6502 東芝 2021-06-25 21:50:00
定時株主総会の決議結果を受けた当社役員体制について [pdf]
2021 年6月 25 日
各 位
会 社 名 株式会社 東芝
東京都港区芝浦1-1-1
代表者名 代表執行役社長 CEO 綱川 智
(コード番号:6502 東、名)
問合せ先 執行役員
コーポレートコミュニケーション部長
石山 一可
Tel 03-3457-2100
定時株主総会の決議結果を受けた当社役員体制について
当社は、本日付「定時株主総会の決議結果に関するお知らせ」にて、第 182 期定時株主総
会(以下、
「本総会」)の決議結果をお知らせいたしました。当社は、取締役候補の永山 治
及び小林 伸行が本総会において否決されましたことを厳粛に受け止めております。
本総会後に招集された取締役会において、綱川 智を取締役会議長(暫定)に選定いたし
ましたのでお知らせします。新たな取締役体制、新たに設ける戦略委員会を含む各委員会の
構成及び執行役体制の詳細につきましては、添付資料1をご参照下さい。なお、本総会にて
取締役として承認可決されました George Olcott から、総会後の体制を踏まえ、あらためて
自身の貢献の仕方とその可能性を再考した結果、取締役を辞任するとの申し出があり、これ
を受理しております。
当社が、2021 年6月 13 日付「調査報告書を受けた当社の対応等について」にてお知らせ
しております、調査者調査報告書における昨年の定時株主総会の運営に関するご指摘に係
る真因、真相の究明、責任の所在の明確化については、新たな監査委員会を中心に、外部の
第三者の参画も得て速やかに進めて参ります。当社は、再発防止策等をとりまとめ、今後の
経営改善に活かし、引き続き経営の透明性の一層の確保を図ってまいります。
また、当社取締役会は、本日の取締役会後に声明を出しております。内容につきましては、
添付資料2をご参照下さい。
以上
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(添付資料1)
当社役員体制
1.取締役(下線は新任)
綱 川 智
ポール ジェイ ブロフ
Paul J . Brough
アヤコ ヒ ロ タ ワイズマン
Ayako Hirota Weissman
ジェリー ブラック
Jerry Black
ジョージ レイモンド ゼイジ
George Raymond Zage Ⅲ
畠 澤 守
綿 引 万 里 子
橋 本 勝 則
※Paul J. Brough、Ayako Hirota Weissman、Jerry Black、George Raymond Zage Ⅲ、
綿引 万里子、橋本 勝則の6氏は社外取締役。
2.取締役会議長(下線は新任)
取締役会議長(暫定)綱 川 智
3.各委員会委員(下線は新任または昇任)
指名委員会
委員長 George Raymond Zage Ⅲ
委 員 Paul J. Brough
Jerry Black
綿 引 万 里 子
橋 本 勝 則
監査委員会
委員長 橋 本 勝 則
委 員 綿 引 万 里 子
Paul J. Brough
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報酬委員会
委員長 Jerry Black
委 員 Ayako Hirota Weissman
綿 引 万 里 子
戦略委員会
委員長 Paul J. Brough
委 員 George Raymond Zage Ⅲ
Jerry Black
Ayako Hirota Weissman
橋 本 勝 則
4.執行役
代表執行役、執行役社長 CEO 綱 川 智
代表執行役副社長 畠 澤 守
代表執行役専務 CFO 平 田 政 善
代表執行役専務 櫻 井 直 哉
代表執行役専務 今 野 貴 之
執行役上席常務 島 田 太 郎
執行役上席常務 佐 藤 裕 之
執行役上席常務 弓 田 圭 一
執行役上席常務 上 條 勉
執行役上席常務 石 井 秀 明
執行役上席常務 小 西 崇 夫
執行役上席常務 福 山 寛
執行役常務 大 塚 仁
執行役常務 三 原 隆 正
執行役常務 谷 尚 史
以 上
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(添付資料2)
[英語原文の日本語訳]
2021 年 6 月 25 日
当社取締役会からの声明
新たに選任された東芝の取締役会は、本日の定時株主総会での決議結果を真摯に受け
止めます。株主の皆様のご懸念を受け止め、それに応えることは、取締役会の重大な責務
です。
当社はコーポレート・ガバナンスの改善、資本政策への一層の注力、株主還元の充実、
及び株主の皆様からの信頼と支持の回復を目指す、 大きな変革の途上にあります。2021 年
6 月 10 日に公表された調査者による調査報告書、及び定時株主総会における本日午後の
決議の結果、取締役会は既に大きな変化を遂げております。
本日、取締役会は全会一致で綱川智氏を取締役会議長(暫定)として選任いたしました。
綱川氏はこの職責にあたり、当社の戦略的能力及び競争優位性に関する深い理解と、 当社
の課題及び将来性に対する客観的な視点をもたらします。綱川氏は顧客の皆様や従業員
に安定をもたらすと共に、取締役会が建設的な変革を推し進めることを可能とします。
本日の取締役会において、現在の取締役が有する知見や能力を基に、全ての委員会の新
たな構成を決議いたしました。今後数週間、指名委員会その他の取締役及び経営陣は、当
社の安定、ガバナンス及び将来の収益性に関して、最大限の成果を挙げる上で必要となり
うる追加的な変更について検討すべく、当社の主要なステークホルダーである株主、経営
陣、従業員及び顧客の皆様との対話を進めて参ります。
今後取り組みを進めるにあたり、次の重点領域に注力して参ります。
• 東芝の従業員及び顧客の皆様は、当社が長期的に成果を上げていく上で不可欠な存
在です。取締役会は将来に向けて安定と信頼を築くため、エンゲージメント及び透明
性の向上に努めて参ります。
• 現在当社の取締役会議長(暫定) CEO を務める綱川氏の後継者の選定を進めて参り
兼
ます。当社の広範な事業ポートフォリオを踏まえ、 最も優れた能力を有する者を選定
すべく、社内及び社外の候補者について、検討を行います。また、取締役の追加候補
者の検討にあたり、 社又は複数のグローバルなエグゼクティブサーチ会社にサポー
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トを要請いたします。
• 新たに設置した戦略委員会(以下、 「SRC」)の活動範囲を拡大します。SRC は当社が現
在保有する資産について全面的な見直しを行い、執行部と共に自己株式取得や配当
による TSR(株主総利回り)の拡大を重視した、将来に向けた事業計画を策定いたし
ます。また、長期的な価値創造を実現するためには、投下資本に対して高いリターン
創出が可能な領域における成長を中心に、思慮深く規律ある投資が必要です。
• また SRC は、当社又は当社子会社若しくは当社事業に対する潜在的な戦略投資家及
び金融投資家との対話を行います。 我々は、株主にとってどのような選択肢があり、
またそれらが他のステークホルダーにとってどのような意味を持つのかについて理
解する上で、 こうした投資家との対話が重要であると考えています。当社は先入観を
持たずこの対話に臨み、利益を伴った成長及び高い株主還元を当社自身の手で実現
できる能力と比較するためのベンチマークとする所存です。
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• 東芝の企業風土を改めて見直し、経営陣や従業員の士気向上に資する方策を検討い
たします。これは、過去の不祥事や、財務問題を繰り返さないために極めて重要であ
ると考えております。また、当社により強い「オーナーシップ・カルチャー」を醸成
するための方策についても検討して参ります。
当社取締役会は、日本で最も重要な企業のひとつである東芝の、より明るい未来を見据
えております。最後に、この度退任された永山取締役会議長に対し、1 年に亘り当社への
コミットメント及びご尽力を頂きましたことについて、感謝の意を表したいと存じます。
以 上
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