6541 グレイステクノロジー 2019-08-07 15:30:00
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年8月7日
上場会社名 グレイステクノロジー株式会社 上場取引所 東
コード番号 6541 URL https://www.g-race.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 飯田 智也
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理部長 (氏名) 大池 信之 TEL 03-5777-3838
四半期報告書提出予定日 2019年8月9日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第1四半期の業績(2019年4月1日∼2019年6月30日)
(1) 経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 403 5.7 172 477.2 171 484.0 112 466.4
2019年3月期第1四半期 381 116.1 29 534.6 29 1,115.9 19 440.0
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第1四半期 8.12 7.84
2019年3月期第1四半期 1.45 1.39
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第1四半期 1,815 1,468 80.7
2019年3月期 1,842 1,453 78.7
(参考)自己資本 2020年3月期第1四半期 1,464百万円 2019年3月期 1,449百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― ― ― 7.00 7.00
2020年3月期 ―
2020年3月期(予想) ― ― ― ―
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2.2020年3月期の配当予定額は、未定であります。
3. 2020年 3月期の業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 1,900 24.6 750 30.3 748 30.5 490 30.5 35.50
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 13,824,000 株 2019年3月期 13,824,000 株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 142 株 2019年3月期 99 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 13,823,882 株 2019年3月期1Q 13,628,301 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料3頁「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説
明」をご覧ください。
グレイステクノロジー株式会社(6541) 2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 6
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 6
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 6
3.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 7
継続企業の前提に関する重要事象等 ………………………………………………………………………………… 7
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グレイステクノロジー株式会社(6541) 2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
① 業績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、輸出や生産は弱含んでいるものの、雇用・所得環境の改善が続
き、景気は緩やかな回復基調で推移しております。一方で、米中間の通商問題が世界経済へ与える影響から、先行
き不透明な状況となっております。国内大手メーカーでは、先進技術に対応するための研究開発投資、及び人手不
足に対応するための省力化投資、並びに老朽化した設備の更新等を積極化しており、『マニュアルを「本当に使え
るもの」にし、「無駄な経費・工数のかからない」品質の高いマニュアルの普及に努める』という当社の使命と市
場ニーズとの適合性が高まっております。
このような経済環境の下、当社では、付加価値の高い製品・サービスの提供に積極的に取り組み、受注・売上・
収益の拡大に努めてまいりました。
経営戦略につきましては、当社の主力サービスである「e-manual」の導入促進を積極的に図った結果、「e-
manual」の導入社数は31社となり、前期比119.23%となりました。また、「e-manual」「GRACE VISION®」の販路
拡大を目的に販売代理店制度を構築し、製造コンサルティングや製造請負事業の会社と販売代理店契約を締結いた
しました。今後はより一層、販売代理店数を増加させ、「e-manual」「GRACE VISION®」の普及に努めてまいりま
す。
2019年3月に、シカゴ地域に駐在員事務所を設置いたしましたが、遅くても今期中にはシカゴ駐在員事務所を現
地法人化して、米国株式市場への上場を目指してまいります。
引き続き、成長のスピードを速めるために、シナジー効果が期待できる企業へのM&Aや事業提携等を積極的に検
討しており、早期に実現してまいります。
また、経営体制の更なる強化充実を図るため、代表取締役を追加選任して、二人代表制に組織変更いたしまし
た。
技術面につきましては、従来の「読むマニュアル」「見るマニュアル」「理解するマニュアル」から脱却したAI
(人工知能)を活用・搭載した「完全誘導型AIマニュアル」である「GRACE VISION®」の機能向上に取り組んでお
ります。2019年2月に納品したメーカー様からの追加受注を見込んでおり、その他のメーカーからも多数の引き合
いをいただいております。今後は、当社が培ったマニュアルづくりのノウハウを活かし、さまざまなデバイスや言
語でAIマニュアルが実現できるよう、更なる技術発展を目指してまいります。
営業面につきましては、当社の主要顧客が属する産業機械業界は軟調な経済環境となっておりますが、東京証券
取引所市場第一部に上場したことによる知名度向上等により、多数のお問い合わせをいただいており、更なる受注
の獲得に努めてまいります。
以上の結果、当第1四半期累計期間における業績は、売上高403,044千円(前年同期比5.7%増)、経常利益
171,204千円(同484.0%増)、四半期純利益112,245千円(同466.4%増)となりました。
当第1四半期累計期間の業績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
(MMS事業)
MMS事業においては、前年度第4四半期から引き続き、「e-manual」の導入促進を積極的に図っております。前
年同期は一過性で低採算のオンプレミス案件が売上高に寄与しておりました。今期は従来のクラウドサービスに
注力することで、売上高は232,854千円(前年同期比10.0%減)と減収となりましたが、セグメント利益は
134,291千円(同781.6%増)と大幅な増益となりました。
(MOS事業)
MOS事業においては、既存顧客およびお問い合わせいただいた企業から、当社サービスの成果が効果的な案件
に注力して、リソース投入を進めた結果、売上高170,190千円(前年同期比38.9%増)、セグメント利益96,311千
円(同42.7%増)となりました。
② 売上高の季節的変動について
当社の主要顧客先は国内大手メーカーであることから、国内大手メーカーの予算執行期日が事業年度末である3
月および9月に集中する傾向にあるため、当社の売上高の計上時期が第2四半期会計期間と第4四半期会計期間に
偏る傾向が高い反面、販売費及び一般管理費は各四半期毎に概ね均等に発生するという季節的変動要因がありま
す。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期会計期間末の総資産は1,815,578千円となり、前事業年度末に比べて27,218千円の減少となりまし
た。
(流動資産)
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グレイステクノロジー株式会社(6541) 2020年3月期 第1四半期決算短信
流動資産は1,761,864千円となり、前事業年度末に比べて18,475千円減少となりました。これは主に、現金およ
び預金が47,328千円増加した一方で、受取手形及び売掛金が61,387千円減少したことによるものであります。
(固定資産)
固定資産は53,714千円となり、前事業年度末に比べて8,742千円減少となりました。これは主に、投資その他の
資産が12,565千円減少したことによるものであります。
(流動負債)
流動負債は290,282千円となり、前事業年度末に比べて32,714千円減少となりました。支払手形及び買掛金が
38,779千円、その他が25,030千円増加した一方で、未払法人税等が83,139千円、賞与引当金が13,385千円減少した
ことによるものであります。
(固定負債)
固定負債は56,357千円となり、前事業年度末に比べて9,875千円減少となりました。これは主に、社債が5,000千
円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産合計は1,468,939千円となり、前事業年度末に比べて15,372千円増加となりました。これは、四半期純利
益の計上等に伴い利益剰余金が15,477千円増加したことによるものであります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の業績予想につきましては、前回発表(2019月年5月10日)の業績予想からの変更はありません。今後の業
績推移等によって通期業績予想の見直しが必要と判断した場合には、速やかに開示いたします。
なお、業績予想につきましては、本資料の発表日において入手可能な当社の主要顧客先である国内大手メーカー
の情報に基づき当社で判断したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合がありま
す。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,324,843 1,372,172
受取手形及び売掛金 430,650 369,262
仕掛品 291 5,703
その他 24,554 14,725
流動資産合計 1,780,340 1,761,864
固定資産
有形固定資産 4,404 3,835
無形固定資産 16,953 21,345
投資その他の資産 41,098 28,533
固定資産合計 62,456 53,714
資産合計 1,842,796 1,815,578
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 65,543 104,322
1年内償還予定の社債 30,000 30,000
1年内返済予定の長期借入金 10,829 10,829
未払法人税等 129,533 46,394
賞与引当金 13,385 -
その他 73,706 98,736
流動負債合計 322,997 290,282
固定負債
社債 40,000 35,000
長期借入金 15,014 12,515
その他 11,218 8,842
固定負債合計 66,232 56,357
負債合計 389,229 346,639
純資産の部
株主資本
資本金 88,780 88,780
資本剰余金 352,138 352,138
利益剰余金 1,008,735 1,024,212
自己株式 △125 △231
株主資本合計 1,449,529 1,464,901
新株予約権 4,037 4,037
純資産合計 1,453,567 1,468,939
負債純資産合計 1,842,796 1,815,578
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(2)四半期損益計算書
(第1四半期累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 381,333 403,044
売上原価 233,526 115,996
売上総利益 147,807 287,047
販売費及び一般管理費 117,960 114,771
営業利益 29,846 172,275
営業外収益
受取利息 1 1
営業外収益合計 1 1
営業外費用
支払利息 317 220
売上債権売却損 216 851
営業外費用合計 534 1,072
経常利益 29,313 171,204
税引前四半期純利益 29,313 171,204
法人税、住民税及び事業税 2,463 46,394
法人税等調整額 7,034 12,565
法人税等合計 9,497 58,959
四半期純利益 19,816 112,245
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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期損益
調整額
計算書計上額
(注1)
MMS事業 MOS事業 計 (注2)
売上高
外部顧客への売上高 258,782 122,551 381,333 - 381,333
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 258,782 122,551 381,333 - 381,333
セグメント利益 15,232 67,469 82,702 △52,855 29,846
(注)1.セグメント利益の調整額には、各報告セグメントに配賦しない全社費用が含まれており、主に報告セグメン
トに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期財務諸表の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第1四半期累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期損益
調整額
計算書計上額
(注1)
MMS事業 MOS事業 計 (注2)
売上高
外部顧客への売上高 232,854 170,190 403,044 - 403,044
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 232,854 170,190 403,044 - 403,044
セグメント利益 134,291 96,311 230,603 △58,327 172,275
(注)1.セグメント利益の調整額には、各報告セグメントに配賦しない全社費用が含まれており、主に報告セグメン
トに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期財務諸表の営業利益と調整を行っております。
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3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
該当事項はありません
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