6533 オーケストラHD 2020-05-15 16:15:00
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月15日
上場会社名 株式会社Orchestra Holdings 上場取引所 東
コード番号 6533 URL https://orchestra-hd.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)中村 慶郎
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO (氏名)五代儀 直美 TEL 03(6450)4307
四半期報告書提出予定日 2020年5月15日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第1四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第1四半期 2,860 21.8 222 42.3 221 36.1 136 25.1
2019年12月期第1四半期 2,349 37.0 156 27.1 162 32.7 109 35.5
(注)包括利益 2020年12月期第1四半期 136百万円 (25.1%) 2019年12月期第1四半期 109百万円 (35.5%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第1四半期 14.91 13.92
2019年12月期第1四半期 12.65 11.14
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第1四半期 4,026 1,430 35.6
2019年12月期 3,762 1,349 35.9
(参考)自己資本 2020年12月期第1四半期 1,433百万円 2019年12月期 1,351百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 - 0.00 - 6.00 6.00
2020年12月期 -
2020年12月期(予想) 0.00 - 7.00 7.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
2019年12月期期末配当金の内訳 普通配当 4円00銭 記念配当 2円00銭
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、通期は対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 11,300 21.0 600 13.7 600 12.2 370 34.6 40.41
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
新規 -社 (社名)、除外 1社 (社名)株式会社クラフトリッジ
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期1Q 9,157,200株 2019年12月期 9,156,400株
② 期末自己株式数 2020年12月期1Q 97株 2019年12月期 97株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期1Q 9,156,830株 2019年12月期1Q 8,630,347株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な原因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情
報に関する説明」をご覧ください。
株式会社Orchestra Holdings(6533) 2020年12月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
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株式会社Orchestra Holdings(6533) 2020年12月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
技術進展が進むIT分野では、少子高齢化が進む中、今後IT人材不足がますます深刻化し、2030年には約45万人程
度までIT人材の不足規模が拡大するとの推計結果が出ております。(出所:経済産業省委託事業「IT人材需給に関
する調査」)デジタルトランスフォーメーション(DX)のトレンドが進展する中、生産性の向上や業務の効率化を
目的として、クラウドファースト戦略を実行する企業が増加しており、2019年の国内パブリッククラウドサービス
市場規模は、前年比22.9%増の8,778億円となりました。また、2019年~2024年の年間平均成長率は18.7%で推移
し、2024年の市場規模は2019年比2.4倍の2兆644億円になると予測(出所:IDCJapan株式会社「国内パブリックク
ラウドサービス市場予測」)されておりますが、リモートワーク需要の高まり等から、今後もクラウドファースト
に向けた動きは更に拡大していくものと判断しております。
デジタルマーケティング領域においては、引き続きインターネット広告市場が、2019年には2兆1,048億円(前
年比19.7%増:株式会社電通発表)と伸長しており、テレビメディア広告費1兆8,612億円(前年比2.7%減:株式
会社電通発表)を上回る規模まで拡大、その中でも主力サービスである運用型広告市場は1兆3,267億円(前年比
15.2%増:株式会社電通発表)と大きく伸長しております。
このような環境のもと、デジタルトランスフォーメーション事業においては、引き続きクラウドインテグレーシ
ョン分野の強化を進めるとともに、人材採用による開発体制の拡充を行い、当社グループにおける成長事業として
の確立を推進してまいりました。デジタルマーケティング事業においては、主力サービスである運用型広告を中心
に引き続き拡販を進めるとともに、デジタルトランスフォーメーション事業との連携により、MA/CRM支援を含むマ
ーケティング全体の最適化を支援する体制を強化してまいりました。その他の事業では、プラットフォーム事業に
おける新規ユーザー獲得のためのプロモーション施策を行うほか、新規事業への成長投資を行ってまいりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高2,860,637千円(前年同四半期比21.8%増)、営
業利益222,947千円(前年同四半期比42.3%増)、経常利益221,715千円(前年同四半期比36.1%増)、親会社株主
に帰属する四半期純利益136,569千円(前年同四半期比25.1%増)となりました。
セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。
① デジタルトランスフォーメーション事業
当事業においては、事業開始からM&Aを推進し、同時にIT人材の採用を行うことで開発体制の拡充を進めてま
いりました。IT利活用の多様化・高度化に伴い拡大するIT需要を取り込み、クラウドインテグレーション、各種
Webシステム開発、スマホアプリ開発等の案件受注が順調に拡大しております。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は781,417千円(前年同四半期比49.5%増)、セグメ
ント利益(営業利益)は、110,136千円(前年同四半期比15.6%増)となりました。
② デジタルマーケティング事業
当事業においては、インターネット広告市場が堅調に伸長する環境のもと、主力サービスである運用型広告を
中心に、既存取引先からの受注額の増額や新規取引先の獲得が順調に推移しております。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は1,976,426千円(前年同四半期比11.9%増)、セグ
メント利益(営業利益)は、317,879千円(前年同四半期比32.7%増)となりました。
③ その他
その他の事業においては、「チャットで話せる占いアプリ-ウラーラ」を主力としたプラットフォーム事業
や、新規事業として、タレントマネジメントシステム「ESI」の開発・販売、M&Aプラットフォーム「Concerto」
の開発・運営などに取り組んでおります。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は105,069千円(前年同四半期比19.9%増)、セグメ
ント利益(営業利益)は9,512千円(前年同四半期比144.8%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産の残高は、前連結会計年度末に比べて264,013千円増加し、
4,026,292千円となりました。主な要因は、現金及び預金が125,569千円、受取手形及び売掛金が141,490千円増加
したこと等によるものであります。
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(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べて182,390千円増加し、2,595,663
千円となりました。主な要因は、借入金が97,480千円、買掛金が130,486千円増加したこと等によるものでありま
す。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べて81,623千円増加し、
1,430,629千円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が136,569
千円増加したものの、剰余金の配当により利益剰余金が54,937千円減少したこと等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第1四半期会計期間における新型コロナウイルス感染症による各事業への影響は極めて限定的であり、現時点
では2020年2月14日に公表いたしました通期業績予想に変更はありません。
一方で、新型コロナウイルス感染症は今後も多方面に重大な影響を与える可能性があると考えております。当社
においても各事業への影響を注視し、業績予想に修正が必要と判断される場合には、速やかに開示いたします。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 689,071 814,641
受取手形及び売掛金 1,442,178 1,583,668
仕掛品 35,253 27,045
預け金 209,325 250,028
その他 151,323 120,722
流動資産合計 2,527,153 2,796,106
固定資産
有形固定資産 21,604 20,865
無形固定資産
のれん 677,857 656,897
その他 23,195 19,007
無形固定資産合計 701,052 675,905
投資その他の資産 512,469 533,414
固定資産合計 1,235,125 1,230,185
資産合計 3,762,279 4,026,292
負債の部
流動負債
買掛金 1,241,173 1,371,660
短期借入金 - 144,000
1年内返済予定の長期借入金 161,580 160,080
未払法人税等 138,995 83,573
未払消費税等 82,345 78,813
賞与引当金 16,648 21,407
その他 274,348 282,968
流動負債合計 1,915,093 2,142,503
固定負債
長期借入金 498,180 453,160
固定負債合計 498,180 453,160
負債合計 2,413,273 2,595,663
純資産の部
株主資本
資本金 189,193 189,201
資本剰余金 116,447 116,455
利益剰余金 1,046,257 1,127,889
自己株式 △102 △102
株主資本合計 1,351,796 1,433,443
新株予約権 1,411 1,410
非支配株主持分 △4,201 △4,224
純資産合計 1,349,006 1,430,629
負債純資産合計 3,762,279 4,026,292
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 2,349,482 2,860,637
売上原価 1,867,095 2,264,055
売上総利益 482,386 596,582
販売費及び一般管理費 325,685 373,635
営業利益 156,701 222,947
営業外収益
受取利息 2 3
還付加算金 765 335
補助金収入 6,709 -
その他 61 68
営業外収益合計 7,539 407
営業外費用
支払利息 644 715
支払手数料 632 907
その他 6 15
営業外費用合計 1,282 1,638
経常利益 162,957 221,715
特別損失
減損損失 - 1,661
特別損失合計 - 1,661
税金等調整前四半期純利益 162,957 220,054
法人税、住民税及び事業税 58,020 78,927
法人税等調整額 △4,216 4,580
法人税等合計 53,804 83,507
四半期純利益 109,152 136,546
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) - △23
親会社株主に帰属する四半期純利益 109,152 136,569
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
四半期純利益 109,152 136,546
四半期包括利益 109,152 136,546
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 109,152 136,569
非支配株主に係る四半期包括利益 - △23
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結損
デジタル その他 調整額 益
デジタルトラ 合計
マーケティン (注)1 (注)2 計算書計上額
ンスフォーメ 計
グ (注)3
ーション事業
事業
売上高
外部顧客への売上高 495,797 1,766,070 2,261,867 87,615 2,349,482 - 2,349,482
セグメント間の内部
26,764 750 27,514 - 27,514 △27,514 -
売上高又は振替高
計 522,562 1,766,820 2,289,382 87,615 2,376,997 △27,514 2,349,482
セグメント利益 95,279 239,578 334,858 3,884 338,743 △182,041 156,701
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、プラットフォーム事業、新規事
業等が含まれております。
2.セグメント利益の調整額△182,041千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社
費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
当第1四半期連結会計期間において、株式会社クラフトリッジの全株式を取得し同社を連結の範囲に含め
たことに伴い、のれんが発生しております。なお、当該事象によるのれんの増加額は、当第1四半期連結累
計期間においては284,633千円であります。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結損
デジタル その他 調整額 益
デジタルトラ 合計
マーケティン (注)1 (注)2 計算書計上額
ンスフォーメ 計
グ (注)3
ーション事業
事業
売上高
外部顧客への売上高 779,141 1,976,426 2,755,568 105,069 2,860,637 - 2,860,637
セグメント間の内部
2,275 - 2,275 - 2,275 △2,275 -
売上高又は振替高
計 781,417 1,976,426 2,757,843 105,069 2,862,913 △2,275 2,860,637
セグメント利益 110,136 317,879 428,016 9,512 437,528 △214,581 222,947
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、プラットフォーム事業、新規事
業等が含まれております。
2.セグメント利益の調整額△214,581千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社
費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2 報告セグメントの変更等に関する事項
前第3四半期連結会計期間から、従来の「ソリューション事業」のセグメント名称を「デジタルトランス
フォーメーション事業」に変更しております。また、従来の「ライフテクノロジー事業」については、セグ
メント名称を「プラットフォーム事業」に変更しており、量的重要性が低下したため、「その他」の区分に
含めております。なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により
作成したものを記載しております。
3 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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