6545 M-IIF 2020-11-13 15:45:00
2021年3月期通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                         2020 年 11 月 13 日
 各 位
                                     会   社       名     株式会社インターネットインフィニティー
                                     代 表 者 名           代 表 取 締 役 社 長          別 宮 圭 一
                                                          (コード番号:6545 東証マザーズ)
                                     問 合 せ 先           常 務 取 締 役              星 野 健 治
                                                                       (TEL.03-6779-4777)


                2021 年3月期通期業績予想の修正に関するお知らせ

 当社は、最近の業績動向を踏まえ、2020 年5月 15 日に公表いたしました 2021 年3月期通期業績予想
を、下記のとおり修正することといたしましたのでお知らせいたします。


                                             記
1. 業績予想の修正について
 2021 年3月期通期業績予想数値の修正(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)
                       売   上    高    営 業 利 益           経 常 利 益    当 期 純 利 益 1株当たり当期純利益
 前 回 発 表 予 想(A)             百万円              百万円           百万円        百万円             円 銭
 (2020 年5月 15 日公表)          3,273                 52         45          29           5.51
 今 回 修 正 予 想(B)             3,361                 84        161         127          23.43
 増 減 額(B-A)                    +88           +32           +116        +97              ―
 増 減 率(%)                  +2.7%         +61.7%         +257.4%    +333.5%              ―
(ご参考)前期実績(2020 年3月期)        3,575                216        216         122          22.96


 業績予想の修正理由
  当事業年度の業績予想は、新型コロナウイルス感染拡大の収束時期やその影響の程度を正確に予測
 することが難しい状況の中、2020 年5月 15 日公表の「2020 年3月期決算短信」において、一定の前
 提条件に基づき算出し公表いたしました。この度、当第2四半期累計期間の状況や、最近の経済動向、
 感染者数の動向及びこれに伴う利用者の行動変容等を考慮し、新たな前提条件に基づき算出した結果
 当初計画を上回る見通しとなったため、2021 年3月期通期業績予想を上表の通り修正いたします。


 ①   新型コロナウイルス感染症の影響
  新型コロナウイルスの感染者数は足元ではやや増加傾向にあり、経営環境は引き続き先行きが不透
 明な状況となっております。当社の事業に関わる高齢社会に関連する市場においても、これから冬場
 にかけインフルエンザとの同時流行も懸念される中、利用者や従業員等の安全確保や感染拡大防止を
 最優先に、社会インフラとしてサービスを継続的に提供することが求められます。
  このような環境のもと、当社は、第3、第4四半期会計期間にかけて、例年の冬場の利用者の動向
 なども踏まえ、感染拡大に伴い相当程度の影響を受けることを想定し、新たな業績予想を算出いたし
 ました。
②    売上高
 売上高につきましては、以下の要因により通期では当初計画を上回る見通しとなりました。

 i ヘルスケアソリューション事業
 レコードブック事業では、感染への不安などから、高齢者の外出自粛によるサービス利用控えが見
られたことにより、利用者数が緊急事態宣言期間を中心に減少いたしました。しかしながら、感染防
止対策の徹底や利用を促す各種施策の実施により、緊急事態宣言解除後の回復は当初計画の想定より
も早まっており、利用者数の落ち込みの影響は限定的となっております。一方で、下期においては、
冬場になり感染拡大のスピードが速まることも予想されるため、外出自粛によるサービス利用控えが
再度緊急事態宣言期間並みの影響となることを想定しております。
 また、フランチャイズにつきましては、総店舗数の増加により加盟店からのロイヤルティ等の収入
が増加しており、下期にかけても同様の傾向が続く見込みです。一方で、感染拡大に伴い新規出店の
ための営業活動が制限されたほか、開業時期を遅らせるなどの影響により新規出店数は減少しており
ますが、下期の開業件数については概ね当初計画通りとなる見込みです。
 この結果、レコードブック事業全体では通期で当初計画をやや上回る見込みです。
 Web ソリューション事業でも、感染拡大に伴う営業活動の制限等により新規案件獲得が低調な状況
であり、今後もオンライン活用等による営業活動に積極的に取り組む方針ではあるものの、現状では
期末まで大きく状況は変わらないと考えられるため、通期では当初計画を下回る見込みです。

 ii 在宅サービス事業
 通所介護事業において感染拡大に伴い若干の利用控えによる減少が見られたものの、訪問介護事業
及び居宅介護支援事業においては殆ど影響を受けず、特に訪問介護事業においては新規の加算取得等
により売上は増加傾向となっており、今後も同様の傾向が続き当初計画を上回る見込みです。


③    営業利益
 売上の減少による損失を最小限にするため、業務改善を進めるとともに、従業員の計画的な休業等
を実施しております。今後も、アフターコロナを踏まえた生活スタイルの変化を注視しつつ、営業戦
略の見直しやコスト削減を意識して取り組む方針ですが、今後の売上見通し及び上記の休業等に伴う
営業費用の削減効果が上期よりも限定的となること等を踏まえ、通期では当初計画をやや上回る見通
しです。


④    経常利益及び当期純利益
 当社では、新型コロナウイルス感染拡大に伴う特例措置の適用を受けて雇用調整助成金等を受給し
ており、これらの助成金収入を営業外収益や特別利益に、休業手当の一部は特別損失に計上しており
ます。下期においても、雇用調整助成金については支給決定通知を受領したタイミングで助成金収入
を計上することになるため、経常利益及び当期純利益は、通期では当初計画を大きく上回る見通しで
す。


(注)本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、現在入手可能な情報に基づき作成したものであ
     り、今後、新型コロナウイルス感染症の拡大又は収束の影響及び市場環境の変化等により、実際の業績等は異
     なる場合があります。
                                                   以   上