6506 安川電 2019-06-06 13:00:00
長期経営計画「2025年ビジョン」の見直しおよび新中期経営計画「Challenge 25」について [pdf]

                                                        2019年6⽉6⽇
各    位
                                         会 社 名   株式会社安川電機
                                         代表者名    代表取締役社⻑ ⼩笠原 浩
                                        (コード:6506、東証第1部、福証)
                                         問合せ先    広報・IR部⻑   林⽥ 歩
                                                 (TEL.03-5402-4564)


                     ⻑期経営計画「2025 年ビジョン」の⾒直しおよび
                       新中期経営計画「Challenge 25」について


    株式会社安川電機(本社:北九州市、代表取締役社⻑:⼩笠原 浩)は、⻑期経営計画「2025 年
ビジョン」(2016 年度〜2025 年度)の⾒直しを⾏うとともに、その実現に向けた第2ステージに
あたる新中期経営計画「Challenge 25」(2019 年度〜2021 年度)をスタートさせましたので、
お知らせいたします。


1. ⻑期経営計画「2025 年ビジョン」の⾒直し
    前中期経営計画「Dash 25」の遂⾏状況を踏まえ、2015 年4⽉ 20 ⽇に開⽰した⻑期経営計画
「2025 年ビジョン」の⾒直しを⾏いました。この度の⾒直しでは、当社が⽬指す姿を再確認すると
ともに、メカトロニクスを軸とした「⼯場⾃動化・最適化」と「メカトロニクスの応⽤領域」を
事業領域に設定しました。また、経営⽬標についても営業利益を最も重要な経営指標として、「質」
の向上を加速させることを明確にしています。


    (1)    ⽬指す姿
     ●Respect Life
          100 年の技術の蓄積を⽣かし、⽣活の質向上と持続可能な社会の実現に貢献する
     ●Empower Innovation
          新しい技術・領域・⽬標に向かい、⼈々の⼼に「わくわく」を届ける
     ●Deliver Result
          継続的な事業遂⾏⼒の向上により、ステークホルダーに確実な成果を届ける




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(2)数値⽬標
 この度のビジョンの⾒直しでは、これまで設定していた 2025 年度における「売上⾼(2015 年
度⽐ 2 倍以上)」と「新規事業領域売上⾼⽐率(2015 年度⽐ 2 倍以上)」といった売上⾼⽬標を
なくし、営業利益を最も重要な経営指標に据え、過去最⾼となる 1,000 億円の利益創出を⽬指し
てまいります。また、資本効率の指標として ROE に加え、新たに ROIC を採⽤し有利⼦負債を
含む投下資本の効率性についても⽬標を設定しました。なお、株主還元については従来通り、
配当性向を⽬標とし、株主のみなさまへの還元向上に努めてまいります。

                 2015年度                               2025年度
                 (実績)                                  (⽬標)

  営業利益           367億円                              1,000億円 以上

 ROE (※1)         12.8%              ⇒               15.0% 以上

 ROIC (※2)        11.3%                              15.0% 以上

  配当性向            23.6%                              30.0% + α

※1 ROE/Return on Equity (⾃⼰資本利益率) = 親会社株主に帰属する当期純利益/⾃⼰資本

※2 ROIC/Return on Invested Capital (投下資本利益率) = 親会社株主に帰属する当期純利益/投下資本



(3) 事業領域/重点⽅策
 コア事業の進化により、お客さまの経営課題の解決に寄与するとともに、メカトロニクス技術を
応⽤した新規分野の拡⼤により、社会に新たな付加価値を⽣み出していきます。
 特に、「⼯場⾃動化/最適化」と「メカトロニクス応⽤領域」を事業領域として設定し、
さらなる成⻑を⽬指します。


① ⼯場⾃動化/最適化
    i³-Mechatronics(※3)を軸とした産業⾃動化⾰命の実現
     メカトロニクス技術と ICT 技術の融合により、新しい⾃動化ソリューションを提供
     します。
     ※3 i3-Mechatronics: 新たな産業⾃動化⾰命の実現に対する安川のソリューションコンセプト



    既存コア事業で世界⼀を追求
     産業⽤ロボットとモーションコントロール分野におけるグローバルシェア No.1 を追求
     します。



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 ② メカトロニクス応⽤領域
      新たなメカトロニクス応⽤領域への挑戦
       メカトロニクス技術が応⽤できる分野を探索 実証しながら、
                           ・       事業化を⾒極めていきます。
       特に、以下の領域の事業化に注⼒します。
             ・Energy Saving        省エネ機器による電⼒消費量の削減
             ・Food & Agri          ⾷品⽣産・農業分野の⾃動化を促進
             ・Clean Power          創・蓄・活エネ事業の確⽴
             ・Humatronics          医療・福祉市場の開拓加速


2. 中期経営計画「Challenge 25」について
 新中期経営計画「Challenge 25」は、「2025 年ビジョン」実現に向けた第 2 ステップとして、
前中期経営計画で進めてきた施策をさらに加速させて、新しいビジネスモデルにチャレンジし、
新たな価値・市場の創造に挑戦してまいります。


(1)「Challenge 25」における数値⽬標

                        2018年度                        2021年度
                            (実績)                        (⽬標)
     売上⾼               4,746億円                        5,400億円


                                            ⇒
     営業利益               498億円                          700億円
  (営業利益率)               (10.5%)                       (13.0%)

      ROE                   17.1%                     15.0% 以上
      ROIC                  17.2%                     15.0% 以上
     配当性向                   33.4%                     30.0% + α

[参考] 2018 年度実績為替レート 1 ⽶ドル=110 円、1 ユーロ=129 円
      2021 年度前提為替レート 1 ⽶ドル=110 円、1 ユーロ=125 円


(2).基本⽅針/重点⽅策
 ①   i3-Mechatronics によるビジネスモデル変⾰
      i³-Mechatronicsを実現する販売体制の構築
      “モノ売り+コト売り“への変⾰に対応した販売スキームの進化
      i³-Mechatronicsを実現する技術/製品開発の強化
      “安川テクノロジーセンタ(仮称)による技術開発機能の強化
      i³-Mechatronicsを実践する⽣産機能の強化
      次世代⼯場“安川ソリューションファクトリ”におけるコンセプトの実践

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  ② 拡⼤する“ロボティクス”ビジネスでの収益最⼤化
      「3C(※4)」を中⼼とした中国・アジア市場の攻略
      「⾃動⾞」完成⾞/部品メーカーとの取り組み加速
      「半導体」製造装置市場での取り組み強化
        ※4 3C:コンシューマー向け、デジタルコミュニケーション機器の略
               (Computer、Communication、Consumer Electronics の3語の頭⽂字から)



  ③ “選択と集中”によるリソース強化で新領域拡⼤
      Energy Saving    省エネ機器の⾼機能化と⾼効率モータの組み合わせによる⾼付加
                        価値提案を通じて省エネの応⽤領域を拡⼤
      Food & Agri      ⾷品⽣産⼯程向け⾃動化ソリューションの取り組みを強化
      Clean Power      競争⼒のある領域・特定の地域に注⼒することで収益⼒を強化
      Humatronics      Humatronics 機器の実証拡⼤によるビジネスモデルを構築


  ④ デジタル経営と品質経営を通じた経営効率の向上
   デジタル経営により「シンプルで⼀つの経営基盤」を確⽴するとともに、TQM(※5)の運⽤に
   より「業務品質と現場⼒の向上」を実現し、経営のさらなる効率化を⽬指します。
      ※5 TQM:Total Quality Management、組織全体として統⼀した品質管理⽬標を経営戦略へ適⽤したもの



  ⑤ 社会の持続的成⻑と企業価値の向上に向けた取り組み
    さまざまな社会課題に対して、事業活動を通じた課題解決をさらに加速させるとともに、社会
   の持続的成⻑を実現させるESGの取り組みを通じ経営基盤の強化を図ります。




 なお、「2025年ビジョン」および「Challenge 25」の詳細は、以下のURLからご覧いただくこと
ができます。
2025年ビジョン:https://www.yaskawa.co.jp/wp-content/uploads/2019/06/Vision2025_Revision.pdf
Challenge 25   : https://www.yaskawa.co.jp/wp-content/uploads/2019/06/Challenge25.pdf


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