6489 前沢工 2021-07-14 15:00:00
中期3ヵ年経営計画(令和3年度~令和5年度)策定に関するお知らせ [pdf]
令和3年7月 14 日
各 位
前澤工業株式会社
代表取締役社長 松原 正
(コード番号 6489 東証第1部)
問い合わせ先
取締役経営企画室長 神田 礼司
048-251-5511
中期3ヵ年経営計画(令和3年度~令和5年度)策定に関するお知らせ
当社グループは、令和5年度(令和6年5月期)を最終年度とする中期3ヵ年経営計画(令和3
年度~令和5年度)を策定いたしましたので、お知らせいたします。
1.中期3ヵ年経営計画策定の背景
当社グループは、経営理念である「水とともに躍進し 人間らしさを求め 社会に貢献できる
魅力ある企業」の実現をめざし、事業を展開しております。
前中期3ヵ年経営計画(平成 30 年度~令和2年度)においては、 「成長事業の確立」と「既存
事業の改革」を重点施策として、社会、事業環境、顧客ニーズの変化を見据え、持続的な成長を
めざし活動してまいりました。その結果、一部事業部門で収益力の安定性等に依然課題を残して
いるものの、令和3年5月期において売上高、営業利益、営業利益率の三項目全て目標を達成す
ることができました。
当社グループの主要事業である上下水道事業においては、少子高齢化に伴う人口減少による収
入不足、技術者不足や高度成長期に整備された施設・設備の老朽化対策等、多くの課題を抱えて
おります。これらの課題への取り組みに加え、地震等の自然災害に対する防災・減災、エネルギ
ー問題への対応等、当社グループが果たすべき役割は一層高まっていくものと思われます。
このような状況の中、当社グループは前中期経営計画「Be a Challenger 2020」の結果および
当社グループを取り巻く事業環境を踏まえ、令和3年度から令和5年度の3ヵ年を対象とする中
期経営計画「新たな成長への飛躍」を策定いたしました。
2.中期3ヵ年経営計画の概要
◇基本方針
将来にわたり持続的な成長を遂げ、社会に貢献し続けられる企業グループをめざし、
礎となる経営基盤を強化するとともに、変化する事業環境への対応と効率化による収益
力の向上を推進していきます。
◇スローガン
「新たな成長への飛躍」
(1)経営目標(連結) 単位:百万円
令和3年5月期 実績 令和6年5月期 目標
売上高 31,810 33,400
営業利益 3,221 3,400
(利益率) (10.1%) (10.2%)
(2)重点施策
①事業領域の拡充
CO2 削減、官民連携、新興国における水インフラ需要等の事業環境の変化に対し、これまで
培ってきた技術・製品・提案力を充実させ、さらなる成長をめざします。
(ⅰ)再エネ・省エネ技術の拡充と展開
(ⅱ)官民連携事業の推進
(ⅲ)ASEAN 地域における水インフラビジネスの基盤づくり
②収益基盤の強化
バルブ・環境・メンテナンス事業において、顧客ニーズを捉えた技術開発、更新提案なら
びに生産の効率化を図り、収益力のさらなる向上をめざします。
(ⅰ)顧客ニーズを捉えた技術開発と更新提案
(ⅱ)生産の効率化と現場力の強化
(ⅲ)メンテナンス事業の拡大
③持続的成長を支える経営基盤の強化
企業価値を高め、将来にわたって持続可能な成長を支える経営基盤を構築していきます。
(ⅰ)人材育成と働きがいのある職場づくり
(ⅱ)生産性と付加価値向上に向けた DX の推進
(ⅲ)環境負荷低減に貢献する事業活動の推進
(ⅳ)ガバナンス機能の充実
以上