6564 ミダックHD 2019-11-13 15:30:00
2020年3月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]

水・大地・空気を未来につなぐ


  株式会社ミダック
   [証券コード:6564]


  2020年3月期
第2四半期決算説明資料
①当社グループの紹介        …P2

②決算内容             …P8

③今後の見通し           …P17

④トピックス            …P20

⑤Appendix         …P24




            -1-
①当社グループの紹介

②決算内容

③今後の見通し

④トピックス

⑤Appendix




            -2-
①–1 当社グループの紹介(会社概要)
                    社名 :       株式会社ミダック ( MIDAC CO.,LTD. )
                    創業 :       1952年4月(昭和27年)
                    資本金:       4億1,801万円
                    代表者:       代表取締役社長 加藤 恵子
                    本社 :       静岡県浜松市東区有玉南町2163番地
                                   (注)
                    従業員:       222名(2019年9月末:グループ連結)
                    子会社:       株式会社ミダックはまな(浜松市西区)
                               株式会社三晃(愛知県春日井市)
  《事業内容》
   産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の収集運搬・処分
   一般廃棄物の収集運搬・処分
   《保有施設》

   事業所                     営業所

    富士宮事業所(焼却)             東京営業所(神奈川県川崎市)
    本社事業所(水処理・収集運搬設備)      富士宮営業所(静岡県富士宮市)
    呉松事業所(破砕)              本社・一般営業所(静岡県浜松市)
    豊橋事業所(混練)              名古屋営業所(愛知県名古屋市)
    関事業所(水処理)
注:臨時雇用者の平均人員数を含む         -3-
①–2 当社グループの紹介(拠点一覧)
水処理        焼却                                      事業所
                                          主営業エリア   子会社
                                                   営業所



                                               管理型埋立
 本社事業所      富士宮事業所

水処理


                                                ㈱ミダックはまな
                                               遠州クリーンセンター
                                      東京営業所
           名古屋営業所                富士宮営業所        安定型埋立
  関事業所
                              本社・一般営業所




コンクリート固化    選別・混練                破砕
                                               ㈱ミダックはまな
                                              浜名湖クリーンセンター




  ㈱三晃           豊橋事業所             呉松事業所
                        -4-
①–3 当社グループの紹介(廃棄物処理の工程)

          収集運搬事業           廃棄物処分事業        仲介管理事業



           収集運搬              中間処理         最終処分


    廃棄物



排          収集運搬車両      焼却           破砕    最終処分場
出
事
業
者
                           仲介管理事業


                    仲介管理            手数料

          廃棄物
                       廃棄物処理業者


                       -5-
①–4 当社グループの紹介(セグメント一覧)
<廃棄物処分事業>
                      自社施設による廃棄物処理サービスを
                       提供
                      廃棄物処理サービスとは、中間処理と
        売上高
                       最終処分から構成
           79%        当グループの中核事業であり、多種多
           81%
                       様な廃棄物を処理できる体制を構築     関事業所(水処理)   呉松事業所(破砕)


<収集運搬事業>

  14%                 廃棄物の収集運搬サービスを提供

        売上高           固形物や廃液まで多様な廃棄物を運
                       搬できるよう、各種車両を完備
                      付随して、清掃業務も受注
                                             収集運搬車両         清掃業務

<仲介管理事業>
      5%
                      自社以外の処理業者へ顧客の紹介
                       サービスを提供
        売上高           自社処理が困難な廃棄物や、自社の
                       商圏以外の廃棄物に対して、適正な
                       廃棄物処理を提案
                                              富士宮営業所       東京営業所
注:売上高(2019年3月期実績)には内部売上高を含む           -6-
①–5 当社グループの紹介(一貫処理体制)
 同業の多くが収集運搬業のみや中間処理業のみであるのに対し、当社グループは様々な設備を有する
  ことで、収集運搬から最終処分までを請け負う一貫とした処理体制を構築


                          一貫処理体制
           収集運搬                  中間処理          最終処分




排
出         タンクローリー車        焼却            破砕     管理型処分場
事
業
者



           パッカー車          水処理       コンクリート固化   安定型処分場




      •   排出事業者は廃棄物処理の過程で不適正処理等される心配がなく安心して廃棄物を委託
      •   グループ内で排出される廃棄物を内製化することで、中間処理施設のコスト削減を実現し、競争力を高
          める等のシナジー効果を発揮
                           -7-
①当社グループの紹介

②決算内容

③今後の見通し

④トピックス

⑤Appendix




            -8-
②–1 決算内容(連結業績ハイライト)

            売上高:2,424百万円(対前年△0.6%)

            営業利益:591百万円(対前年△7.9%)
                               (注)


            当期純利益:287百万円(対前年△14.6%)
                                                                                       (注)

           <売上高>                            <営業利益>                        <当期純利益>

            2,440    2,424
                                                642
                                                          591
  1,958
                                                                              336
                                                                                         287
                                      355
                                                                    183




 2018/3期   2019/3期   2020/3期         2018/3期   2019/3期   2020/3期   2018/3期   2019/3期    2020/3期
    2Q       2Q        2Q              2Q        2Q        2Q        2Q        2Q            2Q
注:親会社株主に帰属する当期純利益

                                                 -9-
②–2 決算内容(セグメント別分析)
 廃棄物処分事業においては、前年のスポット案件の反動により減収・減益
 収集運搬事業は減収・減益となるも、仲介管理事業は増収・増益を達成
                        (注)                                         (注)
            セグメント別売上高                                    セグメント利益
                        (単位:百万円)                                      (単位:百万円)
    仲介管理                                        仲介管理
    収集運搬                                                    37              61
               144            149               収集運搬
                                                            54
    廃棄物処分                                       廃棄物処分                       39
               351            345
    131
    342
                                                  59
                                                  72
                                                           817             794
               2,116      2,094
   1,610
                                                 440




  2018/3期     2019/3期    2020/3期              2018/3期     2019/3期         2020/3期
     2Q         2Q            2Q                  2Q        2Q              2Q
注:内部取引を含む                                    注:内部取引を含む

                                    - 10 -
②–3 決算内容(売上高増減分析)
 廃棄物処分事業は、水処理・焼却処理が好調であったものの、最終処分が大きく減少
 一部の工事案件において、収集運搬業務を他社へ委託したことにより、収集運搬では減収、仲介管理
  では増収となる
                        焼却処理
                                                                    (単位:百万円)
                        +28
             水処理
              +32


                                                              調整額
                                                       仲介管理
                                                              +6
                                                        +4
                               最終処分
  売上高                                  その他
                               △75              収集運搬
                                                                      売上高
  2,440                               廃棄物処分
                                                 △5                   2,424
                                       △6



2019/3期                                                              2020/3期
    2Q                                                                 2Q
注1:各カテゴリー別の数値は内部取引を含む
注2:調整額はセグメント間取引消去の増減                   - 11 -
②–4 決算内容(営業利益増減分析)
 最終処分は計画搬入を進めてきたため、前年のスポット案件の反動により減益
 収集運搬は減価償却費の増加等により減益、仲介管理は営業管理手数料の減少等により増益


                        焼却処理
                                                                 (単位:百万円)
                        +26
             水処理
              +25

                                       その他
                                                       仲介管理
                                      廃棄物処分
                                                       +23
                                       +2

 営業利益                          最終処分
  642                          △76              収集運搬
                                                △14           調整額 営業利益
                                                                   591
                                                              △37


2019/3期                                                          2020/3期
    2Q                                                              2Q
注1:各カテゴリー別の数値は内部取引を含む
注2:調整額はセグメント間取引消去と全社費用の増減              - 12 -
②–5 決算内容(四半期会計期間業績推移)
 2019年3月期は第1四半期に大型の工事案件を受注したため、その後搬入制限を実施
 前第2四半期会計期間対比では増収となるも、人件費の増加等により減益

                売上高の推移                                               営業利益の推移
                                  (単位:百万円)                                         (単位:百万円)
1,259
                                1,226   1,197            385
        1,180
                1,135
                        1,100                                                     347



                                                                      267
                                                               256
                                                                                        243

                                                                            188




 1Q     2Q      3Q      4Q      1Q      2Q               1Q    2Q     3Q    4Q    1Q    2Q

          2019/3期                 2020/3期                       2019/3期            2020/3期


                                                - 13 -
②–6 決算内容(貸借対照表)
 好調な営業キャッシュフローにより、長期借入金は順調に返済
 利益剰余金の増加等により自己資本比率は29.1%となり前連結会計年度末比で4.5ポイント改善
                                                           (単位:百万円)

     2018/3期             2019/3期                        2020/3期
                                                          2Q


                     流動資産                       流動資産
                      2,671            流動負債                  流動負債
           流動負債                                  2,521
 流動資産                                  3,756                 3,521
            2,337
  2,776


                      有形                         有形
  有形       長期借入金                  長期借入金                     長期借入金
                     固定資産                       固定資産
 固定資産       2,726                      2,336                 2,063
                      4,194                      4,226
  2,690                                                     その他固定負債
           その他固定負債                その他固定負債
                                                              795
               841                      818
無形固定資産               無形固定資産                     無形固定資産        純資産
            純資産                        純資産
  2,291               1,978                      1,826        2,613
 投資その他資産    2,170    投資その他資産            2,252   投資その他資産
   317                 320                        418


  総資産      負債純資産      総資産              負債純資産     総資産        負債純資産
                              - 14 -
②–7 決算内容(キャッシュフロー計算書)
                                (単位:百万円)
  営業CF     投資CF       財務CF
               719
                                                   営業CF(539百万円)

                              539                 税金等調整前当期純利益 +563百万円
                                                  減価償却費 +206百万円
                                                  のれん償却額 +125百万円
330
                                                  法人税等の支払額 △343百万円 等


                                                  投資CF(△345百万円)
                                                  有形固定資産の取得による支出 △352百万円 等


 △ 135                                            財務CF(△297百万円)
                △ 244
                                                  短期借入金の純増額 +100百万円
                                    △ 297
       △ 381                   △ 345              長期借入金の返済による支出 △326百万円
                                                  配当金の支払額 △47百万円 等
                      △ 560
2017/3期        2018/3期        2019/3期
      2Q             2Q             2Q
                                         - 15 -
②–8 決算内容(当初業績予想の進捗率)
 業績予想から大きく乖離しないよう、第2四半期までは計画に基づいた搬入を推進
 当初業績予想対比では概ね順調な進捗率となる
                                                            (単位:百万円)

                    2020/3期           2020/3期
                    当初予想               2Q実績        構成比       進捗率
売上高                      4,868             2,424   100.0%     49.8%
 売上原価                    2,294             1,136    46.9%     49.5%
売上総利益                    2,573             1,288    53.1%     50.1%
 販売費・一般管理費               1,406               696    28.7%     49.6%
営業利益                     1,167               591    24.4%     50.7%
 営業外収益                       5                11    ―         ―
 営業外費用                      55                39    ―         ―
経常利益                     1,117               563    23.2%     50.4%
 特別利益                        0                 0    ―         ―
 特別損失                        0                 0    ―         ―
税引前当期純利益                 1,117               563    23.2%     50.4%
 法人税等                      541               276    ―         ―
      (注)
当期純利益                      576               287    11.8%     49.8%
注:親会社株主に帰属する当期純利益

                             - 16 -
①当社グループの紹介

②決算内容

③今後の見通し

④トピックス

⑤Appendix




            - 17 -
③–1 今後の見通し(当初業績予想と修正業績予想)
 中国による廃プラスチック等の輸入禁止措置による一部の廃棄物処理施設の逼迫や、大型台風により
  災害廃棄物が大量に発生。また、最終処分場への需要は依然として高い状況が継続
 搬入計画に則るため搬入制限を実施していたが、計画を一部緩和し、これに応える
                                                         (単位:百万円)

                    2020/3期    2020/3期
                    当初予想        修正予想       構成比      当初比      前年比
売上高                      4,868     5,084   100.0%     4.4%     8.7%
 売上原価                    2,294     2,245    44.2%    -2.2%     0.9%
売上総利益                    2,573     2,839    55.8%    10.3%    15.8%
 販売費・一般管理費               1,406     1,427    28.1%     1.5%     5.5%
営業利益                     1,167     1,412    27.8%    21.0%    28.6%
 営業外収益                       5        19    ―         ―        ―
 営業外費用                      55        85    ―         ―        ―
経常利益                     1,117     1,346    26.5%    20.5%    23.5%
 特別利益                        0         0    ―         ―        ―
 特別損失                        0         0    ―         ―        ―
税引前当期純利益                 1,117     1,346    26.5%    20.5%    23.5%
 法人税等                      541       627    ―         ―        ―
      (注)
当期純利益                      576       719    14.2%    25.0%    26.9%
注:親会社株主に帰属する当期純利益
                                 - 18 -
③–2 今後の見通し(中長期的な成長戦略)
 関東方面において焼却施設及び最終処分場の設置候補地を選定
 新規施設の展開については、自社での対応に限らず、積極的なM&Aなど柔軟かつスピィーディーに対応

            自社開発のノウハウ                            関東方面への進出
•   地域住民・自治体との調整→許可取得→建設ま               •   廃棄物の排出量が最も多い関東方面に焼却施
    でのプロセスにおいてノウハウを蓄積                       設・最終処分場を展開

•   専門部署である開発事業部を設置




             M&Aのノウハウ
                                            ノウハウを用いた展開
•   廃棄物処理業界におけるM&Aのノウハウを蓄積




              子会社化


       三晃            ミダックはまな
                                                         グループ処理施設

                               - 19 -
①当社グループの紹介

②決算内容

③今後の見通し

④トピックス

⑤Appendix




            - 20 -
④–1 トピックス(新規管理型最終処分場)
 静岡県浜松市北区に新規管理型最終処分場の設置を計画
 2019年2月より工事を開始し、着実に工事は進行中

         施設概要                           既存処分場との規模の比較

施設名称     奥山の杜クリーンセンター            既存の管理型最終処分場に比べ、約7~8倍の規模を
                                 確保
埋立容量     約3,125,000㎥
稼働開始予定   2022年4月以降
埋立予定期間   約30年
                                                 新規管理型
投資予定総額   約78億円                                   最終処分場
                                                3,125,000㎥
                                              (東京ドーム約2.5杯分)




                                     遠州
                                  クリーンセンター
                                   410,575㎥




                        - 21 -
④–2 トピックス(株式分割の実施について)
 株式の流動性の向上、投資家層の拡大を図ることを目的として8月22日に株式分割の実施を決議
 9月13日を基準日として、1株につき3株の割合で分割



                                   分割により増加する
                                                 6,648,600株
                                   株式数

株式分割前             3,324,300株       基準日         2019年9月13日

                                   効力発生日       2019年9月14日




株式分割後                                           9,972,900株




        0           5,000,000              10,000,000 (株数)

                          - 22 -
④–3 トピックス(株主優待の導入)
 2019年9月19日に公表した通り、株主優待の導入を決議
 実施概要は以下の通り

                         実施概要

            毎年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された当社株式1単元
対象となる株主様
           (100株)以上を保有されている株主様

優待内容        一律QUOカード500円分を贈呈

            毎年6月開催の当社定時株主総会終了後に送付する決議通知に同封すること
贈呈時期
            を予定

            2020年3月31日現在の当社株主名簿に記載または記録された当社株式1
開始時期
            単元(100株)以上を保有されている株主様を対象に開始

           • 株主の皆様の日頃のご支援、ご愛顧に感謝
           • より多くの株主の皆様に当社の事業に対するご理解を高めていただくこと
実施の目的
           • 当社株式への投資の魅力を高めることで、より多くの方々に中長期的に当社株
               式を保有していただくこと

                          - 23 -
①当社グループの紹介

②決算内容

③今後の見通し

④トピックス

⑤Appendix




            - 24 -
⑤–1 業界環境(市場規模)
 国内における産業廃棄物処理業界の推定市場規模は、約5.3兆円
 「飲料」業界や「旅行」業界と同程度の市場規模

    産業廃棄物処理業界の推定市場規模                                       他業界との市場規模の比較

                                                                                    (単位:兆円)

                                                                                       5.9
                                                                              5.7
              九州       北海道                                           5.3
                                                            5.1
              沖縄       東北
      中国
              0.6       0.6
      四国                                           4.0
       0.4
                 合計
    近畿         約5.3兆円
    0.9                           関東
                                  2.1

             中部
             0.7                                 ホームセンター    飲料     産業廃棄物      旅行       百貨店
                                                                     処理
                                                 出典:一般社団法人日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会「年間総売上高とホームセンター数の推移
                                                    (推計値)」(ホームセンター)、㈱矢野経済研究所「2018年版 飲料市場の現状と展
                                                    望」(飲料)、環境省「平成23年度産業廃棄物処理業実態調査業務報告書」(廃棄
出典:環境省「平成23年度産業廃棄物処理業実態調査業務報告書」
                                                    物処理)、公益財団法人日本交通公社「旅行年表2018」(旅行)、日本百貨店協会
                                        - 25 -      「平成30年12月全国百貨店売上高概況」(百貨店)
⑤–2 業界環境(事業者数の割合)
                                (注)
 廃棄物処理業界において、主業者のうち、売上高10億円以上の事業者の割合は僅か約9%
 従業員数が100人以上の事業者の割合も約2%であり、中小零細業者が多数を占める業界
注:産業廃棄物処理業の許可を保有している事業者のうち、産業廃棄物処理業を主業(売上高の割合が50%以上)とする事業者


  売上高10億円以上の主業者が占める割合                                  従業員100人以上の主業者が占める割合




              9%                                                      2%




                         91%                                              98%


出展:環境省「平成23年度産業廃棄物処理業実態調査業務報告書」、産業廃棄物処理業             出展:環境省「平成23年度産業廃棄物処理業実態調査業務報告書」、産業廃棄物処理業
   の振興方策に関する検討会「産業廃棄物処理業の振興方策に関する提言」                     の振興方策に関する検討会「産業廃棄物処理業の振興方策に関する提言」
                                            - 26 -
⑤–3 業界環境(産業廃棄物の総排出量)
 産業廃棄物の総排出量は2016年度で387百万トンであり、概ね横ばいで推移
 今後においても、一定の廃棄物の排出が継続するものと予測

   最終処分量
   減量化量
   再生利用量                                                                                    (単位:百万t)

  422     418    419
                         404
   24     22      20            390       386            381    379    385    393    391      387
                         17                                                    10    10
                                    14    14              12            12                    10
                                                                 13


  179     182    180     170
                                    169   167                   158    168    173    174      173
                                                         169




  219     215    219     217        207   205            200    208    205    210    208      204




  2005   2006    2007   2008    2009      2010           2011   2012   2013   2014   2015    2016 (年度)

出典:環境省「産業廃棄物の排出及び処理状況等(平成28年度実績)」

                                                - 27 -
⑤–4 業界環境(最終処分量の推移)
 循環型社会形成推進基本計画では2025年度の最終処分量の数値目標を約10百万トンと設定
 最終処分は今後も不可避的に発生し、最終処分場は社会に必要不可欠な存在




                                                                                                 (単位:百万t)
  24
        22
               20

                      17

                             14     14
                                           12      13
                                                           12                                    (数値目標)
                                                                  10     10     10                   10




                                                                                                          (年度)
 2005   2006   2007   2008   2009   2010   2011   2012     2013   2014   2015   2016   2017   2024   2025
出典:環境省「産業廃棄物の排出及び処理状況等(平成28年度実績)」、環境省「循環型社会形成推進基本計画(平成30年6月)」

                                                  - 28 -
⑤–5 企業価値向上に向けての取組
 事業を遂行する上で生じる様々なリスクに対応するため、下記のような取組を実施


          リスク管理委員会                                 判定委員会
事業運営上の
様々なリスク                                   協力関係にある廃棄物処理業者において、廃棄物の適
                                         正処理が確保されるよう、厳格な審査を実施
         労務           財務
                                          ①書類調査

                                          • 帝国データバンクの信用調査や日経テレコンの
     環境                   市場
                                            記事検索により状況を確認

                安全                        ②現地調査

                                          • 当社独自のチェックリストを元にヒアリングし、現
                    毎回テーマを選定                地確認した上で、法定項目等を確認
リスク管理委員会
                委員長                       ③委員会の審議
         共有

  取締役         部門長   取締役   部門長             • 関係各部署の役職者が取引可否を審議


         コンプライアンスの徹底                            不適正処理を未然に防止
                                - 29 -
⑤–6 企業価値向上に向けての取組
 社員と家族がいつまでも安心して働くことができるよう、より良い職場環境を確保


プラチナくるみんマークの認定取得                             週に3日のノー残業 <月・水・金>
2015年8月に静岡県の企業では2番目(産業廃棄物処理業界で               ミダックでは週に3日のノー残業デーを実施しています。
は初)のプラチナくるみんマークを取得しました。


         「プラチナくるみん認定制度」は、平成27年4月1
         日施行の改正次世代法により創設され、「子育てサ             年次有給休暇の個別指定方式
         ポート企業」として厚生労働大臣の認定(くるみん
         認定)を受けた企業のうち、より高い水準の取組み             従来から有給休暇の計画付与を実施していましたが、社員の都
         を行った企業が認定を受けられる制度です。                合や希望に合わせた休みを取得できるよう個別指定方式を採用。



                                             育児・介護を支援
ワークライフバランス企業の認定取得
                                             ミダックでは育児や介護による休業について、その一部を有給化
2017年2月に浜松市ワークライフバランス等推進事業所を認定取              することにより、育児・介護を支援しています。
得しました。


          働きやすい職場環境づくりや女性活躍の推進を
          図るため、仕事と家庭(子育てや介護)、地
          域活動等との両立支援などのワーク・ライフ・バラ
                                             女性従業員支援
          ンスに取り組んでいる事業所を認証する制度で              ミダックでは働く女性を応援するセミナーや勉強会を定期的に実施
          す。                                 することによって、女性従業員がより働き易くなるよう職場の環境
                                             づくりに積極的に取り組んでいます。




                                    - 30 -
⑤–7 企業価値向上に向けての取組
 地域社会との良好な関係を構築するため、また環境保全のため、当社グループは精力的に活動


                                                                 環境教育 【10月】
               ウェルカメクリーン作戦 【5月】
                                                                 毎年秋ごろに有玉小学校(浜松市)を訪問
               毎年5月に浜松市指定天然記念物であるア                               し、 ゴミに関する知識や分別・減量の大切さ
               カウミガメが安全に産卵できるよう遠州灘海                              を楽しく学べるよう環境授業を行っています。
               岸清掃活動を行っています。




富士山エコツアー 【8月】
毎年8月に浜松市剣道連盟の子供たちと共に、
                                                  エコポイント付与制度             エコポイント   会社   エコポイント
富士山のボランティア清掃活動を行っています。
また24時間テレビ「富士山をきれいにするプロジェクト」や社員有志での富士登山清掃          各部門、各従業員の環境負荷低減活動
活動なども行っています。                                      に対してエコポイントを付与し現金として還
                                                                           各部門         各従業員
                                                  元することにより、社員の積極的な環境活
                                                  動を促進しています。



                   ミダック祭 【9月】
                   毎年9月に地域住民の皆さんや従業員
                   とその家族などを招いてミダック祭を開催
                   しています。




  エコキャップ回収運動 【通年】                           新潟県中越沖地震 【07年7月】
  社員よりペットボトルキャップを回収し、NPO団体へ寄付しています。         新潟県中越沖地震での災害ゴミ処理支援を行いました。
  発展途上国の子供のワクチン購入にあてられます。                   支援期間:07年8月31日~07年9月5日/支援範囲:柏崎市

                                         - 31 -
本資料の取り扱いについて




 本資料は、情報提供を目的としたものであり、当社株式等の特定の商品についての募集・投資勧
 誘・営業等を目的としたものではありません
 本資料に記載されている見解・見通し・予測等は、資料作成時点での当社の判断です。将来にお
 ける当社の業績が、現在の当社の将来予想と異なる結果になることがある点を確認された上で、ご
 利用ください
 本資料で提供している情報は万全を期していますが、その情報の正確性、完全性を保証するもの
 ではありません。また予告なしに内容が変更または廃止される場合がありますので、あらかじめご了
 承ください
 本資料は、投資家の皆様がいかなる目的にご利用される場合においても、ご自身のご判断と責任
 においてご利用されることを前提にご提示させていただくものであり、当社はいかなる場合においても
 その責任は負いません
                水・大地・空気を未来につなぐ



      経営理念

ミダックは、水と大地と空気そして人、すべてが共に栄えるかけがえのない地球を次の世代に美しく渡すため
に、その前線を担う環境創造集団としての社会的責任を自覚して、地球にやさしい廃棄物処理を追求して
まいります。




                    株式会社ミダック