6558 M-クックビズ 2021-10-13 15:00:00
2021年11月期 第3四半期決算説明資料 [pdf]
決 算 説 明 資 料
2021年11月期 第3四半期
stock code:6558
私たちのビジョン
「食」を人気の「職」にする
東京でミシュランの星に輝く店の数は2位のパリを引き離し圧倒的No1。
「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されるなど、日本は「世界一の美
食の国」として認められつつあります。
一方で日本の人々が持つ飲食業界のイメージは異なっています。不人気業
種とされ人材は常に不足しています。
私達は、素晴らしい「食」と、その「職」の現状という溝を埋めて、食に
関わる世界中の人々の幸せな人生に貢献することを目指します。
1. 2021年11月期 第3四半期決算概況
2. 2021年11月期 第3四半期セグメント別業績
3. ご参考資料
2021年11月期 第3四半期決算概況
2021年3Q エグゼクティブサマリ
• 既存事業は顧客の要望を踏まえた新サービスなどにより顧客接点を強化
FY2021
• オンライン化・DX化の促進により業務生産性を向上させ、コスト削減を引き続き
事業方針 推し進めることで、損益分岐点を大幅に引き下げるとともに、エクイティ及び長
期の銀行借入による資金調達により盤石な財務基盤を構築
売上高 営業利益 販売管理費
業績サマリ
722百万円 ▲291百万円 1,007百万円
(Y on Y ▲39.6%) (Y on Y ▲38.8%)
• 緊急事態宣言の再発令の影響があったものの、売上は底入れの兆し
• オンライン化・DX化の促進により、事業におけるコスト構造を変革
• ワクチン接種率の確実な進展
TOPIX 人材紹介事業 求人広告事業 財務関連
• 緊急事態宣言の再発令の影 • 緊急事態宣言の再発令の影 • 長期借入の契約実行
響があったものの、紹介単 響があったものの、ダイレ • 第三者割当による新株発行
価は徐々に回復の兆しあり クトプラスの期間限定サー と新株予約権の発行により、
ビスもあり、2Qより継続 キャッシュポジションを積
して営業利益を確保 み上げへ
5
2021年11月期の売上推移イメージ
◼ 7/12付「2021年11月期 通期業績予想の修正に関するお知らせ」に記載のとおり
3Q以降の売上高を下方修正
◼ 3Qにおいては数度にわたる緊急事態宣言、まん延防止等重点措置による飲食店の営業
自粛や時短営業要請、酒類提供の禁止が継続されているものの、1Qと比較して徐々に
回復の兆しが見られる
実績
予想下限の売上イメージ
予想上限の売上イメージ
1Q 実績 2Q 実績 3Q 実績
2020年12月 2021年11月
6
2021年3Q決算概要
◼ 3Q(6月~8月)の売上については、緊急事態宣言の再発令等により飲食業界における求人ニーズは
引き続き低迷しており、237百万円で着地 (前年同期:252百万円)
◼ 3Q(6月~8月)の営業利益は経費削減策の効果が徐々に出始め、▲86百万円で着地
(前年同期:▲187百万円)
2020年 2021年 2021年
進捗率
単位:百万円(単位未満切捨) 実績 予想 3Q実績
950 70.1%
売上高 1,445 722
~1,030 ~75.9%
▲454
営業利益 ▲615 ▲291 -%
~▲374
▲459
経常利益 ▲558 ▲294 -%
~▲379
▲542
当期純利益 ▲599 ▲370 -%
~▲462
▲ 241.59
1株当たり当期純利益(円) ▲266.91 ▲163.44 -
~▲205.97
7
売上高推移
◼ 緊急事態宣言の再発令等があるものの、今期1Qで底入れの兆しがあり、人材紹介、
求人広告ともに緩やかに回復
人材紹介 求人広告 新規事業
838
単位:百万円(単位未満切捨)
767
744
712
654
618 622
586
561 552
523 518
404 395
389
313 310
252 250 263
237
220
204
120 119
132 118
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
※ 2020年11月期より新規事業のうち、研修事業は求人広告事業へ移管しております
8
販売費及び一般管理費の推移
◼ 販管費の継続的な見直しの実施やオフィスの縮小・移転を計画し、コストの圧縮を図る
※来期以降は家賃等が削減となり更なるコスト圧縮の予定
◼ 2021年より従業員向けにテレワークを積極的に推進
(期首実績:30.0% → 8月実績:76.1%)
人件費関連 広告宣伝費 その他
706 709
689
674
623 616 635
591
501 501
466 478
431 436
392
371 379
346 338
322
308
141
250 41
218 106
34
253 182
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
9
営業利益増減分析
◼ 売上減少が大きかったものの、人件費及び広告宣伝費を中心に販管費を大幅に削減
したことにより、前年同期比 +178百万円 と赤字幅は縮小
単位:百万円(単位未満切捨)
2021年3Q
営業利益
2020年3Q ▲291
営業利益
▲470
その他販管費
差額178
134
広告宣伝費
207
売上総利益
▲461
人件費
297
10
特別損失等損失拡大要因
◼ COVID-19に伴う売上の落ち込み等当社の経営環境等も踏まえ、当社が保有する一部
の固定資産について耐用年数を変更するとともに、将来における収益性を見直し。拠
点の縮小及び移転を検討し、利用不能となる固定資産等について耐用年数を短縮した
ことに伴い将来の回収可能性を検討のうえ、今期2Qで特別損失を計上
◼ コロナ禍における売上の拡大を目指して取り掛かっていた新サービスのうち、飲食従
事者に向けたスマートフォンアプリの「ククロ」とワンデイバイト求人検索アプリの
「ワクみん」については、一定の登録者数を獲得したものの、収益化に向けて長期的
にコストがかかると想定されるため、既存事業の安定に経営資源を集中させるべく
サービスを終了
単位:百万円
有形固定資産に係る減損損失 58
減損損失 無形固定資産に係る減損損失 27
合計 86
11
2021年3Q 損益計算書
2020年3Q 2021年3Q
単位:百万円(単位未満切捨) 累計 累計 増減額 増減率
売上高 1,195 722 ▲472 ▲39.6%
売上原価 18 6 ▲11 ▲64.3%
売上総利益 1,177 715 ▲461 ▲39.2%
販売費及び一般管理費 1,647 1,007 ▲640 ▲38.8%
人件費 863 565 ▲297 ▲34.5%
広告宣伝費 322 114 ▲207 ▲64.3%
営業利益 ▲470 ▲291 178 -
営業利益率 ▲39.4% ▲40.4% - -
経常利益 ▲444 ▲294 149 -
税引前利益 ▲525 ▲380 145 -
法人税等 ▲42 ▲10 32 -
四半期純利益 ▲482 ▲370 112 -
12
2021年3Q 貸借対照表
単位:百万円(単位未満切捨) 2020年4Q 2021年3Q 増減額 増減率
流動資産 1,605 1,761 155 9.7%
現預金等 1,310 1,601 290 22.2%
売掛金 55 77 22 39.9%
固定資産 229 93 ▲136 ▲59.5%
敷金 131 91 ▲39 ▲30.3%
資産合計 1,834 1,854 19 1.0%
流動負債 855 848 ▲6 ▲0.8%
短期借入金 550 610 60 10.9%
未払費用 67 63 ▲3 ▲4.9%
固定負債 204 514 309 151.1%
純資産 774 490 ▲283 ▲36.6%
負債・純資産合計 1,834 1,854 19 1.0%
13
今期方針の3Q時点の進捗状況
◼ 既存事業は顧客の要望を踏まえた新サービスなどにより収益力を強化
◼ オンライン化・DX化の促進により生産性を向上させ、コスト削減を引き続き推し進め
ることで損益分岐点を引き下げるとともに、資金調達により盤石な財務基盤を目指す
アクションは第13期通期決算説明資料公表事項
アクション 3Q進捗 内容 内容 詳細
• 利益体質の強化に向け更なるコスト削減を徹底
収益力強化 • 緊急事態宣言の再発令や酒類提供禁止により、飲食事業者 P15
の採用ニーズの戻りは想定より遅い
• (求職者&顧客)商談や面談をKPIを落とさずに、オンラ
オンライン化/ インシフトすることで業務生産性を向上
• (従業員)大きなトラブルなくオンラインを中心とした事
P17
DX化の推進
業活動にシフト、テレワークの定着化
• 新規借入や融資増額を実施
財務の健全化 • 第三者割当増資により事業資金を確保
P18
14
今期方針の3Q時点の進捗状況
◼ 収益力強化に向けた取り組み
飲食業界の苦境を踏まえた既存サービスの拡充により、
採用意欲のある飲食店の採用を支援。利用企業は月々増加傾向。
飲食業界のコロナ禍での採用課題
採用費用の一括支払い負担が大きい 採用要件の高度化に伴うピンポイント化
採用にかかる既存サービス 新規サービス
人材紹介 求人広告 ダイレクトプラス 人材紹介プラス
(ダイレクト
リクルーティングサービス) 支払いが月額定額の6回払。退職時は以
降の支払いが不要
ピンポイントでの採用が可 比較的安価で条件次第で ピンポイントでの採用が可
能なものの、比較的高価で 複数採用が可能なものの、 能なものの、一定の契約期
一括払いが必要 ピンポイント採用には不 間が必要
向き
ダイレクトプラス月額制
月単位での利用・停止が可能
15
今期方針の3Q時点の進捗状況
◼ 損益分岐点の改善
̶ オフィスの縮小・移転を含む固定費の継続的な圧縮・最適化により損益分岐点が大きく改善
̶ コロナ禍でも利益を計上できる収益体質への転換
売上高/売上原価及び販売費及び一般管理費 推移表
単位:百万円(単位未満切捨 ) ※四半期別月平均
売上高 売上原価及び販管費
300
250
200
150
100
50
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 予測
2019年 2020年 2021年
16
今期方針の3Q時点の進捗状況
◼ オンライン化/DX化推進
̶ 転職支援サービスの面談実施では、100%完全オンライン化を達成。企業や飲食店舗との商談
も約80%までオンライン化が進む。
̶ 社内のテレワーク推進では、75%以上のテレワーク率を達成。
3Q
20年12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月
来社面談 100% オンライン
面談比率 電話面談 面談率
50%
WEB面談 100%
0%
20年12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月
訪問商談 100%
オンライン
商談比率 電話商談 商談率
50%
WEB商談 80%
0%
20年12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月
100% テレワーク率
社内テレ 出社
ワーク率 テレワーク 50% 76%
0%
17
今期方針の3Q時点の進捗状況
◼ 財務の健全化
̶ 新規借入や融資増額により資金を確保
̶ 新株発行による増資及び新株予約権の発行により自己資金の強化
有利子負債 自己資本
410百万円 増 128百万円 増
新株式発行:74百万円 増
短期借入:前期比: 60百万円 増 新株予約権:439百万円
長期借入:前期比:350百万円 増 ※9月以降、新株予約権の一部が行使済
(53百万円 増 行使率12.2%)
18
2021年11月期 第3四半期セグメント別業績
2021年3Q セグメント概要
◼ 各セグメントごとの進捗は以下の通り
2020年 2021年 2021年
進捗率
単位:百万円(単位未満切捨) 実績 予想 3Q実績
473 67.4%
売上高 780 347
~515 ~73.4%
人材紹介事業
▲189
営業利益 ▲246 ▲151 -
~▲231
477 72.7%
売上高 664 374
~515 ~78.5%
求人広告事業
▲26 -
営業利益 ▲151 12
~11
▲196 77.3%
全社費用 営業利益 ▲217 ▲151
~▲196 ~77.3%
20
人材紹介事業
2020年3Q 2021年3Q
増減額 増減率
単位:百万円(単位未満切捨) 累計実績 累計実績
売上高 662 347 ▲315 ▲47.6%
営業利益 ▲175 ▲152 23 -
売上高 営業利益
緊急事態宣言の再発令等があるものの、今期1Q 売上の落ち込みにより赤字は継続しているが、
で底入れの兆しがあり、緩やかに回復 軽飲食からの求人依頼をこなすこと、また販管
費の削減により赤字幅は減少している
600
200
500
150
400
100
300
50
200
132
118 0
100 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
-50
-39
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
-100 -77
2018年 2019年 2020年 2021年 2018年 2019年 2020年 2021年
21
求人広告事業
2020年3Q 2021年3Q
増減額 増減率
単位:百万円(単位未満切捨) 累計実績 累計実績
売上高 532 374 ▲157 ▲29.5%
営業利益 ▲133 11 145 -
売上高 営業利益
ダイレクトリクルーティングが堅調に推移して 売上高の緩やかな回復及び販管費の削減により
おり、緩やかに回復 2021年2Qより黒字へ転換
350
60
300
250 40
200 20
1
150 0
120 119 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
100 -20
50 -40
0 -60
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q -63
2018年 2019年 2020年 2021年
2018年 2019年 2020年 2021年 -80 22
ご参考資料
市場の環境 ~有効求人倍率
◼ 緊急事態宣言が継続していたものの、緩やかに回復傾向
5.00
接客・給仕の職業 飲食物調理の職業 全体
4.50
4.00
3.50
3.00
2.50
1.91
2.00
1.50 1.8
1.00
1.14
0.50
0.00
1月 4月 7月 10月 1月 4月 7月 10月 1月 4月 7月 10月 1月 4月 7月 10月 1月 4月 7月 10月 1月 4月 7月 10月 1月 4月 7月
2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
24
※厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」
ビジネスモデル ~人材紹介事業
◼ 飲食業に特化したマッチングサービスであり、マッチングが成立した場合に求人企業側
から紹介手数料を頂きます
ビジネスモデル
求人の依頼 登録・相談
人材の紹介 企業の紹介
求人企業
求職者
紹介手数料
25
中長期戦略の方向性
ウィズコロナ・アフターコロナを見据えて
次の10年、クックビズは食ビジネスの変革を支援する会社と定義します。
激変する消費者の行動・価値観変容を理解し
飲食店の新たな収益機会や業態の創出と
変革にかかる店舗・業務・人材・資金をトータルサポートすることで
食産業の再成長に貢献します。
これまで支援し続けた「人」を起点に
最先端のテクノロジーとサイエンスを組み合わせて
同じパッションを持つパートナーと共に
新たな食体験・食サービスとエコシステムを共創してまいります。
26
中長期戦略の方向性
キャッシュポイントの多様化
オンラインコミュニティプラットフォームの構築
付加価値の高い事業や商品を有する
あらゆるタッチポイントで
企業・店舗に対して
高頻度に顧客接点を確保し
事業再構築や財務周りを
食ブランドの体験価値を最大化
包括的にサポートし企業価値を最大化
食ビジネスの
変革支援
多様化する業態、デジタル化された
先端技術による業務効率化と
新たな店舗や業務に適合した
経営データの統合による
人材を創出・配置し
個人の成長と経営の合理化を支援 新たな付加価値と収益機会の創出
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ビジネスモデル ~求人広告事業
◼ 飲食業に特化した求人広告サービスであり、広告掲載に応じて求人企業側から広告掲載
料をいただきます
ビジネスモデル
登録・応募
求人広告の掲載
求人情報
サービスの提供
求人企業
求職者
広告掲載料
28
ビジネスモデル ~ダイレクトプラス
◼ 飲食業に特化したダイレクトリクルーティングサービスであり、求人企業側から月額利
用料(サブスクリプション方式)をいただきます
ビジネスモデル
閲覧 登録
求人企業 ピンポイントに
求人メッセージ 求職者
月額利用料
29
ビジネスモデル ~研修事業
◼ 飲食業に特化した研修サービスであり、主に飲食店で働く人々の人材定着・採用育成に
関わる研修を実施しております
ビジネスモデル
研修依頼 受講
フィードバック 講師派遣
クライアント
クライアント
社員
受講料
30
会社概要
設立 2007年12月10日
資本金 523,153千円
代表者 代表取締役社長 藪ノ 賢次
本社所在地 大阪府大阪市北区芝田2-7-18 LUCID SQUARE UMEDA 8階
従業員数 110名(パート・アルバイトを除く)
事業内容 人材サービス事業 研修事業
31
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