6501 日立 2021-06-08 09:00:00
事業部門別の成長戦略について(Hitachi Investor Day 2021)(2) [pdf]

Hitachi Investor Day 2021



                       インダストリーセクター


                       2021年6月8日
                       株式会社日立製作所
                       執行役副社長 インダストリー事業統括本部長

                       青木 優和
                                               © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.
本日お伝えしたいこと



1   ニューノーマルで加速するデジタルトランスフォーメーション(DX)
    ~COVID-19による製造・流通業の市場変化への対応~



2   Lumadaを活用したトータルシームレスソリューションの拡大




3   グローバル成長に向けた展開

                                © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   1
インダストリーセクター

Contents
1. インダストリーセクター概要
2. 2021中期経営計画の進捗
3. トータルシームレスソリューションの拡大
4. グローバル成長に向けた展開
5. まとめ

                         © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   2
インダストリーセクター

Contents
1. インダストリーセクター概要
2. 2021中期経営計画の進捗
3. トータルシームレスソリューションの拡大
4. グローバル成長に向けた展開
5. まとめ

                         © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   3
1-1. インダストリーセクターの位置づけ

                                                                                オートモティブ
                IT         エネルギー      インダストリー   モビリティ    ライフ
                                                                                システム事業

        金            社    原   エ   パ    産   水    ビ   鉄   ラ日   日                              日
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                                  ワ             ル   道        立                              立
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                                      サービス&プラットフォームBU

                         プロダクト事業(日立インダストリアルプロダクツ、日立産機システム)
BU: Business Unit                                              © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   4
1-2. 事業構成

       インダストリアルプロダクツ事業                                                   産業・流通BU
       量産プロダクト事業(28%)                                                    デジタルソリューション事業
        ・空気圧縮機 ・ドライブシステム
        ・マーキング ・受変電機器 など                                      44% 36%

                                                              8,581億円
                                                               2020年度
                                                                 実績
       非量産プロダクト事業(16%)
        ・遠心圧縮機               ・ポンプ                                  20%   水・環境BU
        ・ドライブシステム            ・搬送システム など                                  ユーティリティソリューション事業




                  ◼ お客さまの生産、サービス提供の効率化                                                関連するSDGs
            事業の
                  ◼ 安全・安心な水環境の提供
          社会・環境価値
                  ◼ プロダクトの省エネルギー化によりCO2排出量削減に貢献
産業・流通BU、水・環境BUおよびインダストリーセクター全体には、ITセクターに計上されている制御システム事業を含む。                        © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   5
1-3. 体制

                  産業・流通分野の顧客向けビジネスをセクターおよび日立グループで推進
   日立グループ全体の                                                            インダストリーセクター
   産業・流通分野の
    事業ポテンシャル

        ITセクター
                                                              執行役副社長
                                                                青木 優和            8,581億円
     日立システムズ


   日立ソリューションズ
                                   CEO 森田 和信                    CEO 中津 英司     取締役社長 小林 圭三    取締役社長 竹内 康浩
     産業・流通系
    顧客売上収益合計                                                                   日立インダストリアル
                                    産業・流通BU                     水・環境BU                         日立産機システム
     約2,600億円                                                                    プロダクツ
                                      3,053億円                    1,733億円                3,764億円
      サービス&                           デジタル                      ユーティリティ           非量産                  量産
    プラットフォームBU                     ソリューション事業                   ソリューション事業        プロダクト事業              プロダクト事業

                        IT                                         OT                 日立産機システム
                                                                                          プロダクト
  数値は売上収益(2020年度実績)
産業・流通BU、水・環境BUおよびインダストリーセクター全体には、ITセクターに計上されている制御システム事業を含む。                                 © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   6
1-4. 事業領域

                     プロダクト×OT×ITを有する強みを生かし、デジタルソリューションを提供

                                                                    バリューチェーンでのお客さまの価値創出

                                        AI                               アナリティクス                    Cloud                ビッグデータ処理                      セキュリティ
  経          IT
  営                              生産計画・制御最適化                                                 サプライチェーン最適化                                                メンテナンス、
  管                                                                                                                        ロジスティクス最適化
                                                                                                                                                      品質・安全検証
  理                                  製造実行システム                                          エネルギー・設備マネジメント
  系                                                                                     次世代ユーティリティ(水・電源・熱・空気)
            OT                                                                          自動化ラインビルディング(ロボティクスSI)
                                                                                            エッジコンピューティング
                          インバーター                     IoTコントローラー                             マーキング             Racrew*1       知能ロボットシステム                      AirLinx*2

  現          プ
  場          ロ
  系          ダ                UPS                      空気圧縮機                                変圧器             インテリジェントキャリー         ソーター                         FitLive*3
             ク
             ト

*1 小型・低床式自律搬送ロボット「Racrew」は株式会社日立インダストリアルプロダクツの日本における登録商標です。
*2 空気圧縮機遠隔モニタリングサービス「AirLinx」は、Sullair, L.L.C.の米国における登録商標です。
*3 空気圧縮機クラウド監視サービス「FitLive」は、株式会社日立産機システムの日本における登録商標です。
 OT: Operational Technology AI: Artificial Intelligence UPS: Uninterruptible Power System                                               © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   7
インダストリーセクター

Contents
1. インダストリーセクター概要
2. 2021中期経営計画の進捗
3. トータルシームレスソリューションの拡大
4. グローバル成長に向けた展開
5. まとめ

                         © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   8
2-1. 2021中期経営計画の進捗

   COVID-19影響はあるものの、インダストリーセクター一体運営強化により着実に進捗
 基本方針と進捗                    ✓ Lumadaを活用したデジタルソリューションのスケーリング
                               (Lumadaコア事業 2020年度:前期比6%増)
       トータルシームレス
                            ✓ 知能ロボットシステム開発企業 Kyoto Robotics買収
       ソリューションの拡大・強化
                            ✓ プロダクト×OT×ITのさらなる強化による事業拡大
                      ✓ 米国ロボットシステムインテグレーター JRオートメーション社買収
     グローバル展開の加速       ✓ 北米統括会社Hitachi Industrial Holdings Americas設立
                      ✓ 北米事業基盤強化による受注拡大
市場変化への対応
                 ✓ DX加速に向けたデジタル事業へのリソースシフト
   経営の強靭化
                 ✓ ニューノーマルに対応したソリューション拡充


               ✓ 投資の抑制・厳選
  COVID-19影響   ✓ 固定費対策とプロジェクト管理強化による利益確保
                                                      © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   9
 2-2. 業績推移
 2020年度       売上収益:COVID-19の影響により大幅な減少を見込んでいたものの、デジタル事業へのシフトや
                       グローバル事業拡大により、2020年度当初見通しに比べ増収
              調整後営業利益:コスト削減効果およびプロジェクト管理強化により、利益率5.7%を確保
 2021年度       COVID-19の影響が継続するものの、新たなDXニーズを捉え、増収・増益の見通し
     調整後営業利益率                                                                                              8.2%                        10%超
                                         7.5%
                      6.7%                                    COVID-19影響
                                                              △4.3ポイント              5.7%(実績)                                           10,000超
                                                                   3.2%
      売上収益 (億円)                                                                 +2.5ポイント
                                        9,094               COVID-19影響           +963                     8,800
                      8,678                                 △1,476                        8,581
         産業・流通BU                                      2,598      7,618
                       2,598            3,100                                                              3,150
                                                      (XX%)                                3,053
                                                                   2,450
           水・環境BU      1,796             1,750        1,796
                                                      (XX%)                                1,733          1,760
                                                                  1,490
インダストリアルプロダクツ事業             1,471             1,400
                                                                        1,329                   1,332           1,380
非量産プロダクト事業                                                                                              3,900
                    4,240             4,220                     3,654                   3,764
 量産プロダクト事業                  2,769             2,820                     2,325                   2,432           2,520

                     2019年度             当初見通し                    当初見通し                     実績            2021年度                         めざす姿
                       実績           (COVID-19影響除き)                                                        見通し
                                                                 2020年度
 産業・流通BU、水・環境BUおよびインダストリーセクター全体には、ITセクターに計上されている制御システム事業を含む。                                                    © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   10
2-3. JR Automation買収後の業績推移

・ 2019年度4Qの買収後、COVID-19の影響を受けるが着実なPMIにより受注高・売上収益が大きく伸長
・ 自動車中心から伸長するeコマース、メディカル市場の事業領域を増やし、事業ポートフォリオシフトを加速

                      四半期別推移                                             事業ポートフォリオ
                   高成長率の実現                                           伸長するeコマース、メディカル市場の
                                    受注高      売上収益                     事業ポートフォリオシフト加速
        受注成長率                                                                                                        ※売上収益
200
                                                                             航空・娯楽                その他
                約200%                                          その他
150                                                                           4%                   16%
                                                               19%                                                 自動車
                                                       航空・娯楽           自動車               eコマース
100                                                                                                                  32%
                                                        12%            47%                   8%
50                                                                                                 メディカル
                                                       eコマース
                                                               メディカル
 0                                                      6%                                             40%
                                                                16%
         (4Q)       (1Q)     (2Q)     (3Q)      (4Q)
       2019年度                   2020年度                         2019年度                            2020年度
                  COVID-19
                    直後          With COVID-19
                                                        2021年度からデジタル融合ロボティクスSI事業を拡大
受注高・売上収益:2019年度4Qを100とした数値                                                         © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   11
2-4. Sullair買収後の業績推移

・ 2020年度1QはCOVID-19の影響を受け受注高・売上収益ともに減少
・ レジリエントな体質改善施策を実施し2020年度4Qは前年同期を上回る受注成長率を実現
                                四半期別推移                                       改善施策の実施

   150                          受注が大きく伸長
                                                                           ・新規顧客基盤の着実な拡大
          受注成長率                                    受注高         売上収益        ・フレキシブルな生産体制と
                 約118%                                                      製品のコスト競争力向上
   100


                                                                      •   需要変動に対応する生産体制強化
    50                                                                    (中国生産拠点の統合)
                                                                      •   キーコンポーネント共通化、内作化
                                                                          によるコスト削減
      0
                                                                      •   日立グローバルIoTプラットフォーム
               (4Q)           (1Q)      (2Q)       (3Q)        (4Q)
             2019年度                        2020年度                         導入によるアフターマーケット強化
                             COVID-19          With COVID-19
                               直後

受注高・売上収益:2019年度4Qを100とした数値                                                       © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   12
インダストリーセクター

Contents
1. インダストリーセクター概要
2. 2021中期経営計画の進捗
3. トータルシームレスソリューションの拡大
4. グローバル成長に向けた展開
5. まとめ

                         © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   13
3-1. 市場環境の変化とインダストリーセクターの狙い

・ 市場環境の変化により、顧客経営視点(企業の価値観)が大きく変化
・ 企業間、組織間の「際」の課題解決がさらに重要
                                             企業間・組織間の「際」の課題を解決し
                                   つ          顧客トータルプロフィットの最大化
                                   な
                         環境        が             ニューノーマルで進展する省力化、自動化、
    ・COVID-19に                                         非接触などのDX加速
                       ネットゼロ実現     る
市    よる急激な変化     顧                 か
場                客                 ら       コンサル                                                        ト
環   ・地政学リスクの     経                 こ   経   ティング      Value Chain as a Service                          ー

                      レジリエンス
                                                                                                       タ
境    増加          営                 そ   営                                                               ル
の                視                 提        IT
                                                                                                       シ
                                                                                                       ー
                     企業の事業継続性を確保
変   ・環境意識の       点                 供
                                                                                                       ム
                                                                                                       レ
化    高まり         の                 で                 プロセスモデル化(IoTコンパス)
                                                                                                       ス
                                                                                                       ソ
                 変                 き
                                                                                                       リ

                 化    安心・安全        る
                                       現   OT                                                          ュ
                                                                                                       ー
    ・循環型社会
                       人々に豊かで          場                                                               シ
                                   価
                                                                                                       ョ
     への転換            健康的な生活を提供
                                                                                                       ン
                                   値       プロ
                                           ダクト
                                                                © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   14
3-2. 各社のポジショニング
・市場環境の変化により、顧客協創型でプロダクト、OT、IT全体での顧客課題解決がさらに重要に
・日立はドメインSIナレッジに基づいたトータルシームレスソリューションの深化により、各社と差別化
  ソリューション提供範囲

    全体レイヤー
  プロダクト×OT×IT
                                                                             日立
    隣接レイヤー                                                               インダストリーセクター
     OT×IT                      Z社                                  日立      めざす姿
                               産業部門                             インダストリーセクター
   プロダクツ×OT
  プロダクト×IT(IoT)

   部分レイヤー
     ITのみ                                        X社
     OTのみ                 Y社                    産業部門
   プロダクトのみ
                       パッケージ提案型                         顧客要件型         顧客協創型               顧客課題解決
                                                                      (ドメインSI)             アプローチ
                  ※円の大きさ:売上収益(X、Y社:2019年度公表数値、 Z社:2020年度公表数値)
                                                                         © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   15
3-3. 「際」の課題を解決するトータルシームレスソリューション

    プロダクト×OT×ITを持つ強みを生かし、お客さまとの協創を通じて「際」の課題を解決し、
                     社会に新たな価値を創造




                  デジタルでつなぐ                    デジタルでつなぐ                 デジタルでつなぐ
    コンサル                                                                                                 Value
    ティング
経           経営                       サプライヤー    製造      流通     市場                               人工
                                                                                                         Chain
営
                                                                                               知能

                                       多拠点連携    生産計画    物流     需要予測           データ
                                                                                        アナリ
                                                                                        ティクス

                                       効率化      効率化     高度化    高度化
     IT                                                                                    イネーブラー
                              サイバー
                                                                                                            業務層

     OT
現                                             多様なソリューションコア群
場          生産計画          生産    製品
    プロ            部品
    ダクト                       リアル

              ニューノーマルで顕在化する「際」の課題にトータルシームレスソリューションで対応
                                                                      © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   16
3-4. Lumadaを活用したトータルシームレスソリューションの拡大

                                 テクノロジー、ドメインナレッジ、カスタマーリレーションを強みに
                                       トータルシームレスソリューションを展開
                                       ~2019年度                       2020年度                       2021年度~

                                                       マイクロソフト協業                          ニチレイロジ
                                                                         日立物流協業           グループ本社
                                                              ダイキン工業     (SSCV)                    NTTドコモ
                                                              (SCM最適化)
                                                昭和電工                     アルフレッサ               サントリー食品
                                                                                              (工場IoT基盤)
                                       田辺三菱製薬             三井物産
                                                                ニチレイフーズ           PTC協業
                                                ダイキン工業                                    ワークマン
                                 ヤマト運輸      アマダ (化学品)               MonotaRO              シップヘルスケア
                                                       サントリー食品      (猪名川)                 /小西医療器
                               オークマ   ダイキン工業           (生産計画)
                                      (ろう付け)                西友
 大みか事業所                                   MonotaRO 住友ゴム,
                                          (笠間)                 全日本空輸
                               ダイセル                PTC
                                     テクノロジー                   ドメインナレッジ                    カスタマーリレーション
    顧客協創                          (AI、数理最適化技術など)         (高度なモノづくり力、現場の経験値)                 (幅広い顧客基盤)
SCM: Supply Chain Management                                                               © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   17
3-5. Lumadaデジタルソリューション事例

1   サプライチェーンをグローバルにつなぐ
                    ダイキン工業株式会社


2   販売現場と市場をつなぐ
              合同会社西友、株式会社ワークマン


3   物流分野の現場と経営をつなぐ
                    株式会社MonotaRO

4   物流分野の現場と経営をつなぐ
                     株式会社日立物流

    異なる企業がつながる場を提供する
5
                   アルフレッサ株式会社など

    食品分野の現場と経営、サプライチェーンをつなぐ
6
    株式会社ニチレイフーズ、株式会社ニチレイロジグループ本社
                                   © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   18
協創事例1. サプライチェーンをグローバルにつなぐ

  ダイキンの化学事業においてグローバルに5カ所の製造拠点、9カ所の販売拠点をつなぎ、
     需要変動に即応する生産・販売計画の立案・実行支援ソリューションを提供



       事業のKPI最大化に向けたサプライチェーンの最適化
SCM最適化シミュレーション              生産・販売計画
       試算結果                         余力活用で          多様に変化する
       利益                           高収益品増産
       利益                                          バリューチェーン
 在庫                                                への対応
              充足率
 金額

 在庫数        稼働率
                                              計画立案の自動化に
従来の約60倍の                                      より従業員の働き方
製造・販売施策パターンを                                  改革に貢献
短時間に提示       導入効果        入れ替え製造で
                         ボトルネック解消
              決定までの時間を
               約95%短縮                        © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   19
協創事例2. 販売現場と市場をつなぐ

     AIによる需要予測で発注を自動化することにより、販売現場の生産性向上に貢献
       西友、ワークマン向けに、それぞれの業種の特性・ニーズに合わせた価値を提供



                                                                煩雑な発注作業が
                                                                大幅に軽減し、厨房
      Hitachi Digital Solution for Retail/                      作業や接客に注力。
         AI需要予測型自動発注サービス                                        今後は欠品や食品ロス
                                                                低減もめざす
       曜日    季節 販促      売場 発注納品
                     欠品
       変動    変動 イベント    棚割 リードタイム
                                                                販売回転率の異なる
                                             自動発注               10万品目を対象に、
販売
     需要予測         在庫最適化            発注計算
                                             発注                 欠品の抑制、
業務                                           業務                 在庫最適化に貢献
                                                  導入効果(ワークマン)
                                              約30分の発注業務を
                                                約2分に短縮          © Hitachi, Ltd. 2021 All rights reserved.   20
 協創事例3. 物流分野の現場と経営をつなぐ
                                        MonotaROにおいて搬送自動化により生産性の向上を実現
                                         現場から計画までを含めた物流センター全体の最適化へ




    物流センターの                                                   ERP           SCM
      高度化                           ・生産配分                       AI     アナリティクス              ・スケジュール    タ          ロボティクスを活用した
    (日立構想)
                                    ・在庫                                                     ・人員数・配置    テ          自動化による労働力
                                    ・棚・商品配置                                                 ・配送
                                                                       最適化                             へ
                                                                                                                  不足への対応
                                                                                                       の
 WMS刷新・ロボティ
   クス活用による
                                                                 WMS                                   つ
                                                          商品・在庫情報連携                                    な
    生産高度化
                                                                  WCS                                             データ起点の高度な
  (今後の予定)                                                                                              が
                                                             運行制御最適化                                   り          物流センター運営の実現

     搬送ロボット+
     制御システム                                                                                                導入効果
                                                                                                       ピッキングの
                                            小型無人搬送ロボット「Racrew」                                         生産性3倍
ERP: Enterprise Resource Planning   WMS: Warehouse Management System   WCS: Warehouse Control System                © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   21
協創事例4. 物流分野の現場と経営をつなぐ
                日立物流のAIを活用した独自の安全運行管理ソリューションに
               配送最適化サービスを組み合わせて、安全性向上と効率化を両立



   輸送デジタルプラットフォーム × 生体・運転データ × 配送最適化サービス
         SSCV-Safety on Hitachi Digital Solution for Logistics


              Safety                                                        トラックドライバーの
                                                ドライブレコーダー                   労働人口減・
            安全運行管理
                                           データ管理クラウド配送最適化
                                                                            事故防止対応
                                            Hitachi Digital Solution
       Smart          Vehicle                     for Logistics
      業務効率化           車両管理
                                        Lumada Solution Hub             IoTテクノロジー
                                                                        活用による
                                                                        運行リアルタイム管理
            運行前後                  運行中                  運行中
           ドライバーの
           生体情報                 車両挙動                体調情報
* 「SSCV」は株式会社日立物流の日本における登録商標です。                                        © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   22
 協創事例5. 異なる企業がつながる場を提供する

  医薬品卸(アルフレッサ)などとの協創により、国内初*1の再生医療等製品のバリューチェーン全体の
            細胞・トレース情報を統合管理するプラットフォームを提供
                                                                                                                      製薬企業
                                                                                            受託製造企業                        病院

                     再生医療等製品に関わる全てのステークホルダーが
                         利用可能な共通サービス基盤
                 業務                                      検体の個体識別
                 機能                    細胞の採取・生産・輸送・投与の情報トレース
                                                                                                     厳格な品質管理と
                                      再生医療等製品                 全工程データ                                 トレーサビリティへ対応
                                                                                                     サプライチェーンの
                                                                                                     分析やシミュレーション
        病院             物流企業          製薬企業・受託製造(CMO)*2 物流企業                     病院   製薬企業など



 診断‐細胞採取                 輸送           受入検査-製造-出荷                          輸送   投与   市販後調査
*1: 2021年5月現在 日立調べ   *2 CMO: Contract Manufacturing Organization (医薬品製造受託機関)                     © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   23
協創事例6. 食品分野の現場と経営、サプライチェーンをつなぐ

        ニチレイグループとの協創で、製造・加工工場と物流倉庫(フードバリューチェーン)における
                   計画立案・運用効率化ソリューションを提供



製造・加工                                     物流
        生産・要員計画の自動立案                                   冷凍設備の運用・保全効率化
              一工場最大                                            ダッシュボード
             16兆通り
             マスターの設定
                 (絞込)                                                                              需要変化に即応する
                                                      exiida
               絶対制約                              遠隔監視・予兆診断                CYDEEN    BI             生産体制
                 (絞込)
                                                    「EMilia」 をベースとしたクラウドサービス基盤
               裁量制約         数理最適化                                                                      環境負荷の低減
                                                               VPNネットワーク
                             エンジン
                                                  IoT対応産業用コントローラ
                                                     HXシリーズ          タブレット端末
    複数の案から                   導入効果
                                                    センシング技術          点検支援技術        電子帳票
    評価指標で採点               作業時間を
                          1/10に短縮                                  冷凍設備

 * 「CYDEEN」は、株式会社日立システムズの日本における登録商標です。   * 「exiida」は、日立グローバルライフソリューションズ株式会社の日本における登録商標です。   © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   24
インダストリーセクター

Contents
1. インダストリーセクター概要
2. 2021中期経営計画の進捗
3. トータルシームレスソリューションの拡大
4. グローバル成長に向けた展開
5. まとめ

                         © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   25
4-1. 北米を軸としたグローバル事業の成長

・ M&Aによる北米事業基盤の構築および差別化技術の強化
・ ロボティクスSIの強化とともに、Lumadaデジタルの融合強化により、グローバル展開を加速

技術レイヤー            ~2018中計          2019年度        2020年度               2021年度                          2022年度~
                                            ニューノーマルで省力化、自動化が進展                                             E2E
           コンサル                                              GlobalLogic                             E2Eデジタル
                                                                                                      デジタル
           ティング                              北米Lumadaデジタル     買収(予定)                                ソリューションへ
                                                                                                      ソリューション
経営
                                            ソリューションの創生・拡充                                             へ発展
            IT
                                                                                                        発展
                               ロボティクスSI事業構築 ロボティクスSIの機能強化、 ロボティクスSIと
                                                事業エリア拡大                                                        経営
現場
                                JR Automation買収                        デジタルの
                                               Kyoto Robotics買収
 Man
            OT                   KEC買収                                 融合強化
Machine                                                                                             デジタルでつなぐ
Material          グローバルプロダクト群の強化            High Valued Products
           プロ
                                            の創生強化
Method
                   Sullair買収
4Mデータ      ダクト                                                                                                現場
                                                                   Hitachi Industrial
事業運営                                          Hitachi Industrial     Equipment &                   北米起点による
                  産業分野の北米事業体制の構築             Holdings Americas     Solutions America
                                                                                                   グローバル展開
 経営                                                 設立                    設立
                                                                                  © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   26
4-2. ロボティクスSIとデジタルの融合: Rolls Royce 事例

・ 航空機部品の加工にて、ERP/MES連携デジタル活用による大規模ロボット・加工設備・搬送を自動化
・ 北米において、JR Automationと日立のシナジーによるロボティクスSIとデジタルの融合を加速

                                                                                                                             デジタル
                ×                                 ×          シナジー




                                                                                                                                                             取り組み体制




                                                                                                                                                   *1



                                                   ロボティクスSI                                                                        ITパートナー              SCADA、PLC コンポーネント ロボット
                                                                                                                                                         の製品提供
MES: Manufacturing Execution System   SCADA: Supervisory Control And Data Acquisition   PLC: Programmable Logic Controller   *1 現社名はAIS Technologies Group     © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   27
4-3. ロボティクスSIの機能強化:Kyoto Roboticsの買収

・ 世界最高水準の3Dビジョンセンサー搭載の知能ロボットシステムのスタートアップ企業を買収
・ 同社の3Dビジョン技術を活用したロボティクスSI強化により、現場と経営のシームレス化を深化
           ✓高精度・高速度な3次元認識率99.99%(単載デパレタイズの場合)
  高い技術力
           ✓マスターレスによる対象物認識
   開発力     ✓業界最高水準のデパレタイズ能力(混載600ケース/時間、単載850ケース/時間)
          デパレタイズ 3D認識技術            バラ積みピッキング 3D認識技術
                     3D認識       撮影画像
                                                             3D認識

                                 特長抽出
                                 マッチング


                                3Dモデル

  豊富な実績       ✓400台以上の納入実績         ✓多様なラインへの対応力

               ロジスティクス、FA領域におけるロボティクスSI事業強化
                                              © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   28
4-4. ロボティクスSIの機能強化:知能ロボットシステム活用事例

・ NTTドコモの物流業務改革をOT×ITにて、物流センター高度化を推進
・ Kyoto Roboticsの知能ロボットシステムによりピースピッキングを実用化。フルオートメーション運用へ

             ×           ×                   先端技術(知能ロボット)実用化

                         物流センター高度化         知能ロボットによるさらなる現場自動化         フ
                                                                      ル
                      マテハン設備・WMSによる効率化                        3Dビジョン  オ
  物流最適化の構想計画                                                    活用
                      WMS       計画系                                   ー
                                                                ピース
  物流業務改革プロジェクト              商品・在庫情報の連係                                ト
                                                              ピッキング
                      WCS       自動化                            ロボット
                                                                      メ
  ①販売店サービスレベル向上                                                       ー
  ②労働力不足下でも                  稼働の最適制御
   安定稼働を確保すべく
                                                                      シ
   省力化・効率化                                                            ョ
                                   マテハン設備     2021年~ Step3 先端技術ロボット導入
                                                                      ン
   拠点統廃合で販売店への
                                                                      運
     配送を一本化           2017年~ Step2 OTxIT 導入・構築                        用
                                                                      へ
    2015年~       Step1 業務改革コンサルティング

                                                          © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   29
4-5. ロボティクスSI事業のグローバル展開強化

・ 地域を越えた一体活動により、デジタル融合ロボティクスSIを強化
・ Hitachi Industrial Holdings Americasによる北米事業戦略を基軸に、
  ロボティクスSI事業を強化・拡大、その事業基盤をベースにグローバル展開を加速

                                         欧州
                          北米
     Hitachi Industrial                                    日本
     Holdings Americas
           設立

                                              ASEAN



                                地域を越えた
                               一体活動の強化

                                                      © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   30
インダストリーセクター

Contents
1. インダストリーセクター概要
2. 2021中期経営計画の進捗
3. トータルシームレスソリューションの拡大
4. グローバル成長に向けた展開
5. まとめ

                         © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   31
5-1. 環境価値創造の取り組み

   お客さまとの協創を通じ、経済価値だけでなく、サステナブルな環境価値を創造
   デジタルソリューション事業              ユーティリティソリューション事業                            インダストリアルプロダクツ事業

 生産・サプライチェーン・配送の              高度な技術による水資源循環                                    製品の省エネ化、
  最適化によるCO2削減                 設備の効率化によるCO2削減                                 IoT化によるCO2削減




                       トータルシームレスソリューションにより
                        サステナブルな環境価値を創造


                                                                                          自社設備の
                                                                                         環境負荷低減
    デジタル技術による           水資源循環への貢献、           高付加価値プロダクトによる
 生産・サプライチェーンの最適化       ユーティリティ設備の効率化           環境負荷低減                                • 2030年度までに生産ラインで
                                                                                       「カーボンニュートラル」を実現
• 生産計画最適化サービス          • 高度水処理システム     • 高効率・高信頼性モーター
• SCM最適化シミュレーションサービス   • 海水淡水化技術         (鉄道用モーター、マイニングダンプトラック用モーター)
• 配送最適化サービス            • 水素事業への取り組み    • 高効率空気圧縮機                    © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   32
5-2. インダストリーセクターの成長に向けた重点アクション

         インダストリーセクターの事業成長/事業価値増大に向けて

                        重点アクション

    トータルシームレス
                      グローバル成長の加速         経営基盤の強化
   ソリューションの進化

 ●「際」の課題解決による        ●北米事業リソースと差別化    ●買収事業の一体運営による
  新たな社会価値の創造          技術の強化            シナジー創出

 ●ロボティクスSIとLumadaに   ●北米事業基盤を起点とした    ●オペレーション改革の継続
  よるデジタルソリューションの      欧州、ASEAN、日本展開    (プロジェクト管理徹底など)
  拡充


              インダストリーセクターの事業成長/事業価値増大
                                           © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   33
5-3. まとめ
                         産業系顧客に対してのベストソリューションパートナーとして
                         売上収益1兆円超、調整後営業利益率10%超をめざす
    調整後営業利益率                                                  8.2%            10%超
                                  5.7%
                                                                             10,000 超

     売上収益 [億円]                    8,581                       8,800
               グローバル・             3,222                       3,600
               成長領域
               ベースロード             5,359                       5,200
                 事業
                             2020年度実績                   2021年度見通し             めざす姿


                                               2021年度見通し
                        売上収益              8,800億円    調整後営業利益率                     8.2%
                      海外売上収益比率                      24%               ROIC   8.7%
産業・流通BU、水・環境BUおよびインダストリーセクター全体には、ITセクターに計上されている制御システム事業を含む。                       © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.   34
インダストリーセクター

Contents
Appendix




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Appendix 1. 2021中期経営計画の進捗

 単位:億円                                   2019年度                                         2020年度                            2021年度
                                                                    YoY                                       YoY            見通し            YoY                目標                    前回目標比
                                                                                                                          (2021年6月時点)                       (2019年6月
                                                                                                                                                          IR Day公表値)
 売上収益                                            8,678                    94%                    8,581              99%            8,800       103%                 10,000                         88%
 海外売上収益比率                                          21%           △8.2ポイント                          24%       +3.1ポイント               24%    +0.4ポイント                     30%           △6.0ポイント
 調整後営業利益                                           579                  +338                       486              △92             720       +234                      910                   △190
 調整後営業利益率                                         6.7%            +4.1ポイント                         5.7%      △1.0ポイント              8.2%    +2.5ポイント                    9.1%           △0.9ポイント
 EBIT*1                                            609                   +385                      454          △155                620        +166                     860                   △240
 EBIT率                                            7.0%           +4.6ポイント                         5.3%       △1.7ポイント               7.0%   +1.7ポイント                    8.6%           △1.6ポイント
 EBITDA*2率                                        9.6%           +5.3ポイント                         8.2%       △1.4ポイント              9.4%    +1.2ポイント                         ー                        ー
 ROIC(投下資本利益率)                                    8.6%           △0.7ポイント                          6.1%      △2.5ポイント               8.7%   +2.6ポイント                   10.8%           △2.1ポイント

  2020年度                                                                                                        2021年度 見通し
  ⚫ 業績                                                                                                          ⚫ 業績
      • 売上収益:COVID-19影響により減収あるもニューノーマル対応により挽回                                                                       • 売上収益:COVID-19影響が一部残るため103%の増収
      • 調整後営業利益:ニューノーマルに対応した固定費対策の実施                                                                                • 調整後営業利益:固定費適正化、生産性向上などにより増益
      • ROIC:調整後営業利益の減少、投下資本の増加により悪化                                                                                • ROIC:調整後営業利益の増加により改善

  ⚫ 成果                                                                                                          ⚫ 課題
      • デジタルソリューションへのシフト、伸長・堅調分野へのリソースシフト、                                                                          • ロボティクスSI事業の拡大
        SI生産性向上などによりコロナ禍でも収益が確保できる体制構築                                                                              • スケーリングの加速、さらなる生産性向上
      • 構造改革の断行、次の成長に向けた準備(次世代PF推進室立ち上げ)                                                                            • グローバル展開の加速、グローバルリーダーに向けての体制強化
*1 Earnings before interests and taxes, *2 Earnings before interests, taxes, depreciation and amortization                                            © Hitachi, Ltd. 2021. All rights reserved.     36
Appendix 2. 成長(バリュー)ドライバー・リスクファクター

 成長ドライバー:COVID-19でのDX加速に向けたデジタル投資や伸長市場のニーズ取り込み
 リスクファクター:COVID-19による日本経済の回復の遅れや地政学リスク


    成長(バリュー)ドライバー                       リスクファクター

 ⚫ DX加速に向けたデジタル投資の拡大           ⚫   COVID-19による日本の景気回復の遅れ
 ⚫ COVID-19 収束による日本の景気回復       ⚫   地政学リスク
 ⚫ COVID-19によるeコマース、メディカル市場の   ⚫   自然災害リスク
   拡大                          ⚫   為替相場変動
 ⚫ 省エネルギーなどの環境関連投資の増加
 ⚫ EV普及進展による自動車関連投資
 ⚫ 買収企業とのシナジー創出




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将来予想に関する記述
本資料における当社の今後の計画、見通し、戦略等の将来予想に関する記述は、当社が現時点で合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等の結果は見通しと大きく異なることがありえます。
その要因のうち、主なものは以下の通りです。

・COVID-19の流行による社会的・経済的影響の悪化
・主要市場における経済状況及び需要の急激な変動
・為替相場変動
・資金調達環境
・株式相場変動
・原材料・部品の不足及び価格の変動
・長期請負契約等における見積り、コストの変動及び契約の解除
・価格競争の激化
・人材の確保
・新技術を用いた製品の開発、タイムリーな市場投入、低コスト生産を実現する当社及び子会社の能力
・製品等の需給の変動
・製品等の需給、為替相場及び原材料価格の変動並びに原材料・部品の不足に対応する当社及び子会社の能力
・信用供与を行った取引先の財政状態
・社会イノベーション事業強化に係る戦略
・企業買収、事業の合弁及び戦略的提携の実施並びにこれらに関連する費用の発生
・事業再構築のための施策の実施
・主要市場・事業拠点(特に日本、アジア、米国及び欧州)における政治・社会状況及び貿易規制等各種規制
・持分法適用会社への投資に係る損失
・コスト構造改革施策の実施
・地震・津波等の自然災害、気候変動、感染症の流行及びテロ・紛争等による政治的・社会的混乱
・当社、子会社又は持分法適用会社に対する訴訟その他の法的手続
・製品やサービスに関する欠陥・瑕疵等
・情報システムへの依存及び機密情報の管理
・自社の知的財産の保護及び他社の知的財産の利用の確保
・退職給付に係る負債の算定における見積り

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