6479 ミネベアミツミ 2021-11-05 17:20:00
2022年3月期第2四半期決算 説明会資料 [pdf]
決算説明会
2022年3月期 第2四半期
ミネベアミツミ株式会社
2021年11月5日
本日のご説明
1.業績の説明
2.事業概況と経営戦略
2021/11/5 2
業績の説明
取締役 専務執行役員 吉田 勝彦
2021/11/5 3
2Q連結業績サマリー
売上高、営業利益、四半期利益ともに
第2四半期として過去最高
2021年3月期 2022年3月期 前年同期比 前四半期比
(百万円)
2Q 1Q 2Q 伸び率 伸び率
売上高 274,267 248,305 281,955 +2.8% +13.6%
営業利益 17,513 19,628 25,005 +42.8% +27.4%
税引前利益 16,931 19,603 24,716 +46.0% +26.1%
親会社の所有者に帰属する
四半期利益 13,209 14,659 20,393 +54.4% +39.1%
基本的1株当たり
四半期利益(円)
32.34 36.11 50.36 +55.7% +39.5%
2021年3月期 2022年3月期 2022年3月期
為替レート
2Q 1Q 2Q
US$ 105.90円 108.99円 110.10円
ユーロ 123.56円 130.84円 130.82円
タイバーツ 3.41円 3.50円 3.40円
人民元 15.16円 16.80円 17.05円
2021/11/5 4
上半期連結業績サマリー
売上高、営業利益、当期利益ともに
上半期として過去最高
2021年3月期 2022年3月期 前年同期比 2022年3月期上半期
(百万円)
上半期 上半期 伸び率 8月予想 達成率
売上高 461,730 530,260 +14.8% 537,000 -1.3%
営業利益 20,922 44,633 2.1倍 45,000 -0.8%
税引前利益 20,250 44,319 2.2倍 44,500 -0.4%
親会社の所有者に帰属する
当期利益 15,425 35,052 2.3倍 34,500 +1.6%
基本的1株当たり
当期利益(円)
37.77 86.45 2.3倍 84.99 +1.7%
2021年3月期 2022年3月期
為替レート
上半期 上半期
US$ 106.82円 109.55円
ユーロ 120.90円 130.83円
タイバーツ 3.38円 3.45円
人民元 15.14円 16.93円
2021/11/5 5
売上高、営業利益、営業利益率
売上高
(10億円)
営業利益
営業利益率
279.5 275.7 282.0
267.7 274.3
251.0 248.3
226.9
204.4
187.5
25.0
23.3
19.6 19.6 19.6
17.5
12.4
10.7
7.9% 8.9%
7.0% 8.7%
7.1%
3.3 5.5% 3.4 6.4%
4.3%
1.8%
1.6%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
20/3期 21/3期 22/3期
2021/11/5 6
2Q実績 8月時点業績予想からの差異
(10億円)
288.7 +8.7
+0.1 282.0
△7.0
△5.9
売上高
25.4 25.0
営業利益
2021/11/5 7
機械加工品事業セグメント
売上高(10億円) 営業利益(10億円)
ボールベアリング ロッドエンド・ファスナー ピボットアッセンブリー 営業利益 営業利益率
26.9%
24.8%
23.2% 22.6%
21.2%21.1% 20.9%
20.1% 20.0%
18.2%
46.1
45.1 45.2 44.5
44.1 44.1 44.3
11.9
6.2 6.3
6.4 5.6 39.7 5.5 5.5 5.9 10.9
38.0 10.7
10.2
35.5 5.3
5.1 6.4 9.6 9.4
10.0 7.2 6.5
9.6 9.5 10.1 4.5 8.8
6.3 8.3
6.9
7.4 7.2 6.9
29.8 29.2 29.4 28.7 31.4 32.2 31.9
28.1
26.0
23.6
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
20/3期 21/3期 22/3期 20/3期 21/3期 22/3期
2021/11/5 8
電子機器事業セグメント
売上高(10億円) 営業利益(10億円)
モーター エレクトロデバイス センシングデバイス その他 営業利益 営業利益率
7.9% 8.7%
6.6% 5.6% 4.7% 6.0% 6.5%
3.0%
2.7%
-0.7%
111.5 0%
1.1
101.3 8.6
1.0
98.6
1.1 94.9 93.7
8.2
89.0 8.7 90.7 1.1 90.4 0.9
1.1 8.9 0.9
1.2 9.3
8.2 8.0
77.6
7.5 79.7 8.8
1.2
1.1 7.9
55.9 6.9 17.3
8.3 24.4 17.3
46.4 39.7 28.1 6.7
6.1
37.7 5.5 5.7
22.4 32.5
4.3
2.7
66.1 2.2
60.5 64.2
53.3
45.8 45.7 46.0 42.7 49.1
39.0
(0.6)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
20/3期 21/3期 22/3期 20/3期 21/3期 22/3期
2021/11/5 9
ミツミ事業セグメント
売上高(10億円) 営業利益(10億円)
営業利益 営業利益率
9.2% 10.2%
8.7%
7.1% 6.8% 6.6%
6.7%
3.6%
0.0%
114.3 -1.0%
0%
110.7 111.0
100.9
79.2 79.4 11.3
76.8
9.9
62.4
7.3 7.6
56.6 7.1
49.7
5.1
4.2
2.9
0.0
(0.6)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
20/3期 21/3期 22/3期 20/3期 21/3期 22/3期
2021/11/5 10
ユーシン事業セグメント
売上高(10億円) 営業利益(10億円)
営業利益 営業利益率
5.4%
4.5% 4.5%
2.2% 2.4%
-0.9%
0%
-0.1%
-0.2%
36.9 1.7
1.4 -7.9%
32.7 1.2
32.0 31.5 32.3
30.7 30.9 30.7 0.7 0.8 -13.9%
26.6
(0.1) (0.0)
(0.3)
15.6
(2.2)
(2.5)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
20/3期 21/3期 22/3期 20/3期 21/3期 22/3期
*PPAにより、 20/3期は修正
2021/11/5 11
親会社の所有者に帰属する四半期利益
(10億円) 親会社の所有者に帰属する四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円)
20.4
19.2
16.1
14.1 14.7
13.2 50.4
46.4
10.4 39.5
36.1
34.1
32.3
7.2
25.4
2.2 17.6
2.2
5.2 5.4
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
20/3期 21/3期 22/3期
2021/11/5 12
棚卸資産
(10億円)
214.1
204.4
186.5 195.5
181.4 175.9
174.4 169.8 174.3 171.4
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
20/3期 21/3期 22/3期
2021/11/5 13
ネット有利子負債、フリーキャッシュフロー 18/3期はJGAAP
ネット有利子負債 * フリーキャッシュフロー
(10億円)
90.2
84.4
75.2
60.0
52.5
46.5
42.9
37.2
47.2
23.2
21.7
9.6
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 22/3期
1H 予想
*ネット有利子負債:連結財政状態計算書上の「社債および借入金」 -(「現金および現金同等物」+3か月超の定期預金)
[JGAAP] [ IFRS ]
2021/11/5 14
業績予想
通期業績予想を上方修正
2021年3月期 2022年3月期
(百万円)
通期 上半期 下半期 通期 前期比
売上高 988,424 530,260 519,740 1,050,000 +6.2%
営業利益 51,166 44,633 45,367 90,000 +75.9%
税引前利益 49,527 44,319 44,681 89,000 +79.7%
親会社の所有者に帰属する
当期利益
38,759 35,052 36,948 72,000 +85.8%
基本的1株当たり
当期利益(円)
94.95 86.45 91.24 177.69 +87.1%
2021年3月期 2022年3月期
為替レート
通期 下半期想定
US$ 105.79円 110.00円
ユーロ 123.22円 130.00円
タイバーツ 3.40円 3.35円
人民元 15.52円 17.50円
2021/11/5 15
セグメント別業績予想
2021年3月期 2022年3月期
(百万円)
通期(組替後) 上半期 下半期 通期 前期比
売上高 988,424 530,260 519,740 1,050,000 +6.2%
機械加工品 157,411 88,357 88,643 177,000 +12.4%
電子機器 345,595 184,127 177,873 362,000 +4.7%
ミツミ事業 352,277 187,710 183,290 371,000 +5.3%
ユーシン事業 132,112 69,579 69,421 139,000 +5.2%
その他 1,029 487 513 1,000 -2.8%
営業利益 51,166 44,633 45,367 90,000 +75.9%
機械加工品 31,223 22,819 24,181 47,000 +50.5%
電子機器 17,685 13,941 11,059 25,000 +41.4%
ミツミ事業 20,458 16,414 16,586 33,000 +61.3%
ユーシン事業 △ 2,594 △ 104 2,104 2,000 -
その他 △ 1,908 △ 910 △ 1,090 △ 2,000 +4.8%
調整額 △ 13,698 △ 7,527 △ 7,473 △ 15,000 +9.5%
2021/11/5 16
事業概況と経営戦略 2021年11月5日
代表取締役 会長兼社長執行役員
(CEO & COO)
貝沼 由久
2021/11/5 17
今期(22/3期)業績予想のポイント(上方修正)
通期営業利益予想は900億円とする
3本槍(ベアリング、モーター、アナログ半導体)+OISが
引き続き当社全体の業績を大きくけん引する。
ベアリングは月産345百万個の早期実現に向け生産効率を引き上げ、
さらなる収益性向上を図る。
下半期の
ポイント モーターは収益の柱として成長。全社収益を支える核として下半期も
成長継続。
アナログ半導体はさらなる収益の上積みを目指す。
OISは主要顧客向けに順調。来期以降の新規顧客の増加に備える。
(百万円) 2021年3月期 2022年3月期
通期 上半期 下半期 通期 前期比
売上高 988,424 530,260 519,740 1,050,000 +6.2%
営業利益 51,166 44,633 45,367 90,000 +75.9%
親会社の所有者に帰属する
当期利益 38,759 35,052 36,948 72,000 +85.8%
基本的1株当たり
94.95 86.45 91.24 177.69 +87.1%
当期利益(円)
2021/11/5 18
機械加工品事業の状況(大きな飛躍の準備)
生産能力増強を優先し圧倒的競争力を確保する
1 ボールベアリング事業
ミニチュア・小径ボールベアリング 365
生産能力の推移
(百万個/月)
外販数量は下半期も一部半導体不足の影響が残る 345
も、前年同期比で増加トレンドが継続。
最も投資効率の高い地域において23年8月(予定) 325 100億円
設備投資
に月産365百万個体制を構築する。
315
(多目的工場)
→適正在庫を確保し、生産効率向上とコスト改善 100億円
(セット替えや輸送費のロス低減など)へ。 設備投資
300
生産性
ベアリングの革新的精度向上による消費電力削減、 改善
製品寿命向上の取り組みを加速。 65億円
設備投資
18年7月 20年3月 21年3月 22年8月 23年8月
予定 予定
2 航空機関連事業
航空機向け新規ビジネスの領域(開発案件含む)
22年下半期から23年下半期にかけてコロナ前まで キーワード:低燃費、省エネ、電動化、軽量素材
の回復を見込む。
→プッシュ型からプル型生産への改善で需要回復に
備える。
CO2排出削減に貢献する新領域への大型ビジネス獲
新機能ランディン 低燃費エンジン 電動航空機
得により、市況回復より早い成長に期待。 グギア
2021/11/5 19
電子機器事業の状況(モーター事業を拡大)
モーターを中心とした事業全体の
安定的な成長の土台が固まる
モーター事業 EV向け主要モーター製品の一例
EV固有機能 環境機能
徹底したコストダウンとプロダクトミックス改
善の成果が顕在化。
トラクション アクティブ・
上半期は自動車の減速、原材料価格高騰、半導 モーター向け グリル・
レゾルバ アクチュエーター
体不足の影響があってもモーター事業として過
去最高水準の収益を達成。
EVを含む自動車向け新規量産製品が続々と立ち EV用二次電池 バルブ用
冷却FAN アクチュエーター
上がる。
モーター事業 用途別売上高
自動車 安全機能 快適機能
その他 CAGR 20%以上
(高級家電、医療、FA等) (21/3期~25/3期) EPB用DCモーター HVAC用
ステッピングモーター
22/3期上半期 LIN Bus Type
ヘッドライト シートベンチレーション
モーター事業売上高 アクチュエータ
1,303億円
OA・通信 ADAS用
(複写機、スマホ等) ヘッドライト冷却FAN
PC・周辺機器 ECU/GPU冷却FAN
2021/11/5 20
ミツミ事業の状況(過去最高益の更新を目指す)
事業ポートフォリオの強靭化と 100
「相合」によるシナジー創出を加速する
1 アナログ半導体事業 アナログ半導体事業売上高
73
(10億円) 73
58.7 増加分は
今期売上は730億円達成の見込み。1,000億円の 61 MMIセミコンダクター
(期初) で成長
早期実現を図る。
市況に応じてフレキシブルな価格政策を実施。 27
MMIセミコンダクター(旧オムロン野洲)の来期
の収益貢献に向けてPMIが始動。
将来に向けた新たな拡販活動を推進。
→MEMS、IGBT、モータードライバー 20/3期 21/3期 22/3期 早期実現を図る! 26/3期
予想 目標
* アナログ半導体事業 用途別売上高
2 光デバイス事業・機構部品事業 自動車
その他
光デバイスは引き続き堅調。 (PC、医療、FA等)
22/3期上半期 家電
カンボジア工場へ新規顧客向け生産ラインを導入中
アナログ半導体事業売上高
(11月より順次実施)。
373億円
→新規顧客向けで爆発的成長のポテンシャルあり。
ゲームは来期も堅調と予想。
OA・通信
* 光デバイスは OIS と VCM を含みます。 (複写機、スマホ等)
2021/11/5 21
ユーシン事業の状況(自動車回復を待つ)
コスト削減策と「相合」による
次世代向け製品の拡販準備を並行する
1 自動車事業 次の成長の柱となる注力製品
3Qは一部半導体不足の影響が残り、4Qは緩やか フラッシュハンドル:リモコンキーを持った人が車に近づくとド
ア表面からハンドルが自動的に出てくる。デザイン性や空力
な挽回を見込むも、基本的スタンスは自動車産業 性能の向上に貢献。
の回復をじっくり待つ。 E-Latch:小型軽量化を図った電気的解除のラッチ(ドア
を施解錠する装置)。
相合戦略の成果が発現し高付加価値製品の新規受 CSD*:車両のバックドアの両端に搭載し、バックドアの電動
注が活性化。 開閉をおこなう。
→フラッシュハンドル、E-Latch、CSD
*Compact spindle drive
Tier1ノウハウを結集し車載デバイス事業(アン
テナ)の体質改善を図る。
フラッシュハンドル
2024年以降のオーダーが著しく増加。 CSD
2 欧州構造改革の状況
低価格品を撤退し相合できる製品にフォーカ
ス。
人員削減による固定費低減は来期に貢献。
E-Latch
2021/11/5 22
来期のイメージ(営業利益1,000億円を目指す)
来期営業利益1,000億円を実現する主力事業
ベアリング 月産能力2,000万個増量
航空機関連 営業利益はコロナ前の70%まで回復
モーター 自動車向け新規量産品立ち上がり
下半期より滋賀工場*立ち上がり
アナログ半導体
MEMSを特急で拡販 *MMIセミコンダクター
OIS 売上高 今年度比1.3倍へ
ゲーム関連 引き続き堅調と予想
2021/11/5 23
中長期成長をけん引する主力事業(ビヨンド1,000)
22/3期予想対比
主な増益ポテンシャルのイメージ(24/3期~25/3期)
営業利益のイメージ
ベアリング +100 億円 (10億円)
(航空機関連含む)
130
モーター +80 億円
アナログ半導体 +50 億円 115
100
OIS +70 億円
90
その他 +100 億円
+ 400
億
合計 円
22/3期 23/3期 24/3期 25/3期
(M&Aを除くオーガニック成長のみ) 予想 計画 計画 イメージ
2021/11/5 24
QCDESS戦略と環境負荷低減への対応
2本柱で世界のCO2排出削減に貢献
TM
Q C D E S S
uality ost elivery co
/efficiency
ervice peed
① カーボンニュートラルへの挑戦 ② MMIビヨンドゼロの推進
自社のCO2排出削減の推進 お客様のCO2排出削減のサポート
再生エネルギーの活用や省エネルギーの推進で 当社製品の省エネ効率の向上を通して
カーボンニュートラルを目指す 世界全体のカーボンニュートラルに貢献
(一世代前の当社製品と比較したCO2排出削減量を算定)
▲ 30%減 30%増
2030年度 総量 2030年度
CO2排出削減量 排出削減貢献量
(2020年度比) (2020年度比)
2021/11/5 25
①カーボンニュートラルに向けて
(万トン) (億円)
300 25,000
当社のCO2排出量の削減目標
~実質ゼロに向けた取り組み~
BAU*
250
20,000
200
15,000
150
売上高 31/3期目標(21/3期基準) 10,000
100
85 万
トン
CO2排出量 30% 削減 60 万
トン
CO2排出量
5,000
50
0 0
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 23/3期 24/3期 25/3期 26/3期 27/3期 28/3期 29/3期 30/3期 31/3期
実績
2021/11/5 26 *Business as usual(特段の対策のない場合のCO2排出量)
②MMIビヨンドゼロの実現に向けて
製品の省エネルギー効率をあげ、多くのお客様に
ご利用いただくことによってCO₂排出削減貢献量を拡大! 統合報告書2021
2021/11/5 27
②MMIビヨンドゼロの取り組み
当社製ベアリングの精度を高めることにより
お客様の製品での省エネ効率の向上を確認!
13万トンのCO2を身近なものに例えると・・・
当社製 精度向上ベアリングを
エアコン用モーターに採用することだけで スギによる
約1,500万本分
**
CO2の
CO2排出削減貢献量 年間吸収量
13万トン
*
日本人による
約15,000人分
***
CO2の
年間排出量
CO₂排出削減貢献量の算定式 以下にて簡易試験で当社試算 CO2削減貢献量(万トン)
* 年間販売数量S: 51百万台(モーター台数)
モーター1台当たりベアリング個数: 2個 目標
負荷率L: 1 2020年度
21/3期 2030年度
31/3期
製品寿命 Hop: 19,656時間
CO2排出係数CæFe: 0.5001kg-CO2/kWh
** スギ1本当たりCO2吸収量: 年間8.8kg
「CO₂排出削減貢献量」は、「電子情報技術産業協会(JEITA)ガイドライン」等に準じて算出してい (参照先:林野庁) 約
ますが、「GHGプロトコル」のScope1,2,3では算定対象外とされています(当社はBtoB部品メー
カーであるため)。
-175
*** 日本人1人当たりエネルギー起源CO2排出
しかしながら、当社の高品質な製品を使用いただくことにより、お客様の製品におけるCO₂排出量削 量: 年間8.5t
減に貢献するという考えに基づき、独自のKPIとして算出・可視化しています。 (参照先:全国地球温暖化防止活動推
進センター) 削減貢献量を
積み増し! 約
-230
2021/11/5 28
配当
22/3期 配当
中間配当 期末配当(予想) 年間配当(予想)
18 円/株 18 円/株 36 円/株
22/3期の配当は、原則として連結配当性向20%程度を目処としていますが、
経営環境を総合的に勘案し、継続して安定的な配当を目指します。
(ご参考)21/3期 配当
年間配当36円(中間配当14円 期末配当14円 記念配当8円)
2021/11/5 29
当資料で述べられた内容のうち歴史的事実でないものは、一定の前提の下に作成した将来の見通しであり、ま
た、それらは現在入手可能な情報から得られた当社経営者の判断にもとづいています。実際の業績は、さまざま
な要素により、これら見通しとは大きく異なる結果となる場合があります。実際の業績に影響を与える重要な要
素としては、(1)当社を取り巻く経済情勢、需要動向等の変化、(2)為替レート、金利等の変動、(3)エレクトロニ
クスビジネス分野で顕著な急速な技術革新と継続的な新製品の導入の中で、タイムリーに設計・開発、製造・販売
を続けていく能力、などです。但し、業績に影響を与えうる要素はこれらに限定されるものではありません。
本資料に掲載のあらゆる情報はミネベアミツミ株式会社に帰属しています。手段・方法を問わず、いかなる目的に
おいても当社の事前の書面による承認なしに複製・変更・転載・転送等を行わないようお願いいたします。
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参考資料
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機械加工品事業セグメント 18/3期はJGAAP
売上高(10億円) 営業利益(10億円)
ボールベアリング ロッドエンド・ファスナー 営業利益 営業利益率
ピボットアッセンブリー その他 26.6%
25.4%
24.2%
22.0%
(注)4QでのPPA
19.8%
188.3 △7億円を除く場合 47.8
180.9 47.0
176.4 177.0
7.1 29.5 43.4
24.5 22.0
157.4 39.9
31.5 42.7
20.5
37.6 26.0
39.3
31.2
31.9 27.8
129.0
121.2 117.1
105.9 109.1
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期
予想 予想
[JGAAP] [ IFRS ] [JGAAP] [ IFRS ]
2021/11/5 32
電子機器事業セグメント 18/3期はJGAAP
売上高(10億円) 営業利益(10億円)
モーター エレクトロデバイス センシングデバイス その他 営業利益 営業利益率
451.5
3.8
35.7
387.3
379.4
4.2
4.3 363.8 362.0
36.4 32.5 4.6 4.0
32.6 33.0
6.9% 6.9%
4.4% 4.6% 4.8%
227.8 60.0
158.5
31.2
162.4 124.7
25.0
16.9 17.6 17.6
265.0
201.9
184.2 188.1 180.2
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期
予想 予想
[JGAAP] [ IFRS ] [JGAAP] [ IFRS ]
2021/11/5 33
ミツミ事業セグメント 18/3期はJGAAP
売上高(10億円) 営業利益(10億円)
営業利益 営業利益率
8.6% 8.9%
7.2% 6.6%
6.4%
371.0
361.0
5.5%
308.4
292.2
(注)以下の一時費用を除く場合
エイブリックPPA △21億円 33.0
250.6 3Q特殊要因 光デバイス関連 △19億円
+約50億円 計 △40億円
23.7
21.5 22.3
18.7
19.8
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期
予想 予想
[JGAAP] [ IFRS ] [JGAAP] [ IFRS ]
2021/11/5 34
決算期変更に伴い17/12期は13ヶ月決算
ユーシン事業セグメント 18/12期以前は経営統合前の参考値でJGAAP
20/3期は2019年1-3月の数値を含まず
売上高(10億円) 営業利益(10億円)
営業利益 営業利益率
4.7%
168.6
3.2% 2.3%
2.1%
1.4%
148.6
0%
139.0
125.1 -1.8%
105.1 (注)4Qの一時費用
7.0 (欧州構造改革費用 等)
△43億円を除く場合
5.4
2.6 2.5 2.0
(1.9)
17/12期 18/12期 20/3期 21/3期 22/3期 17/12期 18/12期 20/3期 21/3期 22/3期
予想 予想
[JGAAP] [ IFRS ] [JGAAP] [ IFRS ]
2021/11/5 35
販管費
(10億円)
販管費 売上高販管費比率
30.1 30.4
29.0
26.7 27.3 27.0 27.5
26.6 26.1
25.2
13.4%
13.1% 11.9% 12.1%
11.5%
10.8%
9.8% 10.0% 9.5% 10.0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
20/3期 21/3期 22/3期
2021/11/5 36
設備投資額・減価償却費 18/3期はJGAAP
(10億円) 設備投資額 減価償却費
70.0
54.2 54.2
50.1* 48.6
46.2 45.5 45.0
36.4
31.6 33.9
21.8
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 22/3期
1H 予想
*20/3期 設備投資額には、IFRS16号適用開始日に増加したリース資産は含まれておりません。
[JGAAP] [ IFRS ]
2021/11/5 37
ROIC(投下資本利益率)
ユーシン事業は19/3以前は経営統合前の参考値でJGAAP、全社に
は含まない。その他のセグメントは18/3期以前はJGAAP
ミネベアミツミ版 = NOPAT (営業利益+特別損益)×(1-税率)
ROIC 投下資本 (受取手形・売掛金+棚卸資産+固定資産-支払手形・買掛金)
セグメント別で管理できる事業資産(売上債権・債務、棚卸資産、固定資産)で算出
(%)
全社 機械加工品 電子機器 ミツミ事業 ユーシン事業
40.0
31.1 31.1
29.9 30.1
28.0
30.0 25.6
24.0
21.6 22.6
20.3
18.6
20.0 17.6 18.2 16.4 18.9 15.2
14.6
16.5 14.5
12.8 12.4 12.8
10.4 14.4 11.8 11.1
10.8 11.6 10.0 12.3
9.7 9.5
10.0 10.9 13.1 11.0
10.5 9.8
8.8 4.4 3.9
7.1 6.6 8.9
3.1 8.5
2.0 2.9 8.5
0.5 0.1 5.8
2.4 1.4
0.0
-0.3 -0.1
-3.2 -2.3
-10.0
-9.4 -9.3
-11.5
-20.0
16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 21/3期 21/3期 21/3期 21/3期 22/3期 22/3期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
[JGAAP] [ IFRS ] [ IFRS ]
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