                                                                              15
2020年6月期第3四半期 グループ連結財務概要

連結キャッシュ・フロー計算書

単位:百万円                    2019/6期3Q 2020/6期3Q    増減額
                                                            リース会計基準(IFRS)の改正
営業活動によるキャッシュ・フロー               1,236     3,052     1,816    に伴い、使用権資産の減価償却
                                                            費が増加(1,813百万円)
 税引前四半期利益                      1,250     1,252         1
                                                            期末の銀行休業日に伴う債権回
 減価償却費及び償却費                      577     2,392     1,815    収時期の差異
 営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)        △ 69        401       470
 利息の支払額                        △ 61      △ 104     △ 42     国内キュービーネットの課税所得の
                                                            増加に伴う支払増加
 法人所得税の支払額                     △ 523     △ 821    △ 297
 その他                              62     △ 67     △ 130     課税売上の増加に伴う未払消費
                                                            税の増加
投資活動によるキャッシュ・フロー              △ 801     △ 652       149
 有形固定資産の取得による支出                △ 678     △ 533       144
                                                            国内のリニューアル店舗数減少
 無形資産の取得による支出                  △ 24      △ 21          2
 その他                           △ 98      △ 96          2
フリー・キャッシュ・フロー                   434      2,400     1,965
財務活動によるキャッシュ・フロー              △ 480    △ 2,518   △ 2,038
 短期借入金の純増減額(△は減少)                300        -     △ 300
 長期借入金の返済による支出                 △ 525     △ 525         -
 配当金の支払額                       △ 221     △ 237     △ 15     1株当たり配当額18円→19円

 リース負債の返済による支出                 △ 150   △ 1,930   △ 1,779
                                                            リース会計基準(IFRS)の改正に
 その他                             116       173         57   伴い、店舗賃料等のリース負債の返
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)            △ 39     △ 118      △ 78     済が増加(△1,797百万円)

現金及び現金同等物の当期末残高                1,978     2,370      392


                                                                                16
Ⅰ 2020年6月期 第3四半期実績

Ⅱ 新型コロナウイルス感染拡大に
 よる当社業績への影響


                     17
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う国内の流れについて
            社会の動き                     当社(国内)
2/27 政府が公立小中高の学校の臨時休校を要請   2/29 複数のデベロッパーより営業時間短縮の通達

2/28 北海道知事が緊急事態宣言を発表       3/6   営業時間短縮203店舗

3/11 WHOがパンデミック宣言          3/12 営業時間短縮207店舗、臨時休業1店舗

3/25 東京都が平日の自宅勤務や週末の不要不急
                           3/28 営業時間短縮89店舗、臨時休業47店舗
     の外出を控えるよう要請

4/7   政府が7都府県に緊急事態宣言       4/10 7都府県の442店舗(約76%)を臨時休業

4/16 全都道府県に緊急事態宣言          4/18 国内の全店舗を臨時休業

                           4/23 コミットメントライン契約30億円を締結
5/4   緊急事態宣言を5月31日まで延長決定   4/24 (4/23三菱UFJ銀行、4/24みずほ銀行、
                           4/28   4/28三井住友銀行、各行10億円)
                           5/13 7店舗再開(岩手・宮城・静岡)
                           5/14 2店舗再開(宮城・熊本)
                           5/15 9店舗再開(青森・静岡・三重・香川・愛媛)
5/14 緊急事態宣言の一部解除(39県)      5/16 1店舗再開(福島)
                           5/18 68店舗再開(22府県)
                           5/19~5/25 154店舗再開予定(現時点)
                           (順次再開予定)
                                                          18
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う海外の流れについて

          社会の動き                      当社(海外)

1/30 WHOが緊急事態宣言


2/8 中国大陸から香港に入境する全ての人に対して    春節(1/25~1/27)頃から、来店客数が減少
    強制検疫                     特に、香港の落ち込みが大きかった


3/11 WHOがパンデミック宣言


3/22 ニューヨーク州で自宅待機命令(ロックダウン) 3/20 ニューヨーク4店舗臨時休業


3/29 香港で4人超の集まり禁止、娯楽施設閉鎖、    3/24 香港空港内の店舗休業(営業中止命令)
     飲食店規制                        他の店舗は通常営業

                             4/7 シンガポール全店時間短縮で営業継続
4/1 台湾で公共交通機関のマスク着用義務化       4/22 シンガポール全店臨時休業
4/7 シンガポールでサーキットブレーカー発令
4/22 シンガポールで自宅待機命令(ロックダウン)
                             5/12 シンガポール営業再開(臨時休業4店舗)

                                                        19
各国の来店客数の既存店前年比と5~6月全店売上高前年比(予想)について
                                                          既存店来店客数   全店売上高
                                                            (実績)    (予想)




※既存店来店客数前年比は曜日を合わせて週毎に比較。春節の時期は昨年2/5~2/7、今年1/25~1/27と時期ズレあり
※5~6月売上高前年比(予想)は新店を含む                                                   20
2020年6月期 通期業績予想の下方修正について




                        2020/6期通期                   新型コロナウイルス
単位:百万円     当初予想       修正後予想      増減額       増減率
                                                    に伴う臨時休業等
                                                    の影響により
  売上収益       22,342     18,672    △3,671   △16.4%


  営業利益        2,200       194     △2,006   △91.2%


 税引前利益        2,112        47     △2,065   △97.8%


  当期利益        1,403        49     △1,354   △96.5%




                                                    業績予想修正
基本的1株当たり
           112円42銭      3円88銭
  当期利益




                                                    配当を無配へ
1株当たり配当額   19円00銭       0円00銭




                                                                21
2020年6月期 通期業績予想の前提について
 国内・海外                       前提
         【4月】 4月18日からの全店臨時休業等の影響により、前年同月比27.6%の売上収
              益実績
         【5月】 5月14日に発表された緊急事態宣言の一部解除により、解除された地域を中
              心に、約280店舗の臨時休業店舗を順次再開していくことを見込む

   国内    【6月】 6月1日から全店舗再開を予定

         再開後の来店客数は、新型コロナウイルスによる影響を受けていた臨時休業前の実績を
         基に、営業時間の短縮を加味して算定
         店舗スタッフの人件費は、臨時休業及び営業時間の短縮による収入の減少が生じないよ
         う、通常月と同程度の給与を支給。5~6月も同様に支給することを見込む
         【シンガポール】
           政府の防疫措置により、4月22日から5月11日まで全店舗を臨時休業
           5月12日より、4店舗を除き32店舗を再開
         【香港】
           新型コロナウイルスの感染拡大の影響が緩和
   海外      4月は前年同月比 98.1%の売上収益実績。5~6月は前年を上回る水準を見込む
         【台湾】
           新型コロナウイルスの感染拡大の影響が緩和
           4月は前年同月比 89.4%の売上収益実績。5~6月は前年を上回る水準を見込む
         【アメリカ】
           ニューヨークのロックダウンにより、3月20日より全4店舗休業。6月中旬再開を見込む
                                                       22
今後1年間についての3つの基本方針


 ①命の安全を何よりも最優先に考え、万全の

  感染防止策を実施

 ②デジタル技術を活用した積極的な変革を実

  施し、新たな事業機会を創出

 ③新型コロナウイルス年内再流行に備えた

   追加資金の確保とキャッシュフローの強化
                         23
営業再開に向けての取り組み:3密(密閉、密集、密接)に対する対応策について

− 密閉                                         ハイブリットファン

       【空間除菌】   超音波噴霧器の設置、次亜塩素酸分子水を噴霧
       【換気】     サーキュレーター、ハイブリットファンの設置、定期換気




− 密集
       【待合席】    間引き
       【待合システム】 アナログ版待合記名式、順番案内システム、
                予約システム
       【キッズスペース】 閉鎖
       【カット席】飛沫防止シート            飛沫防止シート

                 アナログ版待合記名式
− 密接
       【施術中】    マスク、フェイスガードの装着、使い捨てクシの破棄、手渡し禁止、消毒

                                              受け渡しトレイ

                                                         24
営業再開に向けての取り組み:QB HOUSEの順番案内システムのコンセプトについて

− 現状の課題と解決策および将来像について

     ギャップ             ソリューション                  フューチャー
     (課題)             (解決策)                    (将来像)



                   1001   1002   1003       1001     1002    1003



                                                              Web
                                                               or
                                        ショートメッセージ            アプリ
                    ショートメッセージ
                    (SMS)               (SMS)               リアルタイム!

 店内の待合席にて、カット順番   店舗モニタおよび              店舗モニタおよび
 まで待たなければならない     ショートメッセージ(SMS)による     ショートメッセージ(SMS)による
 →長時間、密集・密接状態で    カット順番のご案内             カット順番のご案内に加えて、
  待つことにつながっている    → 店舗周辺や店外にて、カット順      Webもしくはアプリにて、カット順番の
                    番まで待つことが可能に         確認が可能に




                                                                      25
営業再開に向けての取り組み: QB HOUSEの順番案内システムについて

− QB HOUSEの順番案内システムを銀座店でテスト → 本格展開(予定)



                       (店外で待つ場合)
                                         カットの順番が近づくと
    券売機で                タブレット端末の
                                           ショートメールで
   チケットを購入             チケット番号を押し
                                                 お知らせ
                       携帯電話番号を入力



             順番表示モニタ               携帯電話番号の入力画面




                                                        26
営業再開に向けての取り組み: QB PREMIUM、FaSSの新アプリによる予約システム

− QB PREMIUM、FaSSにおいては、新アプリによる予約システムを導入予定




  スマホの新アプリで          (来店・施術)                (施術後)
   予約番号取得            施術内容・写真を            お客様がスタイリスト
 (代金事前決済)            電子カルテに記録              の評価を入力




                     アンケート
 予約&課金        予約管理              施術&カルテ      集計・分析
                     (待ち時間)




                                                      27
資金の状況(連結)について

         業績     パターン別
    実績                  コミットメントライン契約および
         予想     資金予想    当座貸越契約の実行により、
                        40億円の資金を調達

                        手元資金は60億円となり、
                        通常の月間連結経費約16億円の
                        3.8倍の資金を確保



                        感染再拡大による緊急事態宣言の
                        再度発令などのリスクに備えるため、
                        5月中に新たなコミットメントライン契約
                        40億円を締結する計画

                        資金繰りの前提条件等
                        ・ 5~6月は業績予想の前提条件を使用
                        ・ 海外は売上が前年比90%で推移すると仮定
                        ・ 国内の来店客数は以下の3パターン
                          ① 徐々に回復し、来年3月に前年比100%に戻る
                          ② 前年比70%で継続推移
                          ③ 11~12月に緊急事態宣言が再度発令
                            (4~5月と同程度になると仮定)

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2020年6月期 通期計画サマリー

          – 年間25店舗の新店の計画に対して、 QB HOUSEの新店22店舗、
            QB PREMIUMの新店1店舗の通期見込み
            (新型コロナウイルスの影響により、計画比▲2店舗の通期見込み)
          – ブランドプロジェクトにて決定した新デザイン・新ロゴの新店を準備中
   国内     – FaSS:年間1店舗の新店計画については、採用面とのバランスから検討中
          – 上期に採用・定着プロジェクトを立ち上げ、さらなるスタイリストの確保に注力
          – 研修施設(ロジスカットプロフェッショナルスタイリストスクール)の増設に備えて、
            教える側のトレーナー等の人員を増員予定



          – 香港では、年間4店舗の新店の計画に対して、既に4店舗を出店済み
            香港空港のQB PREMIUMは、 3月24日より臨時休業(営業中止命令)
          – シンガポールでは、政府から4月7日よりサーキットブレーカーが発令され、4月22
            日~5月11日まで全店休業。5月12日より営業再開(4店舗臨時休業)
   海外       サーキットブレーカーは6月に解除見込み
          – 台湾では、年間3店舗の新店の計画に対して、計画通り3店舗の通期見込み
          – アメリカでは、年間2店舗の新店の計画に対して、1店舗の通期見込み
            ニューヨークの4店舗は、3月20日より臨時休業。6月中旬頃の再開を予想



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配当について


  当社については、当期利益の大幅な減少が予想され、また、今後も新型コロナウイルス
 感染が再流行するリスクが高く危機的な状況が続く中で、可能な限り手元資金を確保し
 財務の安定を最重視したいと考え、誠に遺憾ながら今期の配当は無配とさせていただきた
 いと考えております。

  株主の皆様には深くお詫び申し上げます。今回の危機により大きく変わった環境に適応
 すべく、改めて長期的な持続性、成長性を重視した戦略を早期に再構築し、安定的な
 配当の実現に向けて努力してまいります。

                         代表取締役社長 北野泰男




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