6522 Ｍ－アスタリスク 2021-09-30 08:00:00
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ [pdf]
2021 年９月 30 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ア ス タ リ ス ク
代表者名 代表取締役執行役員社長 鈴木 規之
（コード番号：6522 東証マザーズ）
問合せ先 取締役執行役員 管理統括室長 石田 泰一
（TEL.050-5838-7864）
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ
当社は、本日、2021 年９月 30 日に東京証券取引所マザーズに上場いたしました。今後とも、なお一層のご
指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、2021 年８月期（2020 年９月１日から 2021 年８月 31 日）における当社グループの連結業績予想は、
次のとおりであり、また、最近の決算情報等については、別添のとおりであります。
【連 結】 （単位：百万円・％）
決算期 2021 年８月期
2021 年８月期 2020 年８月期
第３四半期累計
（予想） （実績）
期間（実績）
対売上 対前期 対売上 対売上
項目 高比率 増減率 高比率 高比率
売 上 高 1,746 100.0 24.9 1,468 100.0 1,398 100.0
営 業 利 益 223 12.8 98.9 284 19.4 112 8.0
経 常 利 益 223 12.8 120.4 286 19.5 101 7.3
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る
172 9.9 150.4 220 15.0 68 4.9
当 期 （ 四 半 期 ） 純 利 益
１株当たり当期（四半期）純利益 134 円 90 銭 172 円 59 銭 53 円 88 銭
１ 株 当 た り 配 当 金 ０円 00 銭 ― ０円 00 銭
（注）１．2021 年８月期（予想）は、2021 年６月までの実績に、2021 年７月、８月の見通しを踏まえて、
2021 年７月に算出したものとなります。
２．１株当たり当期（四半期）純利益は、期中平均発行済株式数により算出しております。
【2021 年８月期業績予想（連結）の前提条件】
１．当社グループ全体の見通し
当社グループは、当社（株式会社アスタリスク）と海外子会社３社により構成されております。当社グル
ープは「モノ認識」と「モバイル」を軸とした事業展開を行っております。独自の自動認識技術の研究開発
を行い、画像認識技術やバーコードリーダー、RFID リーダーから、各業態の基幹システムや業務アプリケー
ションの運用まで一気通貫でハードウエアとソリューションパッケージを提供し、デジタル技術を活用して
省力化や効率化を図るスマートファクトリーやスマートストアといった、様々な業態のスマート化を推進し
ております。
当社グループの事業は、自動認識技術を使った製品・サービスの開発・販売を行う AsReader 事業と、ハー
ドウエアやソフトウエア、ネットワークなどを組み合わせてユーザーにとって利便性の高いシステムを構築
し、提供するシステムインテグレーション事業で構成されております。
2021 年８月期は、新型コロナウイルス感染症の影響により経済の先行きが不透明な状況下において、業務
のスマート化を推進する動きが加速したこともあり、当社主力製品である AsReader の需要は大きく増加し、
物流業界、小売業界、自動販売機業界、医療業界を中心に販売が伸びております。
その結果、当第３四半期累計期間の連結業績は、売上高は 1,468 百万円、営業利益は 284 百万円、経常利
益は 286 百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は 220 百万円となりました。
当社グループの 2021 年８月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の蔓延による営
業活動の制限や、世界経済の低迷など市場環境の悪化はあったものの、オンライン等による営業活動などの
対策を迅速に実施したことや、業務のスマート化のための当社製品に対する市場のニーズが高まったことな
ども追い風となり、売上高 1,746 百万円（前期比 24.9％増）、営業利益 223 百万円（前期比 98.9％増）、経
常利益 223 百万円（前期比 120.4％増）、親会社株主に帰属する当期純利益 172 百万円（前期比 150.4％増）
と増収、増益を見込んでいます。
なお、当連結会計年度は大型の案件が上期に集中したことにより、下期は上期に比べて低い利益水準とな
っています。特に 2021 年８月期第４四半期会計期間は大型案件の納入予定がないことや、上場のための費用
を期末に見込んでいること等もあり、利益は低い水準となる見込みです。
なお、当該業績予想数値は、2020 年９月から 2021 年６月までの実績数値に、2021 年７月以降の予測数値
を合算して策定した数値となっております。
２．項目別の見通し
（１）売上高
売上高は、具体的な案件に基づき、案件別に製品販売数量、売値を想定し、市場特性や商談の状況を踏ま
えて実現の可能性を見極め、売上計画を作成しております。具体的な案件については、さらにその獲得確度
により案件を選別し、「既に得意先側の社内稟議決裁が済んでいる案件、得意先の担当者から社内稟議は未
決裁ながらも内諾を得ている案件」については「堅い案件」とし、売上計画にすべて計上することとしてお
ります。これらの段階に至っていない案件については、得意先の担当者から具体的な投資計画としてニーズ
を確認しているもののうち、その内容（当社が有利な分野かなど）や競合の有無、当該得意先との過去の実
績などから、当社の獲得が見込まれるものを売上計画に計上しております。また、具体的な案件に基づかな
い新規案件の売上計画については、販売対象となる業界別に、過去の実績や現在の潜在顧客リストから、販
売が見込まれる数量を見積り、売上計画に計上しております。
2021 年８月期第３四半期累計期間の売上高実績は、国内で医療業界、アパレル業界、物流業界、小売業界、
自動販売機業界など、米国・欧州では、畜産業界など、大型案件の成約が進みました。2021 年８月期第４四
半期会計期間につきましては、成約済みまたは商談の最終段階にある案件の積み上げにより作成しています。
計画した案件の獲得・販売が順調に進んでおり、結果として、2021 年８月期第３四半期累計期間の連結売
上高は 1,468 百万円となっております。2021 年８月期通期の連結売上高は 1,746 百万円（前期比 24.9％増）
を見込んでおります。
＜AsReader 事業＞
AsReader 事業の売上高は、当社製品 AsReader シリーズの売上高、保守売上高、アプリライセンス売上高で
構成されています。それぞれの売上高は、前述のとおり、具体的な案件別に製品販売数量、売値を想定して、
市場特性や商談の状況を踏まえて実現の可能性を見極めて作成しております。
（単位：百万円）
決算期 2021 年８月期
2021 年８月期 2020 年８月期
第３四半期累計
（予想） （実績）
項目 期間（実績）
AsReader シリーズ 1,224 1,042 883
保守 197 167 178
アプリライセンス 8 5 11
1 AsReader シリーズの売上高は、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、業務のスマート化を求める
企業からのニーズにマッチした製品として、物流業界、小売業界、医療業界を中心に導入が促進され、
2021 年８月期は、2020 年８月期を上回る結果となる見込みです。販売台数は実績ベースで、2020 年８月
期の 16,860 台に対して、2021 年８月期第３四半期累計期間は 26,424 台となりました。
計画した案件が順調に進捗していることもあり、2021 年８月期第３四半期累計期間の連結業績におけ
る AsReader シリーズ売上高は 1,042 百万円となりました。2021 年８月期通期の連結業績における
AsReader シリーズの売上高は 1,224 百万円（前期比 38.6％増）を見込んでおります。
2 保守売上高は、AsReader シリーズを導入した企業に対する長期サポートサービスの AsReaderCare 売上
が中心となっております。現在、ほとんどの導入企業に対して一定期間の無償メーカー保証を付保して
おりますが、万が一の備えとしての AsReaderCare(有償保証サービス)への加入を各社に提案し、ストッ
クビジネスとして保守売上拡大に注力しています。
保守収益の獲得は順調に進み、2021 年８月期第３四半期累計期間の連結業績における保守売上高は 167
百万円となっております。2021 年８月期通期の連結業績における保守売上高は 197 百万円（前期比
10.6％増）を見込んでおります。
3 アプリライセンス売上高は、AsReaderApps のライセンス売上です。在庫管理、棚卸、発注、勤怠管
理、POS レジ、報告書作成など、業務に関する様々なアプリを開発・提供し、AsReader シリーズと親和性
の高いアプリケーションを揃えております。現時点では、既存システムとの連携を選択される導入企業
が多く AsReaderApps の導入は進んでいない状況ですが、今後の営業活動において AsReaderApps を活用し
た業務改革の提案活動を強化する予定です。
2021 年８月期第３四半期累計期間の連結業績におけるアプリライセンス売上高は５百万円、2021 年８
月期通期の連結業績におけるアプリライセンス売上高は８百万円（前期比 27.2％減）を見込んでいま
す。
上記の結果、AsReader 事業の連結売上高は、2021 年８月期第３四半期累計期間では 1,215 百万円となって
おります。2021 年８月期通期では、1,430 百万円（前期比 33.3％増）を見込んでおります。
＜システムインテグレーション事業＞
システムインテグレーション事業は、AsReader シリーズ導入先の業務システムを中心に、「モバイル端末
での利用を中心としたアプリケーション」「AsReader によるクラウド型業務システム」などの業務システム
の構築を主力としている事業です。
小売業界向けの一部が６月以降にずれたことによるマイナス要因はあるものの、アパレル業界向けの受注
が順調に進捗したことなどにより、2021 年８月期第３四半期累計期間のシステムインテグレーション事業の
連結売上高は 253 百万円となっております。
2021 年８月期通期では、店舗向け開発の検収時期が遅れるなどのマイナス要因があり、連結売上高は 315
百万円（前期比 2.9％減）と、昨対でわずかに減収の見通しとなっております。
（２）売上原価、売上総利益
当社グループの売上原価のうち、AsReader 事業について発生する売上原価は製品仕入原価の他、保守業務
にかかる労務費や修理部材の購入費であります。製品開発機能は自社内に保有しておりますが、当社グルー
プは、自社に生産設備を持たないファブレスメーカーであり、ハードウエアの生産は海外企業に製造委託す
る EMS 生産となっております。また、金型等の支給による生産委託など、独自製品の拡大に向けた取組みを
推進しております。生産委託先の選定・管理については、自社内に生産管理セクションを置き、選定時の委
託先現地調査の実施、１年に１回の委託先現地監査を行い、当社グループの求める品質水準と納期を守るこ
とが可能な委託先であるかの判断を行ったうえで、生産委託をすることとしております。仕入単価について
は、既存製品については現時点の製品単価を、新製品については当該製品の製造に見込まれる原価を過去の
実績等を踏まえて計算を行った結果を製品単価としております。
システムインテグレーション事業について発生する売上原価は社内システム開発人員の人件費や、外部委
託先への外注費になります。外注先の選定は、①iOS/Web 開発の当社グループのニーズに合うか、②十分なリ
ソースを持っているか、③相見積りを実施した上で、単価が妥当か、④進捗管理が十分にできる体制がある
か、⑤今までどのような開発を請け負ってきたか、などについて評価を行い、問題が無いと判断した相手先
に外注することとしております。
＜AsReader 事業＞
AsReader 事業の売上原価は、売上計画に織り込んだ販売数量に仕入単価を乗じた金額と保守等にかかる原
価を合算して、計画値としております。
小売業界、自動販売機業界、物流業界などへの大型の案件が順調に成約し、2021 年８月期第３四半期累計
期間の AsReader 事業の売上原価は 545 百万円となっております。通期においては、674 百万円（前期比 32.8％
増）を見込んでおります。
2021 年８月期第３四半期累計期間は、AsReader 事業において自動販売機業界への導入が一気に進んだ赤外
線通信リーダーの原価率が従来機器と比較して低かったことが、利益改善に大きく寄与する結果となりまし
た。2021 年８月期第３四半期累計期間の売上総利益は 669 百万円、売上利益率は 55.1％となっております。
2021 年８月期第４四半期会計期間は売上総利益が 86 百万円と、第３四半期累計期間の実績と比較して小さな
利益に留まり、売上利益率は 40.0％に下落する見通しです。これは、2021 年９月以降に売上計上を見込む飲
料メーカー向けなど大型納入を控えて出荷が減少しているタイミングであること、機能を追加して新製品と
して販売した GUN タイプの AsReader について旧タイプ在庫の評価損 15 百万円を見込んだこと等によるもので
す。2021 年８月期通期の連結業績における AsReader 事業の売上総利益は 756 百万円、売上利益率は 52.8％
（前期比 0.2 ポイント増）と見込んでおります。
＜システムインテグレーション事業＞
システムインテグレーション事業の売上原価は、販売計画の案件に対して、過去の実績等から必要工数を
算定し、社内人件費・外注先への委託費等を積み上げて計画としております。
2021 年８月期第３四半期累計期間のシステムインテグレーション事業の売上原価は 202 百万円、売上総利
益は 50 百万円となっております。小売業界、アパレル業界向け案件において原価率が高かったことから、
2021 年８月期第３四半期累計期間の売上利益率は 20.1％にとどまっています。2021 年８月期通期の連結業績
においては、システムインテグレーション事業の売上原価は 246 百万円（前期比 3.0％増）、売上総利益は 68
百万円（前期比 19.4％減）となり、売上利益率は 21.8%（前期比 4.5 ポイント減）となる見通しです。
以上の結果、2021 年８月期第３四半期累計期間の連結業績における売上原価は 747 百万円、売上総利益は
720 百万円となっております。2021 年８月期通期の連結業績においては、売上原価は 921 百万円（前期比
23.2％増）、売上総利益は 824 百万円（前期比 26.8％増）を見込んでおります。
売上利益率については、売上利益率の高い AsReader 事業の売上高の伸び率が高かったことにより、全社の
利益率が向上、2021 年８月期第３四半期累計期間の連結業績における売上利益率は 49.1％となっております。
2021 年８月期通期の連結業績における売上利益率は 47.2％（前期比 0.7 ポイント増）を見込んでおります。
事業セグメント別の売上総利益は下表のとおりとなっております。
（単位：百万円）
決算期 2021 年８月期
2021 年８月期 2020 年８月期
第３四半期累計
（予想） （実績）
セグメント 期間（実績）
AsReader 事業 756 669 564
システムインテグ
68 50 85
レーション事業
売上総利益合計 824 720 650
（３）販売費及び一般管理費、営業利益
販売費及び一般管理費の主な内訳は、人件費、支払手数料、研究開発費、販売促進費であります。
人件費は、将来の人員計画に基づき算定しております。当社グループは製品・サービスの拡販、新製品開
発のための人材採用を積極的に進めております。2020 年８月期末に 88 名であったところ 2021 年８月期末に
おいて 101 名（前期比 14.8％増）となること、役職手当と賞与支給額の増額を見込んでおり、2021 年８月期
の人件費は 299 百万円（前期比 27.6％増）となる見通しです。
支払手数料は、主に新規上場に係る費用、特許取得に関する費用、社内業務の外注費用、企業調査費用、
出向者人件費がその内訳であり、各項目について計画遂行上発生が見込まれる金額を積み上げて計画を策定
しております。新規上場申請費用の計上を見込んでいる一方で、2020 年８月期は訴訟費用が発生しており、
2021 年８月期は当該訴訟費用の減少が見込まれます。結果として、93 百万円（前期比 1.1％減）となる見通
しです。
販売促進費は、主に展示会出展費用であります。年間展示会出展回数とブース面積、ブース設営費用から
発生が見込まれる金額を想定して計画を策定しております。2021 年８月期の展示会出展は新型コロナ禍の影
響もあり５回（2020 年８月期は７回）となり、販売促進費は前期比 23.8％減の 34 百万円となる見通しです。
以上の結果、2021 年８月期の販売費及び一般管理費は 601 百万円（前期比 11.8％増）、営業利益は 223 百
万円（前期比 98.9％増）を見込んでおります。
なお、2021 年８月期第４四半期会計期間は、来期獲得を見込んでいる大型案件の準備期間であることや、
株式上場費用を見込んだこともあり、営業損失が発生する見通しとなっております。
（４）営業外損益、経常利益
営業外収益については、為替差益４百万円等 13 百万円の計上を見込んでおります。
営業外費用については、支払利息５百万円等 12 百万円の計上を見込んでおります。
以上の結果、2021 年８月期の経常利益は 223 百万円（前期比 120.4％増）を見込んでおります。
（５）特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益
特別利益については、特許権売却益 18 百万円と補助金収入３百万円等 24 百万円を見込んでおります。
特別損失については、見込んでおりません。
法人税等については、利益計画に基づいて法人税等を算出しております。
以上の結果、2021 年８月期の親会社株主に帰属する当期純利益は 172 百万円（前期比 150.4％増）を見
込んでおります。
【業績予想に関するご留意事項】
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であ
ると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は、経済状況の変化、市場環境の変化及び他社との競
合等の様々な要因によって異なる場合がございます。
以 上
2021年８月期 第３四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年９月30日
上 場 会 社 名 株式会社アスタリスク 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 6522 URL http://www.asx.co.jp/
代 表 者 (役職名)代表取締役執行役員社長 (氏名)鈴木 規之
問合せ先責任者 (役職名)取締役執行役員管理統括室長 (氏名)石田 泰一 (TEL)050(5536)7864
四半期報告書提出予定日 － 配当支払開始予定日 －
四半期決算補足説明資料作成の有無 ： 無
四半期決算説明会開催の有無 ： 無
(百万円未満切捨て)
１．2021年８月期第３四半期の連結業績（2020年９月１日～2021年５月31日）
（１）連結経営成績(累計) （％表示は、対前年同四半期増減率）
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2021年８月期第３四半期 1,468 － 284 － 286 － 220 －
2020年８月期第３四半期 － － － － － － － －
(注) 包括利益 2021年８月期第３四半期 228 百万円 ( －％) 2020年８月期第３四半期 － 百万円 ( －％)
潜在株式調整後
１株当たり
１株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年８月期第３四半期 172.59 －
2020年８月期第３四半期 － －
（注）１．当社は、2020年８月期第３四半期においては、四半期連結財務諸表を作成していないため、2020年８月期第３
四半期の数値及び2021年８月期第３四半期の対前年同四半期増減率を記載しておりません。
２．潜在株式調整後１株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であり、
期中平均株価が把握できないため記載しておりません。
（２）連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 ％
2021年８月期第３四半期 1,208 525 43.5
2020年８月期 1,056 296 28.1
(参考) 自己資本 2021年８月期第３四半期 525 百万円 2020年８月期 296 百万円
２．配当の状況
年間配当金
第１四半期末 第２四半期末 第３四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年８月期 － 0.00 － 0.00 0.00
2021年８月期 － 0.00 －
2021年８月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ： 無
３．2021年８月期の連結業績予想（2020年９月１日～2021年８月31日）
(％表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 １株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円 銭
通期 1,746 24.9 223 98.9 223 120.4 172 150.4 134.90
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 無
※ 注記事項
（１）当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
： 無
新規 －社、除外 －社
（２）四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ： 有
（注）詳細は、添付資料Ｐ．６「２．四半期連結財務諸表及び主な注記（３）四半期連結財務諸表に関する注記
事項（四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理）」をご覧ください。
（３）会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ： 無
② ①以外の会計方針の変更 ： 無
③ 会計上の見積りの変更 ： 無
④ 修正再表示 ： 無
（４）発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む) 2021年８月期３Ｑ 1,280,000株 2020年８月期 1,280,000株
② 期末自己株式数 2021年８月期３Ｑ － 2020年８月期 －
③ 期中平均株式数（四半期累計） 2021年８月期３Ｑ 1,280,000株 2020年８月期３Ｑ －
（注）当社は、2020年８月期第３四半期においては、四半期連結財務諸表を作成していないため、2020年８月期第３四半
期の期中平均株式数（四半期累計）を記載しておりません。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当た
っての注意事項等については、添付資料Ｐ.２「１．当四半期決算に関する定性的情報 （３）連結業績予想など
の将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社アスタリスク(6522) 2021 年８月期 第３四半期決算短信
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… ２
（１）経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… ２
（２）財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… ２
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… ２
２．四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… ３
（１）四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… ３
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… ４
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… ６
（継続企業の前提に関する注記） …………………………………………………………………… ６
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記） …………………………………………… ６
（四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用） ………………………………………… ６
－1－
株式会社アスタリスク(6522) 2021 年８月期 第３四半期決算短信
１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当第３四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルスのワクチン普及や米国の追加経済対策に
よる景気回復期待はあるものの、米中の対立や日韓関係に対する警戒感、更に新型コロナウイルスの影響が長期化
し、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
このような環境下で、当社グループでは、中長期的な成長を維持する観点から画像認識技術をはじめとした技術
開発を積極的に進め、さまざまな業界のDXのためのソリューションの提供を拡大してまいりました。
海外におきましては、米国の牧場向け、飲料メーカー向けなどの案件を進めるとともに、新規顧客開拓に鋭意努
めてまいりました。
以上の結果、当第３四半期連結累計期間の業績は、売上高1,468,180千円、営業利益284,847千円、経常利益
286,561千円、親会社株主に帰属する四半期純利益220,915千円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①AsReader事業
AsReader事業の連結売上高は1,215,103千円、セグメント利益は366,952千円となりました。当社主力製品であ
るAsReaderの販売では、国内では、新たにホームセンター、工具メーカー向け納入があった他、飲料メーカー向
けや医療業界への販売が堅調に推移しました。海外向けでは、新型コロナウイルスの影響により展開が遅れてお
りますが、米国において新たに畜産業でRFIDリーダーが使用されることが決まり、2020年12月より納入が行われ
ております。さらに飲料メーカー向けなどの大型案件の受注を獲得し、海外における市場拡大が進んでおります。
また、セミセルフレジに関する特許権を第三者に売却するとともに、当該特許の活用や技術的なコンサルタン
トに関する業務契約を締結し、コンサルタント収入を確保することとなりました。
②システムインテグレーション事業
システムインテグレーション事業の連結売上高は253,077千円、セグメント利益は42,575千円となりました。
飲食店向けのシステム開発、家電量販店向けシステム開発、アパレル向けシステム開発、自動販売機業界向けシ
ステム開発、リース会社向けシステム開発があり、一部案件は計画より進捗が遅れておりますが、概ね堅調に推
移しております。
（２）財政状態に関する説明
当第３四半期連結会計期間末における資産合計は、1,208,584千円となり、前連結会計年度末の1,056,515千円と
比べ、152,069千円の増加となりました。主な要因は、現金及び預金の増加234,044千円、原材料及び貯蔵品の増加
16,466千円、有形固定資産の減少15,174千円、売掛金の減少41,077千円、商品及び製品の減少44,324千円によるも
のです。
当第３四半期連結会計期間末における負債合計は、683,449千円となり、前連結会計年度末の759,801千円と比べ
76,352千円の減少となりました。その主な要因は、未払法人税等の増加69,792千円、流動負債のその他に含まれる
前受金の増加55,345千円、賞与引当金の増加20,187千円、買掛金の減少11,911千円、１年内返済予定の長期借入金
の減少24,798千円、長期借入金の減少29,056千円、短期借入金の減少209,000千円によるものです。
当第３四半期連結会計期間末における純資産合計は、525,135千円となり、前連結会計年度末の296,714千円と比
べ228,421千円の増加となりました。その主な要因は、利益剰余金の増加220,915千円によるものです。
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年８月期の連結業績予想については、本日開示いたしました「東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社
決算情報等のお知らせ」をご参照ください。
なお、業績予想については、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づき作成
したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因により異なる可能性があります。
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株式会社アスタリスク(6522) 2021 年８月期 第３四半期決算短信
２．四半期連結財務諸表及び主な注記
（１）四半期連結貸借対照表
(単位：千円)
前連結会計年度 当第３四半期連結会計期間
（2020年８月31日） (2021年５月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 247,889 481,933
売掛金 342,103 301,026
商品及び製品 284,905 240,580
原材料及び貯蔵品 34,165 50,632
その他 60,060 69,502
貸倒引当金 △2,754 △2,420
流動資産合計 966,370 1,141,255
固定資産
有形固定資産 32,582 17,408
無形固定資産 21,170 13,675
投資その他の資産
その他 36,747 36,600
貸倒引当金 △355 △355
投資その他の資産合計 36,392 36,245
固定資産合計 90,145 67,329
資産合計 1,056,515 1,208,584
負債の部
流動負債
買掛金 143,002 131,091
短期借入金 270,000 61,000
1年内返済予定の長期借入金 89,884 65,086
未払法人税等 27,094 96,886
賞与引当金 23,618 43,806
製品保証引当金 9,539 10,065
その他 73,386 181,293
流動負債合計 636,525 589,229
固定負債
長期借入金 121,632 92,576
資産除去債務 1,643 1,643
固定負債合計 123,275 94,219
負債合計 759,801 683,449
純資産の部
株主資本
資本金 150,000 150,000
資本剰余金 140,000 140,000
利益剰余金 5,234 226,150
株主資本合計 295,234 516,150
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 1,479 8,985
その他の包括利益累計額合計 1,479 8,985
純資産合計 296,714 525,135
負債純資産合計 1,056,515 1,208,584
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（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第３四半期連結累計期間
(単位：千円)
当第３四半期連結累計期間
(自 2020年９月１日
至 2021年５月31日)
売上高 1,468,180
売上原価 747,541
売上総利益 720,638
販売費及び一般管理費 435,791
営業利益 284,847
営業外収益
受取利息及び配当金 13
為替差益 3,870
雑収入 1,183
営業外収益合計 5,067
営業外費用
支払利息 3,353
営業外費用合計 3,353
経常利益 286,561
特別利益
補助金収入 7,636
受取保険金 33
特許権売却益 18,000
その他 42
特別利益合計 25,711
税金等調整前四半期純利益 312,273
法人税等 91,358
四半期純利益 220,915
親会社株主に帰属する四半期純利益 220,915
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四半期連結包括利益計算書
第３四半期連結累計期間
(単位：千円)
当第３四半期連結累計期間
(自 2020年９月１日
至 2021年５月31日)
四半期純利益 220,915
その他の包括利益
為替換算調整勘定 7,506
その他の包括利益合計 7,506
四半期包括利益 228,421
（内訳）
親会社株主に係る四半期包括利益 228,421
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（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
該当事項はありません。
（四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用）
（税金費用の計算）
税金費用については、当第３四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会
計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
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