6564 ミダックHD 2021-11-15 15:30:00
2022年3月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]

 水・大地・空気を未来につなぐ


株式会社ミダックホールディングス
    [証券コード:6564]


   2022年3月期
 第2四半期決算説明資料
①当社グループの紹介        …P2

②決算内容             …P8

③今後の見通し           …P17

④トピックス            …P20

⑤Appendix         …P27




            -1-
①当社グループの紹介

②決算内容

③今後の見通し

④トピックス

⑤Appendix




            -2-
①–1 当社グループの紹介(会社概要)
                    社 名 : 株式会社ミダックホールディングス
                         ( MIDAC HOLDINGS CO., LTD. )
                    創 業 : 1952年4月(昭和27年)
                    資本金: 7億5,297万円
                    代表者: 代表取締役社長 加藤 恵子
                    本 社 : 静岡県浜松市東区有玉南町2163番地
                              (注)
                    従業員: 246名(2021年9月末:グループ連結)
                    子会社: 株式会社ミダック、株式会社三晃
                          株式会社柳産業
  《事業内容》
  ⚫ 産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の収集運搬・処分
  ⚫ 一般廃棄物の収集運搬・処分
   《保有施設》

   事業所                     営業所

   ⚫ 富士宮事業所(焼却)            ⚫ 東京営業所(神奈川県川崎市)
   ⚫ 本社事業所(水処理・収集運搬設備)     ⚫ 富士宮営業所(静岡県富士宮市)
   ⚫ 呉松事業所(破砕)             ⚫ 本社・一般営業所(静岡県浜松市)
   ⚫ 豊橋事業所(混練)             ⚫ 名古屋営業所(愛知県名古屋市)
   ⚫ 関事業所(水処理)
注:臨時雇用者の平均人員数を含む         -3-
①–2 当社グループの紹介(拠点一覧)
水処理         焼却                                     事業所
                                          主営業エリア   子会社
                                                   営業所

                                  管理型埋立

 本社事業所       富士宮事業所

水処理
                                   ㈱ミダック
                                 遠州クリーンセンター
                                               安定型埋立

                                     東京営業所
            名古屋営業所               富士宮営業所
  関事業所
                            本社・一般営業所
                                                 ㈱ミダック
                                              浜名湖クリーンセンター
コンクリート固化   選別・混練            破砕                破砕




  ㈱三晃       豊橋事業所            呉松事業所            ㈱柳産業
                      -4-
①–3 当社グループの紹介(廃棄物処理の工程)

          収集運搬事業           廃棄物処分事業        仲介管理事業



           収集運搬              中間処理         最終処分


    廃棄物



排          収集運搬車両      焼却           破砕    最終処分場
出
事
業
者
                           仲介管理事業


                    仲介管理            手数料

          廃棄物
                       廃棄物処理業者


                       -5-
①–4 当社グループの紹介(セグメント一覧)
<廃棄物処分事業>
                    ◼ 自社施設による廃棄物処理サービスを
                      提供
                    ◼ 廃棄物処理サービスとは、中間処理と
        売上高
                      最終処分から構成
           79%      ◼ 当グループの中核事業であり、多種多
           83%
                      様な廃棄物を処理できる体制を構築     関事業所(水処理)   呉松事業所(破砕)


<収集運搬事業>

  11%               ◼ 廃棄物の収集運搬サービスを提供
        売上高         ◼ 固形物や廃液まで多様な廃棄物を運
                      搬できるよう、各種車両を完備
                    ◼ 付随して、清掃業務も受注
                                            収集運搬車両         清掃業務

<仲介管理事業>
      6%
                    ◼ 自社以外の処理業者へ顧客の紹介
                      サービスを提供
        売上高         ◼ 自社処理が困難な廃棄物や、自社の
                      商圏以外の廃棄物に対して、適正な
                      廃棄物処理を提案
                                             富士宮営業所       東京営業所
注:売上高(2022年3月期第2四半期実績)には内部売上高を含む     -6-
①–5 当社グループの紹介(一貫処理体制)
◼ 同業の多くが収集運搬業のみや中間処理業のみであるのに対し、当社グループは様々な設備を有する
  ことで、収集運搬から最終処分までを請け負う一貫とした処理体制を構築


                          一貫処理体制
           収集運搬                  中間処理          最終処分




排
出         タンクローリー車        焼却            破砕     管理型処分場
事
業
者



           パッカー車          水処理       コンクリート固化   安定型処分場




      •   排出事業者は廃棄物処理の過程で不適正処理等される心配がなく安心して廃棄物を委託
      •   グループ内で排出される廃棄物を内製化することで、中間処理施設のコスト削減を実現し、競争力を高
          める等のシナジー効果を発揮
                           -7-
①当社グループの紹介

②決算内容

③今後の見通し

④トピックス

⑤Appendix




            -8-
②–1 決算内容(連結業績ハイライト)

          ◼ 売上高:3,052百万円(対前年+9.2%)

          ◼ 営業利益:1,152百万円(対前年+26.0%)
                            (注)


          ◼ 当期純利益:642百万円(対前年+36.4%)
                                                                                    (注)

          <売上高>                          <営業利益>                        <当期純利益>


                    3,052
           2,795
2,424

                                                      1,152                               642

                                             914                           471

                                   591                           287


2020/3期   2021/3期   2022/3期       2020/3期   2021/3期   2022/3期   2020/3期   2021/3期     2022/3期
  2Q        2Q        2Q            2Q        2Q        2Q        2Q        2Q            2Q
注:親会社株主に帰属する当期純利益
                                             -9-
②–2 決算内容(セグメント別分析)
◼ 廃棄物処分事業は増収・増益となったものの、収集運搬事業は減収・減益となった
◼ 仲介管理事業は増収・減益となった
                         (注)                                           (注)
             セグメント別売上高                                      セグメント利益
                          (単位:百万円)                                           (単位:百万円)
    仲介管理                                           仲介管理
                               196                                             79
    収集運搬                                           収集運搬
                                                                               69
    廃棄物処分       194            355                 廃棄物処分


                383                                            94
     149
                                                               85
     345

                                                    61
                                                    39
                                                                              1,340
                               2,728
                2,413                                         1,054
    2,094
                                                    794




   2020/3期     2021/3期     2022/3期                2020/3期    2021/3期         2022/3期
     2Q          2Q             2Q                   2Q        2Q              2Q
注:内部取引を含む                                       注:内部取引を含む
                                       - 10 -
②–3 決算内容(売上高増減分析)
◼ 廃棄物処分事業は、最終処分を中心として好調に推移
◼ 収集運搬事業、仲介管理事業は前期の大型工事案件の反動減の影響を受けた



                                                                    (単位:百万円)
                                       その他
                                      廃棄物処分
                               最終処分                    仲介管理
                                       +42
                               +261                     +1


                                                収集運搬          調整額     売上高
                                                △27           △32     3,052
                        焼却処理
                        +19

   売上高
   売上高         水処理
   2,795        △8



   2021/3期                                                           2022/3期
     2Q                                                                2Q

注1:各カテゴリー別の数値は内部取引を含む
注2:調整額はセグメント間取引消去の増減                   - 11 -
②–4 決算内容(営業利益増減分析)
◼ 最終処分、焼却処理、その他廃棄物処分などの廃棄物処分事業は好調に推移
◼ 前期の大型工事案件の反動減もあり、収集運搬、仲介管理は減益となった


                                          その他
                                  最終処分                                 (単位:百万円)
                                         廃棄物処分
                                  +227    +15

                                                   収集運搬   仲介管理
                                                                 調整額    営業利益
                                                   △15    △14
                                                                 △15
                        焼却処理                                             1,152
                            +67



   営業利益
               水処理
     914       △24




  2021/3期                                                               2022/3期
     2Q                                                                   2Q


注1:各カテゴリー別の数値は内部取引を含む
注2:調整額はセグメント間取引消去と全社費用の増減                 - 12 -
②–5 決算内容(四半期会計期間業績推移)
◼ 各中間処理施設の稼働率は向上し、最終処分場においても旺盛な埋立需要を取り込んだ結果、
  前第2四半期会計期間対比では増収・増益となった


                 売上高の推移                                                営業利益の推移
                                  (単位:百万円)                                            (単位:百万円)

                                                                                     650
                                  1,563
                          1,458           1,488
                  1,447                                                  558
 1,402   1,393
                                                           523
                                                                                             502


                                                                               411
                                                                 391




 1Q      2Q       3Q      4Q       1Q      2Q              1Q    2Q      3Q    4Q    1Q      2Q

            2021/3期                  2022/3期                       2021/3期             2022/3期


                                                  - 13 -
②–6 決算内容(貸借対照表)
◼ 好調な営業キャッシュフローにより、長期借入金は順調に返済
◼ 利益剰余金の増加等により自己資本比率は41.6%となり前連結会計年度末比で2.8ポイント改善
                                                              (単位:百万円)

     2020/3期                     2021/3期               2022/3期 2Q



                                                    流動資産
                         流動資産                                  流動負債
                                            流動負債     5,431
                          5,327                                 6,289
                                            6,147
流動資産        流動負債
 4,683        4,725
                                                               長期借入金
                                        長期借入金
                                                                 1,441
            長期借入金                           1,725
                                                              その他固定負債 814
              2,012      有形固定資産       その他固定負債 825   有形固定資産
有形固定資産
           その他固定負債 799    6,907                      7,356
  5,128
                                                                 純資産
                                            純資産
無形固定資産        純資産        無形固定資産                     無形固定資産       6,100
                                            5,522
 1,673        4,382       1,369                      1,222
 投資その他資産                 投資その他資産                    投資その他資産
   434                     616                        635

 総資産        負債純資産         総資産           負債純資産        総資産       負債純資産
                                   - 14 -
②–7 決算内容(キャッシュフロー計算書)
                                    (単位:百万円)

 営業CF      投資CF       財務CF
                                  858
               766                                        営業CF(858百万円)

                                                         税金等調整前四半期純利益 +1,131百万円
539                                                      減価償却費 +178百万円
                                                         のれん償却額 +125百万円
                                                         法人税等の支払額 △572百万円 等


                                                         投資CF(△648百万円)
                                                         有形固定資産の取得による支出 △612百万円 等
                                             △ 37


                                                          財務CF(△37百万円)
 △ 345 △ 297
                          △ 382                          長期借入金の返済による支出 △283百万円
                                                         配当金の支払額 △66百万円
                △ 650              △ 648                 短期借入金の純増額 +328百万円 等


 2020/3期        2021/3期            2022/3期
      2Q             2Q                 2Q

                                                - 15 -
②–8 決算内容(業績予想に対する進捗率)
◼ 営業部門は、引き続き営業活動が制限されるなか、コロナ禍でも堅調な業種及び取引先に対して効率
  的な営業を展開することで廃棄物受託量を確保
◼ 処理部門は、コロナ禍での感染対策を実施しつつ、廃棄物の受入体制の強化に努めたほか、原価低減
  に向けた各種取り組みを積極的に推進                   (単位:百万円)

                    2022/3期    2022/3期
                    通期予想        2Q実績     構成比      進捗率
   売上高                   6,003     3,052 100.0%    50.8%
    売上原価                 2,291     1,132  37.1%    49.4%
   売上総利益                 3,711     1,919  62.9%    51.7%
    販売費・一般管理費            1,570       767  25.1%    48.8%
   営業利益                  2,140     1,152  37.8%    53.8%
    営業外収益                   14        24   ―        ―
    営業外費用                   72        45   ―        ―
   経常利益                  2,082     1,131  37.1%    54.3%
    特別利益                     0         0   ―        ―
    特別損失                     0         0   ―        ―
   税引前当期純利益              2,082     1,131  37.1%    54.3%
    法人税等                   896       488   ―        ―
   当期純利益
       (注)
                         1,186       642  21.1%    54.2%
注:親会社株主に帰属する当期純利益

                           - 16 -
①当社グループの紹介

②決算内容

③今後の見通し

④トピックス

⑤Appendix




            - 17 -
③–1 今後の見通し (新型コロナウイルス感染症による影響)
◼ 自社が保有する多数の処理施設と許可の優位性を発揮することで、廃棄物の受託量の確保に努める。
  また、売上は特定の廃棄物や特定の業種に依存せず、総合廃棄物処理企業として確立
◼ 製造業を中心に景況感改善。業績も比較的堅調で生産活動の回復により受託量の増加が見込まれる
◼ 最終処分場については、コロナ禍でも旺盛な需要があり、引き続き搬入量の拡大に努める




                      水処理
     製造業                             建設業

                埋立              焼却




                破砕              選別



    医療業界              収集運搬           食品業界

                       - 18 -
③–2 今後の見通し(中長期的な成長戦略)
◼ 関東方面への進出の第一歩として自社開発による焼却施設の設置を計画
◼ 現在、土地取得に向けた協議を進めており、調達資金を充当予定
            自社開発のノウハウ                                 新規焼却施設
・地域住民・自治体との調整→許可取得→建設まで
プロセスにおいてノウハウを蓄積
・専門部署である開発事業部を設置
                                            手取概算額合計上限      1,252百万円



                                            土地取得見込額        1,000百万円
                      ※写真はイメージです

                      ※写真はイメージです
                  グループ処理施設
                                            充当時期           2021年12月まで
          M&Aのノウハウ
                                            ※取得予定不動産は現時点において決定しておりませんので、土
                                             地取得額は見込額となっております
                                            ※土地取得金額が確定した後、残額が生じた場合は当該残額を
   子会社化
                                             2021年12月までに運転資金に充当し、不足が生じた場合は
                                             自己資金を充当する予定であります
       三晃     ミダック   柳産業

                                   - 19 -
①当社グループの紹介

②決算内容

③今後の見通し

④トピックス

⑤Appendix




            - 20 -
④–1 トピックス(新規管理型最終処分場)
◼ 静岡県浜松市北区に新規管理型最終処分場の設置を計画
◼ 早期稼働に向けての工事並びに開業準備は着々と進捗している

         施設概要                           既存処分場との規模の比較
施設名称     奥山の杜クリーンセンター            既存の管理型最終処分場に比べ、約7~8倍の規模を
埋立容量     約3,125,000㎥             確保

稼働開始予定   2022年2月
埋立予定期間   約30年
投資予定総額   約87億円                                   新規管理型
                                                 最終処分場
                                                3,125,000㎥
                                              (東京ドーム約2.5杯分)




                                     遠州
                                  クリーンセンター
                                   447,297㎥




                        - 21 -
④–2 トピックス(持株会社体制への移行①)
⚫ 2022年4月1日を効力発生日とする会社分割により、持株会社体制へ移行
⚫ 持株会社体制への移行にあたり、2021年9月1日に商号、㈱ミダック(旧㈱ミダックはまな)の
  代表者および本店所在地を変更


    《~2021年8月31日》                  《2021年9月1日~》
        変更前                             変更後


                                    ㈱ミダックホールディングス
        ㈱ミダック
                                      (住所変更なし)



                                                ㈱三晃
  ㈱ミダックはまな      ㈱三晃                ㈱ミダック
                                              (住所変更なし)
  代表:熊谷裕之                        代表:加藤恵子
 (静岡県浜松市西区                      (静岡県浜松市東区
大山町3564番地の2)                    有玉南町2163番地)




                       - 22 -
④–2 トピックス(持株会社体制への移行②)
⚫ 2022年4月1日を効力発生日とする会社分割により、持株会社体制へ移行
⚫ 2022年4月1日に新たに株式会社ミダックライナーを設立

  ~2022年3月31日                                 2022年4月1日~
                   《効力発生日》          <グループ組織図>             <事業概要>


   ㈱ミダックホールディングス     移行
                                     ㈱ミダック           ・グループ経営戦略策定
                                    ホールディングス         ・経営管理


 廃棄物処分事業(関事業所除く)                                     ・廃棄物処分事業(中間処理・最終処分)
 産業廃棄物収集運搬事業         承継                ㈱ミダック         ・収集運搬事業(産業廃棄物)
 仲介管理事業                                              ・仲介管理事業



                                    ㈱ミダックライナー
 一般廃棄物収集運搬事業         承継                              ・収集運搬事業(一般廃棄物)
                                     (新設会社)


                                                     ・廃棄物処分事業(中間処理)
 廃棄物処分事業(関事業所)       承継                 ㈱三晃          ・収集運搬事業(産業廃棄物)



                                                     ・廃棄物処分事業(中間処理)
                     承継無               ㈱柳産業
                                                     ・収集運搬事業(産業廃棄物・一般廃棄物)
                                    ※2021年10月に子会社化



                           - 23 -
④–3 トピックス(M&Aの推進)
◼ 2021年10月21日、株式会社柳産業の全株式を取得し、子会社化を実現
◼ 建設廃棄物を取り扱う柳産業が加わることで、当社グループの業容拡大に寄与する見込み

          株式会社柳産業

所在地     静岡県浜松市西区馬郡町902 番地の1
設立年月日   1982 年4月14 日
資本金     5,000千円
事業内容    産業廃棄物処理業(選別・破砕・圧縮)等
取扱品目    建設系廃棄物 等

                         <廃棄物の処理フロー>

            柳産業の事業範囲
      【廃棄物の受入】         【選別・破砕・圧縮】      【外部への搬出】




                                         ミダック 等
                              - 24 -
④–4 トピックス(SDGs推進体制①)
◼ ミダックグループ全社でのSDGs推進体制を整備
◼ ミダック・サステイナブル・ライフポイント(MSLP)制度とボランティア休暇制度を導入




                  未来へ続く廃棄物処理のために
          ~ MIDAC Sustainable Life Point 制度を開始~


        MSLP制度                              ボランティア休暇制度
環境・社会に貢献する活動として会社で定めたものを             就業時間内に一定の条件を満たすボランティア
生活の中で実施し、報告するとポイントを付与。               活動を実施する者に特別休暇を付与
付与されたポイントを1年ごとに集計し、還元金を支給

例えば、                                 例えば、
●認定NPO法人等への寄付                        ●災害復興ボランティア
●(食品ロス軽減)値引商品の購入                     ●社会福祉施設における慰問等
●地域清掃活動・ボランティア活動への参加                 ●青少年の指導、育成のための活動


                            - 25 -
④–4 トピックス(SDGs推進体制②)
◼ SDGs推進の輪を地域社会にも広げたいと考え、『ミダックSDGs応援団』制度を9月より導入
◼ 活動内容に応じてポイントを付与し、ポイント数に応じて当社が行う社会貢献等に交換




                 『ミダックSDGs応援団』制度を導入しました
             ~ MIDAC Sustainable Development Goals~


        応援団制度概要                                    ポイント交換の例
                                            ボランティア等当社が定めた活動を報告していただいた
募集開始日    2021年9月1日                          方には、活動内容に応じてポイントを付与

活動期間     毎年4月1日~3月31日                       付与したポイントは年1回集計し、そのポイントを当社が
                                            行う社会貢献等に交換できます
 対象者     以下の条件を満たす方

● 静岡県浜松市または長野県下伊那郡売木村在住の方、
                                            例えば、
  もしくは当社株主の方
                                            ●子ども食堂への寄付
● 当社の経営理念とSDGs推進規程の目的に賛同していただける方
● 当社のSDGs活動を応援していただくとともに、
                                            ●児童養護施設等への寄付
  自らの生活の中でSDGsマインドを持って活動していただける方
                                            ●コロナ禍で苦難の続く飲食店の商品券等


                                   - 26 -
①当社グループの紹介

②決算内容

③今後の見通し

④トピックス

⑤Appendix




            - 27 -
⑤–1 業界環境(中国の廃プラスチック輸入禁止措置と改正バーゼル)
◼ 2017年末の中国の廃プラスチック輸入禁止措置により、国内における廃プラスチック類の処理がひっ迫
◼ 2021年1月発効の改正バーゼルにより、廃プラスチック類の輸出に対し規制が強化された
◼ 使用済みプラスチック等の国内での適正な処理やリサイクルがこれまで以上に求められる


                       ー 日本の廃プラスチック類の年間輸出量と輸出先内訳 ー

                その他
                8.0%                                        その他
        マレーシア
                                                           15.9%
         5.3%
  台湾
  6.4%                                               韓国                          マレーシア
                                                   6.6%                          31.8%
                 2017年                                           2020年
 ベトナム
 8.8%
                  合計          中国                   タイ             合計
                約143万t       52.3%                7.4%
                                                                 約82万t

         香港                                               台湾
        19.2%                                            17.2%           ベトナム
                                                                         21.2%



                                        出展:財務省貿易統計
                                        公益財団法人日本容器包装リサイクル協会「プラスチックのくず(廃プラスチック)および古紙の輸出統計」

                                     - 28 -
⑤–2 業界環境(プラスチック資源循環について)
◼ 「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案」が2021年3月9日閣議決定
◼ 国内におけるプラスチックの資源循環の重要性が高まっている
◼ 2020年度焼却施設でのサーマルリサイクル率は54%

        国内廃プラスチック有効利用率                                           自社焼却施設サーマルリサイクル推移
                                                             (注)

                                                           発電量

                                                           電気使用量
                                                                                                 100%
                                                           リサイクル率
                      その他
               埋立                                                        3,936   3,915
                      3.2%                        4,000       3,810                      3,827   90%
               6.4%
       単純焼却                                                                                      80%

        8.2%                                                                                     70%
                                                  3,000

                 2019年              サーマル
                                                                 54%     53%     53%     54%     60%


    マテリアル        総排出量              リサイクル
                                                                                                 50%

    リサイクル       約850万t              60.4%
                                                  2,000
                                                                 2,071   2,069   2,082   2,078   40%
     21.9%
                                                                                                 30%

                                                  1,000
                                                                                                 20%


                                                                                                 10%


                                                       0                                         0%
                                                                 2017    2018    2019    2020
出典:一般社団法人プラスチック循環利用協会「2019年プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・        注:発電量、電気使用量の単位はMWh
処理処分の状況」
                                                  - 29 -
⑤–3 業界環境(市場規模)
◼ 国内における産業廃棄物処理業界の推定市場規模は、約5.3兆円
◼ 「飲料」業界と同程度の市場規模

   産業廃棄物処理業界の推定市場規模                                        他業界との市場規模の比較

                                                                                    (単位:兆円)


             九州       北海道                                                            6.9
                                                                             6.5
             沖縄        東北
      中国
             0.6        0.6                                          5.3
      四国                                                     5.0
      0.4                                            4.2

                合計
   近畿         約5.3兆円
    0.9                           関東
                                  2.1

            中部
            0.7                                      百貨店      飲料   産業廃棄物 住宅リフォーム     広告
                                                                     処理

                                                 出典:日本百貨店協会「令和2年12月全国百貨店売上高概況」(百貨店)、 ㈱矢野経済研究
                                                    所「2020年版 飲料市場の現状と展望」(飲料)、環境省「平成23年度産業廃棄物処
                                                    理業実態調査業務報告書」(廃棄物処理)、 ㈱矢野経済研究所「住宅リフォーム市場に
出典:環境省「平成23年度産業廃棄物処理業実態調査業務報告書」
                                                    関する調査(2020年)」(人材派遣)、㈱電通「2019年 日本の広告費」(広告)
                                        - 30 -
⑤–4 業界環境(事業者数の割合)
                                (注)
◼ 廃棄物処理業界において、主業者のうち、売上高10億円以上の事業者の割合は僅か約9%
◼ 従業員数が100人以上の事業者の割合も約2%であり、中小零細業者が多数を占める業界
注:産業廃棄物処理業の許可を保有している事業者のうち、産業廃棄物処理業を主業(売上高の割合が50%以上)とする事業者


  売上高10億円以上の主業者が占める割合                                  従業員100人以上の主業者が占める割合




              9%                                                      2%




                         91%                                              98%


出展:環境省「平成23年度産業廃棄物処理業実態調査業務報告書」、産業廃棄物処理業             出展:環境省「平成23年度産業廃棄物処理業実態調査業務報告書」、産業廃棄物処理業
   の振興方策に関する検討会「産業廃棄物処理業の振興方策に関する提言」                     の振興方策に関する検討会「産業廃棄物処理業の振興方策に関する提言」
                                            - 31 -
⑤–5 業界環境(産業廃棄物の総排出量)
◼ 産業廃棄物の総排出量は2019年度で379百万トンであり、大きな変化は見られない
◼ 今後においても、一定の廃棄物の排出が継続するものと予測

      最終処分量
      減量化量
      再生利用量                                                                                          (単位:百万t)


    418   419
                 404
    22    20            390    386           379            385   393    391    387    384
                 17                   381                                                     379    379
                        14     14                           12    10     10     10     10
                                      12     13                                                9      9


    182   180    170    169    167           158        168       173    174    173    173
                                      169                                                     170    170




    215   219    217    207    205    200    208        205       210    208    204    200    199    200




   2006   2007   2008   2009   2010   2011   2012      2013       2014   2015   2016   2017   2018   2019
                                                                                                            (年度)
出典:環境省「産業廃棄物の排出及び処理状況(令和元年度速報値) 」

                                                   - 32 -
⑤–6 業界環境(地域別、業種別排出割合)
◼ 産業廃棄物の排出量を地域別でみると、関東地区の排出量が最も多く、次いで北海道・東北、中部
◼ 業種別では、製造業の排出量が最も多く、次いで電気・ガス・熱供給・水道業、農業・林業、建設業

     産業廃棄物の地域別排出割合                                 産業廃棄物の業種別排出割合



                                                            その他
          九州・沖縄                                             3.8%
                       北海道・東北
          14.0%
                         20.5%                                            製造業
                                                  建設業
                                                                          28.8%
 中国・四国                                           20.0%
  10.7%
               合計                                            合計
            379百万トン                                       379百万トン
           (2019年度)                                      (2019年度)
   近畿
                                 関東
  13.9%                                         農業・林業
                             25.9%
                                                 21.5%
                                                                   電気・ガス・熱供給・
             中部
                                                                      水道業
            15.0%
                                                                      25.9%



出典:環境省「産業廃棄物の排出及び処理状況(令和元年度速報値)」               出典:環境省「産業廃棄物の排出及び処理状況(令和元年度速報値)」

                                      - 33 -
⑤–7 業界環境(最終処分量の推移)
◼ 循環型社会形成推進基本計画では2025年度の最終処分量の数値目標を約10百万トンと設定
◼ 最終処分は今後も不可避的に発生し、最終処分場は社会に必要不可欠な存在

25


                                                                                                     (単位:百万t)
      20
20

            17


15                 14     14
                                        13
                                 12
                                               12
                                                                                                     (数値目標)
                                                          10   10     10     10                          10
10                                                                                   9      9




 5




 0
     2007   2008   2009   2010   2011   2012   2013     2014   2015   2016   2017   2018   2019   2024   2025 (年度)

出典:環境省「産業廃棄物の排出及び処理状況(令和元年度速報値) 」、環境省「循環型社会形成推進基本計画(平成30年6月)」

                                                      - 34 -
⑤–8 企業価値向上に向けての取組
◼ 社員と家族がいつまでも安心して働くことができるよう、より良い職場環境を確保


プラチナくるみんマークの認定取得                             週に3日のノー残業 <月・水・金>
2015年8月に静岡県の企業では2番目(産業廃棄物処理業界で               週に3日のノー残業デーを実施しています。
は初)のプラチナくるみんマークを取得しました。


         「プラチナくるみん認定制度」は、平成27年4月1
         日施行の改正次世代法により創設され、「子育てサ             年次有給休暇の個別指定方式
         ポート企業」として厚生労働大臣の認定(くるみん
         認定)を受けた企業のうち、より高い水準の取組み             従来から有給休暇の計画付与を実施していましたが、社員の都
         を行った企業が認定を受けられる制度です。                合や希望に合わせた休みを取得できるよう個別指定方式を採用。



                                             育児・介護を支援
ワークライフバランス企業の認定取得
                                             育児や介護による休業について、その一部を有給化することによ
2017年2月に浜松市ワークライフバランス等推進事業所を認定取              り、育児・介護を支援しています。
得しました。


          働きやすい職場環境づくりや女性活躍の推進を
          図るため、仕事と家庭(子育てや介護)、地
          域活動等との両立支援などのワーク・ライフ・バラ
                                             女性従業員支援
          ンスに取り組んでいる事業所を認証する制度で              働く女性を応援するセミナーや勉強会を定期的に実施することに
          す。                                 よって、女性従業員がより働き易くなるよう職場の環境づくりに積
                                             極的に取り組んでいます。




                                    - 35 -
 ⑤–9 企業価値向上に向けての取組
 ◼ 地域社会との良好な関係を構築するため、また環境保全のため、当社グループは精力的に活動


                花のリレー・プロジェクト【定期】                【公式】YouTube企業チャンネル開設【6月】
                『天浜線 人と時代をつなぐ花のリレー・プロジェ         「SDGsプロジェクト ミダックチャンネル 未来へつなごうSDGs」と
                クト』気賀駅の植栽地の除草作業を行っていま           題したYouTube企業チャンネルへの動画配信を開始しました。
                す。気賀駅に植栽された花壇や周辺の定期的
                な清掃や美化活動に取り組んでいます。




                                                        環境教育 【9月】
                                                        毎年秋ごろに有玉小学校(浜松市)を訪問
                                                        し、 ゴミに関する知識や分別・減量の大切さ
                                                        を楽しく学べるよう環境授業を行っています。
環境教育【3月】
                                                        ※新型コロナウイルス感染症に配慮し、
浜松市環境部と共同で、浜松市
                                                             2021年度は環境教育DVDを寄贈。
内の小学校4校で移動式循環リサ
イクルカーを用いた環境授業を実
施しました。

                                                                      五島海岸清掃活動 【10月】
                                                                      私たちの海を守るために、当社は、「6R県民
                                                                      運動」に賛同しています。その運動の一環として、
                                                                      2021年10月に、浜松五島海岸にて清掃活
                                                                      動を行いました。


SDGs推進体制の運用開始【4月】
2020年11月に「SDGs推進プロジェクトを立ち上げ、
全部署・全社員への研修等を実施してきました。                                 こども食堂支援 【10月】
個人のSDGsの意識を高める活動として、「MSLP制度:ミダック・サステイナブル・ライ            ミダック祭のブースでこども食堂用の食料品を受入。
フポイント制度)」や「ボランティア休暇制度」を定めました。                          食事支援とフードロスの両面で社会貢献をしました。


                                              - 36 -
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                 水・大地・空気を未来につなぐ



      経営理念

ミダックは、水と大地と空気そして人、すべてが共に栄えるかけがえのない地球を次の世代に美しく渡すために、
その前線を担う環境創造集団としての社会的責任を自覚して、地球にやさしい廃棄物処理を追求してま
いります。




                株式会社ミダックホールディングス