6566 要興業 2020-06-04 11:00:00
2020年3月期決算説明会資料 [pdf]

株式会社 要興業 決算説明会資料
     2020年6月4日
会社概要

           株式会社要興業
   社   名
           英文表記:KANAME KOGYO CO.,LTD.

   本   社   東京都豊島区池袋 2丁目14-8 池袋エヌエスビル

   代 表 者   代表取締役社長 木納孝

   創   業   昭和47(1972)年6月

   設   立   昭和48(1973)年4月

   資 本 金   8億2773万6875円

           391名(2020年3月末日時点、単体)
   従業員数
           (注)アルバイト・パートタイマー等252名は含まれておりません。

   収集運搬
           315台(2020年3月末日時点、単体)
   車  両

           •   収集運搬・処分事業
   事業内容    •   リサイクル事業
           •   行政受託事業
                                              1
経営理念・経営方針




      環境保全と循環型社会に貢献する企業であること




      快適な都市生活と資源の循環を推進するため
       適正な廃棄物処理と資源リサイクルを業とします
      お客様から信頼される質の高いサービスを提供します
      関係する行政、企業、地域との共生を図ります
      永続発展をめざし、株主と社員を大切にします


                                  2
会社説明①収集運搬車両
収集運搬車両台数は315台(2020年3月末日時点、単体)
 一般廃棄物収集運搬車(可燃・不燃・食品廃棄物)             感染性廃棄物運搬車




 産業廃棄物収集運搬車(ビン・缶・ペットボトル・廃プラスチック類)    機密書類収集運搬車(機密書類・機密媒体)




 粗大・古紙収集運搬車(粗大・古紙等)                  計量車両




                                                              3
会社説明②23区内の拠点図
本社、支社、リサイクルセンター、グループ会社、出資先の事業所、合わせて13拠点
 産業廃棄物                     本社     足立支社                         入谷事業所
                                                          第1・第2入谷リサイクルセンター
                                                    古紙の選別・圧縮
   板橋事業所                                            機密書類の裁断
 板橋リサイクルセンター                                        行政委託資源物の処理
          行政委託資源物の処理                               木製家具の選別
          スプレー缶・ライター     板橋区           足立区         ふとんの選別
           の破砕                                      機密性プラ製品の破砕
          蛍光ランプの破砕                                 発泡スチロールの破砕・溶融
                              豊島区                             新鹿浜事業所
子会社 (株)ヨドセイ                                                 新鹿浜リサイクルセンター
          一般家庭の廃棄物                                行政委託資源物の処理
           の収集運搬                                   廃プラスチック類の破砕
          事業系廃棄物
           の収集運搬
                                                               鹿浜事業所
  城南島事業所
                                                             鹿浜リサイクルセンター
城南島リサイクルセンター
                                                   行政委託資源物の処理
          行政委託資源物の処理           大田区                小型家電・PC等の分解
          廃プラスチック類・                               産業廃棄物の積替保管
           金属くずの破砕      出資先                        粗大ごみの破砕
                                                   蛍光ランプの破砕
                        バイオエナジー(株)     (株)アルフォ
   大森事業所                                                       千住事業所
 大森リサイクルセンター                                                 千住リサイクルセンター
          ビン・缶・ペットボトルの                           行政委託資源物の処理
          破砕・選別圧縮・圧縮梱包                            事業系一般不燃廃棄物の圧縮
          廃プラスチック類の圧縮                            ビン・缶・ペットボトルの
                        食品廃棄物の       食品廃棄物の
          蛍光ランプの破砕      バイオ発電         飼料化・バイオ発電  破砕・選別圧縮・圧縮梱包
                                                  廃プラスチック類の圧縮               4
2020年3月期 連結業績
 【売上高】
                           前年度比 1.7%増
(百万円)
         11,297
                  11,490
12,000

                           【要因】
10,000

                           • 顧客数の増加
 8,000


 6,000
                           • 収集現場数の増加

 4,000
                           • 不燃事業の拡大
 2,000


    0
         19.3期     20.3期




                                        6
売上高②


【売上高】

(百万円)
                           11,297
                                    11,490
12,000            10,811
         10,042
10,000


 8,000


 6,000


 4,000


 2,000


    0
          17.3期   18.3期    19.3期      20.3期

                                              7
事業区分別の売上高構成


【事業区分別の売上高構成】
                    収集運搬・処分事業
   行政受託
    事業
                         8,157百万円
    21%
          2020年
リサイクル               リサイクル事業
           3月期
 事業
  8%      売上高             941百万円
         約115億円
                    行政受託事業
        収集運搬・処分事業
           71%           2,392百万円

                                    8
当社のビジネスフロー
廃棄物の収集運搬・処分に対するフィー収入に加え、リサイクル事業での販売収入を計上



       売上高【役務】




事業会社             収集運搬・処分事業    売上高【販売】



                                         業者・
       売上高【役務】    リサイクル事業
                                        事業会社


 行 政              行政受託事業




                                               9
収集運搬・処分事業の概況①売上高


【収集運搬・処分事業】
                          前年度比 4.3%増
(百万円)
10,000
                          【要因】
         7,819   8,157 • 顧客数の増加
8,000

                          • 収集現場数の増加
6,000



4,000



2,000



    0
         19.3期    20.3期

                                       10
収集運搬・処分事業の概況②路線化

東京23区内の路線化により、効率的な収益基盤と圧倒的な競争優位性を確立

                         より短い距離でより多くの廃棄物を運ぶ
 生産性向上
                         効率的な回収ルート設定による生産性向上



            東京23区内 収集拠点                     東京23区内 運搬先
                                                自社リサイクルセンター

               7,791現場            路線化           東京23区内:8か所

                                                 行政の清掃工場
  インフラ     (※)2020年3月末時点の
              一般廃棄物定期便の収集拠点(単体)
                                                   19か所



                          収集運搬車両
                                        ドライバー
                          315台(単体)



             特殊Gセンサ付きデジタルタコグラフ         電子マニフェストEDIシステム
  品質と        ドライブレコーダー                 各種車両の整備
             GPS装置搭載無線                 ドライバーへの教育等
コンプライアンス
                   安全運転                         コンプライアンス

                                                              11
収集運搬・処分事業の概況③顧客先と営業体制
業界唯一のコンサルティング営業と随一のコンプライアンス体制
コンプライアンス意識の高い大手企業から選ばれる存在
     顧客別売上高構成比(%)                           業界随一のコンプライアンス体制
ビルメンテ、ビルオーナー、店舗、メーカー、                    業界唯一のマニフェスト管理(自社ソフト開発)
一般企業、など3,326社が顧客(単体)
                                         廃棄物処理法に関する勉強会
                   小売りIグループ 7.1%         安全運転に関する指導
                    鉄道Tグループ 3.9%
                    宅配Yグループ 3.4%         労務管理に関する勉強会
                    鉄道Kグループ 2.6%
                      生保Nグループ 2.6%             継続的な施策の実施
                      不動産Zグループ 2.3%
                       不動産Mグループ1.7%
                                               社会的信頼を得る努力
                       鉄道Mグループ 1.6%
     2020.3月末         コンビニL社 1.4%
        実績            家電量販店Y社 1.3%          業界唯一のコンサルティング営業
                                         効率的な運用体制の指南
                                         計量フローの確立
        ほか 72.1%
                                         啓蒙活動(セミナーの開催、小冊子発行など)
                                         臭気、衛生対策 など
流通、小売り、鉄道、商社、運輸、飲料、不動産、通信、銀行、
証券、マスコミ、電機メーカー、自動車メーカー、病院、大学など
あらゆる業種、事業体
                                                                   12
リサイクル事業の概況①売上高


【リサイクル事業】
                         前年度比 31.0%減
(百万円)
1,500   1,363
                         【要因】
                         • 前年度比での資源単価の下落
                941 • 取扱量は堅調に推移
1,200



 900



 600



 300



   0
        19.3期    20.3期

                                       13
リサイクル事業の概況②事業の説明
リサイクルした資源物を販売する事業

        収集
排出
        運搬       処分             リサイクル事業



             一般廃棄物

              段ボール

                                                   製紙
                                           古紙問屋
              古紙・                                 メーカー
事            機密文書               資源化処理
業   排   収
会   出   集                      リサイクルセンター
社                     リサイクル
                      センター
             産業廃棄物    東京23区内
                       8か所
              金属・                             事業会社
              樹脂 等




                                                         14
リサイクル事業の概況②段ボールの市況

(円/㎏)
 35

 30

 25

 20

 15

 10

  5

  0
      1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5
          2016年          2017年             2018年   2019年   2020年

            輸出価格(円/kg)
            FOB価格(HS:470710-000)(資料:財務省)
行政受託事業の概況①売上高


【行政受託事業】
                          前年度比 13.2%増

(百万円)
                          【要因】
 3,000


2,500
                 2,392 • 不燃ごみ処理の拡大
         2,113            • 価格改定の実施
2,000


1,500


1,000


  500


    0
         19.3期    20.3期

                                        16
行政受託事業の概況②事業の説明
リサイクルセンターに家庭ごみを受け入れて、資源化処理

   排出         収集運搬          行政受託事業


              行政
  家庭

  不燃      排          委託
 容リプラ     出
                          資源化処理・選別

                                      他社工場
                          リサイクルセンター
  家庭                       23区内:8か所
   ビン
   缶      排          委託
 ペットボトル   出




                                             17
営業利益①


【営業利益】
                        前年度比 21.1%減
(百万円)
1,200                   【要因】
        1,023
1,000           806 • 資源相場の変動
 800                    • 処理費用の増加
 600


 400


 200


   0
        19.3期   20.3期


                                      18
 営業利益②


【営業利益】


(百万円)                           予測は820に修正⇩
1,200
                1,142
        1,034           1,023
1,000
                                   806
 800


 600


 400


 200


   0
        17.3期   18.3期   19.3期       20.3期
                                  ↑グラフを2Qに修正
                                               19
経常利益①


【経常利益】
                         前年度比 22.6%減
(百万円)
 1,200
                         【要因】
         1,061
                         • 資源相場の変動
1,000
                 821
  800                    • 処理費用の増加
  600


  400


  200


    0
         19.3期   20.3期

                                       20
 経常利益②


【経常利益】


(百万円)
                1,116
1,200
        1,052           1,061
1,000                           821
 800


 600


 400


 200


   0
        17.3期   18.3期   19.3期   20.3期

                                        21
親会社株主に帰属する当期純利益①


【親会社株主に帰属する当期純利益】
                        前年度比 16.0%減
(百万円)
 800                    【要因】
        678
700
                570 • 資源相場の変動
600
                        • 処理費用の増加
500

400

300

200

100

  0
        19.3期   20.3期


                                      22
 親会社株主に帰属する当期純利益②


【親会社株主に帰属する当期純利益】


(百万円)
 800    744     739
                        678
 700
                                570
 600

 500

 400

 300

 200

 100

   0
        17.3期   18.3期   19.3期   20.3期
                                        23
貸借対照表
【連結貸借対照表】
 自己資本比率                       74.6%
             72.4%                               75.0%


           20,647              20,475            70.0%

  (百万円)             流動負債                         65.0%
                                        流動負債
  20,000                                 1,817
                    2,193
           流動資産                流動資産              60.0%
                    固定負債        5,619   固定負債
            6,163                       3,390
  15,000
                     3,497                       55.0%

                                                 50.0%

  10,000
                     純資産                         45.0%
           固定資産                固定資産     純資産
           14,484    14,957    14,856   15,268   40.0%
   5,000
                                                 35.0%

      0                                          30.0%
               19.3期               20.3期
                                                         24
キャッシュフロー


【キャッシュフロー】

現金及び現金同等物の期首残高               3,895

     営業活動によるCF                                       872

     投資活動によるCF                                       -671

     財務活動によるCF                                -730

現金及び現金同等物の期末残高
                                              3,366
                 0   1,000    2,000   3,000     4,000       5,000
                                                            (百万円)




                                                                    25
今期の見通し
【売上高】



(百万円)                               策定中
                           11,490
12,000            11,297
         10,811

10,000            2,113    2,392
         2,083
                  1,363     941
 8,000   1,445

 6,000


 4,000            7,819    8,157
         7,281

 2,000


    0
         18.3期    19.3期    20.3期

                                          26
2020年3月期トピックス
2020年3月期トピックス

【鹿浜リサイクルセンターで、粗大ごみの処理施設の拡大を推進】




                                 28
2020年3月期トピックス

【リサイクルセンターにて、不燃ごみのリサイクルを大きく推進】




                                 29
2020年3月期トピックス

【板橋リサイクルセンターへ蛍光灯・スプレー缶・ライターの処理施設を導入】




                                   30
2020年3月期トピックス

【大森リサイクルセンターへ大型のPETプレス機を導入】




                              31
2020年3月期トピックス

【社員寮の新規開設】




                32
2020年3月期トピックス

【設備投資額】


(百万円)
25,000
         15億6524万
           5千円      11億7555万   10億1511万
20,000

                      7千円
15,000                           8千円
10,000



 5,000



    0
           18.3期      19.3期      20.3期

                                          33
2020年3月期トピックス

【収集運搬車両へタブレット端末の搭載が本格化】




                          34
参考資料

【一般廃棄物量の推移(東京23区)】

(千トン)
3,000     2784       2754.3             2765.5            2754.3             2766.8

2,500


2,000   1823.8     1788.2            1782.6            1766.2             1782.2

1,500
           960.2         966.1              982.9              988.1             984.6
1,000


 500


   0
         平成27年        平成28年             平成29年              平成30年              令和元年
                           区収集             持込ごみ             合計
                   参照:https://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/somu/koho/toke/nakami/index.html
                                                                                                35
参考資料

【産業廃棄物量の推移(全国)】

(百万トン)
          393     392     387                384
 400                                                           375
           10     10      10                 10
 350
                                                                9

 300      173     174     173                174               169
 250

 200

 150

 100      210     208     204                200               197
  50

   0
         平成26年   平成27年   平成28年            平成29年              平成30年
                 再生利用量   減量化量          最終処分量
                         参照:https://www.env.go.jp/recycle/waste/sangyo.html
                                                                              36
ご注意事項




 本説明および資料には、将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの記述
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                                           37