6568 M-神戸天然物化学 2021-11-16 09:00:00
2022年3月期 第2四半期決算説明会資料 [pdf]

2022年3月期第2四半期
  決算説明会資料
    証券コード:6568




    2021年11月16日
神戸天然物化学のビジネス




               1
 神戸天然物化学のビジネス

 有機化合物の研究・開発・量産を受託する先端技術会社
  事業領域は医農薬中間体、医薬原薬、エレクトロニクス系材料など広範囲。それを有機
  合成技術とバイオ技術を用いて顧客の商品開発を支援。
  当社は化学・製薬メーカーの商品開発における「ものづくり」を担当。
  顧客は機能評価や新規材料開発などに注力。

          1つのテーマを成長させ、量産ステージで多くの収益を獲得するビジネスモデル
売上高イメージ
                    ステージUP
                                         ソリューション
                             量産        安定品質、安定供給
                            ステージ       合理化検討 etc



                     開発                試作などの必要量を提供
                     ステージ              量産に向けた製法の最適化

             研究                        少量サンプルをスピーディ
             ステージ                      に提供

                                                      2
1.2022年3月期第2四半期決算実績




                      3
2022/3期第2四半期決算におけるポイント
    前年比で増収営業増益を達成。進捗率は下期偏重型を
1   考えれば想定範囲内。

    通期業績見通しは11%増収4.8%増益で据え置き。受注
2   は順調で計画越えも視野に。

    コロナ禍による原料調達の遅延は解消も、海外からの原材
3   料調達に不透明感。



                                  4
        1-1. 2022/3期2Q累計 経営成績

•   対前年では9.7%増収13.3%営業増益。進捗は下期偏重型を考慮すると想定の範囲内
•   分野別では、バイオ分野では開発ステージが、機材分野では量産ステージが、それぞれ好調を牽
    引。医薬分野は下期の出荷集中に向けて在庫の積増しに注力

                                            経営成績の推移
                                           2021/3期              2022/3期                     2022/3期
    (百万円)                   2020/3期                                               前年同期比
                                        2Q累計     通期          2Q累計     通期見通し                  進捗率

    売上高                         6,347    2,590       6,029    2,842       6,700    +9.7%      42.4%

                機能材料分野          2,249    1,132       2,150    1,185       2,325    +4.7%      51.0%

                   医薬分野         2,846    1,108       2,937    1,032       3,020    △6.8%      34.2%

                  バイオ分野         1,250      348         940      623       1,355    +78.7%     46.0%

    営業利益                         574       196         635      222         700    +13.3%     31.8%

    経常利益                         644       228         677      227         710    △0.4%      32.0%

                 経常利益率         10.2%     8.8%        11.2%     8.0%       10.6%    △0.8pp     ―

    当期純利益                        518       167         399       85         440    △49.2%     19.4%

    EBITDA*                     1,377      665       1,575      657       1,618    △1.3%      40.6%

              EBITDAマージン*      21.7%     25.7%       26.1%    23.1%       24.1%    △2.6pp     ―
    * EBITDA=営業利益+減価償却費で算出
                                                                                                      5
        1-2. 四半期別経営成績推移
•    2Qのみの業績としては、売上・経常利益共に過去最高を更新。EBITDAマージンは26%超
•    事業領域別でも、機材・医薬・バイオの3領域ともに2Qでは過去最高の売上を計上

                               2020/3期                             2021/3期                   2022/3期
                    1Q       2Q      3Q        4Q      1Q        2Q      3Q        4Q      1Q      2Q

    売上高             1,012    1,450   1,567     2,317   1,064     1,525   1,325     2,113     975   1,866

        機能材料          537      552       561     597     494       638       586     432     468       717

              医薬      226      763       597   1,260     476       631       566   1,262     228       804

              バイオ     249      134       408     459        93     255       173     418     278       344

    営業利益             △20        92       260     242     △8        204        99     339    △46        269

    経常利益                 1     102       281     259        12     215        94     354    △45        273

       経常利益率        0.2%      7.1%   18.0%     11.2%   1.2%      14.1%   7.1%      16.8%   △4.7%   14.6%

    当期純利益             △3       137       193     191        3      164       △5      237    △104       189

    EBITDA*           164      279       461     472     237       428       319     590     168       488
    EBITDAマージン
                    16.2%    19.3%   29.5%     20.4%   22.3%     28.1%   24.1%     27.9%   17.3%   26.2%
             *
    * EBITDA=営業利益+減価償却費で算出


                                                                                                             6
       1-3. 2022/3期2Q累計 経常利益増減要因分析

•   開発ステージを牽引役に機材、バイオの売上拡大が貢献。人件費など固定費の上昇を吸収
    し、営業増益を達成。医薬は量産ステージ順調も、販売は下期に集中する見通し
•   ただし、経常利益では助成金収入という特殊要因の消失が影響。前年比では微減

                                2022年3月期2Q経常利益の増減要因
    (億円)
                       +0.3
                                                        増収効果 +0.8億円
               +0.8
                                                           機能材料分野:量産ステージ販売が順調
                                                     0.1
                                                           医薬分野:出荷は下期集中のため減収
                                                           バイオ分野:開発ステージ好調継続で採算改善
                              △0.9
                                     △0.2               減価償却費の減少 +0.3億円
                                                           減価償却費       4.3億円
                                                           主な設備投資実績 4.3億円
      2.2                                     2.2
                                増益要因                    固定費等の増加 △0.9億円
                                                           人件費     △0.3億円
                                減益要因
                                                           維持補修費・公害対策費他        △0.5億円
     2021/3期   増収効果   減価償却費 固定費等増 営業外収支 2022/3期
                                                        営業外収支の悪化 △0.2億円
    2Q経常利益                     減            2Q経常利益
                                                           助成金収入源 △0.2億円

                                                                                        7
     1-4. 2022/3期2Q末 財政状態
•   売掛金回収や未払金支払が進捗。総資産は若干の縮小に
•   ただし、在庫は大きく増加。出荷が下期に集中する医薬量産案件で仕掛品在庫を積み増し
•   自己資本比率は81%。財務安全性に変化なし。資金回収も順調で、資金繰りに懸念なし

                        財政状態の推移
     (百万円)           2020/3期    2021/3期    2022/3期2Q   前期末差異

     流動資産               4,335      5,137       4,785     △352

               現預金      1,476      1,962       1,520     △442   前期末に膨らんだ売掛金回
                                                                    収進む
              売上債権      1,528      1,141         725     △416

              棚卸資産      1,285      1,742       2,405     +663   医薬量産案件の在庫増

     固定資産               8,435      7,643       7,569      △74
                                                                設備投資額:4.3億円
     総資産               12,770     12,780      12,354     △426   減価償却費:4.3億円

     負債                 2,943      2,660       2,330     △329
                                                                有利子負債は順調に圧縮
             有利子負債      1,428      1,443       1,263     △179

               その他      1,515      1,216       1,067     △149
                                                                  設備未払金解消
     純資産                9,827     10,120      10,023      △97

     負債純資産合計           12,770     12,780      12,354     △426    自己資本比率81.1%


                                                                               8
     1-5.2022/3期2Q累計 キャッシュ・フローの状況
•   営業CFは債権回収の集中した前年上期と比較し大幅に減少
•   投資CFも設備投資の減速、国庫補助金収入などから支払額は減少
•   2Q累計FCFは赤字。下期偏重型の進行に伴い、上期は在庫積増しによる資金負担先行構造に

                                     キャッシュフロー推移
                              2020/3期                2021/3期           2022/3期
     (百万円)
                           上期        下期         上期         下期           上期         前年同期比較
     営業CF                   △ 548         590     812            514         144     △ 667
               税前当期利益         182         522     227            358         126     △ 100
                減価償却費         372         430     469            470         434      △ 34
           売上債権/仕入債務増減      △ 369       △ 677     998          △ 588         391     △ 606
               棚卸資産増減       △ 436         248   △ 560            103      △ 663      △ 102
     投資CF                   △ 979       △ 883   △ 590          △ 70       △ 212       +377
               固定資産取得      △ 1,052      △ 900   △ 587          △ 318      △ 433       +154
     FCF                   △ 1,527      △ 293     222            444       △ 68      △ 290
     財務CF                   △ 523         778   △ 424            244      △ 374       +50
               借入金増減等       △ 328         778   △ 229            245      △ 179       +50
              配当金の支払額       △ 192           0   △ 193              0      △ 193        △0
     現金、現金同等物の期末残高            991       1,476   1,273          1,962      1,520       +246
     * FCF=営業CF+投資CF で算出


                                                                                             9
        1-6. ステージ別売上高比率
•   2Q累計では開発ステージが好調。売上が集中する下期では量産ステージの伸長を計画してお
    り、下期に向けて開発から量産へ成長ドライバーがシフトする見通し
•   開発ステージは成長ドライバーとなる量産ステージへの入口。現状の開発ステージ好調は当社
    にとって理想的展開との位置づけ。引続き開発案件の獲得へ注力
                                                 ステージ別売上割合推移
    (百万円)     量産        開発     研究

    6,312     6,290          6,347     6,029     2,842     6,700
                                                                      機能材料分野
                                                                       量産ステージ中心の展開に変更ないものの、
                                                                       エレクトロニクス関連の開発ステージ案件が増
    42.2%     55.5%          54.6%     56.8%
                                                                       加
                                                 52.7%     56.0%


                                                                      医薬分野
                                                                       下期集中の量産ステージ減少も開発ステー
                                                                       ジが増加。
     37.6%    27.0%          27.5%
                                                                       引き続き、研究・開発ステージ案件の増加に
                                        27.2%    33.8%     29.4%
                                                                       注力


    20.2%     17.5%          17.9%      16.0%              14.6%
                                                                      バイオ分野
                                                 13.5%
                                                                       開発ステージ好調も成長に向け積極的に取
    2018/3期   2019/3期        2020/3期   2021/3期   2022/3期   2022/3期     り込む
                                                   2Q       見通し
    ※パーセンテージは全社売上に占める割合
                                                                                               10
2.2022年3月期通期見通し




                  11
     2-1. 2022/3期見通し

•   通期見通しは従来想定を据置き。下期は対前年12.2%増収、7.5%経常増益を想定
•   対上期においても増収増益見通しとなり、下期偏重傾向は例年通り。特に出荷の集中する医薬
    分野の伸長が大きいと想定。ただし、当期も4Q偏重となる公算大
                              2022年3月期見通し(半期別)
                                      2021/3期           2022/3期              下期見通し
                         2020/3期
     (百万円)
                           下期       上期      下期        上期        下期見通し     対前年差異 対上期差異

     売上高                    3,884   2,590   3,439     2,842       3,857     +418    +1,015

               機能材料分野       1,159   1,132   1,018     1,185       1,139     +120      △46

                 医薬分野       1,857   1,108   1,829     1,032       1,987     +157     +954

                バイオ分野         867     348       591     623        731      +139     +107

     営業利益                     503     196       438     222        477       +38     +254

     経常利益                     540     228       449     227        482       +33     +255

                経常利益率       13.9%   8.8%    13.1%     8.0%       12.5%     △0.5pp   +4.5pp

     当期純利益                    384     167       231        85      354      +122     +269

     EBITDA*                  933     665       909     657        960       +51     +303

           EBITDAマージン*      24.0%   25.7%   26.4%     23.1%      24.9%     △1.5pp   +1.8pp
     * EBITDA=営業利益+減価償却費で算出


                                                                                             12
           2-2.2022年3月期 経常利益増減要因分析(見通し)

•   通期経常増益想定を牽引するのは売上増による増収効果。投資一巡などを背景に、減価償却費
    や研究開発費の減少も下支え要因となり、人件費などのコスト増を吸収する見通し
•   リスクはコロナ禍に起因する原材料価格の上昇や原料調達遅延。ただし、既にある程度のコスト上
    昇は織り込み済
                   2022年3月期 経常利益の増減要因(見通し)
    (億円)

                                2021/3期経常利益実績     2022/3期経常利益見通し
                                   6.7億円              7.1億円

                                   増収効果 +2.8億円
                                   機能材料、医薬分野:需要拡大
                                   バイオ分野:材料調達難緩和により回復
                                   減価償却費の減少 +0.2億円
                                    減価償却費 9.1億円
                          7.1       設備投資   7.3億円
      6.7
                                      ・バイオ分野の医薬増産対応
                                      ・老朽化設備の更新 など
                 増益要因              固定費等の変動 △2.3億円
                 減益要因               人件費の増加 △1.6億円
                                    その他  △0.7億円
                                   営業外収支 △0.3億円

                                                                   13
     2-3.需要分野別状況

•   ウィズコロナ下での新たな社会的ニーズは、当社にとっても大きなビジネスチャンスと認識
•   機材分野では情報機器向けの需要拡大が、バイオ分野では種々のボトルネック解消が、それぞれ
    当期の好調を牽引

                   エレクトロニクス関連(半導体材料、ディスプレイ材料など)
        機能材料分野      情報化ニーズ対応の量産・開発ステージ需要が拡大
         +8.1%     医農薬関連中間体(薬機法規制外)
         増収見通し      安定供給及び安定品質の実績評価が浸透し、引合い増加に弾み



         医薬分野      医薬原薬・医薬中間体関連
                    生産能力増強で案件取組み余力が拡大
         +2.8%      多種多様な品目の生産実績の蓄積から、多様なニーズへの対応能力へ
         増収見通し       の評価が浸透



                   医薬原薬・医薬中間体関連
         バイオ分野      バイオ関連ニーズは概して幅広く根強い。
         +44.1%     前期発生したコロナ禍による材料調達遅延も足元はほぼ解消。能力
         増収見通し       面、材料面でのボトルネックは解消



                                                       14
           2-4. 設備投資・研究開発動向

•   設備投資・R&Dの2022/3期計画に変更なし。設備投資は機材/バイオ分野の増産対応な
    どを中心に7.3億円
•   R&Dは量産候補案件のプロセス開発や生産能力増強を優先。ただし、コアとなる研究開発案
    件は引き続き継続でR&D費は1.5億円を計画
       設備投資と減価償却費の推移(CFベース)                                                  研究開発費の推移
                                                                                  (億円)
    (億円)
                                  <2022/3期の設備投資計画>         <中分子医薬>                       <バイオ分野、機能材料分野>
                                     機材/バイオ増産設備取得          次世代産業である中分子医薬                企業との共同研究による新商
                                                             の技術開発                         品の製造技術の開発
                                     老朽化更新
                                                           <低分子医薬>
                                                            創薬会社へのライセンスアウト、
      設備投資                                                   量産候補案件のプロセス開発
      減価償却費                                                            3.5
                 20.0      19.5
                                                                                           3.1
                                                                                 2.6
                                                             2.4



       8.8                              9.0                                                          1.5
                                                  7.3



                                          9.3       9.1
           7.8      7.5       8.0



     2018/3期     2019/3期   2020/3期     2021/3期   2022/3期   2018/3期   2019/3期   2020/3期   2021/3期   2022/3期
                                                  見通し                                               見通し
                                                                                                             15
     2-5. 下期の展開

•   顧客の開発計画などに起因する下期偏重傾向は近年より鮮明に
•   前期はコロナ禍の影響から下期の伸びは限定的となったものの、今期に入って顧客からの問い合
    わせは着実に増加。ウィズコロナの状況で予断は禁物ながら、下期の状況には手応え


                                           売上高/経常利益率の推移
                                           売上高        経常利益             経常利益率
                           3,884                                                                   3,857

                                                               3,439


                                                                               2,842
                                           2,590
       2,463



                                   13.9%
                                                                       13.1%                               12.5%

                                                   8.8%
                                                                                       8.0%
                                   540                                                                     482
                                                                       449
               4.2%                                                                    227
                                                   228
               104


         上期                  下期              上期                  下期              上期                下期見通し

                 2020/3期                             2021/3期                             2022/3期

                                                                                                                   16
3.Appendix




             17
                 業績推移
                                  売上高                                                                 経常利益・経常利益率
        (百万円)                                                                           (百万円)
                                                                          7,000                                                                        25.0%
8,000

                                                                 6,700                                                20.4%
                                 6,312   6,290   6,347                    6,000                               19.1%
                                                         6,029
7,000
                                                                                                                                                       20.0%

6,000                                                                     5,000                      15.5%
                 4,541   4,768
5,000                                                                                                                                                  15.0%
         3,811                                                                                                                10.2% 11.2% 10.6%
                                                                          4,000

4,000
                                                                          3,000
                                                                                             9.0%
                                                                                                                                                       10.0%
3,000
                                                                                    5.7%
2,000
                                                                          2,000
                                                                                                              1,208   1,285
                                                                                                      740                     644      677     710     5.0%

1,000
                                                                          1,000
                                                                                     217     409
   0                                                                         0                                                                         0.0%

        2015/3期 2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期             2015/3期 2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期
                                                                 見通し                                                                           見通し


                         当期純利益・当期純利益率                                                                EBITDA・EBITDAマージン
         (百万円)                                                                          (百万円)
4,000                                                                     20.0%
                                                                            4,000                    32.4% 31.7% 31.7%                                 35.0%
                                                                          18.0%
3,500

                                 14.3% 14.9%                                3,500
                                                                          16.0%      25.9%
                                                                                             27.4%                                    26.1%            30.0%
3,000                                                                                                                                         24.1%
                                                                                                                              21.7%
                                                                            3,000
                                                                          14.0%
                                                                                                                                                       25.0%
2,500
                         10.2%                                            12.0%
                                                                            2,500
                                                                                                              2,004   1,995                            20.0%
2,000                                             8.2%                    10.0%
                                                                            2,000
                                                                                                      1,544                           1,575   1,618
                                                          6.6%     6.6%                                                       1,377                    15.0%
                                                                                             1,243
                                                                          8.0%
1,500
         4.8%                     900      936
                                                                            1,500
                                                                          6.0%        986                                                              10.0%
1,000
                 2.4%
                                                                            1,000
                          484                      518     399     440    4.0%

  500                                                                                                                                                  5.0%
                                                                              500
                                                                          2.0%
          182    107
    0                                                                     0.0% 0                                                                       0.0%

        2015/3期 2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期              2015/3期 2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期
                                                                   見通し                EBITDA=営業利益+減価償却費で算出                                    見通し


                                                                           *2016年3月期は連結財務諸表を作成しているが、比較可能性の観点から上記は全て単体の数値を記載                           18
   財務ハイライト

          項目(単体)       2017/3期    2018/3期    2019/3期    2020/3期   2021/3期   2022/3期2Q
売上高            (百万円)      4,768      6,312      6,290     6,347     6,029       2,842
経常利益           (百万円)       740       1,208      1,285       644       677        227
当期純利益          (百万円)       484        900        936        518       399         85
EBITDA*        (百万円)      1,544      2,004      1,995     1,377     1,575        657


売上高経常利益率                 15.5%      19.1%      20.4%      10.2%     11.2%       8.0%
売上高当期純利益率                10.2%      14.3%      14.9%       8.2%      6.6%       3.0%
EBITDAマージン*              32.4%      31.7%      31.7%      21.7%     26.1%      23.1%


現金及び預金         (百万円)      1,262      5,413      3,072     1,476     1,962       4,785
有利子負債          (百万円)      3,236      2,256       978      1,428     1,443       1,263
純資産額           (百万円)      4,183      8,736      9,454     9,827    10,120      10,023
総資産額           (百万円)      8,838     12,688     12,002    12,770    12,780      12,354
自己資本比率                   47.3%      68.9%      78.8%      77.0%     79.2%      81.1%


配当性向                     18.6%      21.4%      20.6%      37.3%     48.5%          -
役員・従業員数                   237人       254人       270人      285人      293人           -
* EBITDA=営業利益+減価償却費で算出



                                                                                        19
研究開発事例(抜粋)

                                                     主な       競争的資金
分野    現時点の成果             研究テーマ            期間
                                                   共同研究先      /事業母体
                 正常型CD44mRNAの発現を増加させる核   2013年度~
       特許出願                                        神戸学院大学     兵庫県COE
                 酸医薬の創製                   2014年度

                                         2016年度~    名古屋大学
中分子    特許出願      前頭側頭型認知症治療薬の開発           2020年度     大阪大学
                                                               AMED
 医薬
       特許出願      オリゴ核酸合成技術の開発            2016年度~      ―         ―

                 液-液相分離を正常化する核酸医薬による                名古屋大学
      創薬手法開発                             2021年度~               AMED
                 FTLD治療法開発                           京都大学

       特許出願
                 LAT−1選択的阻害活性を有する化合物の創                        医薬基盤研
      ジェイファーマ㈱                           2011年度~    大阪大学
                 製                                             AMED
      ライセンス契約
低分子
                 アルギニンーバソプレシン1b受容体拮抗作用   2012年度~    京都大学
 医薬    特許出願                                                     ―
                 を有する化合物の創製               2013年度   大学発ベンチャー

       特許出願      メモリー型T細胞活性化材の開発         2014年度~    大阪大学        ―

                 革新的バイオマテリアル実現のための高機能化   2012年度~
      ノウハウの蓄積                                      神戸大学 等     経済産業省
                 ゲノムデザイン技術開発              2016年度

                                         2016年度~
      ノウハウの蓄積    糖鎖利用による革新的創薬技術開発                   産総研 等      AMED
バイオ                                       2020年度

                                                    キリン㈱
                 植物等の生物を用いた高機能品生産技術の     2016年度~
      ノウハウの蓄積                                      ㈱竹中工務店      NEDO
                 開発(助成事業/委託事業)            2020年度
                                                   味の素㈱ 等


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 沿革
1985年   神戸市西区に神戸天然物化学株式会社設立
1988年   岩岡工場開設
1993年   市川研究所開設
1997年   明石市に本社移転
2001年   出雲第一工場開設
2002年   現在地に本社移転 神戸研究所開設
2003年   大地化成株式会社を買収(2010年売却)
        中・大神医薬化工(太倉)有限公司 設立(2007年完全子会社化 2016年売却)
        神戸工場開設
2005年   KNCバイオリサーチセンター開設
2007年   つくば大学内にKNC-筑波ラボラトリー開設(2012年閉鎖)
2009年   出雲第二工場開設
2013年   出雲第一工場内に医薬品原薬精製・粉砕設備棟を建設
        出雲第二工場内にCNT分散体工場を建設
2014年   KNCバイオリサーチセンター内に培養新棟を建設
2015年   出雲第一工場内にペプチド・核酸原薬工場棟を建設
2017年   出雲第一工場内に新品質管理棟を建設
2018年   東証マザーズ上場
2020年   出雲第一工場内に原薬精製棟を建設
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            < 見通しに関する注意事項 >


当資料に記載されている内容は、いくつかの前提に基づいたものであり、将来の計画数値や施策
の実現を確約したり保証したりするものではありません。




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                                経営企画室 IR担当
                                078-955-9900 (代表)
                                knc-ir@kncweb.co.jp

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