6568 M-神戸天然物化学 2019-05-13 15:00:00
新株式発行に関する資金使途変更に関するお知らせ [pdf]

                                                              2019 年5月 13 日
各    位
                                          会社名   神 戸 天 然 物 化 学 株 式 会 社
                                          代表者名  代表取締役社長             宮内仁志
                                            (コード番号 6568 東証マザーズ)
                                          問合せ先  取締 役経営企画 室長 先砥庸 治
                                                (TEL. 078-993-2203)




                 新株式発行に関する資金使途変更に関するお知らせ


    当 社 は 、 本 日 開 催 の 取 締 役 会 に お い て 、 2 018年 3 月 7 日 付 「 有 価 証 券 届 出 書 の
訂 正 届 出 書 」( 以 下 、「 本 件 公 募 増 資 等 」と い い ま す 。)に 記 載 い た し ま し た「 新
規 発 行 に よ る 手 取 金 の 使 途 」 ( 以 下 、 「 資 金 使 途 」 と い い ま す 。 ) 並 び に 2018 年
6 月 27日 付 新 株 式 発 行 に 関 す る 資 金 使 途 変 更 に 関 す る お 知 ら せ 」 て 開 示 し た 、
         「                                               に
本件公募増資等に係る資金使途について、下記のとおり変更することといたしま
したので、お知らせいたします。


                                      記


1. 変更の理由
    当社は、新規上場の際、設備投資資金及び借入金の返済資金に充当するために
本件公募増資等を実施いたしました。
    設備投資計画の実行に際し、既存設備の有効利用及び関連製品の需要等を勘案
し、計画の最適化を実施した結果、本件公募増資等の資金使途につきまして一部
変更を行うことといたしました。


    計画しておりました神戸市における機能材料製造のための新工場建設について
は、出雲第二工場における既存土地の有効活用をすることとし、土地の新規購入
を中止いたしました。これに伴い、各種生産設備等の固定資産取得へと資金の充
当が可能となり、より有効な経営資源の投下を企図しております。
    また、最近の情勢等を踏まえ、一部の投資に対しては時期の変更を行っており
ます。


    具体的には、出雲第一工場における医薬製造設備の増設等については、新規原
薬 精 製 棟 (1,000,00 0 千 円 )の 取 得 を 進 め て お り ま す が 、昨 今 の 建 築 業 界 に お け る 資
材不足の影響から完成時期が遅れる見通しです。
    また、追加の充当分として、低・中分子医薬の製造販売を拡大するための機械
装 置 等 の 導 入 、 201 9 年 3 月 期 に 取 得 し た 新 研 究 所 へ の 移 転 に 伴 う 新 規 研 究 用 機 材
等の導入を行う計画に変更しております。
  さらに、医薬事業分野ではデータインテグリティ(データの完全性)への対応
が よ り 重 要 と な っ て き て お り 、 こ れ に 対 応 す る ITシ ス テ ム の 整 備 を 行 う 計 画 へ と
変更しております。


  神戸工場及び出雲第二工場における機能性材料設備の増設等に関しては、既存
案件の増産及び情報電子分野における引き合いの増加等から更なる生産キャパシ
ティーの増加を図った計画に変更しております。


  バイオ分野生産設備の機能拡張等に関しては、新規案件の獲得を企図し、培養
設備の機能拡張を行う計画へと変更しております。


2.変更の内容
  本件公募増資等に係る資金使途についての変更は、以下のとおりであります。


  【 変 更 前 】 ※下線部分が変更箇所
  (2)【手取金の使途】
  上 記 の 差 引 手 取 概 算 額 2,947,864千 円 及 び 本 第 三 者 割 当 増 資 の 手 取 概 算 額 上 限
729,819千 円 を 合 わ せ た 、 手 取 概 算 額 合 計 上 限 3,677,683千 円 に つ い て は 、 う ち
3,390,000千 円 を 設 備 投 資 資 金 に 充 当 す る 予 定 で あ り 、残 額 を 借 入 金 の 返 済 に 充 当
する予定であります。
  設備投資の具体的な使途としましては、出雲第一工場における医薬製造設備の
増 設 等 に 対 し 2019 年 3 月 期 に 220,000千 円 、 2020年 3 月 期 に 1 ,0 00,000 千 円 、 出 雲
第 二 工 場 に お け る 機 能 材 料 製 造 設 備 の 増 設 等 に 対 し 2019年 3 月 期 に 370,000千 円 、
神 戸 市 に お け る 機 能 材 料 製 造 の た め の 新 工 場 建 設 に 対 し 202 0 年 3 月 期 に
1,000,000千 円 、 20 21 年 3 月 期 に 800,000 千 円 を 充 当 す る 予 定 で あ り ま す 。
  ま た 、 過 去 に 実 施 し た 、 KNCバ イ オ リ サ ー チ セ ン タ ー に お け る G MP培 養 設 備 、 出
雲第一工場における核酸・ペプチド医薬品製造設備建設等のための金融機関から
の 借 入 金 の 返 済 資 金 に 、 2019年 3 月 期 に 残 額 を 充 当 す る 予 定 で す 。
  なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融資産等で運用していく方針
であります。


  ※なお、会計年度に関する記載は、和暦表記から西暦表記に置き換えて記載し
ております。


  【 変 更 後 】 ※下線部分が変更箇所
  (2)【手取金の使途】
  上 記 の 差 引 手 取 概 算 額 2,947,864千 円 及 び 本 第 三 者 割 当 増 資 の 手 取 概 算 額 上 限
729,819千 円 を 合 わ せ た 、 手 取 概 算 額 合 計 上 限 3,677,683千 円 に つ い て は 、 う ち
3,390,000千 円 を 設 備 投 資 資 金 に 充 当 す る 予 定 で あ り 、残 額 を 借 入 金 の 返 済 に 充 当
する予定であります。
  設備投資の具体的な使途としましては、出雲第一工場における医薬製造設備の
増 設 等 に 対 し 2019 年 3 月 期 に 220,000千 円 、 2020年 3 月 期 に 1 30 ,000千 円 、 デ ー タ
イ ン テ グ リ テ ィ に 対 応 す る た め の ITシ ス テ ム に 対 し 2020年 3 月 期 に 45,000千 円 、
2019年 3 月 期 に 取 得 し た 新 研 究 所 へ の 移 転 に 伴 う 新 規 研 究 用 機 材 等 に 対 し 2020 年
3 月 期 に 180,000千 円 を 充 当 す る 予 定 で あ り ま す 。ま た 、新 規 原 薬 精 製 棟 に 2020年
3 月 期 か ら 2021年 3 月 期 に 1,000,000千 円 を 充 当 す る 予 定 で す 。


  出 雲 第 二 工 場 に お け る 機 能 材 料 製 造 設 備 の 増 設 等 に 対 し 201 9 年 3 月 期 に
370,000千 円 、神 戸 工 場 及 び 出 雲 第 二 工 場 に お け る 既 存 機 能 材 料 製 造 増 産 等 の た め
の 製 造 設 備 に 対 し 2 02 0年 3 月 期 に 340,00 0 千 円 、新 工 場 棟 の 取 得 に 対 し 2023年 3 月
期 に 827,000千 円 を 充 当 す る 予 定 で あ り ま す 。
  バ イ オ 分 野 の 製 造 販 売 を 促 進 す る た め に 、KNCバ イ オ リ サ ー チ セ ン タ ー 内 に お け
る 既 存 工 場 の 機 能 拡 張 に 対 し 、2020年 3 月 期 か ら 2021年 3 月 期 に 278,000千 円 を 充
当する予定であります。
  ま た 、 過 去 に 実 施 し た 、 KNCバ イ オ リ サ ー チ セ ン タ ー に お け る G MP培 養 設 備 、 出
雲第一工場における核酸・ペプチド医薬品製造設備建設等のための金融機関から
の 借 入 金 の 返 済 資 金 に 、 2019年 3 月 期 に 残 額 を 充 当 す る 予 定 で す 。
  なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融資産等で運用していく方針
であります。


3.今後の見通しと影響
  本 件 資 金 使 途 の 変 更 は 2019年 5 月 13日 付 「 2019年 3 月 期 決 算 短 信 」 に て 開 示 し
た 2020年 3 月 期 の 業 績 予 想 に 織 り 込 み 済 み で あ り ま す 。


                                                                       以上