6533 オーケストラHD 2020-05-26 15:00:00
連結子会社による持分取得(孫会社化)に関するお知らせ [pdf]
2020 年 5 月 26 日
各 位
会 社 名 株式会社 Orchestra Holdings
代表者名 代表取締役社長 中村 慶郎
(コード番号:6533 東証第一部)
問合せ先 取締役 CFO 五代儀 直美
(TEL.03-6450-4307)
連結子会社による持分取得(孫会社化)に関するお知らせ
当社の連結子会社である株式会社 Sharing Innovations(以下、「Sharing Innovations」)は、以下のと
おり、Mulodo Vietnam Co., Ltd.(以下、
「Mulodo Vietnam」
)の持分を取得し、子会社化することについて決
定し、持分譲渡契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。
1.持分の取得の理由
当社グループは、企業ビジョンである「創造の連鎖」の実現を目指し、インターネット広告代理事業を中心
としたデジタルマーケティング事業をスタートさせ、2017 年には IT 利活用の多様化・高度化に伴うテクノロ
ジーへの需要の拡大に対応すべく、Sharing Innovations においてシステム開発、クラウドインテグレーショ
ンを中心としたデジタルトランスフォーメーション事業を開始し、拡大して参りました。
デジタルトランスフォーメーション事業を当社グループにおける新たな事業の柱とすべく、積極的な人材採
用と M&A の活用により体制の拡充を進めております。
近年、日本国内においては、システム開発需要の増加に伴い、年々エンジニアの獲得競争は激化し、必要な
人員の確保が難しい状況となっております。一方、ベトナムでは国を挙げて IT 分野に力を入れており、若く
優秀なエンジニアが数多く輩出されております。
この度、当社が Mulodo Vietnam を孫会社化することにより、ベトナムの労働市場から優秀なエンジニアを
迅速に採用することができるようになり、当社グループの採用力向上と業容拡大のスピードアップが見込める
と考えております。
また、ベトナムは勤勉で協調性に富む国民性を有する上に、平均的人件費は日本と比べ大幅に低水準である
ことから、デジタルトランスフォーメーション事業の収益性の向上が見込めると考えております。
加えて、Mulodo Vietnam は、2012 年にベトナムのホーチミン市に創業してから、これまでに日本国内企業
のウェブ、システム、アプリケーション等の豊富な開発実績を有しており、当社グループのデジタルトランス
フォーメーション事業の開発力強化にもつながると考えております。
更に、昨今、新型コロナウイルスの感染拡大により先行きが不透明な状況が続いておりますが、これまで日
本のみであった当社グループの開発拠点に、新たにベトナムの開発拠点を加え、複数の開発拠点を有すること
で、地政学的リスクを分散し、以って事業上のリスクの低減が見込めると考えております。
上記の他、当社グループでは今後も、マーケティングオートメーションなどの新たなデジタルマーケティン
グの潮流を捉えた成長分野への展開、ディープラーニングモデルを活かしたツール開発等、中長期の柱となる
事業の創出を加速させ、企業価値の継続的な向上を目指してまいります。
2.当該子会社の概要
(1) 名 称 株式会社 Sharing Innovations
(2) 所 在 地 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 柳 径太
Web システム/スマホ開発事業
(4) 事 業 内 容
クラウドインテグレーション事業
(5) 資 本 金 330,500 千円
3.異動する孫会社の概要
(1) 名 称 Mulodo Vietnam Co., Ltd.
DC Building, No. 111D Ly Chinh Thang Street, Ward 7, District 3, Ho
(2) 所 在 地
Chi Minh City, Vietnam.
(3) 代表者の役職・氏名 General Director 根本 崇司
(4) 事 業 内 容 ソフトウェア開発業
(5) 資 本 金 780 百万ベトナムドン
(6) 設 立 年 月 日 2012 年 5 月 10 日
(7) 大株主および出資比率 株式会社ムロドー 100.0%
4.取得持分、取得前後の所有持分の状況
(1) 異動前の所有持分 持分比率 0%
(2) 取 得 持 分 持分比率 100%
(3) 異動後の所有持分 持分比率 100%
5.日 程
(1) 契 約 締 結 日 2020 年 5 月 26 日
(2) 株 式 譲 渡 実 行 日 2020 年 5 月 26 日(予定)
6.今後の見通し
本件持分取得に伴う 2020 年 12 月期の業績に与える影響につきましては、軽微と見込んでいますが、今後業
績に重大な影響を与えることが判明した場合には、速やかに開示いたします。
(参考)2020 年 12 月期 連結業績予想(2020 年 2 月 14 日公表分)および 2019 年 12 月期 連結実績
(百万円)
連結売上高 連結営業利益 連結経常利益 親会社株主に帰属
する当期純利益
2020 年 12 月期 11,300 600 600 370
連結業績予想
2019 年 12 月期 9,339 527 534 274
連結業績
以 上