2020年度
第1四半期決算
2020年8月12日
株式会社 東芝
執行役上席常務
加茂 正治 © 2020 Toshiba Corporation
注意事項
この資料には、当社グループの将来についての計画や戦略、業績に関する予想及び見通しの記述が含
まれています。
これらの記述は、過去の事実ではなく、当社が現時点で把握可能な情報から判断した想定及び所信
にもとづく見込みです。
当社グループはグローバル企業として市場環境等が異なる国や地域で広く事業活動を行っているた
め、実際の業績は、これに起因する多様なリスクや不確実性（経済動向、エレクトロニクス業界におけ
る激しい競争、市場需要、為替レート、税制や諸制度等がありますが、これに限りません。）により、当社
の予測とは異なる可能性がありますので、ご承知おきください。詳細については、有価証券報告書及び
四半期報告書をご参照ください。
注記が無い限り、表記の数値は全て連結ベースの3ヶ月累計です。
注記が無い限り、セグメント情報における業績を、現組織ベースに組み替えて表示しています。
当社はキオクシアホールディングス（株）（以下「キオクシア」）の経営に関与しておらず、同社の業績予
想を入手していないため、当社グループの財政状態、経営成績またはキャッシュ・フローの見通しには
キオクシアの影響は含まれておりません。
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今回ご説明のポイント
コア営業損益※は対前同で大幅に増益
19/1Q 90億円 → 20/1Q 379億円
20/1Qのコロナ影響額は前回予想（6/5公表）から大きな乖離なし
20/1Q営業損益影響額 前回予想 ▲460億円 → 実績 ▲493億円
通期影響 ▲900億円の見通しは不変
営業損益は対前同減益も、前回予想時点の想定に対しては大幅改善
19/1Q 78億円 → 20/1Q ▲126億円
フリー・キャッシュ・フローは対前同で改善
19/1Q 399億円 → 20/1Q 833億円
受注残高は堅調に推移 （対前同 +5%）
※コア営業損益は四半期報告書に開示される営業損益から構造改革費用等や新型コロナウイルス影響を除いたもの
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本日のご説明内容
01 全社業績
02 セグメント別業績
03 補足説明事項
04 2020年度業績予想
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01
全社業績
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損益項目
コア営業損益は対前同で大幅に増益
単位：億円
19/1Q 20/1Q 差 主な差異要因 ()：改善要因
() コロナ影響 ▲1,494、為替影響 ▲96 ()：悪化要因
() エネルギーシステムSL、インフラシステムSL
売上高 8,132 5,998 ▲2,134 コロナ影響以外 ビルSL、リテール＆プリンティングSL、デジタルSL
伸長率 ▲26% () デバイス&ストレージSL、その他
() インフラシステムSL、ビルSL、リテール＆プリンティングSL
デバイス＆ストレージSL、その他
コア営業損益 ※1 90 379 +289 () エネルギーシステムSL、為替影響 ▲14
ROS ※2 1.1% 5.1% +4.0%pt
構造改革費用等 ▲12 ▲12 0
コロナ影響 0 ▲493 ▲493
() コア営業損益 +289
営業損益 78 ▲126 ▲204 () コロナ影響 ▲493
ROS 1.0% ▲2.1% ▲3.1%pt
EBITDA ※3 278 85 ▲193
EBITDAマージン 3.4% 1.4% ▲2.0%pt
() LNG事業譲渡損失 ＋893（19/1Q引当 ▲893）
税引前損益 ▲1,297 ▲36 +1,261 キオクシア持分法損益差 ＋392（19/1Q ▲381→20/1Q 11）
当期純損益 ▲1,402 ▲113 +1,289
一株当たり当期純損益 ▲264.99円 ▲25.02円 +239.97円
※ “SL”はソリューションの略
※1 コア営業損益は有価証券報告書及び四半期報告書に開示される営業損益から構造改革費用等や新型コロナウイルス影響を除いたもの © 2020 Toshiba Corporation 6
※2 ROS＝コア営業損益／有価証券報告書及び四半期報告書に開示される売上高からコロナウイルス影響を除いた売上高 ※3 EBITDA=営業損益＋減価償却費
営業損益分析（19/1Q→20/1Q）
対前同で固定費の絞り込み等によりコア営業損益は大幅に増益
コロナ影響により営業損益は対前同減益も、前回予想時点の想定に対しては大幅改善
単位：億円
500 固定費減+163
400 215
▲12
300
200 24 379
41 9 367
12
100
78 90
0
▲ 126
▲ 100
▲493
▲ 200
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新型コロナウイルス影響（20/1Qの営業損益影響）
20/1Q影響額は前回予想（6/5公表）から大きな乖離なし
通期影響▲900億円の見通しは不変
セグメント 主な理由 営業損益 影響額
デバイス＆ 中国向け半導体製造装置設置遅れ、HDD工場の
ストレージ 稼働低下、車載向け半導体需要減など ▲ 252 億円
リテール＆ 複合機及びPOSシステムの需要減、
プリンティング 営業活動の制限など ▲ 108 億円
北米向け車載製品・中国向け鉄道製品の
インフラシステム
需要減、据付工事遅れなど ▲ 50 億円
ビル 案件延期、据付工事遅れなど ▲ 37 億円
その他 ▲ 46 億円
合計 ▲ 493 億円
(対前回予想▲33億円）
中国向け半導体製造装置設置遅れによる影響（影響額 約▲100億円）は2020年度中にリカバリ予定
フィリピンHDD工場（影響額 約▲70億円）は6月より正常稼働
政府要請により20/1Qに休業日を寄せたため、昨年比10％国内稼働減となり、全事業に影響 © 2020 Toshiba Corporation 8
営業外損益
キオクシア持分法損益の改善、前年同期のLNG事業譲渡損失影響を主因に対前同増益
単位：億円
19/1Q 20/1Q 差
金融収支 ▲2 1 +3
為替差損益 ▲28 1 +29
固定資産売廃却損益 ▲6 ▲6 +0
※1 ※1:東芝クライアントソリューション㈱ (現Dynabook㈱)
有価証券売却損益 0 77 +77 株式譲渡に係る価格調整等 71
訴訟和解費用 ▲48 ▲11 +37
※2 ※2:キオクシア持分法損益差 ＋392
持分法損益 ▲377 25 +402 (19/1Q ▲381→20/1Q 11）
※3 ※3:LNG事業譲渡損失 +893
その他 ▲914 3 +917 （19/1Q 引当 ▲893）
合計 ▲1,375 90 +1,465
※当社はキオクシアの経営に関与しておらず、当社としてキオクシアの業績をご説明する立場にないことから
キオクシアの業績の詳細に ついてのご説明は差し控えさせていただきます。
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キャッシュ・フロー／バランスシート項目
単位：億円
()：改善要因
()：悪化要因
19/1Q 20/1Q 差 主な差異要因
() 運転資金改善等
フリー・キャッシュ・フロー 399 833 +434
20/3末 20/6末 差 主な差異要因
() 当期純損益 ▲113
株主資本 9,398 9,176 ▲222 上場子会社の完全子会社化に伴う影響 ▲89
株主資本比率 27.8% 26.7% ▲1.1%pt 配当 ▲45
() フリー・キャッシュ・フロー +833
Net有利子負債 ※ 182 ▲316 ▲498 () 上場子会社の完全子会社化に伴う影響 ▲334
Net D/Eレシオ 2% ▲3% ▲5%pt
Net有利子負債 ※ ▲1,405 ▲1,844 ▲439
Net D/Eレシオ ▲15% ▲20% ▲5%pt
（除オペレーティングリース債務）
期末日為替レート
109円 108円 ▲1円
（米ドル）
※ Net有利子負債がマイナスの場合、Netキャッシュの状態（現金同等物が有利子負債を上回る）であることを示しています。
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フリー・キャッシュ・フロー
営業キャッシュ・フロー、フリー・キャッシュ・フローともに対前同改善
単位：億円
19/1Q 20/1Q 差
営業キャッシュ・フロー 684 1,030 346
投資キャッシュ・フロー ▲285 ▲197 88
フリー・キャッシュ・フロー 399 833 434
(参考値)
一過性要因 ※ 営業キャッシュ・フロー 0 ※1 ▲87 ▲87 EBITDA→営業CF
投資キャッシュ・フロー 0 ※2 134 134
EBITDA 85
フリー・キャッシュ・フロー 0 47 47
ロスコン ▲45
一過性要因を除く 営業キャッシュ・フロー 684 1,117 433 税金 ▲258
※ その他 ※3 +1,335
キャッシュ・フロー 投資キャッシュ・フロー ▲285 ▲331 ▲46 営業CF 1,117
フリー・キャッシュ・フロー 399 786 387
※社内管理上の経営指標であり、キャッシュ・フロー計算書上のフリー・キャッシュ・フローとは為替変動影響額の取扱い等が異なります。
※1 下請取引条件改善影響
※2 当社の保有する投資有価証券の一部譲渡、 東芝クライアントソリューション㈱(現Dynabook㈱)株式譲渡に係る価格調整等 © 2020 Toshiba Corporation 11
※3 主に運転資金の改善
貸借対照表
単位：億円
資産 負債
33,834 34,339
■現金同等物 3,770 6,118
23,070 23,931
■売掛債権 9,708 7,242
3,952 5,802 ※2 ■有利子負債
■棚卸資産 4,823 5,354
5,021 ■支払手形及び
4,007
■のれん・ 2,040 1,987 買掛金
繰延税金資産等 ■未払退職及び
■有形固定資産等
4,316 4,248
※1
5,758 5,757 年金費用
■その他 9,781 9,874
7,735 7,881 ■その他
20/3末 20/6末 20/3末 20/6末
※1 オペレーティング・リース使用権資産（20/3末1,555億円、20/6末1,502億円）を含みます © 2020 Toshiba Corporation 12
※2 オペレーティング・リース債務（20/3末1,587億円、20/6末1,528億円）を含みます
詳細項目
単位：億円
19/1Q 20/1Q 差
売上高 8,132 5,998 ▲2,134
営業損益 78 ▲126 ▲204
営業外損益 ▲ 1,375 90 +1,465
税引前損益 ▲1,297 ▲36 +1,261
税金費用 ▲46 ▲56 ▲10
非支配持分控除前 当期純損益 ▲1,343 ▲92 +1,251
非支配持分帰属損益 ▲59 ▲21 +38
当期純損益 ▲1,402 ▲113 +1,289
1株当たり当期純損益 ▲264.99円 ▲25.02円 +239.97円
フリー・キャッシュ・フロー 399 833 +434
20/3末 20/6末 差
株主資本 9,398 9,176 ▲222
株主資本比率 27.8% 26.7% ▲1.1%pt
純資産 10,764 10,408 ▲356
Net有利子負債 182 ▲316 ▲498
Net D/Eレシオ 2% ▲3% ▲5%pt
期末日為替レート(米ドル） 109円 108円 ▲1円
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02
セグメント別業績
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セグメント別
単位：億円
19/1Q 19/1Q 20/1Q 20/1Q 対前同 20/1Q 20/1Q
(伸長率）
コアベース コアベース コアベース 構造改革費用等 コロナ影響
売上高 1,292 1,292 762 798 ▲494 (▲38%) ▲36
エネルギーシステム
営業損益 ▲34 ▲34 ▲75 ▲54 ▲20 ▲9 ▲12
ソリューション
ROS ▲2.6% ▲2.6% ▲9.8% ▲6.8% ▲4.2%pt
売上高 1,487 1,487 1,348 1,477 ▲10 (▲1%) ▲129
インフラシステム
営業損益 23 23 24 74 +51 ▲50
ソリューション
ROS 1.5% 1.5% 1.8% 5.0% +3.5%pt
売上高 1,412 1,412 1,229 1,393 ▲19 (▲1%) ▲164
ビル
営業損益 81 86 56 93 +7 ▲37
ソリューション
ROS 5.7% 6.1% 4.6% 6.7% +0.6%pt
売上高 1,183 1,183 854 1,147 ▲36 (▲3%) ▲293
リテール＆プリンティング
営業損益 42 43 ▲43 68 +25 ▲3 ▲108
ソリューション
ROS 3.6% 3.6% ▲5.0% 5.9% +2.3%pt
売上高 1,970 1,970 1,252 2,010 +40 (+2%) ▲758
デバイス＆ストレージ
営業損益 12 12 ▲46 206 +194 ▲252
ソリューション
ROS 0.6% 0.6% ▲3.7% 10.2% +9.6%pt
売上高 692 692 451 521 ▲171 (▲25%) ▲70
デジタル
営業損益 22 28 13 28 +0 ▲15
ソリューション
ROS 3.2% 4.0% 2.9% 5.4% +1.4%pt
売上高 773 773 621 665 ▲108 (▲14%) ▲44
その他
営業損益 ▲92 ▲92 ▲80 ▲61 +31 ▲19
売上高 ▲677 ▲677 ▲519 ▲519 +158
消去
営業損益 24 24 25 25 +1
売上高 8,132 8,132 5,998 7,492 ▲640 (▲8%) ▲1,494
合計 営業損益 78 90 ▲126 379 +289 ▲12 ▲493
ROS 1.0% 1.1% ▲2.1% 5.1% +4.0%pt
※コアベース：有価証券報告書及び四半期報告書に開示される売上高及び営業損益から構造改革費用等や新型コロナウイルス影響を除いたもの。 © 2020 Toshiba Corporation 15
エネルギーシステムソリューション 主要事業内訳
単位：億円
19/1Q 19/1Q 20/1Q 20/1Q 前同差
主な差異要因
コアベース コアベース コアベース
エネルギーシステム 為替影響 ▲16
売上高 1,292 1,292 762 798 ▲494
ソリューション
営業損益 ▲34 ▲34 ▲75 ▲54 ▲20 為替影響 +3 構造改革効果 ±0
ROS ▲2.6% ▲2.6% ▲9.8% ▲6.8% ▲4.2%pt
セグメント別FCF 157
原子力 () 安全対策工事関連の工程進捗差
売上高 242 242 142 142 ▲100
営業損益 ▲13 ▲13 ▲43 ▲42 ▲29 () 減収による減益
ROS ▲5.4% ▲5.4% ▲30.3% ▲29.6% ▲24.2%pt
火力・水力 () 国内火力案件の減少
売上高 516 516 305 314 ▲202
営業損益 ▲46 ▲46 ▲19 ▲6 +40 () 不採算案件の規模減及び採算改善等
ROS ▲8.9% ▲8.9% ▲6.2% ▲1.9% +7.0%pt () 減収による減益
送変電・配電等 () 国内送変電・配電システム
売上高 595 595 325 358 ▲237
() 再生可能エネルギー（太陽光関連）事業
営業損益 38 38 ▲8 ▲1 ▲39 () 減収による減益
ROS 6.4% 6.4% ▲2.5% ▲0.3% ▲6.7%pt
その他 売上高 ▲61 ▲61 ▲10 ▲16 +45
営業損益 ▲13 ▲13 ▲5 ▲5 +8
※コアベース：有価証券報告書及び四半期報告書に開示される売上高及び営業損益から構造改革費用等や新型コロナウイルス影響を除いたもの。 © 2020 Toshiba Corporation 16
※セグメント別フリー・キャッシュ・フローは、社内管理上の経営指標であり、キャッシュ・フロー計算書上のフリー・キャッシュ・フローとは為替変動影響額の取扱い等が異なります。
インフラシステムソリューション 主要事業内訳
ビルソリューション
単位：億円
19/1Q 19/1Q 20/1Q 20/1Q 前同差
主な差異要因
コアベース コアベース コアベース
インフラシステム 為替影響 ▲8
売上高 1,487 1,487 1,348 1,477 ▲10
ソリューション
営業損益 23 23 24 74 +51 為替影響 ▲1 構造改革効果 +3
ROS 1.5% 1.5% 1.8% 5.0% +3.6%pt
セグメント別FCF 619
公共インフラ () 社会システム事業の規模減
売上高 764 764 697 731 ▲33
() 電波システム事業の規模増
営業損益 18 18 19 35 +17 () 電波システム事業の増収益及び固定費削減
ROS 2.4% 2.4% 2.7% 4.8% +2.4%pt
鉄道・産業システム※1 () 産業システム事業の規模減
売上高 877 877 759 854 ▲23
営業損益 5 5 5 39 +34 () 案件構成差による改善及び固定費削減
ROS 0.6% 0.6% 0.7% 4.6% +4.0%pt
その他 売上高 ▲ 154 ▲ 154 ▲ 108 ▲ 108 +46
ビルソリューション 為替影響 ▲31
売上高 1,412 1,412 1,229 1,393 ▲19 () 空調
() 昇降機（国内、海外）、照明
営業損益 81 86 56 93 +7 為替影響 ▲4 構造改革効果 +2
ROS 5.7% 6.1% 4.6% 6.7% +0.6%pt () 昇降機（海外）、照明
() 昇降機（国内）
※1 終息事業の損失等を含む セグメント別FCF 188
※コアベース：有価証券報告書及び四半期報告書に開示される売上高及び営業損益から構造改革費用等や新型コロナウイルス影響を除いたもの。 © 2020 Toshiba Corporation 17
※セグメント別フリー・キャッシュ・フローは、社内管理上の経営指標であり、キャッシュ・フロー計算書上のフリー・キャッシュ・フローとは為替変動影響額の取扱い等が異なります。
デバイス＆ストレージソリューション 主要事業内訳
単位：億円
19/1Q 19/1Q 20/1Q 20/1Q 前同差
主な差異要因
コアベース コアベース コアベース
デバイス＆ストレージ 為替影響 ▲22
売上高 1,970 1,970 1,252 2,010 +40
ソリューション
営業損益 12 12 ▲46 206 +194 為替影響 ▲10 構造改革効果 +10
ROS 0.6% 0.6% ▲3.7% 10.2% +9.6%pt
セグメント別FCF ▲295
半導体※1 () (D) 車載向けを中心とした市況回復
売上高 714 714 605 876 +162
() (N) 19年度からの期ずれ
営業損益 ▲31 ▲31 ▲28 147 +178 () (D)(N) 増収に伴う増益
ROS ▲4.3% ▲4.3% ▲4.6% 16.8% +21.1%pt () (S) 構造改革効果
※2
HDD他 () (転) 商流変更に伴う販売減
売上高 1,256 1,256 647 1,134 ▲122
営業損益 43 43 ▲18 59 +16 () (H) 経費削減効果
ROS 3.4% 3.4% ▲2.8% 5.2% +1.8%pt
※1：ディスクリート、システムLSI、ニューフレアテクノロジー社（NFT） (D)：ディスクリート
(S)：システムLSI
※2：HDD、部品材料、転売等 (N)：ニューフレアテクノロジー
(H)：HDD
(転): メモリー転売
※コアベース：有価証券報告書及び四半期報告書に開示される売上高及び営業損益から構造改革費用等や新型コロナウイルス影響を除いたもの。 © 2020 Toshiba Corporation 18
※セグメント別フリー・キャッシュ・フローは、社内管理上の経営指標であり、キャッシュ・フロー計算書上のフリー・キャッシュ・フローとは為替変動影響額の取扱い等が異なります。
リテール＆プリンティングソリューション
デジタルソリューション
単位：億円
19/1Q 19/1Q 20/1Q 20/1Q 前同差
主な差異要因
コアベース コアベース コアベース
リテール＆プリンティング 為替影響 ▲19
ソリューション 売上高 1,183 1,183 854 1,147 ▲36 () (R)減収
() (P)減収
営業損益 42 43 ▲43 68 +25 為替影響 ▲2 構造改革効果 +7
ROS 3.6% 3.6% ▲5.0% 5.9% +2.3%pt () (R)増益
() (P)増益
セグメント別FCF 81
(R):リテール事業
(P):プリンティング事業
19/1Q 19/1Q 20/1Q 20/1Q 前同差
主な差異要因
コアベース コアベース コアベース
デジタルソリューション 為替影響 ±0
官公庁向けシステム案件
売上高 692 692 451 521 ▲171 ()
関係会社事業売却影響
TSC社における取引影響（※1）▲117
営業損益 22 28 13 28 +0 為替影響 ±0 構造改革効果 +2
ROS 3.2% 4.0% 2.9% 5.4% +1.4%pt () 固定費削減効果
() TSC社における取引影響（※1）▲4
セグメント別FCF 163
※コアベース：有価証券報告書及び四半期報告書に開示される売上高及び営業損益から構造改革費用等や新型コロナウイルス影響を除いたもの。 TSC社：東芝ITサービス株式会社
※セグメント別フリー・キャッシュ・フローは、社内管理上の経営指標であり、キャッシュ・フロー計算書上のフリー・キャッシュ・フローとは為替変動影響額の取扱い等が異なります。 © 2020 Toshiba Corporation 19
※１ 2020年2月14日開示の東芝ITサービス株式会社に関する取引。19/1Qに本取引として売上高117億円、営業利益4億円が含まれていますが、19/3Qに取消をしています。
受注高 受注残 推移
単位：億円
1Q受注高は平年並みを堅持し、受注残は増加傾向
受注高 受注残 単位：億円
[+0%] [+5%]
10,000 20,000
[+60%] [▲31%]
5,000 10,000
■昇降機（ビルSL） ■昇降機（ビルSL）
■デジタルSL ■デジタルSL
■インフラシステムSL ■インフラシステムSL
■エネルギーシステムSL ■エネルギーシステムSL
0 0
18/1Q 19/1Q 20/1Q 18/6末 19/6末 20/6末
※”SL”はソリューションの略
※エネルギーシステムソリューションにおける受注キャンセルとなった案件を除く © 2020 Toshiba Corporation 20
※受注高及び受注残は、社内管理上の経営指標です。受注残は、四半期報告書で公表している残存履行義務とは異なります。
03
補足説明事項
© 2020 Toshiba Corporation 21
キオクシア持分法損益
単位：億円
（ご参考）ビット成長率・ASP推移
（PPA影響） （停電影響） ビット成長 ASP
持分法損益 内数 内数
除特殊要因
（対前Q） （対前Q）
19年度 1Q実績 ▲ 381 （▲80) （▲96) ▲ 205 19年度 1Q実績 １桁%台前半の増加 10％台半ばの下落
2Q実績 ▲ 232 （▲79) （▲1) ▲ 152 2Q実績 20%台前半の増加 1桁%台半ばの下落
3Q実績 ▲ 96 （▲81) (3) ▲ 18 3Q実績 1桁%台後半の増加 1桁%台半ばの上昇
4Q実績 42 （▲76) 118 4Q実績 1桁%台前半の増加 1桁%台半ばの上昇
20年度 1Q実績 11 （▲75) 86 20年度 1Q実績 1桁%台前半の減少 1桁%台前半の上昇
データ提供：キオクシア
[今後の見通し]
キオクシアの持分法損益に係る今後の見通しについて提供を受けていないため、当社の連結業績については
実績のみのご説明とさせていただきます。
⇒ 20年度見通しにおいては、キオクシアの持分法損益について１Q実績のみを織り込み、将来見通しは織り
込んでいない参考値を開示しています。
※当社はキオクシアの経営に関与しておらず、当社としてキオクシアの業績をご説明する立場にないことから、上記以外に関するご説明は差し控えさせていただきます。 © 2020 Toshiba Corporation 22
04
2020年度業績予想
© 2020 Toshiba Corporation 23
業績予想 全社
単位：億円
19年度 20年度
差 対前回予想
実績 業績予想
売上高 33,899 31,800 ▲2,099 0
伸長率 ▲6%
コア営業損益 1,616 2,200 +584 0
ROS ※1 4.8% 6.4% +1.6%pt 0.0%pt
構造改革費用等 ▲108 ▲200 ▲92 0
コロナ影響 ▲203 ▲900 ▲697 0
営業損益 1,305 1,100 ▲205 0
ROS 3.8% 3.5% ▲0.3%pt 0.0%pt
EBITDA 2,101 1,950 ▲151
0
EBITDAマージン 6.2% 6.1% ▲0.1%pt
継続事業 ※ ▲475 1,000 +1,475 0
税引前損益
当期純損益 ※ ▲1,146 500 +1,646 0
フリー・キャッシュ・フロー ▲2,647 ▲900 +1,747 0
20/3末 21/3末
差 対前回予想
実績 見通し
株主資本 ※
9,398 9,700 +302 0
株主資本比率 27.8% 27.7% ▲0.1%pt 0.0%pt
Net有利子負債 182 1,600 +1,418 0
Net D/Eレシオ ※ 2% 16% +14%pt 0%pt
期末日為替レート（米ドル） 109円 105円 ▲4円 0円
※業績予想は、20年度のキオクシア持分法損益について１Q実績のみを織り込み、将来見通しを織り込んでいない参考値です。 © 2020 Toshiba Corporation 24
※1 ROS＝コア営業損益／有価証券報告書及び四半期報告書等に開示される売上高からコロナウイルス影響を除いた売上高
営業損益分析（19年度→20年度）
20年度営業損益見通し（1,100億円）は不変
単位：億円
2,500 194
140
2,000 311 210 40
▲200 1Q ▲493
1,500 2Q ▲220
下期 ▲187
1,000 2,200
▲900
1,616
1,305 1,100
500
1Q 0 78 12 90 41 9 24 215 379 ▲12 ▲493 ▲126
2Q-4Q 1,227 299 1,526 169 31 116 ▲21 1,821 ▲188 ▲407 1,226
▲ 500
年度計 1,305 311 1,616 210 40 140 194 2,200 ▲200 ▲900 1,100
対前回
▲ 1,000 ±0 ±0 ±0 ±0 ±0 ±0 ±0 ±0 ±0 ±0 ±0
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業績予想 セグメント別
単位：億円 19年度 19年度 20年度 20年度
対前年 対前回予想
実績 実績 業績予想 セグメント別
コアベース コアベース コアベース コロナ影響 コアベース
売上高 5,688 5,713 5,250 ▲463 ▲50 0
エネルギーシステム
営業損益 318 334 360 +26 0 0
ソリューション
ROS 5.6% 5.8% 6.9% +1.1%pt 0.0%pt
売上高 7,350 7,378 7,310 ▲68 ▲210 0
インフラシステム
営業損益 477 487 520 +33 ▲40 0
ソリューション
ROS 6.5% 6.6% 7.1% +0.5%pt 0.0%pt
売上高 5,701 5,789 5,950 +161 ▲450 0
ビル
営業損益 291 317 480 +163 ▲180 0
ソリューション
ROS 5.1% 5.5% 8.1% +2.6%pt 0.0%pt
売上高 4,904 5,033 4,800 ▲233 ▲700 0
リテール＆プリンティング
営業損益 145 207 310 +103 ▲210 0
ソリューション
ROS 3.0% 4.1% 6.5% +2.4%pt 0.0%pt
売上高 7,456 7,694 8,670 +976 ▲1,170 0
デバイス＆ストレージ
営業損益 134 308 570 +262 ▲350 0
ソリューション
ROS 1.8% 4.0% 6.6% +2.6%pt 0.0%pt
売上高 2,524 2,528 2,490 ▲38 ▲190 0
デジタル
営業損益 168 190 240 +50 ▲50 0
ソリューション
ROS 6.7% 7.5% 9.6% +2.1%pt 0.0%pt
売上高 276 282 130 ▲152 ▲30 0
その他・消去
営業損益 ▲228 ▲227 ▲280 ▲53 ▲70 0
売上高 33,899 34,417 34,600 +183 ▲2,800 0
合計 営業損益 1,305 1,616 2,200 +584 ▲900 0
ROS 3.8% 4.7% 6.4% +1.7%pt 0.0%pt
構造改革費用等及び 売上高 ▲518 ▲2,800 ▲2,282 0
コロナ影響 営業損益 ▲311 ▲1,100 ▲789 0
※コアベース：有価証券報告書及び四半期報告書に開示される売上高及び営業損益から構造改革費用等や新型コロナウイルス影響を除いたもの。 © 2020 Toshiba Corporation 26
Appendix
設備投資（発注ベース）
単位：億円
19年度 20年度 20/1Q
設備投資（発注ベース） 20/1Qの主な案件
実績 見通し 実績
エネルギーシステム
144 170 17
ソリューション
インフラシステム
165 270 24
ソリューション
ビル
188 200 21
ソリューション
リテール＆プリンティング
75 100 8
ソリューション
デバイス＆ストレージ
336 430 86 大容量企業向けHDD増産投資
ソリューション
デジタル
22 30 1
ソリューション
その他 144 350 173 ITシステム刷新/次世代基幹ITシステム
合計 1,074 1,550 330
投融資 64 350 5
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コロナ影響（サプライチェーンの状況）
製造現場は5月中旬に休止拠点はなくなるも
各国規制の影響で完全な正常化は8月以降と想定
製造拠点の稼働割合（拠点数ベース）
3月末 4月末 5月末 6月末 7月末
休止
一部稼働
※国内拠点
休業
93% 97% 96%
77%
フル稼働
30%
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エネルギーシステムソリューション 主要事業内訳
単位：億円
19年度 19年度 20年度
対前年 対前回予想
実績 実績 業績予想
コアベース コアベース コアベース コアベース
エネルギーシステム
売上高 5,688 5,713 5,250 ▲463 0
ソリューション
営業損益 318 334 360 +26 0
ROS 5.6% 5.8% 6.9% +1.1%pt 0.0%pt
原子力
売上高 1,400 1,400 1,642 +242 0
営業損益 162 162 170 +8 0
ROS 11.6% 11.6% 10.4% ▲1.2%pt 0.0%pt
火力・水力
売上高 2,225 2,247 1,690 ▲557 0
営業損益 35 42 83 +41 0
ROS 1.6% 1.9% 4.9% +3.0%pt 0.0%pt
送変電・配電等
売上高 2,176 2,179 2,082 ▲97 0
営業損益 184 185 148 ▲37 0
ROS 8.5% 8.5% 7.1% ▲1.4%pt 0.0%pt
その他 売上高 ▲113 ▲113 ▲164 ▲51 0
営業損益 ▲63 ▲55 ▲41 +14 0
※コアベース：有価証券報告書及び四半期報告書に開示される売上高及び営業損益から構造改革費用等や新型コロナウイルス影響を除いたもの。 © 2020 Toshiba Corporation 30
インフラシステムソリューション 主要事業内訳
ビルソリューション
単位：億円
19年度 19年度 20年度
対前年 対前回予想
実績 実績 業績予想
コアベース コアベース コアベース コアベース
インフラシステム
売上高 7,350 7,378 7,310 ▲68 0
ソリューション
営業損益 477 487 520 +33 0
ROS 6.5% 6.6% 7.1% +0.5%pt 0.0%pt
公共インフラ
売上高 4,232 4,241 4,150 ▲91 0
営業損益 414 415 350 ▲65 0
ROS 9.8% 9.8% 8.4% ▲1.4%pt 0.0%pt
※1
鉄道・産業システム
売上高 3,829 3,848 3,860 +12 0
営業損益 63 72 170 +98 0
ROS 1.6% 1.9% 4.4% +2.5%pt 0.0%pt
その他 売上高 ▲ 711 ▲ 711 ▲ 700 +11
ビルソリューション
売上高 5,701 5,789 5,950 +161 0
営業損益 291 317 480 +163 0
ROS 5.1% 5.5% 8.1% +2.6%pt 0.0%pt
昇降機 2,329 2,358 2,269 ▲89 0
照明 売上高 1,328 1,356 1,442 +86 0
空調 2,081 2,112 2,298 +186 0
※コアベース：有価証券報告書及び四半期報告書に開示される売上高及び営業損益から構造改革費用等や新型コロナウイルス影響を除いたもの。 © 2020 Toshiba Corporation 31
※1 終息事業の損失等を含む
デバイス＆ストレージソリューション 主要事業内訳
単位：億円
19年度 19年度 20年度
対前年 対前回予想
実績 実績 業績予想
コアベース コアベース コアベース コアベース
デバイス＆ストレージ
売上高 7,456 7,694 8,670 +976 0
ソリューション
営業損益 134 308 570 +262 0
ROS 1.8% 4.0% 6.6% +2.6%pt 0.0%pt
半導体※1
売上高 2,958 3,097 3,520 +423 0
営業損益 13 115 290 +175 0
ROS 0.4% 3.7% 8.2% +4.5%pt 0.0%pt
※2
HDD他
売上高 4,498 4,597 5,150 +553 0
営業損益 121 193 280 +87 0
ROS 2.7% 4.2% 5.4% +1.2%pt 0.0%pt
※1：ディスクリート、システムLSI、ニューフレアテクノロジー社（NFT）
※2：HDD、部品材料、転売等
※コアベース：有価証券報告書及び四半期報告書に開示される売上高及び営業損益から構造改革費用等や新型コロナウイルス影響を除いたもの。 © 2020 Toshiba Corporation 32