6541 グレイステクノロジー 2020-05-13 15:30:00
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年5月13日
上場会社名 グレイステクノロジー株式会社 上場取引所 東
コード番号 6541 URL https://www.g-race.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 飯田智也
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理部長 (氏名) 大池信之 TEL 03-5777-3838
定時株主総会開催予定日 2020年6月26日 配当支払開始予定日 2020年6月29日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月29日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期の業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 1,903 24.9 953 65.7 947 65.3 659 75.8
2019年3月期 1,524 16.0 575 37.7 573 38.7 375 34.9
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利益
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 率
円銭 円銭 % % %
2020年3月期 47.43 45.96 35.8 41.1 50.1
2019年3月期 27.31 26.22 29.2 33.4 37.8
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 ―百万円 2019年3月期 ―百万円
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 2,762 2,237 80.9 158.24
2019年3月期 1,842 1,453 78.7 104.86
(参考) 自己資本 2020年3月期 2,235百万円 2019年3月期 1,449百万円
(3) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 361 △111 76 1,641
2019年3月期 283 △8 △91 1,314
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 純資産配当
配当性向
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) 率
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2019年3月期 ― 0.00 ― 7.00 7.00 96 25.6 7.5
2020年3月期 ― 0.00 ― 15.00 15.00 211 31.6 9.5
2021年3月期(予想) ― ― ― ― ― ―
(注)1.2019年3月期期末配当金の内訳普通配当6円00銭 記念配当1円00銭
2.2021年3月期の配当予定額は、未定であります。
3. 2021年 3月期の業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 2,300 20.8 1,173 23.0 1,166 23.1 800 21.3 56.62
(注)当社は、社内の業績管理を通期ベースで実施いたします。従って、業績予想についても通期で開示しております。
※ 注記事項
(1) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(2) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 14,128,500 株 2019年3月期 13,824,000 株
② 期末自己株式数 2020年3月期 181 株 2019年3月期 99 株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 13,911,834 株 2019年3月期 13,747,418 株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成
を約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因によって大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご
利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.3「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
グレイステクノロジー株式会社(6541) 2020年3月期決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 3
3.財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………………… 4
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………………… 4
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………………………… 6
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………………………… 8
(4)キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(5)財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 11
(持分法損益等) …………………………………………………………………………………………………… 11
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 12
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 15
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 16
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1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当事業年度におけるわが国経済は、製造業を中心に弱さがみられるものの、雇用環境の改善や堅調な企業業績に
支えられ緩やかな回復基調で推移しておりましたが、世界経済において、長期化する米中貿易摩擦の世界経済への
影響、英国のEU離脱問題、日韓問題等の海外リスクの高まりに加え、年明け以降の新型コロナウイルスの感染拡大
が世界経済に及ぼす懸念も日に日に高まりを見せており、今後の先行きには予断を許さない状況となっておりま
す。国内大手メーカーでは、先進技術に対応するための研究開発投資、及び人手不足に対応するための省力化投
資、並びに老朽化した設備の更新等を積極化しており、『マニュアルを「本当に使えるもの」にし、「無駄な経
費・工数のかからない」品質の高いマニュアルの普及に努める』という当社の使命と市場ニーズとの適合性が高ま
っております。
このような経済環境の下、当社では、付加価値の高い製品・サービスの提供に積極的に取り組み、受注・売上・
収益の拡大に努めてまいりました。
経営戦略につきましては、当社の主力サービスである「e-manual」の導入促進を積極的に図った結果、「e-
manual」の導入社数は50社となりました。今後もより一層、「e-manual」「GRACE VISION®」の普及に努めてまい
ります。2019年11月に設立した米国子会社 GraceVision Inc.につきましては、米国内での新型コロナウイルスの
感染拡大により、現在、稼働を停止しておりますが、引き続き、今後の感染拡大状況の把握に努めてまいります。
成長のスピードを速めるために、シナジー効果が期待できる企業へのM&Aや事業提携等を引き続き積極的に検討
しておりますが、内容の精査につきましては、慎重に行ってまいります。
技術面につきましては、「e-manual」及び「完全誘導型AIマニュアル」である「GRACE VISION®」の機能向上に
引き続き取り組んでおります。
営業面につきましては、メーカーの「高品質なマニュアル」への要求の高まりから、コンサルティング案件及び
「e-manual」の導入社数が増加いたしました。また、複数のメーカーにプロトタイプ版「GRACE VISION®」を納入
し、引き合いも増加してきております。今後も「GRACE VISION®」の拡販及び対応分野・業界の拡大に努めてまい
ります。
以上の結果、当事業年度における業績は、売上高1,903,678千円(前年同期比24.9%増)、経常利益947,420千円
(同65.3%増)、当期純利益659,776千円(同75.8%増)となりました。
当事業年度の業績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
① MMS事業
MMS事業においては、上記のとおり、「e-manual」サービスの導入促進及びコンサルティング案件の獲得を積
極的に図った結果、売上高1,204,942千円(前年同期比32.2%増)、セグメント利益833,205千円(同81.6%増)
となりました。
② MOS事業
MOS事業においては、既存顧客への積極的な是正提案及び問い合わせ等の新規顧客の取り込みを進めた結果、
売上高698,735千円(前年同期比14.0%増)、セグメント利益385,926千円(同6.7%増)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
当事業年度末の総資産は2,762,393千円となり、前事業年度末に比べて919,596千円の増加となりました。
(流動資産)
流動資産は2,675,063千円となり、前事業年度末に比べて894,723千円増加となりました。これは主に、現金及び
預金が426,733千円、売掛金が407,450千円、未収入金が52,217千円増加したことによるものであります。
(固定資産)
固定資産は87,329千円となり、前事業年度末に比べて24,872千円増加となりました。これは主に、有形固定資産
が28,484千円増加したことによるものであります。
(流動負債)
流動負債は500,137千円となり、前事業年度末に比べて177,140千円増加となりました。これは主に、未払法人税
等が67,606千円、未払金が62,041千円、未払消費税等が34,016千円増加したことによるものであります。
(固定負債)
固定負債は24,882千円となり、前事業年度末に比べて41,350千円減少となりました。これは主に、社債が30,000
千円、長期借入金が9,996千円減少したことによるものであります。
(純資産)
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純資産合計は2,237,373千円となり、前事業年度末に比べて783,806千円増加となりました。これは主に、新株予
約権の行使により資本金が111,670千円、資本準備金が111,670千円増加したこと、及び当期純利益の計上等に伴い
利益剰余金の額が563,009千円増加したことによるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の残高は、前事業年度末と比較し
326,732千円増加し、1,641,569千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動による資金の増加は361,472千円(前事業年度は283,394千円の増加)となりまし
た。これは、税引前当期純利益947,420千円の計上等による資金の増加があった一方で、売上債権の増加額408,579
千円、法人税等の支払額229,554千円等による資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動による資金の減少は111,632千円(前事業年度は8,026千円の減少)となりました。
これは、定期預金の預入による支出100,000千円、固定資産の取得による支出7,228千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動による資金の増加は76,892千円(前事業年度は91,236千円の減少)となりました。
これは、配当金の支払額96,467千円、社債の償還による支出30,000千円等による資金の減少があった一方で、新株
予約権の行使による株式発行による収入221,019千円等による資金の増加によるものであります。
(4)今後の見通し
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、今後の世界経済の先行きへの懸念が非常に高まっています。当
社の主要ターゲットである国内大手メーカーは、引き続き厳しい経営環境に置かれておりますが、当社において
は、マニュアルのプロとして、ドキュメントコンサルティング、マニュアル制作及び「e-manual」の導入促進とあ
わせ、「GRACE VISION®」を積極的に販売することにより、技術伝承、人手不足及びコストダウンなど、当社の主
要ターゲットである国内大手メーカーの生産性向上を支援してまいります。
これまでのところ、当社の業績に大きな変調は見受けられませんが、今後、感染症の影響が長期化した場合は、
収益が減少する可能性がありますが、そのような状況下においても、当社は生産性の向上とコストダウン等の対策
を実施し、収益減少を最小限に抑えるよう努めてまいります。
以上から、翌事業年度の業績につきましては、売上高2,300百万円(前年同期比20.8%増)、営業利益1,173百万
円(同23.0%増)、経常利益1,166百万円(同23.1%増)、当期純利益800百万円(同21.3%増)を見込んでおりま
す。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、会計基準につきましては日本基準を適用して
おります。
なお、国際会計基準の適用につきましては、株主構成及び国内の同業他社の動向等を踏まえ、適切に対応していく方
針であります。
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3.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,324,843 1,751,577
受取手形 587 1,716
売掛金 430,062 837,513
仕掛品 291 216
前払費用 5,713 12,864
未収入金 18,158 70,376
その他 683 800
流動資産合計 1,780,340 2,675,063
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 2,165 5,540
工具、器具及び備品(純額) 2,239 17,567
リース資産(純額) - 9,781
有形固定資産合計 4,404 32,889
無形固定資産
特許権 684 563
ソフトウエア 10,168 14,216
その他 6,100 3,300
無形固定資産合計 16,953 18,080
投資その他の資産
繰延税金資産 19,069 9,927
その他 22,028 26,432
投資その他の資産合計 41,098 36,360
固定資産合計 62,456 87,329
資産合計 1,842,796 2,762,393
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 65,543 92,522
1年内償還予定の社債 30,000 30,000
1年内返済予定の長期借入金 10,829 9,996
リース債務 4,833 7,370
未払金 32,833 94,874
未払費用 6,245 5,844
未払法人税等 129,533 197,140
未払消費税等 23,332 57,348
預り金 6,258 4,537
賞与引当金 13,385 -
その他 202 502
流動負債合計 322,997 500,137
固定負債
社債 40,000 10,000
長期借入金 15,014 5,018
リース債務 5,795 9,079
その他 5,422 784
固定負債合計 66,232 24,882
負債合計 389,229 525,019
純資産の部
株主資本
資本金 88,780 200,451
資本剰余金
資本準備金 80,730 192,401
その他資本剰余金 271,408 271,408
資本剰余金合計 352,138 463,809
利益剰余金
利益準備金 1,949 1,949
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 1,006,785 1,569,795
利益剰余金合計 1,008,735 1,571,744
自己株式 △125 △348
株主資本合計 1,449,529 2,235,657
新株予約権 4,037 1,715
純資産合計 1,453,567 2,237,373
負債純資産合計 1,842,796 2,762,393
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(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 1,524,427 1,903,678
売上原価 450,891 389,289
売上総利益 1,073,535 1,514,388
販売費及び一般管理費 497,913 560,452
営業利益 575,622 953,936
営業外収益
受取利息 12 15
営業外収益合計 12 15
営業外費用
支払利息 1,333 813
社債利息 295 589
売上債権売却損 801 5,127
営業外費用合計 2,430 6,530
経常利益 573,203 947,420
税引前当期純利益 573,203 947,420
法人税、住民税及び事業税 199,910 278,501
法人税等調整額 △2,084 9,142
法人税等合計 197,826 287,643
当期純利益 375,377 659,776
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売上原価明細書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
注記
区分 金額(千円) 構成比(%) 金額(千円) 構成比(%)
番号
Ⅰ 外注費 388,105 86.0 330,247 84.8
Ⅱ 労務費 29,875 6.6 35,396 9.1
Ⅲ 経費 ※1 33,106 7.4 23,570 6.1
当期総製造費用 451,087 100.0 389,214 100.0
仕掛品期首たな卸高 95 291
合計 451,182 389,505
仕掛品期末たな卸高 291 216
売上原価 450,891 389,289
(注)※1 主な内訳は、次のとおりであります。
項目 前事業年度(千円) 当事業年度(千円)
運用管理費 11,285 11,858
(原価計算の方法)
当社の原価計算は、個別原価計算による実際原価計算であります。
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(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金 剰余金
その他資本 資本剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
剰余金 合計 繰越利益 合計
剰余金
当期首残高 77,777 69,726 271,408 341,135 1,949 699,549 701,499
当期変動額
新株の発行 11,003 11,003 11,003
当期純利益 375,377 375,377
剰余金の配当 △68,141 △68,141
自己株式の取得
株主資本以外の項目の当期変
動額(純額)
当期変動額合計 11,003 11,003 - 11,003 - 307,235 307,235
当期末残高 88,780 80,730 271,408 352,138 1,949 1,006,785 1,008,735
株主資本
新株予約権 純資産合計
自己株式 株主資本合計
当期首残高 △125 1,120,285 4,154 1,124,439
当期変動額
新株の発行 22,007 22,007
当期純利益 375,377 375,377
剰余金の配当 △68,141 △68,141
自己株式の取得
株主資本以外の項目の当期変
動額(純額)
△116 △116
当期変動額合計 - 329,243 △116 329,127
当期末残高 △125 1,449,529 4,037 1,453,567
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当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金 剰余金
その他資本 資本剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
剰余金 合計 合計
繰越利益
剰余金
当期首残高 88,780 80,730 271,408 352,138 1,949 1,006,785 1,008,735
当期変動額
新株の発行 111,670 111,670 111,670
当期純利益 659,776 659,776
剰余金の配当 △96,767 △96,767
自己株式の取得
株主資本以外の項目の当期変
動額(純額)
当期変動額合計 111,670 111,670 111,670 563,009 563,009
当期末残高 200,451 192,401 271,408 463,809 1,949 1,569,795 1,571,744
株主資本
新株予約権 純資産合計
自己株式 株主資本合計
当期首残高 △125 1,449,529 4,037 1,453,567
当期変動額
新株の発行 223,341 223,341
当期純利益 659,776 659,776
剰余金の配当 △96,767 △96,767
自己株式の取得 △222 △222 △222
株主資本以外の項目の当期変
動額(純額)
△2,322 △2,322
当期変動額合計 △222 786,128 △2,322 783,806
当期末残高 △348 2,235,657 1,715 2,237,373
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(4)キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益 573,203 947,420
減価償却費 18,645 10,986
賞与引当金の増減額(△は減少) 1,130 △13,385
貸倒引当金の増減額(△は減少) △533 -
支払利息 1,629 1,403
売上債権の増減額(△は増加) △75,915 △408,579
たな卸資産の増減額(△は増加) △196 74
仕入債務の増減額(△は減少) △59,776 26,979
未収入金の増減額(△は増加) △2,273 △52,217
その他 3,997 79,320
小計 459,910 592,003
利息及び配当金の受取額 11 14
利息の支払額 △1,196 △990
法人税等の支払額 △175,330 △229,554
営業活動によるキャッシュ・フロー 283,394 361,472
投資活動によるキャッシュ・フロー
固定資産の取得による支出 △8,020 △7,228
敷金の差入による支出 △6 △4,403
定期預金の預入による支出 - △100,000
投資活動によるキャッシュ・フロー △8,026 △111,632
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △9,996 △10,829
社債の償還による支出 △30,000 △30,000
新株予約権の行使による株式の発行による収入 21,891 221,019
自己株式の取得による支出 - △222
配当金の支払額 △68,019 △96,467
その他 △5,112 △6,607
財務活動によるキャッシュ・フロー △91,236 76,892
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 184,132 326,732
現金及び現金同等物の期首残高 1,130,704 1,314,836
現金及び現金同等物の期末残高 1,314,836 1,641,569
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(5)財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(持分法損益等)
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経
営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社の事業は、主に製品・サービス別に「MMS事業(マニュアルマネージメントシステム事業)」及び
「MOS事業(マニュアルオーダーメードサービス事業)」の2つを報告セグメントとしております。
「MMS事業」は、各種マニュアルの管理・配信・閲覧・制作を支援する基幹システム「e-manual」の企
画、導入及び運営のサービスを提供する事業を行っております。また、「MOS事業」は、主に各種マニュ
アルのテクニカルライティング(原稿執筆)と翻訳業務を受託する事業を行っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「重要な会計方針」における記載のとおりであり
ます。
なお、報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 損益計算書
調整額
計上額
(注)1
MMS事業 MOS事業 計 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 911,642 612,785 1,524,427 - 1,524,427
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 911,642 612,785 1,524,427 - 1,524,427
セグメント利益 458,721 361,804 820,526 △244,904 575,622
セグメント資産 284,850 181,847 466,697 1,376,098 1,842,796
その他の項目
減価償却費 15,557 - 15,557 3,088 18,645
有形固定資産及び無形固定
7,067 - 7,067 2,248 9,316
資産の増加額
(注)1.調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額には、各報告セグメントに配賦しない全社費用が含まれており、主に報告セグメ
ントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額には、各報告セグメントに配賦しない全社資産が含まれており、主に報告セグメ
ントに帰属しない現金及び預金であります。
(3)減価償却費の調整額3,088千円は、主にサービス案内動画に係る減価償却費であります。
2.セグメント利益は、財務諸表の営業利益と調整を行っております。
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当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 損益計算書
調整額
計上額
(注)1
MMS事業 MOS事業 計 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 1,204,942 698,735 1,903,678 - 1,903,678
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 1,204,942 698,735 1,903,678 - 1,903,678
セグメント利益 833,205 385,926 1,219,131 △265,195 953,936
セグメント資産 744,894 183,372 928,266 1,834,126 2,762,393
その他の項目
減価償却費 5,643 - 5,643 5,343 10,986
有形固定資産及び無形固定
11,352 - 11,352 29,246 40,598
資産の増加額
(注)1.調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額には、各報告セグメントに配賦しない全社費用が含まれており、主に報告セグメ
ントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額には、各報告セグメントに配賦しない全社資産が含まれており、主に報告セグメ
ントに帰属しない現金及び預金であります。
(3)減価償却費の調整額5,343千円は、主に本社建物内の工具器具備品に係る減価償却費であります。
2.セグメント利益は、財務諸表の営業利益と調整を行っております。
【関連情報】
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
相手先 売上高 関連するセグメント名
株式会社豊田自動織機 238,782 MMS事業、MOS事業
学校法人了徳寺大学 200,000 MMS事業
ファナック株式会社 156,441 MMS事業、MOS事業
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当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
相手先 売上高 関連するセグメント名
東芝インフォメーションシステムズ株
357,050 MMS事業
式会社
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
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グレイステクノロジー株式会社(6541) 2020年3月期決算短信
(1株当たり情報)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 104.86円 158.24円
1株当たり当期純利益金額 27.31円 47.43円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 26.22円 45.96円
(注)1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであ
ります。
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
当期純利益(千円) 375,377 659,776
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る当期純利益(千円) 375,377 659,776
普通株式の期中平均株式数(株) 13,747,418 13,911,834
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
当期純利益調整額(千円) - -
普通株式増加数(株) 566,513 443,808
(うち新株予約権(株)) (566,513) (443,808)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当
たり当期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式 - -
の概要
3.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
純資産の部の合計額(千円) 1,453,567 2,237,373
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) 4,037 1,715
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 1,449,529 2,235,657
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通
13,823,901 14,128,319
株式の数(株)
- 15 -
グレイステクノロジー株式会社(6541) 2020年3月期決算短信
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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