6501 日立 2019-06-04 12:00:00
「2021中期経営計画」の目標達成に向けた5セクターの事業戦略について(2) [pdf]
ITセクター
Hitachi IR Day 2019
2019年6月4日
株式会社日立製作所
執行役副社長
システム&サービスビジネス統括責任者
社会イノベーション事業統括責任者
塩塚 啓一
© Hitachi, Ltd. 2019. All rights reserved.
本日お伝えしたいこと
ITセクターは日立全社の
1 デジタル事業(Lumada事業)をけん引
大規模投資を実行し、
2 Lumada事業の強化とグローバル展開を加速
3 エコシステムの構築により社会イノベーション事業を拡大
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全社体制とITセクターの位置づけ
売上収益(2018年度実績) 2兆1,216億円
ITセクター概要 国内外従業員数 約7.6万人 / 事業拠点 47カ国・地域*
モビリティ ライフ インダストリー エネルギー IT
ドーマー 副社長 小島 副社長 青木 副社長 西野 副社長 塩塚 副社長
ビ 鉄 生 オ ヘ 産 水 原 エ 金 社 デ
ル 道 活 ー ル 業 ・ 子 ネ ィ
ス 環 融 会
シ B ・ ト ・ 力 ル B B フ
ス エ ケ 流 境 ギ ェ
U コ モ ア B U U
テ テ 通 B U ー ン
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事 ス
業 テ
ム
事 山本 永野 南
業 CEO CEO CEO
サービス&プラットフォームBU 柴原 CEO
プロダクト事業
* ITセクターに区分される連結子会社の所在国・地域数(日本を含む)。 © Hitachi, Ltd. 2019. All rights reserved. 3
ITセクター
Contents
1. めざす姿
2. 2018中計の総括
3. 2021中計の目標
4. 成長戦略
5. まとめ
© Hitachi, Ltd. 2019. All rights reserved. 4
ITセクター
Contents
1. めざす姿
2. 2018中計の総括
3. 2021中計の目標
4. 成長戦略
5. まとめ
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1-1.ITセクターのミッション
Lumada事業をコアに日立グループの成長エンジンとして
全事業分野をけん引し、社会やお客さまの価値向上を実現する
社会価値の向上 環境価値の向上 経済価値の向上
モビリティ ライフ インダストリー エネルギー IT
ソリューション ソリューション ソリューション ソリューション ソリューション
プロダクト プロダクト プロダクト プロダクト プロダクト
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1-2.めざす姿
“デジタル”の力で国内外のお客さまの期待に応え、持続可能な社会を実現する
グローバルトップクラスのソリューションプロバイダーをめざす
利益率(%)
20 グローバルトップクラス
SAP
売上収益:4兆円
Cognizant 調整後営業利益率:15%
15
2021年度 目標 IBM
Capgemini Accenture
2018年度
10 GE
(Industrial Segment)
Hewlett Packard Enterprise
(Hybrid IT+Intelligent Edge) Siemens
2015年度
5 NTTデータ
富士通
各社業績 2018年度
NEC
日立(ITセクター)業績 売上(兆円)
(対数表示)
2 3 4 5 10
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1-3.目標に至る道筋
「売上収益4兆円 調整後営業利益率15%」をめざし、
3ステップにて段階的に推進
グローバルトップクラスの
3rdステップ 持続的成長
規模と収益性を確立
2019年度~2021年度
成長するグローバル市場で
2ndステップ 売上収益拡大 売上を拡大
2016年度~2018年度
成長投資に必要なキャッシュを創出
1stステップ 収益性向上
2018年度 2021年度
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ITセクター
Contents
1. めざす姿
2. 2018中計の総括
3. 2021中計の目標
4. 成長戦略
5. まとめ
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2-1. 2018中計の総括[旧 情報・通信システムセグメント]
1stステップ
着実に収益性を向上し成長投資に必要なキャッシュを創出
収益性向上
9.4% 10.9%
7.7%
6.7% アラクサラネットワークスの
調整後営業利益率 株式譲渡
戸塚事業所閉鎖
IBMとメインフレームの
情報・通信機器向け 豊川事業所閉鎖 ハードウェア製造で協業
半導体製造事業終了(2014年) HGDH*2発足
小田原事業所を
Pentaho買収 神奈川事業所へ統合 Hitachi Vantara UMCエレクトロニクス
発足 と協業
日立・日立ソリューションズ事業統合*1
Lumada関連投資の拡大 1,000億円
売上収益 (億円) 21,093 Lumada ローンチ
20,659
事業撤退・収束*3 947 19,828 20,089
288
20,146 692
19,136 19,801
営業キャッシュ・フロー 1,915億円 2,080億円 2,542億円 2,123億円
ROA(総資産利益率) 3.4% 3.0% 4.6% 8.3%
2015年度 2016年度 2017年度 2018年度
*1 社会・金融・公共分野のSI事業再編 *2 Hitachi Global Digital Holdings
*3 旧 情報・通信システムセグメントの撤退・収束事業売上規模 © Hitachi, Ltd. 2019. All rights reserved. 10
2-1. 2018中計の総括[旧 情報・通信システムセグメント]
1stステップ 調整後営業利益率4.2ポイント向上
10.9%
収益性向上
6.7%
(2015年度) (2018年度)
売上収益2,000億円規模の低収益事業撤退・収束
社会、金融、公共分野のSI事業再編による
フロント力強化・モノづくり力強化(日立・日立ソリューションズ事業統合)
プロジェクト管理の徹底・強化によるロスコスト削減
カスタマイズ前提のシステム開発からサービス型事業へのシフト
Lumadaの活用によるデジタルソリューションの拡大
デジタル技術活用や働き方改革による生産性向上
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ITセクター
Contents
1. めざす姿
2. 2018中計の総括
3. 2021中計の目標
4. 成長戦略
5. まとめ
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3-1. 2021中計の目標 [ITセクター]
2ndステップ
大規模な成長投資でLumada事業のグローバル展開を加速
売上収益拡大
3兆円*2
成長投資(3年間) 4,000
他セクターの 2.4兆円*2
Lumada事業 売上収益
3,320 1兆円 規模 26,000
売上収益 (億円) 事業拡大投資(M&Aなど) 13.0%
21,216
累計8,300 億円
調整後営業利益率 10.8%
Lumada関連投資
累計1,500 億円超
Lumada事業 売上収益 7,950億円 12,000億円
(全社売上収益) (11,270億円) (16,000億円)
海外売上収益 6,049億円 11,000億円
ROIC(投下資本利益率) 19.6% 15.0%
2018年度(実績)*1 2021年度(目標)
*1 2018年度実績はITセクター(金融BU、社会BU、サービス&プラットフォームBU、ディフェンスBU)へのリステート後数値
*2 ITセクターに他セクターのLumada事業 売上収益を単純合算 © Hitachi, Ltd. 2019. All rights reserved. 13
ITセクター
Contents
1. めざす姿
2. 2018中計の総括
3. 2021中計の目標
4. 成長戦略
5. まとめ
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4-1.Lumadaとは
データを活用し、お客さまやパートナーとの協創で
新しい価値を創り出すエンジン
お客さまのビジネス
お客さま、パートナーとの協創
システム構築・運用保守 顧客協創サービス
安全と信頼性を最優先して 課題の明確化や
ソリューションを構築し提供 事業機会の創出を支援
OSSやAIなどの最新技術や 実績あるユースケース*1や
開発・実行環境を提供 ソリューションコア*2を活用
IoTプラットフォーム 業種・業務ノウハウ
*1 データやアナリティクスを活用し、協創を通じてお客さまに価値を提供した事例
*2 ユースケースを具現化するソリューションのエッセンス(業種・業務ノウハウなど) © Hitachi, Ltd. 2019. All rights reserved. 15
4-2.Lumada事業のビジネスモデル
カスタマイズを最小化して、多くのお客さまに価値を素早く届ける
ビジネスモデルを確立し、売上収益拡大と高収益化の両立を実現
競合他社の成功モデル(当社分析) 2018年度業績*1
Accenture
従業員数 約46万人
顧客相談を商材開発に繋げるコンサルタントの目利き 売上高 4.4兆円
グローバルデリバリーネットワークを活用した商材の低コスト開発 営業利益率 14.8%
ストックされた商材の組み合わせによるソリューション提案
IBM
従業員数 約35万人
顧客ニーズの高いソフトウェア製品(ミドルウェアなど)の獲得 売上高 8.8兆円
強固なグローバル顧客基盤への拡販(クロスセル) 税引前利益率 14.3%
DX*2市場でのLumada事業のビジネスモデル
日立(ITセクター)
OT×IT×プロダクトで現場知を商材化する目利き 従業員数 約7.6万人
顧客協創を通じた商材(ユースケース・ソリューションコア)の蓄積と 売上収益 2.1兆円
エコシステムによる拡販 調整後営業利益率 10.8%
Lumadaを起点にしたSI、プロダクト事業への展開
*1 1ドル=110円で換算 *2 Digital Transformation/デジタル変革 © Hitachi, Ltd. 2019. All rights reserved. 16
4-3.Lumada事業の拡大に向けた取り組み
ユースケース・ソリューションコアの蓄積と活用
お客さまとの協創を拡大し、新たなユースケース・ソリューションコアを
創生して、Lumada事業の展開を加速 4-4
他セクターでのLumada活用の拡大
Lumadaにより他セクターの製品・システムの価値を向上し、
日立全体の売上を拡大 4-5
Lumadaエコシステムの構築
お客さまやパートナーとのエコシステムを構築することで
新たな価値を創出し、事業機会を拡大 4-6
デジタル人財の拡充
お客さまとの協創や商材開発を担うデジタル人財を育成・強化 4-7
海外事業体制の強化
M&Aなどにより海外での事業リソース(フロント、デリバリー)と
新規顧客ベースを獲得 4-8
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4-4.ユースケース・ソリューションコアの蓄積と活用
生産
バリューチェーン
製造業 経営、販売、企画、設計、調達、生産、物流、保守サービス
業
種
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4-4.ユースケース・ソリューションコアの蓄積と活用
売上損益シミュレーション 故障予兆診断
サイバーセキュリティ
在庫適正化 ユースケース
監視業務の効率化
650件超 *
熟練技能のデジタル化
ソリューションコア
70種
*
ファン会員情報分析
顧客中心マーケティング 配送最適化
農作物生育分析
与信分析精度の向上 稼働率向上・故障診断
*2018年度末時点 © Hitachi, Ltd. 2019. All rights reserved. 19
4-4.ユースケース・ソリューションコアの蓄積と活用
故障予兆診断
ライフ 医療装置向け故障予兆診断
売上損益シミュレーション
サイバーセキュリティ
在庫適正化 ユースケース
監視業務の効率化
650件超 *
熟練技能のデジタル化
エネルギー 発電設備の故障予兆診断 ソリューションコア
70種
*
ファン会員情報分析
顧客中心マーケティング 配送最適化
インダストリー 機械設備の故障予兆診断
農作物生育分析
与信分析精度の向上 稼働率向上・故障診断
*2018年度末時点 © Hitachi, Ltd. 2019. All rights reserved. 20
4-4.ユースケース・ソリューションコアの蓄積と活用
売上損益シミュレーション 故障予兆診断
サイバーセキュリティ
在庫適正化 ユースケース
監視業務の効率化
お客さまとの協創で650件超 *
熟練技能のデジタル化
ソリューションコア
ユースケース・ソリューションコアを拡充し
ファン会員情報分析
70種
*
Lumada事業の展開を加速
顧客中心マーケティング 配送最適化
農作物生育分析
与信分析精度の向上 稼働率向上・故障診断
*2018年度末時点 © Hitachi, Ltd. 2019. All rights reserved. 21
4-5.他セクターでのLumada活用の拡大
各セクターの製品・システムとLumadaを組み合わせて Lumada事業(他セクター売上収益)
新たなソリューションを創生し、日立全体の事業を拡大 2021年度(目標) 4,000億円規模
モビリティソリューション × Lumada ライフソリューション × Lumada
駅や列車内に設置されたセンサーデータを MRI装置の膨大な
分析し、需要増減に応じた列車の運行本数の センサーデータをアナリティクス技術で
最適化、運行効率を向上 分析し、故障予兆の検知、
原因究明
インダストリーソリューション × Lumada エネルギーソリューション × Lumada
圧縮機など産業機械の保守・メンテナンス 太陽光発電パネルの劣化や異常を、
サービスの高度化を実現し、 日々変動するデータから高精度に診断し、
リカーリング事業を拡大 発電性能の低下を防止
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4-6.Lumadaエコシステムの構築
お客さまやパートナーとのエコシステムを構築し、 Lumada事業(全社売上収益)
社会イノベーション事業を拡大 2021年度(目標) 1兆6,000億円規模
Lumadaエコシステム
経営 経営
保守 販売 経営 保守 販売
保守 販売
物流 運輸業 企画 物流 卸売・小売業 企画
物流 製造業 企画
生産
調達
設計 ・・・ 生産 設計
・・・ 生産
調達
設計
調達
パートナー パートナー
Lumadaの活用 Lumadaの活用
協創支援開発ツール OT/ITプロダクツ
クラウド基盤 インテグレーション
予防 品質
センサー 保全 ソリューションコア 予測 セキュ
管理
データ 70 種 データ リティ
収集 モデル
ユースケース 650件超
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4-7.デジタル人財の拡充
Lumadaを支えるデジタル人財を、2021年度に 3万人規模に拡充
スペシャリスト育成とベーシックな教育拡充の両輪で強化
デザインシンカー データサイエンティスト
本質的な課題の発見、解決策の策定、 人工知能や数理統計などを
合意形成、施策評価などをけん引 駆使し、データを利活用
ドメインエキスパート セキュリティスペシャリスト
OT/業務知識を持ち、現場への 顧客協創の加速 サイバー・フィジカルの両面で、
ソリューションの適用を推進/支援 企画~運用まで推進/支援
エンジニアなど
デジタル技術を活用した
システムを設計・実装・運用
スキル要件の再定義、教育プログラムの充実
「日立アカデミー」設立(2019年4月)
社内資格制度の拡充:「日立ITプロフェッショナル認定制度」
相互研鑽の場:データサイエンティスト「プロフェッショナル・コミュニティ」の立ち上げ、他
ITセクターの日立ITプロフェッショナル認定制度で規定するデジタル人財の各職種の有資格者などの延べ人数。 2018年度末、2万人強。 © Hitachi, Ltd. 2019. All rights reserved. 24
4-8.海外事業体制の強化
北米・アジアを中心に海外事業体制を強化し、 海外売上収益 2021年度(目標)
グローバルでのLumada事業拡大を加速 1兆1,000億円規模
2017.9 Hitachi Vantara設立 グローバル成長の施策
2018.4 Hitachi Global Digital Holdings設立
2018.10 REAN Cloud社を買収
2019.4 Virtusa社とデジタル事業協業開始 2019.4 中国のIT関連5社を統合
Hitachi Solutions America 日立解決方案
Hitachi Vantara
Hitachi Consulting Hitachi Systems Micro Clinic 2019.1 State Bank of India
とのJV設立
Hitachi Payment Services
フロントとデリバリーを中心とした事業体制強化
2.3万人 4万人規模
Lumada事業
日立のOT×IT×プロダクト
+ 事業リソース獲得 (買収・提携)
業種別フロント・デリバリー機能
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ITセクター
Contents
1. めざす姿
2. 2018中計の総括
3. 2021中計の目標
4. 成長戦略
5. まとめ
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ITセクター 2021年度目標
売上収益 Lumada事業売上収益
2兆6,000億円 1兆2,000億円
(他セクターのLumada事業含む:3兆円) (他セクター含む:1兆6,000億円)
海外売上収益 ROIC 調整後営業利益率
1兆1,000億円 15% 13%
組織・体制
ITセクター
●金融BU ●社会BU ●ディフェンスBU
フロント ●日立ソリューションズ ●日立システムズ
● Hitachi Consultingなど
●サービス&プラットフォームBU
プラットフォーム
●Hitachi Vantaraなど
他セクター
●モビリティ ●ライフ ●インダストリー ●エネルギー
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デジタルセントリックな事業体としてLumadaを活用し
社会イノベーションを加速
グローバルトップクラスの
ソリューションプロバイダーへ
*
人びとのQoL と顧客企業の価値向上へ貢献
Society 5.0
* Quality of Life © Hitachi, Ltd. 2019. All rights reserved. 28
将来の見通しに関するリスク情報
本資料における当社の今後の計画、見通し、戦略等の将来予想に関する記述は、当社が現時点で合理的であると判断する
一定の前提に基づいており、実際の業績等の結果は見通しと大きく異なることがありえます。
その要因のうち、主なものは以下の通りです。
• 主要市場(特に日本、アジア、米国および欧州)における経済状況および需要の急激な変動
• 為替相場変動
• 資金調達環境
• 株式相場変動
• 原材料・部品の不足および価格の変動
• 長期契約におけるコストの変動および契約の解除
• 信用供与を行った取引先の財政状態
• 製品需給の変動
• 製品需給、為替相場および原材料価格の変動並びに原材料・部品の不足に対応する当社および子会社の能力
• 新技術を用いた製品の開発、タイムリーな市場投入、低コスト生産を実現する当社および子会社の能力
• 人材の確保
• 価格競争の激化
• 社会イノベーション事業強化に係る戦略
• 企業買収、事業の合弁および戦略的提携の実施並びにこれらに関連する費用の発生
• 事業再構築のための施策の実施
• 持分法適用会社への投資に係る損失
• 主要市場・事業拠点(特に日本、アジア、米国および欧州)における社会状況および貿易規制等各種規制
• コスト構造改革施策の実施
• 自社の知的財産の保護および他社の知的財産の利用の確保
• 当社、子会社または持分法適用会社に対する訴訟その他の法的手続
• 製品やサービスに関する欠陥・瑕疵等
• 地震・津波等の自然災害、感染症の流行およびテロ・紛争等による政治的・社会的混乱
• 情報システムへの依存および機密情報の管理
• 退職給付に係る負債の算定における見積り
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業績推移 (ITセクター)
2018年度* 2018年度 2019年度 2021年度
(実績) (実績) (見通し) (目標)
売上収益 20,659億円 21,216億円 20,600億円 26,000億円
海外売上収益比率 29% 29% 31% 42%
調整後営業利益 2,252億円 2,301億円 2,200億円 3,380億円
調整後営業利益率 10.9% 10.8% 10.7% 13.0%
EBIT 2,109億円 2,126億円 2,100億円 3,250億円
EBIT率 10.2% 10.0% 10.2% 12.5%
ROIC 19.4% 19.6% 15.9% 15.0%
* 旧 情報・通信システムセグメント © Hitachi, Ltd. 2019. All rights reserved. 32
ITセクターの事業分野
フロントビジネス
コンサルティング
金融システム 社会インフラ向けシステム
銀行・保険・証券向けIT 電力/エネルギー・交通・通信キャリア向けIT
公共システム
ディフェンスシステム*
官公庁・自治体・文教向けIT
全社共通IT機能
アプリケーション開発、エンジニアリング、運用・保守、プロジェクトマネジメント、品質保証
サービス&プラットフォーム
IoTプラットフォーム 人工知能 セキュリティ
データアナリティクス クラウドサービス ソフトウェア
ストレージ 制御システム
* ディフェンスシステムは、会計上はセグメント内消去他に含む © Hitachi, Ltd. 2019. All rights reserved. 33