2020年9月期(FY2020)
決算説明会資料
成長可能性に関する説明
資料
証券コード：6554
新型コロナウイルス感染症の影響について
■ 2020年9月期への影響
➣ 技術者派遣事業
・待機社員の契約獲得の遅れによる稼働率減少
・技術社員の派遣先のテレワーク推進に伴う稼働時間減少
・採用抑制による技術者社員数増加の鈍化
■ 2021年9月期業績予想への影響
➣ 技術者派遣事業
・引き続き新型コロナウイルス感染症の影響が続く見通し
・ ⇒回復は下期以降を見込む
・今期の採用抑制により新卒入社の減少
■ 資金の確保状況
➣ 総額20億円のコミットメントライン契約を締結（2020年3月）
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決算トピックス
■ 対前年同期比 増収減益
売上高 ： 849百万円増(10.5%増)
営業利益 ： 286百万円減(57.9%減)
経常利益 ： 93百万円減(18.5%減)
当期純利益 ： 67百万円減(20.0%減)
■3Q以降業績に新型コロナウィルスの影響
■20年９月期配当予定 １株当たり７円
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I. 2020年９月期 決算概要
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連結経営成績サマリー
➣ 主力の技術者派遣事業が堅調に推移し増収
➣ 一方で新型コロナウィルスの影響により稼働率低下し減益
単位：百万円
FY2019 FY2020 増減 増減率 増減要因等
技術者派遣事業： 対前年同期差 813百万円増
コンサル事業 ： 対前年同期差 40百万円増
売上高 8,117 8,967 849 10.5% AR/VR事業 ： 対前年同期差 1百万円増
その他 ：対前年同期差 5百万円減
売上総利益 2,091 2,089 △2 0.1% 稼働率の低下により減少
(売上高比率) (25.8%) (23.3%) (△2.5P)
販売費及び
一般管理費 1,596 1,881 284 17.8% 採用強化に伴い人件費を中心に増加
営業利益 494 208 △286 △57.9%
(売上高比率) (6.1%) (2.3%)
経常利益 504 410 △93 △18.5% 営業外収益として雇用調整助成金 212百万円
(売上高比率) (6.2%) (4.6%)
当期純利益 337 270 △67 △20.0%
(売上高比率) (4.2%) (3.0%)
（注）当期より、今後成長事業として積極的推進していくため「AR/VR事業」を報告セグメントに追加。
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連結売上高・営業利益の推移
➣ 売上は増収傾向
➣ 営業利益は経営基盤強化、将来投資に加えて、コロナの影響で減益傾向
(百万円) (百万円)
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上期下期業績推移
➣ 上期は堅調に推移、下期にコロナ禍の影響を受ける
単位：百万円
+17%
+4%
売上高
FY2019 FY2020 FY2019 FY2020
単位：百万円
+8%
営業利益 赤字
FY2019 FY2020 FY2019 FY2020
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販売費及び一般管理費
➣ 下期は新卒採用および中途採用広告費を抑制
➣ 人件費は、ライン部門の採用強化等により増加
単位：百万円
FY2019 FY2020 増減 増減率 増減要因
販売費 180 162 △18 △10.2%
新卒採用広告 11百万円減
採用広告費 168 136 △32 △19.0% 中途採用広告 20百万円減
その他 12 25 13 113.3%
人件費 893 1,072 179 20.1% ライン部門の採用強化等
経費 523 646 123 23.5%
大阪オフィス移転、京都本社増床
賃借料 113 141 28 24.7% 名古屋オフィス増床
業務委託費 61 90 29 47.9% 新規事業関連費用増
支払手数料 79 103 23 30.4% システム関連費用増
新規事業に係る消耗品費、減価償却費等の
その他 268 310 41 15.5% 増
計 1,596 1,881 284 17.8%
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事業セグメント別概況（連結サマリー）
➣ 技術者派遣事業 ：派遣単価上昇、一方で稼働率低下により 増収減益
➣ コンサルティング事業：増収減益
➣ AR/VR事業 ：新規事業立上費用発生
➣ その他 ：減収減益
単位：百万円
FY2019 FY2020 増減 増減率
売上高 8,117 8,967 849 10.5%
技術者派遣事業 7,583 8,397 813 10.7%
コンサルティング事業 457 498 40 8.9%
AR/VR事業 - 1 1 -%
その他（HAIQ事業、就労移行支援事業等） 75 70 △5 △7.3%
セグメント利益 494 208 △286 △57.9%
技術者派遣事業 497 292 △204 △41.1%
コンサルティング事業 39 38 △0 △0.4%
AR/VR事業 △1 △64 △62 -%
その他（HAIQ事業、就労移行支援事業等） △39 △59 △19 -%
（注）当期より、今後成長事業として積極的推進していくため「AR/VR事業」を報告セグメントに追加。
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技術者派遣事業の取り組み
①IT分野及び成長産業分野への強化による契約単価UP
＜平均派遣単価＞ （単位：円/時）
3,098 3,252
2,872
FY2018 FY2019 FY2020
＜技術社員職種別売上高構成＞ ＜職種別平均派遣単価 対前年同期比＞
技術者派遣
売上高
7,866百万円
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技術者派遣事業の取り組み
②採用チャネルの多様化による採用強化に伴い在籍技術社員数増加
・FY2020新卒は、前年を上回る218人を採用
・中途採用は、コロナ禍による経済環境と業績状況を踏まえ採用抑制
△20
（△6.2％）
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技術者派遣事業の概況
➣ 派遣： IT分野中心に派遣単価上昇、技術社員増加により 増収
一方で4月以降の稼働率低下
➣ 請負： IT請負は取引拡大、製造請負も受注件数が堅調に推移し 増収
単位：百万円
FY2019 FY2020 増減 増減率
売上高 7,583 8,397 813 10.7%
派遣 7,225 7,866 641 8.9%
請負（注） 357 530 171 48.4%
（注）製造請負、IT請負、その他
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コンサルティング事業の概況
➣ SAP ：クラウド系基幹システムの需要は堅調、導入拡大傾向により 増収
➣ SAP以外：国内系ERP導入案件についても順調に拡大し 増収
単位：百万円
FY2019 FY2020 増減 増減率
売上高 457 498 40 8.9%
SAP 389 423 34 8.8%
SAP以外 68 74 6 9.3%
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AR/VR事業の概況
※FY2020よりセグメント変更
➣ アカデミー事業 ：2020年５月開校予定が延期（2020年10月より開校）
➣ ソリューション事業 ：簡易なVRコンテンツを販売開始
単位：百万円
FY2019 FY2020 増減 増減率
売上高 - 1 1 -%
アカデミー事業 - 0 0 -%
ソリューション事業 - 1 1 -%
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その他事業の概況
➣ HAIQ事業 ：前年は行政からの受注案件あり、 SUZAKU販売については微増
赤字幅は縮小
➣ 就労移行支援事業：就労移行支援事業利用者の減少
単位：百万円
FY2019 FY2020 増減 増減率
売上高 75 70 △5 △7.3%
HAIQ事業 36 31 △5 △16.6%
就労移行支援事業 38 34 △4 △10.4%
その他 - 4 4 -%
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連結財政状態
➣ 子会社の設備購入等による固定資産の増加
➣ 借入金返済による負債の減少、当期純利益計上による純資産の増加 単位：百万円
FY2019 FY2020
増減 増減率 要因
期末 期末
流動資産 3,276 3,226 △49 △1.5% その他：未収入金の増加 122百万円
現金及び預金 2,171 1,932 △239 △11.0% 連結キャッシュフロー状況参照
売上債権 1,034 1,068 33 3.3%
子会社（㈱クロスリアリティ）の設備購入等
固定資産 330 751 421 127.6% による有形・無形固定資産の増加
資産合計 3,606 3,978 371 10.3%
流動負債 1,409 1,447 38 2.7% その他：未払消費税等の増加 153百万円
短期借入金(注) 286 - △286 -% 借入金の返済
未払金 565 607 41 7.4%
子会社（㈱クロスリアリティ）の設備購入等
固定負債 6 58 51 835.3% によるリース債務、資産除去債務の増加等
純資産 2,190 2,472 281 12.9% 当期純利益計上
負債純資産合計 3,606 3,978 371 10.3%
（注）1年以内返済予定長期借入金含む。
自己資本比率 60.4% 60.1% △0.3P
ROE 16.8% 11.8% △5.0P 15
連結キャッシュフロー状況
➣ 固定資産の取得および借入金の返済等によりキャッシュ減少
➣ 資金確保状況：邦銀メガ3行と総額20億円のコミットメントライン契約を締結
単位：百万円
FY2019 FY2020 主な要因
税金等調整前当期純利益 408百万円
未払消費税等の増加 153百万円
営業キャッシュフロー 100 327 売上債権の増加 △33百万円
法人税等の支払 △159百万円
有形及び無形固定資産の
投資キャッシュフロー △87 △301 取得による減少
△238百万円
短期及び長期借入金の返済 △286百万円
財務キャッシュフロー △158 △265 配当金の支払額 △61百万円
キャッシュ増減 △145 △239
キャッシュ期末残高 2,033 1,794
EBITDA 524 262
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Ⅱ. 2021年９月期 業績予想
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連結業績予想サマリー
➣ 主力の技術者派遣事業及び新規取組事業では増収を計画
➣ コロナ禍の影響に加え、新規事業推進等の販管費増加により減益計画
単位：百万円
FY2020 FY2021
増減 増減率 増減要因等
実績 予想
売上高 8,967 9,745 778 8.7%
技術者派遣 8,397 8,801 403 4.8%
コンサルティング 498 498 0 0.0%
AR/VR 1 247 246 -% 新規事業として積極的展開
その他 70 198 128 183.0% SUS Lab事業の積極的推進
売上総利益 2,089 2,019 △69 △3.3% コロナ禍の影響による減益
(売上高比率) (23.3%) (20.7%) (△2.6P)
販売費及び
1,881 2,016 135 7.2% 新規事業推進費用
一般管理費
営業利益 208 3 △204 △98.5%
(売上高比率) (2.3%) (0.0%)
経常利益 410 251 △159 △38.7% 雇用調整助成金 260百万円見込み
(売上高比率) (4.6%) (2.6%)
当期純利益 270 160 △109 △40.7%
(売上高比率) (3.0%) (1.6%)
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FY2021業績予想 セグメント別数値
➣ 売上 ：【増収計画】 積極的トップライン獲得・成長
➣ 営業利益：【減益計画】 ・技術者派遣事業は、コロナ禍の影響より下期以降回復
派遣単価の伸び率鈍化、前期採用者の人件費通年化
・新規事業は、将来へ向け積極的投資実施
単位：百万円 単位：百万円
増収要因 増益要因 減益要因
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株主還元
■株主還元方針
・事業拡大に必要な内部留保とのバランスを勘案した継続的か
つ安定的な株主還元を実施する方針
■FY2020配当予定
・普通配当 ：１株当たり７円
■FY2021配当予想
・普通配当 ：１株当たり７円
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Ⅲ. 2021年９月期 方針および施策
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グループ方向性イメージ
➣ 技術者派遣事業 ：既存事業 ＝事業の根幹
➣ AR/VR、AI関連 ：新規取組事業 ＝成長ドライバー
現在の AR /VR
当社グループ AI
の位置 「将来価値」
技術者
「事業の根幹」 派遣
（年度）
2021 2025
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FY2021業績予想への方針
➣ FY2021業績予想達成および持続的成長を目指す上で以下を設定
各セグメント 方針
トップラインの堅持
技術者派遣事業
成長分野へのさらなる注力
既
存
事 コンサルティング事業 現状維持
業
その他事業
・HAIQ事業 事業採算性重視
・就労移行支援事業
新
規
事 AR/VR事業 新たな収益事業基盤育成へ
業 AI関連（SUS Lab） 積極挑戦
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既存事業施策詳細
➣ 技術者派遣事業：トップラインの堅持
① 新規開拓（特にIT分野）最先端技術分野・成長産業分野への
シ ・配属先の変更による派遣単価向上、商流改善企画に注力
・技術者の先端技術能力強化、研修拡充
② IT請負の積極拡大（AIの受託開発含む）
・AI/VR開発に関わる人材の養成
・アライアンスの推進
③ 稼働率向上
・新型コロナウイルス影響はFY2021上半期は受けることを想定
➣ コンサルティング事業：現状維持（SAP堅調受注を維持）
③ 賃率上昇
・FY2020新卒技術社員の通年化、FY2021賃率上昇により売上
① 引き続き案件獲得へ行為実施
➣ その他事業
原価上昇
・首都圏ビジネスの拡大に注力
HAIQ事業 ：事業黒字化、アライアンス強化
・現状の関西圏ビジネスも同時進行で獲得推進
就労移行支援事業 ：堅調に推移、事業黒字を達成
・人員削減、効率化進行、コストコントロール実施
・優良企業との業務提携アクション実行、教育機関向け提供検討 24
新規取組事業：AR/VR 市場規模
➣ 成長性が見込まれる市場へ積極的投資
億円 国内XR（VR/AR/MR）360°動画市場規模予測
15,000
11,952
年平均成長率
２０％ 10,742
10,000 9,217
7,971
6,195
4,955
5,000 3,951
0
2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年
矢野経済研究所調べ
注１. 事業者売上高ベース
注２. 2019年は見込値、2020年は予測値
注３. XR（VR、AR、MR）および360°動画のハードウェア、ソフトウェア及び関連サービスを対象として、算出した。
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新規取組事業：AI関連 市場規模
➣ 成長性が見込まれる市場へ積極的投資
億円
富⼠経済グループ︓
本格的な導入が進む国内のAI（人工知能）ビジネス市場を調査 ｜ マーケット情報より引用
⇒ 既に進捗成果有り、その概要と具体的事例を紹介
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AR/VR事業（クロスリアリティ、SUSコンテンツVR）
➣ 作業指導/教育対応事例：AR/XR技術 取引先への引合い及び展開
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AR/VR事業（クロスリアリティ、SUSコンテンツVR）
➣ 従業員訓練向け事例: VR技術 バーチャルトレーナー
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AI関連（SUS Lab）：マーケティングシミュレーション
➣ カメラから消費者の購入商品を収集し、棚の商品変更時の
動線シミュレーション
商品の購買確率予測
商品在庫予測、売上予測への AIモデル
AI×VR
➣ 自動運転シュミレーター
➣ 人流シュミレーター など、引き続き研究していく
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免責事項および将来見通しに関する注意事項
免責事項
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的な国内および国際的な経済状況が含まれます。
今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は、本発表に含まれる「見通し情
報」の更新・修正を行う義務を負うものではありません。
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