2019年3月期第3四半期
決算補足説明資料
証券コード：6568
2019年2月12日
2019年3月期第3四半期 経営成績
• 売上高は、全社としては概ね予定通りに推移するも、損益面では計画進捗のピッチ鈍い
• バイオ分野は引き続き好調を維持。一方、医薬分野は開発ステージ案件伸び悩みで前年比減収
• EBITDAマージンは引続き30％超を維持
経営成績の推移
2018/3期 2019/3期 2019/3期
（百万円） 2017/3期 前年比較
3Q累計 通期 3Q累計 通期見通し 進捗率
売上高 4,768 4,641 6,312 4,426 6,450 ▲4.6% 68.6%
機能材料分野 2,358 2,070 2,962 2,122 2,900 +2.5% 73.2%
医薬分野 1,757 2,251 2,881 1,476 2,900 ▲34.4% 50.9%
バイオ分野 652 319 468 828 650 +159.6% 127.4%
営業利益 708 1,071 1,222 782 1,300 ▲26.9% 60.2%
経常利益 740 1,085 1,208 812 1,300 ▲25.2% 62.5%
経常利益率 15.5% 23.4% 19.1% 18.4% 20.2% ▲5.0pp -
当期純利益 484 717 900 601 920 ▲16.1% 65.4%
EBITDA* 1,544 1,648 2,004 1,330 2,164 ▲19.3% 61.5%
EBITDAマージン* 32.4% 35.5% 31.7% 30.1% 33.6% ▲5.4pp -
* EBITDA＝営業利益+減価償却費で算出
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2019年3月期第3四半期 財政状態
• 自己資本比率は77.4％。現預金は新研究所の投資に一部充当
• 在庫増はあるも、期末に向けて出荷の集中する医薬分野が中心
財政状態の推移
2019/3期
（百万円） 2017/3期 2018/3期 前期末差異 増減率 設備投資、借入金返済、
3Q
税金支払などに充当
流動資産 3,185 7,124 5,048 ▲2,075 ▲29.1%
現預金 1,262 5,413 3,231 ▲2,182 ▲40.3%
棚卸資産 941 975 医薬分野での在庫を
1,123 +148 +15.2%
中心に積増し
その他 980 735 693 ▲41 ▲5.7%
固定資産 5,653 5,563 6,731 +1,167 +21.0%
新研究所・本社用の
総資産 8,838 12,688 11,780 ▲907 ▲7.2% 不動産取得
負債 4,654 3,951 2,666 ▲1,285 ▲32.5%
有利子負債 3,236 2,256 1,871 ▲384 ▲17.1%
未払費用/税金の
その他 1,418 1,695 794 ▲900 ▲53.1% 支払が集中
純資産 4,183 8,736 9,114 +377 +4.3%
負債純資産合計 8,838 12,688 11,780 ▲907 ▲7.2% 自己資本比率77.4％
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等を2018/3期の期首から適用したものとして表示しております。
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＜参考＞2019年3月期第3四半期経営成績（四半期別）
• 第3四半期のみでは、前年比14％減収、39％経常減益
• 一方、対第2四半期比較においては、医薬品・バイオの伸長から採算が改善
経営成績の推移
2018/3期 2019/3期
（百万円）
１Q ２Q ３Q ４Q １Q ２Q ３Q
売上高 1,606 1,278 1,755 1,671 1,405 1,518 1,502
機能材料分野 710 755 605 891 812 694 615
医薬分野 866 439 945 630 355 552 567
バイオ分野 29 84 205 149 237 271 318
営業利益 388 239 443 150 325 188 268
経常利益 405 246 434 123 348 197 265
経常利益率 25.2％ 19.3％ 24.7％ 7.4％ 24.8% 13.0% 17.7%
当期純利益 284 162 271 183 255 151 194
EBITDA* 573 431 643 356 498 371 460
EBITDAマージン* 35.7% 33.7% 36.7% 21.3% 35.5% 24.5% 30.6%
* EBITDA＝営業利益+減価償却費で算出
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2019年3月期第3四半期 経常利益増減要因分析
• 操業度改善効果はあるも、医薬品減収の影響は前年比経常減益の主因に
• 先行投資面でも、持続的成長のための研究開発費等の増加が利益圧迫要因に
2019年3月期_第3四半期 経常利益の増減要因
(億円)
減収効果 △2.1億円
10.9 2.1
医薬分野の売上高減少が影響
0.3 1.1 操業度の改善等により、採算性の改善
0.1 8.1
減価償却費の減少 +0.3億円
固定費等の増加 △1.1億円
研究開発費の増加 △1.2億円
増益要因
外形標準課税適用 △0.3億円
減益要因 営業外収支の改善 +0.1億円
2018/3期_3Q 減収効果 減価償却費 固定費等の 営業外収支 2019/3期_3Q
経常利益 増減 経常利益
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ステージ別売上高比率
• 2019年3月期第3四半期は、堅調な量産ステージが売上高を牽引
• 一方、研究、開発ステージはスポット受注端境期の影響から相対的に伸び悩み
• 対計画で見ても、量産ステージの伸長は想定以上
ステージ別売上割合推移
(百万円) 量産 開発 研究
全社ステージ別売上高は概ね予定通りに推移
6,312 6,450
機能材料分野では、予定通りに量産ステージを
4,768 中心に展開。増産効果が期待できる体制を継
4,541 42.2% 4,426 46.1%
続
42.8%
49.1%
58.1% 医薬分野では、量産ステージが計画を上回って
37.6% 35.4% 推移。一方、開発ステージは軟調に推移
23.2%
17.6%
26.1% バイオ分野は特に開発・量産ステージが計画を
34.0%
33.3% 20.2% 18.5％ 上回り、当期の成長の原動力に
15.8%
2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期_3Q 2019/3期
見通し
※パーセンテージは全社売上に占める割合
5
＜ 見通しに関する注意事項 ＞
当資料に記載されている内容は、いくつかの前提に基づいたものであり、将来の計画数値や施策
の実現を確約したり保証したりするものではありません。
問い合わせ先
経営企画室 IR担当
078-993-2203 (代表)
Knc-IR@kncweb.co.jp
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