6518 J-三相電機 2020-10-30 15:30:00
業績予想数値と実績値の差異及び業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年 10 月 30 日
各 位
会 社 名 三 相 電 機 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 黒田 直樹
(コード番号 6518)
問合せ先 常務取締役 岡本 富男
電 話 079-266-1200
業績予想数値と実績値の差異及び業績予想の修正に関するお知らせ
2020 年5月 15 日に公表しました 2021 年3月期第2四半期連結累計期間の業績予想と、本日公表の同
期間の実績値に差異が生じましたのでお知らせいたします。また、最近の業績動向を踏まえ、2020 年
5月 15 日に公表しました 2021 年3月期通期業績予想を下記のとおり修正いたしましたのでお知らせ
いたします。
記
1.2021 年3月期第2四半期(累計)連結業績予想数値と実績値との差異
(2020 年4月1日~2020 年9月 30 日)
親会社株主
1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 に帰属する
四半期純利益
四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 7,000 330 350 220 49.07
実績値(B) 6,287 177 265 139 31.14
増減額(B-A) △713 △153 △85 △81
増減率(%) △10.2 △46.4 △24.3 △36.8
(ご参考)前期第2四半期実績
7,031 164 197 130 29.15
(2020 年3月期第2四半期)
2.2021 年3月期通期連結業績予想数値の修正
(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)
親会社株主
1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 に帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 13,800 600 630 400 89.22
今回修正予想(B) 12,800 230 400 220 48.89
増減額(B-A) △1,000 △370 △230 △180
増減率(%) △7.2 △61.7 △36.5 △45.0
(ご参考)前期実績
13,719 245 282 172 38.58
(2020 年3月期)
2.修正の理由
当第2四半期連結累計期間の業績は、新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念される中、各
企業が新型コロナウイルスの感染予防対策として、在宅勤務やリモートワークの導入を加速
させ、データセンターなどのインフラ需要の急速な高まりや、自動車や第5世代通信(5G)
などへの利用が増加し、半導体需要は堅調に推移すると思われましたが、新型コロナウイル
ス感染症の蔓延長期化や米中貿易摩擦の先鋭化で、経済活動の回復が遅れ半導体製造装置業
界で設備投資を抑制する動きが見受けられました。年度初めは半導体製造装置用ポンプの受
注は回復傾向にあると判断しておりましたが、メーカーが在庫を抱える状態となり、受注は
年度後半には回復するものと見込まれますが、感染症が再拡大すれば経済回復の時期はさら
に後ずれすることが予想され不透明な状況が続いております。
また、産業機械向けモータは、米中貿易摩擦の影響で外需が落ち込み、新型コロナウイル
ス感染症の拡大で内需全体が落ち込む結果となり、新型コロナウイルス感染症の収束や世界
経済の回復傾向が見られない限り、企業の設備投資意欲は低調に推移する厳しい状況が続く
ものと思われ、これらの影響を受けた結果、売上高は当初の業績予想を下回る結果となりま
した。
損益面においては、売上高の減少で固定費が利益を圧迫する要因となり、原価低減や経費削減に
取り組みましたが、営業利益は大きく減少いたしました。一方、雇用調整助成金の特例措置を受け
たことで営業外収益は増加し、経常利益の減少幅は圧縮されましたが、営業利益、経常利益、親会
社株主に帰属する四半期純利益とも当初の業績予想を下回る結果となりました。
通期の連結業績につきましても、売上高は当初予想に比べ減少が見込まれ、損益面においても第
2四半期連結累計期間での経営環境が続くものと思われます。その結果、営業利益、経常利益、親
会社株主に帰属する当期純利益とも、当初の業績予想を下回る見込みであります。
※業績予想につきましては、本資料発表日現在で入手可能な情報に基づいて算出しております。実際
の業績は今後の様々な要因により業績予想数値と異なる場合があります。
以 上