6481 ＴＨＫ 2021-02-09 15:00:00
減損損失等の計上及び通期業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ [pdf]
2021 年２月９日
各 位
会社名 THK 株式会社
代表者名 代表取締役社長 寺町 彰博
（コード：6481 東証第一部）
問合せ先 執行役員 財務経理統括部長 中根 建治
（TEL 03－5730－3911）
減損損失等の計上及び通期業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ
当社は、2020年12月期において減損損失等を計上いたしました。また、2020年８月６日に公表した2020年12月期
通期（2020年１月１日～2020年12月31日）の業績予想値と本日公表の実績値に差異が生じましたので、下記のとお
りお知らせいたします。
記
１．減損損失等の計上
2020 年 12 月期の連結業績では、輸送機器事業を営む当社の連結子会社において、新型コロナウイルス感染
症（COVID-19）の世界的な感染拡大による市場環境の悪化等に伴う収益の低下により、保有する固定資産につ
いて減損の兆候が認められたことから、国際財務報告基準（IFRS）に基づく減損テストを実施した結果、8,083 百万
円を固定資産の減損損失としてその他の費用に計上しました。
一方で、収益改善に向けた構造改革に取り組んでおり、生産体制の再構築等に伴う構造改革費用 738 百万円
をその他の費用に計上しました。
また、輸送機器事業におけるクレーム対応に伴う一過性費用 653 百万円をその他の費用に計上しました。
2020 年 12 月期の個別業績では、連結子会社の固定資産の減損損失の計上等による財政状態の悪化に伴い、
関係会社株式評価損 9,158 百万円、関係会社出資金評価損 3,681 百万円及び関係会社貸倒引当金繰入額 1,337
百万円を特別損失に計上しました。
なお、関係会社株式評価損、関係会社出資金評価損及び関係会社貸倒引当金繰入額は、連結決算において
消去されるため、連結業績に与える影響はありません。
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２．2020 年 12 月期 通期業績予想値と実績値との差異（2020 年１月１日～2020 年 12 月 31 日）
(1)連結業績
親会社の所有
基本的１株当た
売上収益 営業利益 税引前利益 者に帰属する
り当期利益
当期利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想（Ａ）
216,000 200 △1,400 △3,100 △24.49
実績（Ｂ） 218,998 △8,499 △9,725 △9,992 △78.95
増減額（Ｂ－Ａ） 2,998 △8,699 △8,325 △6,892 ―
増減率（％） 1.4 ― ― ― ―
（ご参考）前期実績
274,599 18,277 18,168 11,690 92.37
（2019 年 12 月期）
(2)個別業績
１株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想（Ａ）
103,300 1,000 2,700 1,700 13.43
実績（Ｂ） 102,866 365 2,118 △13,183 △104.16
増減額（Ｂ－Ａ） △433 △634 △581 △14,883 ―
増減率（％） △0.4 △63.4 △21.5 ― ―
（ご参考）前期実績
136,189 11,933 15,746 7,559 59.72
（2019 年 12 月期）
３．差異の理由
連結業績については、営業利益以下の各段階利益において上記１に記載の通り、固定資産の減損損失等を計
上したことなどから、前回発表予想を下回る結果となりました。
個別業績については、営業利益において新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により需要が低位に推
移する中、売上高が想定を下回ったことなどにより、前回発表予想を下回る結果となりました。
また、当期純利益において上記１に記載の通り、関係会社株式評価損等を計上したことなどから、前回発表予想
を下回る結果となりました。
以 上
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