6538 キャリアインデックス 2020-05-15 15:00:00
2020年3月期 決算説明資料 [pdf]
株式会社キャリアインデックス
2020 年 3 月期(2019 年 4 月∼2020 年 3 月)
決算説明資料
証券コード:6538
2020 年 5 月 15 日
目次
1 2020 年 3 月期決算ハイライト
2 2020 年 3 月期決算概況
3 2021 年3月期の状況
4 成長戦略
5 ご参考
02
1. 2020 年 3 月期決算ハイライト
当初業績予想(2019 年 5 月 15 日発表) 修正後業績予想(2020 年 2 月 13 日発表)
に対する着地 に対する着地
単位:百万円 単位:百万円
当初予想 着地 達成率 修正後予想 着地 達成率
売上高 3,102 2,337 75.3 % 売上高 2,340 2,337 99.9 %
経常利益 805 306 38.1 % 経常利益 300 306 102.3 %
売上高 75.3% 売上高 99.9%
経常利益 38.1% 経常利益 102.3%
0% 20% 40% 60% 80% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100%
03
1. 2020 年 3 月期決算ハイライト
業績予想修正の主要因
人材系メディア
主にアルバイト領域において、業界大手メディアのサービス終了に象徴される様に、検索エンジン型サービスの
拡大等による業界のサービス多様化に伴う集客競争の激化により、マーケティング効率が悪化し、売上及び利益
が減少。営業強化による予算及び求人情報量の増加、サイト改善、マーケティング活動の強化を図り、改善傾向
が見られたものの、期中に当初の業績予想水準まで回復するには至らなかった。
マーケティングソリューションサービス(※以下、「MS」とする。)
【サービスの目的 】 最適な集客手法で最大の成果をクライアントに届けること 』
『
MSの課金形態は、①代理店ビジネスモデル、②アカウント毎の月額課金モデル、③応募課金モデル、の3形態。
上半期は②月額課金モデルのアカウント数を伸ばすべく積極的に投資。アカウント数は順調に伸びたが、
アカウント獲得後の運用負荷が高く、投資回収見込みが立たない状況が続く。このため、MSのサービス構造見直
しを図り、目的に一番合致し、当社の得意分野である③応募課金モデルに注力を決定。
これに伴い、①代理店ビジネスモデルは、代理店という性質上、一定の制約が発生することがあり、③を進めるに
あたり干渉する部分は縮小。②月額課金モデルは投資回収見込みが立たないため撤退。この結果、③応募課金モデ
ルは順調に伸びるも、売上高が大きかった①代理店ビジネスモデルの減少を期中にて補うには至らなかった。
04
1. 2020 年 3 月期決算ハイライト
2020 年 3 月期振り返り
上期低迷も、下期は変革から再成長へ
上期 第 1・2 四半期 下期 第 3 四半期 下期 第 4 四半期
人材系メディア 人材系メディア 人材系メディア
市場変化に伴う、マーケティング効率の 営業活動強化・マーケティング施策の マーケティング効率改善により
悪化 見直し 収益改善へ
マーケティングソリューション マーケティングソリューション マーケティングソリューション
アカウント数は伸びるも、コスト先行 代理店ビジネスモデル・月額課金モデル 全体売上減少も、応募課金モデルは
で投資回収見込み立たず からの撤退。応募課金モデルに注力 急速に伸び、利益体質改善へ
人材領域以外の展開が課題 不動産賃貸領域への進出 不動産賃貸領域への進出
ポートフォリオ強化を目指す DOOR 賃貸を譲り受け マーケティング活動強化、サイト改善
により売上増加を図り、償却資産こなし
利益貢献も開始
上期の低迷を下期は切り返すことができ、
第4四半期は、DOOR 賃貸も加わり、過去最高売上を記録
05
1. 2020 年 3 月期決算ハイライト
2020 年 3 月期振り返り
事業ポートフォリオの強化
上期 第 1・2 四半期 下期 第 3 四半期 下期 第 4 四半期
不動産領域 不動産賃貸
市場規模
(不動産賃貸) 12.6 兆円 ※1
人材領域
人材領域 市場規模
(正社員・派遣・アルバイト) 8.3 兆円 ※2
集客力やサイト運営など、
これまでの領域で培った知見を他領域へ展開
※1 賃貸住宅市場の現状と展望 みずほコーポレート銀行産業調査部
※2 2017 年版人材ビジネスの現状と展望 - 矢野経済研究所 06
1. 2020 年 3 月期決算ハイライト
売上推移
不動産賃貸領域の立ち上がりが奏功し、
2020 年 3 月期第 4 四半期は四半期ベースで過去最高の売上を記録
単位:百万円
800
YoY 120.0% 716
700
597 603 QoQ 151.6%
600 544
500
472
400
300
200
100
0 2019 年 2020 年 2020 年 2020 年 2020 年
3 月期 Q4 3 月期 Q1 3 月期 Q2 3 月期 Q3 3 月期 Q4 07
1. 2020 年 3 月期決算ハイライト
営業利益・EBITDA 推移
※3
営業利益
EBITDA も順調に回復 EBITDA
単位:百万円
YoY107.9%
150 140
129
120
120 QoQ 166.7%
94 97
90
85 83
68
58 63
60
30
0
2019 年 2020 年 2020 年 2020 年 2020 年
3 月期 Q4 3 月期 Q1 3 月期 Q2 3 月期 Q3 3 月期 Q4
※3 EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費 08
目次
1 2020 年 3 月期決算ハイライト
2 2020 年 3 月期決算概況
3 2021 年3月期の状況
4 成長戦略
5 ご参考
09
2. 2020 年 3 月期決算概況
2020 年 3 月期累計 四半期比較
単位:百万円 単位:百万円
2019 年 3 月期 2020 年 3 月期 2019 年 3 月期 2020 年 3 月期
前年比 前年比
累計 累計 Q4 Q4
売上高 2,357 2,337 99.2 % 売上高 597 716 120.0 %
営業利益 778 305 39.2 % 営業利益 120 97 80.9 %
経常利益 778 306 39.4 % 経常利益 120 99 82.2 %
純利益 483 141 29.4 % 純利益 64 12 20.1 %
営業利益率 33.0 % 13.1 % 営業利益率 20.2 % 13.6 %
・DOOR 賃貸事業取得に係る会計処理は確定し、当期は下記のうち
4 か月分の償却金額を PL に計上。
・17.5 億円の支出額のうち 17.2 億円を顧客関連資産に計上し
14 年間で均等償却。
残額(税効果考慮後)はのれんに計上し 10 年間で均等償却。
10
目次
1 2020 年 3 月期決算ハイライト
2 2020 年 3 月期決算概況
3 2021 年3月期の状況
4 成長戦略
5 ご参考
11
3. 2021 年3月期の状況
領域別の状況及び、通期の業績予想について
正社員領域は底堅く推移
アルバイト・派遣領域
新型コロナウイルスの影響があり、縮小している分野と影響が限定的な
人材領域 分野があり、影響が限定的な分野を対象に積極的な営業開拓をしている。
分野を限定して開拓する戦略は、マーケティングソリューションを
中心に動いており、効果が出てきている。
市況の影響もあり顧客獲得コスト (CPA) が減少
景気変動リスクが比較的低い事業領域
不動産
マーケティング活動への投資、サイト改善の効果も出ている
賃貸領域
新規営業開拓も強化
新型コロナウイルスの影響による世界的な景気の不透明感は払拭できず、
業績予想 現時点で当該影響額を合理的に見積ることは困難であるため、
2021 年 3 月期の業績予想については、開示可能になった段階で開示いたします。
12
目次
1 2020 年 3 月期決算ハイライト
2 2020 年 3 月期決算概況
3 2021 年3月期の状況
4 成長戦略
5 ご参考
13
4. 成長戦略
人材領域
■ メディアは、顧客開拓、サイト改善、マーケティング活動強化による
通常拡大
■ マーケティングソリューション(応募課金モデル)は、顧客開拓を
強化し成長を加速
■ マーケティングソリューションとメディアの相乗効果を強化
マーケティングソリューションにおいてメディアのマーケティングノウハウとプラットフォームを活用
不動産賃貸領域
■ マーケティング活動への積極投資、サイト改善による事業拡大
■ クライアント開拓強化
■ 付帯サービス(引越、プロバイダー等)への本格的な進出による
収益増を検討
■ 景気変動リスクの比較的低い不動産賃貸領域の伸長により、会社全体のポートフォリオ強化を狙う
14
4. 成長戦略
売上推移イメージ
不動産領域 付帯サービス
( 引越、プロバイダーなど )
2020 年
3月
マーケティングソリューション
( 月額課金モデル )
マーケティングソリューション
不動産賃貸領域
( 代理店ビジネスモデル )
マーケティングソリューション
( 応募課金モデル )
人材系メディア
15
目次
1 2020 年 3 月期決算ハイライト
2 2020 年 3 月期決算概況
3 2021 年3月期の状況
4 成長戦略
5 ご参考
16
5. ご参考
CAREER INDEX 転職サイト会員数推移
会員登録数
141 万人
136
131
126
122
113 116
108
103
94 97
90
81 85
2016 年 2017 年 6月 9月 12 月 2018 年 6月 9月 12 月 2019 年 6月 9月 12 月 2020 年
12 月 3月 3月 3月 3月
17
5. ご参考
会社名 株式会社キャリアインデックス
代表者 代表取締役社長 板倉 広高
所在地 〒153-0064 東京都目黒区下目黒 1-8-1 アルコタワー 15F
設立 2005 年 11 月 30 日
資本金 395 百万円
従業員数 37 名
転職・求人情報サイト CAREER INDEX
アルバイト・派遣情報サイト Lacotto
ファッション・アパレル業界の転職求人情報サイト Fashion HR
主な事業
人材系企業向け営業支援サービス Leadle
採用企業向けサービス マーケティングソリューション
賃貸情報サイト DOOR 賃貸
市場 東京証券取引所市場第一部
証券コード 6538
18
5. ご参考
企業理念
一人一人の 人生に、よい機 会を。
私たちの人生は、分岐点の連続です。
そうした数々の分岐点において、「最良の選択」と思える機会を、
一人ひとりに届けること。
それが、当社の目指す姿です。
私たちのサービスでなければ届けられない「機会」を、
インターネットサービスを通じて生み出す。
そんな事業を通じて、ひとりひとりの、さまざまな場面における人生の選択を
サポートしていきたいと考えています。
19
将来見通しに関する注意事項
本発表において提供される資料並びに情報は、いわゆる「見通し情報」
(forward-looking statements) を含みます。
これらは、現在における見込み、予測及びリスクを伴う想定に基づくものであり、
実質的にこれらの記述とは異なる結果を招き得る不確実性を含んでおります。
実際の業績等は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる場合があ
ります。
今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は、本発表に
含まれる「見通し情報」の更新・修正を行う義務を負うものではありません。