6480 日トムソン 2021-02-12 15:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月12日
上場会社名 日本トムソン株式会社 上場取引所 東
コード番号 6480 URL https://www.ikont.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 宮地 茂樹
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名) 牛越 今朝明 TEL 03-3448-5824
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 31,062 △14.6 △889 ― △774 ― △438 ―
2020年3月期第3四半期 36,384 △16.4 1,156 △67.6 1,191 △68.5 474 △82.1
(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 785百万円 (58.1%) 2020年3月期第3四半期 496百万円 (△10.0%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第3四半期 △6.13 ―
2020年3月期第3四半期 6.61 6.58
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期第3四半期 98,081 57,223 58.2 805.65
2020年3月期 98,118 57,439 58.4 796.63
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 57,075百万円 2020年3月期 57,291百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 7.50 ― 5.00 12.50
2021年3月期 ― 4.00 ―
2021年3月期(予想) 4.00 8.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日∼2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 43,000 △9.4 △700 ― △500 ― △200 ― △2.80
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(注)詳細は、添付資料8ページ「2. 四半期連結財務諸表及び主な注記 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の
会計処理の適用)」をご覧ください。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 73,501,425 株 2020年3月期 73,501,425 株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 2,657,905 株 2020年3月期 1,584,793 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 71,445,321 株 2020年3月期3Q 71,770,122 株
(注)期末自己株式数には、役員向け株式交付信託および従業員持株ESOP信託の保有する当社株式を含めております(2021年3月期3Q 1,662,300株、
2020年3月期 121,700株)。また、期中平均株式数(四半期累計)の計算においては、役員向け株式交付信託および従業員持株ESOP信託の保有する当社
株式を控除する自己株式に含めております(2021年3月期3Q 852,644株、2020年3月期3Q 265,388株)。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通しなどの将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、
実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、
四半期決算短信添付資料3ページ「1. 当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
日本トムソン株式会社(6480) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………P.2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………P.2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………P.3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………P.3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………P.4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………P.4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………P.6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………P.8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………P.8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………P.8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………P.8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………P.8
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日本トムソン株式会社(6480) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における経済情勢は、世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う事業活動の制
限により設備投資が抑制されるなど、極めて厳しい状況が続きました。各国の経済活動の再開により生産や輸出は
持ち直しの動きが見られたものの、感染再拡大や変異株の出現により再び行動規制措置が強化されるなど、依然と
して先行き不透明な状況で推移しました。
このような情勢のもとで、当社グループではお客様、取引先および従業員の安全を第一に考え、感染拡大防止の
対策を実施した上で、製品供給体制を維持するとともに、「IKO中期経営計画2020(CHANGE & CHAL
LENGE ~Next Stage ―ACCOMPLISH―)」に掲げる持続的な成長と収益基盤の強化に向
けた諸施策の実施や各種業務の効率化を積極的に推進しました。
販売面につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により営業活動に制限を受ける中、Web会議等を活
用した柔軟な営業活動により既存顧客との取引深耕を図りました。また、オンライン展示会を開催するなど、新規
市場・顧客の開拓にも注力しました。
製品開発面につきましては、真空・クリーン・高温等の厳しい環境下でも優れた潤滑性能を発揮する世界初の軸
受用液晶潤滑剤を封入した『液晶潤滑シリーズ』の製作対応形番を拡充するなど、機械装置の性能アップと信頼性
向上に貢献する高付加価値製品の研究開発に取り組みました。
生産面につきましては、継続的な現場改善活動により生産性の向上に努めるとともに、生産子会社である優必勝
(蘇州)軸承有限公司で「IKOブランド」製品の生産を推し進めるなど、効率的なグローバル生産体制の構築を
図りました。
当社グループの営業状況をみますと、新型コロナウイルス感染症による景気悪化に伴い売上高は前年同期を下回
りましたが、足元の受注高は回復傾向にあります。国内市場においては、エレクトロニクス関連機器向けは堅調に
推移したものの、工作機械向けなどを中心に売上高は減少しました。北米地域ではエレクトロニクス関連機器向け
が好調な一方、輸送機器や市販向けなどが減速し、売上高は減少しました。欧州地域では医療機器向けの需要が増
加しましたが、一般産業機械や市販向けなどの低迷により売上高は減少しました。中国では経済活動の再開以降、
急速に需要が回復し、売上高は大きく増加しました。その他地域では各国における制限措置の影響もあり、インド
や香港、韓国等で売上高は減少しました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は31,062百万円(前年同期比14.6%減)となりました。収益
面につきましては、営業活動の制限もあり経費節減に努めましたが、減収・減産の影響等により、営業損失889百
万円(前年同期は営業利益1,156百万円)、経常損失774百万円(前年同期は経常利益1,191百万円)、親会社株主に帰
属する四半期純損失438百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益474百万円)となりました。
また、当第3四半期連結累計期間における針状ころ軸受および直動案内機器等(以下「軸受等」)の生産高(平均
販売価格による) は27,215百万円(前年同期比22.7%減)となり、軸受等ならびに諸機械部品の受注高は32,471百万
円(前年同期比7.8%増)となりました。
セグメントについて、当社グループは、軸受等ならびに諸機械部品の製造販売を主な単一の事業として運営して
いるため、事業の種類別セグメントおよび事業部門は一括して記載しております。なお、部門別売上高では、軸受
等は27,683百万円(前年同期比14.3%減)、諸機械部品は3,379百万円(前年同期比17.2%減)となりました。
部門別売上高 (単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日 比 較 増 減
区 分
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
金額 比率 金額 比率 金額 伸び率
% % %
軸受等 32,302 88.8 27,683 89.1 △4,618 △14.3
諸機械部品 4,081 11.2 3,379 10.9 △702 △17.2
売上高合計 36,384 100.0 31,062 100.0 △5,321 △14.6
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日本トムソン株式会社(6480) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2) 財政状態に関する説明
資産合計は、前連結会計年度末に比べ37百万円減少し98,081百万円となりました。これは主に、現金及び預金
1,769百万円、投資有価証券2,040百万円等の増加と、受取手形及び売掛金505百万円、たな卸資産1,030百万円、
未収入金599百万円、未収還付法人税等788百万円等の減少によるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ178百万円増加し40,857百万円となりました。これは主に、長期借入金
1,776百万円、リース債務371百万円等の増加と、支払手形及び買掛金1,396百万円、未払費用404百万円等の減少
によるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ216百万円減少し57,223百万円となりました。これは主に、自己株式
268百万円、その他有価証券評価差額金1,455百万円等の増加と、利益剰余金1,170百万円、為替換算調整勘定298
百万円等の減少によるものであります。
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の収束時期は依然不透明な状況が続いておりますが、
エレクトロニクス関連機器向けや医療機器向け等の需要が回復しており、2020年11月12日に公表いたしました通期
の連結業績予想を上回る見込みです。このような情勢を踏まえ、通期の連結業績予想につきましては、連結売上高
43,000百万円、営業損失700百万円、経常損失500百万円、親会社株主に帰属する当期純損失200百万円といたしま
した。
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日本トムソン株式会社(6480) 2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1) 四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 12,924 14,694
受取手形及び売掛金 11,671 11,165
商品及び製品 16,196 15,617
仕掛品 11,122 10,383
原材料及び貯蔵品 6,414 6,702
その他 2,624 1,154
貸倒引当金 △14 △17
流動資産合計 60,940 59,699
固定資産
有形固定資産
機械装置及び運搬具(純額) 11,500 11,532
その他(純額) 13,242 13,101
有形固定資産合計 24,742 24,634
無形固定資産 2,107 1,786
投資その他の資産
投資有価証券 6,708 8,749
その他 3,675 3,267
貸倒引当金 △56 △56
投資その他の資産合計 10,328 11,960
固定資産合計 37,178 38,381
資産合計 98,118 98,081
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日本トムソン株式会社(6480) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 7,832 6,435
短期借入金 1,200 1,200
1年内償還予定の社債 - 5,000
1年内返済予定の長期借入金 4,130 4,398
未払法人税等 225 141
役員賞与引当金 63 47
債務保証損失引当金 170 -
その他 4,132 3,929
流動負債合計 17,754 21,151
固定負債
社債 15,000 10,000
長期借入金 6,876 8,385
退職給付に係る負債 33 17
その他 1,014 1,303
固定負債合計 22,924 19,706
負債合計 40,679 40,857
純資産の部
株主資本
資本金 9,533 9,533
資本剰余金 12,886 12,886
利益剰余金 34,988 33,817
自己株式 △828 △1,097
株主資本合計 56,579 55,139
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,365 2,821
繰延ヘッジ損益 0 0
為替換算調整勘定 △494 △792
退職給付に係る調整累計額 △160 △93
その他の包括利益累計額合計 711 1,935
新株予約権 148 148
純資産合計 57,439 57,223
負債純資産合計 98,118 98,081
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(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 36,384 31,062
売上原価 24,812 22,622
売上総利益 11,572 8,440
販売費及び一般管理費 10,416 9,330
営業利益又は営業損失(△) 1,156 △889
営業外収益
受取利息 12 13
受取配当金 192 134
受取保険金 122 87
雇用調整助成金 - 278
その他 228 187
営業外収益合計 556 702
営業外費用
支払利息 71 89
売上割引 42 33
為替差損 338 215
一時帰休費用 - 193
その他 69 55
営業外費用合計 521 587
経常利益又は経常損失(△) 1,191 △774
特別利益
投資有価証券売却益 52 24
特別利益合計 52 24
税金等調整前四半期純利益又は
1,244 △749
税金等調整前四半期純損失(△)
法人税等 758 △311
四半期純利益又は四半期純損失(△) 485 △438
非支配株主に帰属する四半期純利益 11 -
親会社株主に帰属する四半期純利益又は
474 △438
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
6
日本トムソン株式会社(6480) 2021年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 485 △438
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 323 1,455
繰延ヘッジ損益 △2 △0
為替換算調整勘定 △292 △298
退職給付に係る調整額 △16 66
その他の包括利益合計 11 1,223
四半期包括利益 496 785
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 481 785
非支配株主に係る四半期包括利益 15 -
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日本トムソン株式会社(6480) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用の計算
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会
計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用
しております。ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合
には、税引前四半期純利益または税引前四半期純損失に法定実効税率を乗じた金額に、繰延税金資産の回収可
能性を考慮しております。
(追加情報)
新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積りの仮定
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、当社グループでも受注減による売上高の減少等が発生しておりま
すが、当第3四半期連結会計期間にみられた需要回復傾向は今後も継続すると仮定して、会計上の各種見積り
を行っております。
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