6541 グレイステクノロジー 2019-02-06 15:30:00
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
平成31年2月6日
上場会社名 グレイステクノロジー株式会社 上場取引所 東
コード番号 6541 URL https://www.g-race.com
代表者 (役職名) 代表取締役 (氏名) 松村幸治
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理部長 (氏名) 飯田智也 TEL 03-5777-3838
四半期報告書提出予定日 平成31年2月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 平成31年3月期第3四半期の業績(平成30年4月1日∼平成30年12月31日)
(1) 経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
31年3月期第3四半期 1,072 19.4 337 33.1 335 34.5 219 32.9
30年3月期第3四半期 897 25.3 253 30.0 249 31.3 165 30.9
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
31年3月期第3四半期 16.01 15.35
30年3月期第3四半期 12.63 11.61
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
31年3月期第3四半期 1,561 1,298 82.9
30年3月期 1,586 1,124 70.6
(参考)自己資本 31年3月期第3四半期 1,294百万円 30年3月期 1,120百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
30年3月期 ― 0.00 ― 15.00 15.00
31年3月期 ― 0.00 ―
31年3月期(予想) ― ―
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2. 平成31年3月期の配当予定額は、未定であります。
3. 平成31年 3月期の業績予想(平成30年 4月 1日∼平成31年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 1,502 14.3 500 19.6 495 19.8 333 19.6 24.43
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
2. 当社は、平成31年3月期より社内の業績管理を通期ベースで実施しております。従って、業績予想についても通期で開示しております。
※ 注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 31年3月期3Q 13,824,000 株 30年3月期 13,628,400 株
② 期末自己株式数 31年3月期3Q 99 株 30年3月期 99 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 31年3月期3Q 13,739,234 株 30年3月期3Q 13,109,912 株
(注)当社は、平成30年4月1日付で普通株式1株につき3株の株式分割を行っております。これに伴い、平成30年3月期の期首に当該株式分割が行われ
たと仮定して株式数を算定しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想の
ご利用にあたっての注意事項等については、添付資料3頁「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧くだ
さい。
グレイステクノロジー株式会社(6541) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 5
第3四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………… 5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 6
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 6
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 6
3.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 7
継続企業の前提に関する重要事象等 ………………………………………………………………………………… 7
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グレイステクノロジー株式会社(6541) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
① 業績の概況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善などを背景に引き続き緩やかな
回復基調にあるものの、米中貿易摩擦問題の長期化や世界経済の先行きに対する懸念が高まり金融市場が不安定に
なるなど、海外リスクの高まりから景気は先行き不透明感を増しながら推移しております。国内大手メーカーで
は、先進技術に対応するための研究開発投資、及び人手不足に対応するための省力化投資、並びに老朽化した設備
の更新、などを積極化しており、『マニュアルを「本当に使えるもの」にし、「無駄な経費・工数のかからない」
品質の高いマニュアルの普及に努める』という当社の使命と市場ニーズとの適合性が高まっております。
このような経済環境の下、当社では、付加価値の高い製品・サービスの提供に積極的に取り組み、受注・売上・
収益の拡大に努めてまいりました。
経営戦略につきましては、取引のある外資系企業の米国本社との直接取引や日本企業の海外支社との取引を目的
として、本格的に米国市場へ参入するために、シカゴ地区での法人設立を検討しております。また、成長のスピー
ドを速めるために、シナジー効果が期待できる企業へのM&Aや事業提携等を引き続き積極的に検討しております。
技術面につきましては、従来の「読むマニュアル」「見るマニュアル」「理解するマニュアル」から脱却したAI
(人工知能)を活用・搭載した「完全誘導型AIマニュアル」である「GRACE VISION®」の開発に、引き続き取り組
んでおり、2018年12月5日に、Microsoft社のウェアラブルデバイス「HoloLens」を使用したプロトタイプ版の発
表会を開催し、既に数社から試作品の受注をいただいております。今後は、当社が培ったマニュアルづくりのノウ
ハウを活かし、さまざまなデバイスや言語でAIマニュアルが実現できるよう、更なる開発を進めてまいります。
営業面につきましては、堅調な経済環境が続いている当社の主要顧客が属する生産用機械業界や、その他のメー
カーから、引き続き、多数のお問い合わせをいただいており、更なる受注の獲得に努めてまいります。
以上の結果、当第3四半期累計期間における業績は、売上高1,072,383千円(前年同期比19.4%増)、経常利益
335,758千円(前年同期比34.5%増)、四半期純利益219,991千円(前年同期比32.9%増)となりました。
当第3四半期累計期間の業績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
(MMS事業)
MMS事業においては、上記のとおり、e-manual導入企業でのe-manual利用案件の増加及び新規e-manual導入企
業への導入案件等により、売上高693,643千円(前年同期比24.2%増)、セグメント利益318,226千円(前年同期
比25.8%増)となりました。
(MOS事業)
MOS事業においては、高品質なマニュアル需要に対する積極的な是正提案等、競合他社との差別化を進めた結
果、売上高378,740千円(前年同期比11.6%増)、セグメント利益200,697千円(前年同期比12.8%増)となりまし
た。
② 売上高の季節的変動について
当社の主要顧客先は国内大手メーカーであることから、国内大手メーカーの予算執行期日が事業年度末である3
月および9月に集中する傾向にあるため、当社の売上高の計上時期が第2四半期会計期間と第4四半期会計期間に
偏る傾向が高い反面、販売費及び一般管理費は各四半期毎に概ね均等に発生するという季節的変動要因がありま
す。
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グレイステクノロジー株式会社(6541) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期会計期間末の総資産は1,561,742千円となり、前事業年度末に比べて24,523千円の減少となりまし
た。
(流動資産)
流動資産は1,505,794千円となり、前事業年度末に比べて9,470千円減少となりました。これは主に、受取手形及
び売掛金が19,277千円増加したものの、現金及び預金が21,869千円、その他が7,847千円減少したことによるもの
であります。
(固定資産)
固定資産は55,948千円となり、前事業年度末に比べて15,053千円減少となりました。これは主に、投資その他の
資産が9,506千円、有形固定資産が6,691千円減少したことによるものであります。
(流動負債)
流動負債は182,468千円となり、前事業年度末に比べて163,772千円減少となりました。これは主に、支払手形及
び買掛金が84,539千円、未払法人税等が70,680千円減少したことによるものであります。
(固定負債)
固定負債は81,092千円となり、前事業年度末に比べて34,492千円減少となりました。これは主に、社債が20,000
千円、長期借入金が7,497千円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産合計は1,298,181千円となり、前事業年度末に比べて173,741千円増加となりました。これは主に、四半期
純利益の計上等に伴い利益剰余金の額が151,850千円増加したことによるものであります
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の業績予想につきましては、前回発表(平成30年5月9日)の業績予想からの変更はありません。今後の業
績推移等によって通期業績予想の見直しが必要と判断した場合には、速やかに開示いたします。
なお、業績予想につきましては、本資料の発表日において入手可能な当社の主要顧客先である国内大手メーカー
の情報に基づき当社で判断したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合がありま
す。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,140,711 1,118,841
受取手形及び売掛金 354,772 374,049
仕掛品 95 938
その他 20,219 12,371
貸倒引当金 △533 △408
流動資産合計 1,515,264 1,505,794
固定資産
有形固定資産 14,827 8,136
無形固定資産 15,859 17,004
投資その他の資産 40,313 30,807
固定資産合計 71,001 55,948
資産合計 1,586,265 1,561,742
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 125,319 40,779
1年内償還予定の社債 30,000 30,000
1年内返済予定の長期借入金 10,829 10,829
未払法人税等 104,953 34,273
賞与引当金 12,255 6,553
その他 62,883 60,033
流動負債合計 346,241 182,468
固定負債
社債 70,000 50,000
長期借入金 25,010 17,513
その他 20,574 13,579
固定負債合計 115,584 81,092
負債合計 461,825 263,560
純資産の部
株主資本
資本金 77,777 88,780
資本剰余金 341,135 352,138
利益剰余金 701,499 853,349
自己株式 △125 △125
株主資本合計 1,120,285 1,294,143
新株予約権 4,154 4,037
純資産合計 1,124,439 1,298,181
負債純資産合計 1,586,265 1,561,742
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(2)四半期損益計算書
(第3四半期累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
売上高 897,780 1,072,383
売上原価 272,222 362,956
売上総利益 625,558 709,426
販売費及び一般管理費 372,181 372,243
営業利益 253,376 337,183
営業外収益
受取利息 5 6
受取配当金 2 -
営業外収益合計 7 6
営業外費用
支払利息 1,628 914
売上債権売却損 2,090 516
営業外費用合計 3,718 1,431
経常利益 249,665 335,758
税引前四半期純利益 249,665 335,758
法人税、住民税及び事業税 82,428 106,747
法人税等調整額 1,710 9,020
法人税等合計 84,138 115,767
四半期純利益 165,527 219,991
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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期損益
調整額
計算書計上額
(注1)
MMS事業 MOS事業 計 (注2)
売上高
外部顧客への売上高 558,284 339,496 897,780 - 897,780
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 558,284 339,496 897,780 - 897,780
セグメント利益 252,915 177,933 430,848 △177,471 253,376
(注)1.セグメント利益の調整額には、各報告セグメントに配賦しない全社費用が含まれており、主に報告セグメン
トに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期財務諸表の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期損益
調整額
計算書計上額
(注1)
MMS事業 MOS事業 計 (注2)
売上高
外部顧客への売上高 693,643 378,740 1,072,383 - 1,072,383
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 693,643 378,740 1,072,383 - 1,072,383
セグメント利益 318,226 200,697 518,924 △181,740 337,183
(注)1.セグメント利益の調整額には、各報告セグメントに配賦しない全社費用が含まれており、主に報告セグメン
トに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期財務諸表の営業利益と調整を行っております。
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グレイステクノロジー株式会社(6541) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
該当事項はありません。
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