6558 M-クックビズ 2020-07-14 15:00:00
2020年11月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年11月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年7月14日
上場会社名 クックビズ株式会社 上場取引所 東
コード番号 6558 URL https://cookbiz.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長CEO (氏名)藪ノ 賢次
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO (氏名)岡本 哲郎 TEL 06-7777-2133
四半期報告書提出予定日 2020年7月14日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (証券アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年11月期第2四半期の業績(2019年12月1日~2020年5月31日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年11月期第2四半期 942 △35.5 △283 - △283 - △257 -
2019年11月期第2四半期 1,460 24.6 132 129.5 132 119.9 82 259.3
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年11月期第2四半期 △114.46 -
2019年11月期第2四半期 37.47 36.10
(注)2020年11月期第2四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株
当たり四半期純損失であるため記載しておりません。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年11月期第2四半期 1,515 1,116 73.7
2019年11月期 2,024 1,354 66.9
(参考)自己資本 2020年11月期第2四半期 1,116百万円 2019年11月期 1,354百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年11月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2020年11月期 - 0.00
2020年11月期(予想) - - -
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
当社は定款において第2四半期末日及び期末日を配当基準日と定めておりますが、2020年11月期につきましては、
現時点で期末日における配当予想額は未定であります。
3.2020年11月期の業績予想(2019年12月1日~2020年11月30日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 - - - - - - - - -
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
COVID-19の感染拡大の影響を受け、現時点では業績に影響を与える未確定な要素が多く、合理的な業績予想の算定
が困難な状況のため、2020年1月14日に公表しました業績予想を一旦取り下げ、未定としています。今後、合理的
な予想が可能となった時点で改めて公表いたします。
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年11月期2Q 2,249,691株 2019年11月期 2,222,201株
② 期末自己株式数 2020年11月期2Q 2,538株 2019年11月期 1,638株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年11月期2Q 2,246,170株 2019年11月期2Q 2,195,947株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
COVID-19の感染拡大の影響を受け、現時点では業績に影響を与える未確定な要素が多く、合理的な業績予想の算定
が困難な状況のため、2020年1月14日に公表しました業績予想を一旦取り下げ、未定としています。今後、合理的な
予想が可能となった時点で改めて公表いたします。上記の業績予想に関する事項は、添付資料P.3「1.当四半期
決算に関する定性的情報 (4)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(四半期決算補足説明資料の入手方法について)
四半期決算補足説明資料は、2020年7月14日(火)に当社ウェブサイトに掲載いたします。
クックビズ株式会社(6558) 2020年11月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)キャッシュ・フローの状況 ……………………………………………………………………………………… 3
(4)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 6
第2四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………………… 7
(4)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 9
3.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 11
- 1 -
クックビズ株式会社(6558) 2020年11月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社は、飲食業界に特化した人材サービス事業(人材紹介事業・求人広告事業)を展開しております。
当社は、「「食」を人気の「職」にする。」をビジョンに掲げております。東京でミシュランの星に輝く店の数
は2位のパリを引き離し圧倒的ナンバー1であり、「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されるなど、日本は
「世界一の美食の国」として認められつつあります。一方で日本の人々が持つ飲食業界のイメージは異なっており
ます。不人気業種とされ人材は常に不足しています。当社は、素晴らしい「食」と、その「職」の現状という溝を
埋めて、職に関わる世界中の人々の幸せな人生に貢献することを目指しております。
当第2四半期累計期間の売上高は942,035千円(前年同四半期比35.5%減)となりました。これはCOVID-19の感
染拡大による影響により、インバウンド需要の著しい減少や全国への緊急事態宣言発令にともなう飲食店への休業
要請などにより飲食店利用客が大きく減少したことにより、当社のサービス対象領域である飲食業界全般における
求人ニーズが大きく低下したことが主な理由であります。
利益につきましては、COVID-19の全世界的な感染拡大が顕在化した3月時点で全社的なコストの見直しを行い、
現時点で不要不急な経費については削減を行なうとともに、緊急事態宣言後には飲食店の休業にともない、当社で
も営業人員を中心に休業とし人件費の抑制に努めました。また、求人ニーズの低下に併せて広告宣伝費の削減等を
行いましたが、売上高が大幅に落ち込んだことにより、営業損失は283,246千円(前年同四半期は営業利益132,220
千円)、経常損失は283,208千円(前年同四半期は経常利益132,751千円)、四半期純損失は257,095千円(前年同
四半期は四半期純利益82,291千円)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
なお、当社の報告セグメントは、「人材紹介事業」「求人広告事業」「その他事業」の3区分としておりました
が、第1四半期会計期間より、「人材紹介事業」「求人広告事業」の2区分に変更することといたしました。
この変更は、前期に「その他事業」に区分していた研修事業、SNS事業(Foodion)、外国人材の紹介事業のう
ち、研修事業については営業力の強化を目的に「求人広告事業」へ移管、SNS事業(Foodion)は事業化せずにオウ
ンドメディアとして転換、また外国人材の紹介事業は事業化が見込めないため全社費用として計上することにとも
なうものであります。
①人材紹介事業
人材紹介事業におきましては、「cookbiz」(※)サイトへご登録いただいた転職を希望される方へ、転職先を
紹介する事業を運営しております。
当第2四半期累計期間におきましては、緊急事態宣言を受けた飲食店の休業にともない、給食や中食といった飲
食周辺領域への開拓強化を行いマッチング数の向上に努めました。一方で、売上高につきましては、飲食店の休業
にともない求人ニーズが大幅に低下したことと、採用を行なう企業もより質の高い人材を求めて選考基準の引き上
げが進んだことにより非常に苦戦を強いられました。
その結果、当セグメントにおける売上高は530,423千円(前年同四半期比42.6%減)、セグメント損失は97,841
千円(前年同四半期はセグメント利益201,481千円)となりました。
②求人広告事業
求人広告事業におきましては、求人広告サイトである「cookbiz」(※)の事業を運営しております。
当第2四半期累計期間におきましては、緊急事態宣言を受けた飲食店の休業にともない、大半の営業人員を休業
とするなど人件費の抑制に努めました。売上高につきましては、飲食店の休業にともなう求人ニーズの大幅な低下
により求人掲載ニーズが無くなり、非常に苦戦を強いられました。
その結果、当セグメントにおける売上高は411,611千円(前年同四半期比23.0%減)、セグメント損失は70,164
千円(前年同四半期はセグメント利益44,749千円)となりました。
※ cookbiz:弊社は人材紹介事業及び求人広告事業ともに「cookbiz」の同一ブランドにて展開しております。
- 2 -
クックビズ株式会社(6558) 2020年11月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ509,372千円減少し、1,515,333千円となりまし
た。その主な要因は、未収還付法人税等が73,094千円増加したものの、現金及び預金が416,822千円、売掛金が
148,026千円減少したためであります。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債は、前事業年度末に比べ271,700千円減少し、398,500千円となりました。
その主な要因は、未払金が80,511千円、未払法人税等が79,682千円、未払消費税等が40,223千円、前受金が34,689
千円減少したためであります。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ237,672千円減少し、1,116,833千円となりまし
た。その要因は、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ9,711千円増加したものの、四半期純
損失の計上により利益剰余金が257,095千円減少したためであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末と比較して
416,822千円減少し、976,648千円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における営業活動の結果、使用した資金は425,009千円(前年同四半期は200,742千円の獲
得)となりました。その主な要因は、売上債権の減少148,026千円等の資金が増加したものの、税引前四半期純損
失295,889千円、未払金の減少80,511千円、未払消費税等の減少40,223千円、法人税等の支払額69,734千円等の資
金が減少したためであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における投資活動の結果、使用した資金は11,235千円(前年同四半期は12,102千円の使
用)となりました。その主な要因は、敷金の差入による支出3,672千円、有形固定資産の取得による支出4,441千
円、無形固定資産の取得による支出3,321千円等の資金が減少したためであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における財務活動の結果、得られた資金は19,423千円(前年同四半期は15,156千円の獲
得)となりました。その要因は、株式の発行による収入19,423千円の資金が増加したためであります。
(4)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年11月期の業績予想につきましては、2020年7月14日に公表いたしました「通期業績予想の修正に関するお
知らせ」の通り、COVID-19の感染拡大の影響及び当社を取り巻く事業環境は極めて不透明であり、2020年11月期の
業績を合理的に見積もることは非常に困難であるため、通期業績予想を未定と修正させていただきます。
当社としては、今後もCOVID-19の感染拡大の影響、及びそれに伴う景気動向を注視しつつ事業運営に努め、業績
予想を合理的に見積もることができた際に、改めて公表いたします。
- 3 -
クックビズ株式会社(6558) 2020年11月期 第2四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第2四半期会計期間
(2019年11月30日) (2020年5月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,393,470 976,648
売掛金 220,963 72,936
未収入金 20,685 928
未収消費税等 - 12,286
未収還付法人税等 - 73,094
前払費用 81,247 105,044
その他 120 120
貸倒引当金 △6,910 △3,321
流動資産合計 1,709,576 1,237,736
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 105,418 105,064
工具、器具及び備品(純額) 8,997 7,783
有形固定資産合計 114,415 112,847
無形固定資産
ソフトウエア 39,586 22,689
ソフトウエア仮勘定 - 1,374
商標権 63 55
無形固定資産合計 39,650 24,118
投資その他の資産
敷金 127,684 131,216
長期前払費用 15,418 9,243
繰延税金資産 17,731 -
その他 230 170
投資その他の資産合計 161,064 140,630
固定資産合計 315,130 277,597
資産合計 2,024,706 1,515,333
- 4 -
クックビズ株式会社(6558) 2020年11月期 第2四半期決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当第2四半期会計期間
(2019年11月30日) (2020年5月31日)
負債の部
流動負債
未払金 112,287 31,775
未払費用 115,006 91,003
未払法人税等 85,480 5,798
未払消費税等 40,223 -
前受金 164,656 129,967
預り金 17,623 16,843
賞与引当金 54,000 30,000
返金引当金 10,636 4,268
資産除去債務 - 20,025
流動負債合計 599,912 329,682
固定負債
資産除去債務 66,208 49,068
繰延税金負債 - 15,897
その他 4,079 3,852
固定負債合計 70,288 68,817
負債合計 670,200 398,500
純資産の部
株主資本
資本金 471,536 481,248
資本剰余金 464,536 474,248
利益剰余金 418,511 161,416
自己株式 △79 △79
株主資本合計 1,354,505 1,116,833
純資産合計 1,354,505 1,116,833
負債純資産合計 2,024,706 1,515,333
- 5 -
クックビズ株式会社(6558) 2020年11月期 第2四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
(第2四半期累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2018年12月1日 (自 2019年12月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
売上高 1,460,938 942,035
売上原価 18,453 14,368
売上総利益 1,442,484 927,666
販売費及び一般管理費 1,310,264 1,210,913
営業利益又は営業損失(△) 132,220 △283,246
営業外収益
受取利息及び配当金 8 9
サービス利用権失効益 562 885
セミナー収入 571 231
その他 311 175
営業外収益合計 1,454 1,302
営業外費用
株式報酬費用 852 1,057
その他 70 207
営業外費用合計 923 1,264
経常利益又は経常損失(△) 132,751 △283,208
特別損失
固定資産除却損 - 12,681
特別損失合計 - 12,681
税引前四半期純利益又は税引前四半期純損失(△) 132,751 △295,889
法人税、住民税及び事業税 57,085 670
法人税等還付税額 - △73,094
法人税等調整額 △6,626 33,628
法人税等合計 50,459 △38,794
四半期純利益又は四半期純損失(△) 82,291 △257,095
- 6 -
クックビズ株式会社(6558) 2020年11月期 第2四半期決算短信
(3)四半期キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2018年12月1日 (自 2019年12月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期純利益又は税引前四半期純損失(△) 132,751 △295,889
減価償却費 13,403 15,003
貸倒引当金の増減額(△は減少) 805 △3,588
賞与引当金の増減額(△は減少) 500 △24,000
役員賞与引当金の増減額(△は減少) 3,600 -
返金引当金の増減額(△は減少) 1,190 △6,367
受取利息及び受取配当金 △8 △9
固定資産除却損 - 12,681
株式報酬費用 5,381 7,084
売上債権の増減額(△は増加) △46,000 148,026
前払費用の増減額(△は増加) △11,432 △24,338
未払金の増減額(△は減少) 3,286 △80,511
未収入金の増減額(△は増加) 364 19,756
未払費用の増減額(△は減少) 3,700 △24,204
未収消費税等の増減額(△は増加) - △12,286
未払消費税等の増減額(△は減少) 6,171 △40,223
前受金の増減額(△は減少) 86,193 △34,689
その他 6,501 △11,726
小計 206,409 △355,282
利息及び配当金の受取額 7 8
法人税等の支払額 △5,675 △69,734
営業活動によるキャッシュ・フロー 200,742 △425,009
投資活動によるキャッシュ・フロー
敷金の差入による支出 △838 △3,672
敷金の回収による収入 94 140
有形固定資産の取得による支出 △2,325 △4,441
無形固定資産の取得による支出 △9,092 △3,321
短期貸付金の回収による収入 60 60
投資活動によるキャッシュ・フロー △12,102 △11,235
財務活動によるキャッシュ・フロー
株式の発行による収入 15,236 19,423
自己株式の取得による支出 △79 -
財務活動によるキャッシュ・フロー 15,156 19,423
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 203,796 △416,822
現金及び現金同等物の期首残高 1,053,032 1,393,470
現金及び現金同等物の四半期末残高 1,256,829 976,648
- 7 -
クックビズ株式会社(6558) 2020年11月期 第2四半期決算短信
(4)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第2四半期累計期間において、新株予約権の行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ9,711千円増加してお
ります。この結果、当第2四半期会計期間末において、資本金が481,248千円、資本剰余金が474,248千円となってお
ります。
(追加情報)
COVID-19の感染拡大の影響により、売上高が大幅に落ち込んだ結果、当第2四半期累計期間における営業損失は
283,246千円(前年同四半期は営業利益132,220千円)となっております。さらに、緊急事態宣言は解除されたもの
の、COVID-19の収束時期を見通すことが出来ず、かつ、その影響の長期化が見込まれるため、現時点においては、第
3四半期会計期間以降の当社の経営成績及び財政状態に及ぼす影響も不透明な状況であります。
当社は、COVID-19の収束時期が見通せない現状の下、現時点においては、売上高は第3四半期から緩やかに回復し
ていくと想定してはいるものの、2021年中においても影響が継続することを見込んでおります。一方で、コスト削減
や投資の選択と集中などの施策による営業費用の抑制を一定期間継続するため、営業損益については売上高の回復に
先行して回復することを見込んでおります。
上述の仮定のもと、当第2四半期累計期間の繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、繰延税金資産の取崩し等
により法人税等調整額33,628千円を計上いたしました。
なお、将来における実績値に基づく結果は、これらの見込み及び仮定とは異なる可能性があります。
- 8 -
クックビズ株式会社(6558) 2020年11月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期累計期間(自 2018年12月1日 至 2019年5月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他(注) 合計
人材紹介事業 求人広告事業 計
売上高
外部顧客への売上高 924,138 534,550 1,458,688 2,250 1,460,938
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 924,138 534,550 1,458,688 2,250 1,460,938
セグメント利益又は損失(△) 201,481 44,749 246,231 △16,246 229,984
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、SNS事業(Foodion)を含んでおりま
す。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内
容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 229,984
セグメント間取引消去 -
全社費用(注) △97,764
四半期損益計算書の営業利益 132,220
(注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
- 9 -
クックビズ株式会社(6558) 2020年11月期 第2四半期決算短信
Ⅱ 当第2四半期累計期間(自 2019年12月1日 至 2020年5月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
合計
人材紹介事業 求人広告事業 計
売上高
外部顧客への売上高 530,423 411,611 942,035 942,035
セグメント間の内部売上高
- - - -
又は振替高
計 530,423 411,611 942,035 942,035
セグメント損失(△) △97,841 △70,164 △168,006 △168,006
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内
容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
損失 金額
報告セグメント計 △168,006
セグメント間取引消去 -
全社費用(注) △115,240
四半期損益計算書の営業損失(△) △283,246
(注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期会計期間より、報告セグメントを従来の「人材紹介事業」「求人広告事業」「その他事業」の
3区分から、「人材紹介事業」「求人広告事業」の2区分に変更しております。
この変更は、前期に「その他事業」に区分していた研修事業、SNS事業(Foodion)、外国人材の紹介事業
のうち、研修事業については営業力の強化を目的に「求人広告事業」へ移管、SNS事業(Foodion)は事業化
せずにオウンドメディアとして転換、また外国人材の紹介事業は事業化が見込めないため全社費用として計
上することにともなうものであります。
なお、前第2四半期累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したもの
を開示しております。
4.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
- 10 -
クックビズ株式会社(6558) 2020年11月期 第2四半期決算短信
3.その他
重要事象等
当社は、前事業年度において、営業利益、経常利益及び当期純利益を計上しておりましたが、当第2四半期累計
期間においては、COVID-19の感染拡大による売上高の急激な落ち込みにより、283,246千円の営業損失、283,208千
円の経常損失、257,095千円の四半期純損失を計上しております。また、COVID-19の収束時期が見通せないことに
より、現時点では第3四半期会計期間における正確な売上高の計上を見通すことは困難であり、かつ、COVID-19の
実体経済に与える影響の長期化が予測される中で、第4四半期以降の売上高の見通しについても不透明な状況であ
り、当事業年度においても重要な営業損失、経常損失及び当期純損失の計上が見込まれます。
このような状況の中、当社は、以下の対応策を講じております。
①徹底的なコスト削減
COVID-19の全世界的な感染拡大が顕在化した2020年3月の時点で全社的なコスト見直しを行い、現時点で不要不
急な経費については削減を行なうとともに、求人ニーズの低下に併せて広告宣伝費の大幅な削減を行っておりま
す。その他、役員報酬の減額、役員賞与の不支給、新規人材採用の停止、従業員の休業対応、出張費及び会議費並
びに交際費の大幅な削減、業務委託費や支払手数料の見直しによる削減など、徹底的なコスト削減を行うことで、
当第2四半期会計期間においては前年比で1.7億円以上のコスト圧縮を図りました。今後はさらなる大幅な削減を
実施してまいります。
②資金の確保
当第2四半期会計期間末において現金及び預金976,648千円を保有しており、当面の事業継続するための充分な
資金を有しております。また、当第2四半期会計期間末において、銀行より借入れはしておりませんが、今回新た
に2.5億円のコミットメントラインの組成を行なうとともに、別途1億円の当座貸越契約を締結し、機動的かつ安
定的な資金調達枠を確保いたしました。本件により、手元流動性を厚くし、経営の安定性を高めていることから、
このような状況においても、当社の事業運営資金について充分な水準を維持することが可能となっております。
③一部新規事業の凍結
当社の新たな収益源を生むべく取り組んでいる施策のうち、COVID-19の影響により国境をまたいだ移動が困難に
なることもあり、外国人材の紹介事業については、事業化のための費用を全社費用として計上しておりましたが、
事業化が見込めないため十分な市況の向上が見込めるまで、事業を凍結することを決定しました。また、人材紹介
事業及び求人広告事業における新規施策についても効果を慎重に見極めながら、投資を決定するなど投資の選択と
集中を進めております。これにより、将来的なコスト削減及び回復時の利益率向上を目指してまいります。
以上より、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況は認められないと判断しております。
- 11 -