6494 J-NFK-HD 2020-02-20 17:30:00
当社連結子会社に対する訴訟の和解による解決、特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年2月 20 日
各 位
会 社 名 株式会社NFKホールディングス
代表者名 代表取締役社長 持田 晋
(JASDAQ コード 6494)
・
問合せ先 取締役 豊田 悦章
(電話番号 045-575-8000)
当社連結子会社に対する訴訟の和解による解決、
特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2015 年3月 27 日付「当社の連結子会社に対する訴訟の提起に関するお知らせ」にてお知
らせしたとおり、当社の連結子会社である日本ファーネス株式会社(以下「当社子会社」という。)
は、宇部興産機械株式会社(以下「原告」という。)より提訴されておりましたが、裁判所からの和
解勧告に基づき 2020 年2月 20 日付にて和解が成立致しましたのでお知らせいたします。
これに伴い、2020 年3月期通期連結決算において、関連する費用及び損失を特別損失に計上する
見込みとなったことにより、2019 年5月 14 日に公表いたしました業績予想を下記のとおり修正いた
しましたのでお知らせいたします。
記
1.訴訟の提起を受けていた子会社の概要
(1)名 称 : 日本ファーネス株式会社
(2)本店所在地 : 神奈川県横浜市鶴見区尻手2丁目1番53号
2.訴訟の提起から和解に至るまでの経緯
当社子会社が、2013年に原告に依頼した製作請負契約に関し発生した請負代金について、原 告
からの請求額と当該製作請負契約に基づき支払を要すると当社子会社が考える額との間に大きな隔
たりがあったことなどから、2015年3月11日付にて請負代金請求訴訟(以下「本訴」という。)が
提起されました。これに対し、当社子会社からも原告に対して上記製作請負契約における品質保証
責任に基づく請求等の反訴(以下「反訴」という。)を提起して争ってまいりました。
当社子会社では本訴及び反訴に関して主張をつくしてまいりましたが、この度、裁判所からの和
解案提示を受け、これまでの訴訟の経過、本件事案の内容、訴訟を継続した場合の訴訟費用の増加
等を総合的に勘案した結果、既に5年近くの歳月が経過しており、当社子会社としては十分主張を
尽くしていることなどから、裁判所からの和解案に従い早期に本件の解決を図ることが最善の策で
あると判断し、下記「3」の内容にて裁判上の和解を行うことといたしました。
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3.和解の主な内容
当社子会社は原告に対し、本訴と反訴の和解金額の差し引き支払い額として1億6,024万円
(消費税を含む)を支払う。
なお、和解条項において秘密保持条項が含まれているため和解内容の詳細に関する開示は控えさ
せていただきます。
4.特別損失の計上について
本件和解金及び関連する費用として1億9千8百万円を2020年3月期通期連結決算において、特
別損失に計上する見込みです。
5.業績予想の修正について
(1)通期連結業績予想の修正
2020年3月期通期連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
親会社株主に
1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 2,500 80 80 60 1.86
今回発表予想(B) 2,600 30 30 △170 △4.95
増減額(B-A) 100 △50 △50 △230 -
増 減 率 ( % ) 4.0 △62.5 △62.5 - -
(ご参考)前期実績
2,502 127 134 117 3.82
( 2019年 3 月 期 )
(2)修正の理由
2020年3月期通期連結業績につきましては、自動車関連向けの受注が順調に推移したことなど
から売上高は当初予想を上回る26億円となる見込みです。営業利益、経常利益につきましては、
株主提案により株主総会関連費用等が膨らんだことや過去の未払い賃金及び退職金の清算等を実
施したことなどから、徹底的な販売費及び一般管理費等の削減を実施してまいりましたが、一部
の大型案件において想定を上回る費用等が発生しており、それらを勘案した結果、それぞれ当初
予想を下回る3千万円となる見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、子会
社の訴訟における和解金及び関連する費用を特別損失に計上する予定となることから、当初予想
を大幅に下回る1億7千万円の損失となる見通しとなっております。
(注)上記の予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、
実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
以上
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