6479 ミネベアミツミ 2020-08-04 15:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2020年8月4日
上場会社名 ミネベアミツミ株式会社 上場取引所 東 名
コード番号 6479 URL https://www.minebeamitsumi.com/
代表者 (役職名) 代表取締役会長兼社長執行役員 (氏名)貝沼 由久
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名)山本 光伸 TEL 03-6758-6711
四半期報告書提出予定日 2020年8月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (アナリスト向け)
(百万円未満四捨五入)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
四半期包括利益
売上高 営業利益 税引前利益 四半期利益 所有者に帰属する
合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 187,463 △8.3 5,364 61.4 5,274 57.9 3,616 44.1 3,573 64.4 10,847 -
2020年3月期第1四半期 204,425 △4.0 3,324 △76.7 3,341 △76.4 2,510 △77.2 2,173 △80.0 △6,424 -
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 8.75 8.57
2020年3月期第1四半期 5.23 5.15
(注)2020年3月期末において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2020年3月期第1四半期連結累
計期間に係る各数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
(2)連結財政状態
資産合計 資本合計 親会社の所有者に 親会社所有者
帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 940,009 407,404 404,113 43.0
2020年3月期 864,481 402,276 394,372 45.6
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 14.00 - 14.00 28.00
2021年3月期 -
2021年3月期(予想) - - - -
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
2021年3月期の年間配当金につきましては、連結配当性向20%程度を目途に決定いたします。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 親会社の所有者に 基本的1株当たり
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) - - - - - - -
900,000 △8.0 50,000 △14.7 39,000 △15.2 95.49
通期
~ 1,000,000 ~ 2.2 ~ 60,000 ~ 2.3 ~ 47,000 ~ 2.2 ~ 115.08
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
新規 1社 (社名)エイブリック株式会社
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 427,080,606株 2020年3月期 427,080,606株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 18,676,611株 2020年3月期 18,676,128株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 408,404,225株 2020年3月期1Q 415,131,317株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資
料発表日現在における仮定を前提としており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実
際の業績は、今後さまざまな要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。業績予想の前提条件その他の
関連する事項については、添付資料4ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(4)連結業績予想などの将来
予測情報に関する説明」をご覧ください。
(アナリスト向け決算説明会資料の入手方法)
2020年8月4日(火)に、決算説明会資料を当社ウェブサイト(https://www.minebeamitsumi.com/)に掲載いたしま
す。
ミネベアミツミ㈱ (6479) 2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)新型コロナウイルスの影響について …………………………………………………………………………… 3
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 5
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 5
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 …………………………………………… 7
要約四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………… 7
要約四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………… 8
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… 9
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… 11
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 13
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 13
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ミネベアミツミ㈱ (6479) 2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)のわが国の経済は、新型コロナウイル
ス感染拡大により自動車を中心とした輸出及び消費が大幅に減少し、企業収益の悪化とともに設備投資が減少、雇
用環境が急速に悪化するなど、リーマンショック以来最大の景気後退となりました。米国経済は、積極的な金融緩
和が行われているものの、新型コロナウイルス感染拡大による世界景気の下振れや米中貿易摩擦により、輸出や設
備投資が大幅に減少しております。欧州経済は、感染拡大防止のためのロックダウン長期化の影響などにより、景
気は大きく後退しました。アジア地域においては、中国の経済活動が再開され、中国政府からの自動車購入に係る
優遇政策等により販売台数は回復してきているものの、世界経済の回復の遅れにより、景気の低迷が続いていま
す。
当社グループは、かかる経営環境下で、収益力のさらなる向上を実現するために、徹底したコスト削減、高付加
価値製品と新技術の開発及び拡販活動に注力してまいりました。
この結果、売上高は187,463百万円と前年同期比16,962百万円(△8.3%)の減収となりました。営業利益は
5,364百万円と前年同期比2,040百万円(61.4%)の増益、税引前四半期利益は5,274百万円と前年同期比1,933百万
円(57.9%)の増益、親会社の所有者に帰属する四半期利益は3,573百万円と前年同期比1,400百万円(64.4%)の
増益となりました。
なお、2020年4月30日付でエイブリック株式会社を子会社化し、経営統合を実施したことに伴い、同社を連結対
象に組み入れております。上記には、統合日以降の同社の損益が含まれております。
また、前連結会計年度末において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前第1四半期連結累
計期間に係る各数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
機械加工品事業は、当社グループの主力であるボールベアリングのほかに、主として航空機に使用されるロッド
エンドベアリング、ハードディスク駆動装置(HDD)用ピボットアッセンブリー等のメカニカルパーツ及び航空機
用のねじが主な製品であります。主力製品であるボールベアリングは、ファンモーター向けにおいて需要が堅調に
推移しましたが、自動車向けの需要減等により販売数量、売上高ともに減少しました。ロッドエンドベアリング
は、航空機関連の需要減により売上高は減少しました。ピボットアッセンブリーは、HDD市場の縮小を受け、販売
数量、売上高ともに減少しました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は35,507百万円と前年同期比10,546百万円(△22.9%)の減収と
なり、営業利益は7,152百万円と前年同期比3,547百万円(△33.2%)の減益となりました。
電子機器事業は、電子デバイス(液晶用バックライト等のエレクトロデバイス、センシングデバイス(計測機
器)等)、HDD用スピンドルモーター、ステッピングモーター、DCモーター、エアームーバー及び特殊機器が主な
製品であります。自動車市場の低迷に伴い、ステッピングモーターをはじめとする車載モーターの需要減はありま
したが、液晶用バックライトでは薄型技術に優位性を持つ当社への需要が堅調に推移し、売上高は増加しました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は79,675百万円と前年同期比2,036百万円(2.6%)の増収とな
り、営業利益は2,189百万円と前年同期比2,766百万円の改善となりました。
ミツミ事業は、半導体デバイス、光デバイス、機構部品、高周波部品及び電源部品が主な製品であります。カメ
ラ用アクチュエータ、ゲーム機器等の機構部品が好調に推移し、売上高は増加しました。
なお、エイブリック株式会社の取得に伴い、ミツミ事業に同社の損益が含まれております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は56,632百万円と前年同期比6,978百万円(14.1%)の増収とな
り、営業利益は1,370百万円と前年同期比1,354百万円の増益となりました。
ユーシン事業は、キーセット、ドアラッチ、ドアハンドル等の自動車部品のほかに、産業機器用部品、住宅機器
用部品(ビル、住宅用錠前その他)が主な製品であります。自動車部品は、新型コロナウイルス感染拡大の影響に
よる自動車市場減速により売上が大幅に減少しました。産業機器用部品においても市場の減速により売上が減少し
ました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は15,581百万円と前年同期比15,153百万円(△49.3%)の減収と
なり、営業利益は売上高の減少に伴い2,169百万円の損失と前年同期比2,846百万円の悪化となりました。
その他の事業は、自社製機械が主な製品であります。当第1四半期連結累計期間の売上高は68百万円と前年同期
比277百万円(△80.2%)の減収、営業損失は427百万円と前年同期比60百万円の悪化となりました。
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ミネベアミツミ㈱ (6479) 2021年3月期 第1四半期決算短信
上記以外に、各セグメントに帰属しない全社費用等2,751百万円を調整額として表示しております。前年同期の
調整額は7,124百万円でした。
(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び資本の状況
当社グループは、「財務体質の強化」を主要な経営方針とし、効率的な設備投資、資産運用及び有利子負債の削
減等に取り組んでおります。高収益のコア事業への比重を高めるポートフォリオ改革や実効性の高いM&Aを実現
し、適切かつ機動的な財務戦略を推進いたします。
当第1四半期連結会計期間末における総資産は940,009百万円となり、前連結会計年度末に比べ75,528百万円の
増加となりました。その主な要因は、棚卸資産、のれん、有形固定資産の増加であります。
当第1四半期連結会計期間末における負債は532,605百万円となり、前連結会計年度末に比べ70,400百万円の増
加となりました。その主な要因は、社債及び借入金、営業債務及びその他の債務の増加であります。
なお、資本は407,404百万円となり、親会社所有者帰属持分比率は43.0%と前連結会計年度末比2.6ポイント減少
しました。
② キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は136,932百万円となり、前連結会計年度末に
比べ6,186百万円増加しました。
当第1四半期連結累計期間の各活動におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、3,537百万円の収入(前年同期は2,934百万円の収入)となりました。こ
れは、主に税引前四半期利益、減価償却費及び償却費、営業債権及びその他の債権、棚卸資産の増減等によるもの
です。投資活動によるキャッシュ・フローは、34,108百万円の支出(前年同期は11,787百万円の支出)となりまし
た。これは、主に連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出、有形固定資産の取得による支出等による
ものです。財務活動によるキャッシュ・フローは、35,962百万円の収入(前年同期は10,112百万円の支出)となり
ました。これは、主に短期借入金の増減があったことによるものです。
(3)新型コロナウイルスの影響について
新型コロナウイルスに関しては、当社グループ内への感染拡大を防止するため、社長執行役員を本部長とする対
策本部を立ち上げ、グローバルな新型コロナウイルス対策会議を開催し、中国で行った対応策を世界の全工場、従
業員に展開して防疫管理体制を確立し、安全操業に努めております。また各国政府による操業停止指示のあった地
域では、グループ内で行った徹底した感染防止対策を説明し、早期の操業再開を達成いたしました。
(主な対策事例)
・全社員へのマスク着用、手洗い、食堂での私語禁止など公衆衛生教育の徹底
・体調不良時の自宅待機基準を明確にした管理方法の徹底
・SNS(LINE、WeChat)及びQRコードを活用し、全社員の検温を含む体調管理及び出勤可否の確認、社内での行動
履歴の把握
・安全操業を最重要視し、地元政府と密接に連携
・事業・製品ごとの適正在庫政策、残業管理、一時帰休又は稼働日調整の実施
・時差出勤、在宅勤務、Web会議の活用、デスクパーテーションの設置、海外・国内出張禁止、不要不急の外部と
の接触を自粛等
(ステークホルダーに向けた施策例)
・2020年4月より供給責任及び社会的責任を果たすため、安全操業を目的とし、約10万人の従業員及びその家族向
けにマスクの自社生産を開始
・2020年6月より日本国内において高品質マスクの供給に向けた外販用マスクの生産及び販売を開始
・災害用に備蓄していたN95マスク22万枚及びその他医療用アイテムを150の医療機関、政府機関等に寄贈
・医療体制の維持貢献に向け医療機器に使用される部品を優先的に生産
・「知的財産に関する新型コロナウイルス感染症対策支援宣言」に参画
(経営成績への影響について)
新型コロナウイルス感染拡大は、経済や企業活動に広範な影響を与える事象であり、当社グループにおいても外
部環境の変化による売上減少及び各国の移動制限等による工場の稼働低下の影響を受けております。アジア地域に
おいては通常の操業に戻りつつありますが、欧米地域を含めた民間航空機・自動車向け製品の生産拠点では市場縮
小の影響を受け操業度を下げて稼働しております。
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ミネベアミツミ㈱ (6479) 2021年3月期 第1四半期決算短信
なお、新型コロナウイルスの感染が長期化した場合、当社グループの経営成績にさらに影響を及ぼす可能性があ
ります。
(生産活動への影響について)
感染が拡大し、各国政府の要請等により事業活動及び行動の制限が強化された場合、工場の稼働停止等、当社グ
ループの生産、販売活動に重大な影響を与える可能性があります。
2020年8月時点における主な生産拠点の状況は下記のとおりです(括弧内は2021年3月期第1四半期生産比
率)。
地域 国 状況
中国 通常操業
タイ 通常操業時とほぼ同等の稼働
アジア カンボジア 通常操業
(74%) ルソン島 :通常操業時とほぼ同等の稼働
フィリピン
セブ島 :通常操業時とほぼ同等の稼働
マレーシア 通常操業
欧州 医療/航空向け :操業度を下げて稼働
(6%) 自動車向け :操業度を下げて稼働
北米及び アメリカ 操業度を下げて稼働
中南米 メキシコ 操業度を下げて稼働
(5%) ブラジル 操業度を下げて稼働
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2020年5月8日の決算短信で公表いたしました2021年3月期通期の業績予想に変
更はありません。
(単位:百万円)
900,000
売上高
~1,000,000
50,000
営業利益
~60,000
39,000
親会社の所有者に帰属する当期利益
~47,000
当社は、株主に対する利益還元を経営上の重要事項と認識しており、経営環境を総合的に勘案し、継続的に安定
した利益配分を維持しながら、株主資本の効率向上と株主へのより良い利益配分を第一義とし、業績をより反映し
た水準での利益還元をはかることを基本方針といたします。
この基本方針の下、前期の配当は、連結業績にもとづき、中間期に14円、期末に14円の1株当たり年間配当28円
を行いましたが、当期の中間配当金、期末配当金に関しましては、連結配当性向20%程度を目処に決定する予定で
す。
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2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 130,746 136,932
営業債権及びその他の債権 182,890 163,236
棚卸資産 169,803 204,385
その他の金融資産 18,057 18,998
その他の流動資産 14,375 21,982
流動資産合計 515,871 545,533
非流動資産
有形固定資産 275,064 292,954
のれん 18,626 43,576
無形資産 13,798 14,265
その他の金融資産 18,896 20,211
繰延税金資産 18,008 19,118
その他の非流動資産 4,218 4,352
非流動資産合計 348,610 394,476
資産合計 864,481 940,009
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ミネベアミツミ㈱ (6479) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 143,964 152,853
社債及び借入金 95,268 145,843
その他の金融負債 6,984 9,302
未払法人所得税等 2,905 4,764
引当金 4,353 4,310
その他の流動負債 42,209 38,530
流動負債合計 295,683 355,602
非流動負債
社債及び借入金 126,444 134,113
その他の金融負債 13,639 15,978
退職給付に係る負債 22,482 23,126
引当金 579 560
繰延税金負債 1,702 1,750
その他の非流動負債 1,676 1,476
非流動負債合計 166,522 177,003
負債合計 462,205 532,605
資本
資本金 68,259 68,259
資本剰余金 134,707 139,339
自己株式 △34,455 △34,456
利益剰余金 234,667 232,522
その他の資本の構成要素 △8,806 △1,551
親会社の所有者に帰属する持分合計 394,372 404,113
非支配持分 7,904 3,291
資本合計 402,276 407,404
負債及び資本合計 864,481 940,009
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(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 204,425 187,463
売上原価 175,542 153,903
売上総利益 28,883 33,560
販売費及び一般管理費 26,745 25,205
その他の収益 1,697 1,263
その他の費用 511 4,254
営業利益 3,324 5,364
金融収益 554 515
金融費用 537 605
税引前四半期利益 3,341 5,274
法人所得税費用 831 1,658
四半期利益 2,510 3,616
四半期利益の帰属
親会社の所有者 2,173 3,573
非支配持分 337 43
四半期利益 2,510 3,616
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 5.23 8.75
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 5.15 8.57
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ミネベアミツミ㈱ (6479) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(要約四半期連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期利益 2,510 3,616
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で
△443 885
測定する金融資産
純損益に振り替えられることのない項目
△443 885
合計
純損益に振り替えられる可能性がある項目
在外営業活動体の換算差額 △8,506 5,179
キャッシュ・フロー・ヘッジ 15 1,167
純損益に振り替えられる可能性のある項
△8,491 6,346
目合計
税引後その他の包括利益 △8,934 7,231
四半期包括利益 △6,424 10,847
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 △6,457 10,828
非支配持分 33 19
四半期包括利益 △6,424 10,847
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ミネベアミツミ㈱ (6479) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 キャッシュ・
在外営業活動
体の換算差額 フロー・ヘッ
ジ
2019年4月1日 残高 68,259 137,464 △19,448 202,172 8,387 △76
四半期利益 - - - 2,173 - -
その他の包括利益 - - - - △8,202 15
四半期包括利益 - - - 2,173 △8,202 15
自己株式の取得 - - △1 - - -
配当金 - - - △5,812 - -
子会社の新規取得 - - - - - -
利益剰余金への振替 - - - 29 - -
所有者との取引額等合計 - - △1 △5,783 - -
2019年6月30日 残高 68,259 137,464 △19,449 198,562 185 △61
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
非支配持分 資本合計
その他の包括利益を 合計
通じて公正価値で 合計
測定する金融資産
2019年4月1日 残高 2,945 11,256 399,703 7,557 407,260
四半期利益 - - 2,173 337 2,510
その他の包括利益 △443 △8,630 △8,630 △304 △8,934
四半期包括利益 △443 △8,630 △6,457 33 △6,424
自己株式の取得 - - △1 - △1
配当金 - - △5,812 - △5,812
子会社の新規取得 - - - 4,904 4,904
利益剰余金への振替 △29 △29 - - -
所有者との取引額等合計 △29 △29 △5,813 4,904 △909
2019年6月30日 残高 2,473 2,597 387,433 12,494 399,927
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ミネベアミツミ㈱ (6479) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 キャッシュ・
在外営業活動
体の換算差額 フロー・ヘッ
ジ
2020年4月1日 残高 68,259 134,707 △34,455 234,667 △8,807 △1,007
四半期利益 - - - 3,573 - -
その他の包括利益 - - - - 5,204 1,167
四半期包括利益 - - - 3,573 5,204 1,167
自己株式の取得 - - △1 - - -
自己株式の処分 - 0 0 - - -
配当金 - - - △5,718 - -
非支配持分との取引 - 4,632 - - - -
所有者との取引額等合計 - 4,632 △1 △5,718 - -
2020年6月30日 残高 68,259 139,339 △34,456 232,522 △3,603 160
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
非支配持分 資本合計
その他の包括利益を 合計
通じて公正価値で 合計
測定する金融資産
2020年4月1日 残高 1,008 △8,806 394,372 7,904 402,276
四半期利益 - - 3,573 43 3,616
その他の包括利益 884 7,255 7,255 △24 7,231
四半期包括利益 884 7,255 10,828 19 10,847
自己株式の取得 - - △1 - △1
自己株式の処分 - - 0 - 0
配当金 - - △5,718 - △5,718
非支配持分との取引 - - 4,632 △4,632 -
所有者との取引額等合計 - - △1,087 △4,632 △5,719
2020年6月30日 残高 1,892 △1,551 404,113 3,291 407,404
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ミネベアミツミ㈱ (6479) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 3,341 5,274
減価償却費及び償却費 10,966 11,760
受取利息及び受取配当金 △495 △409
支払利息 401 390
固定資産除売却損益(△は益) △641 △287
営業債権及びその他の債権の増減額
8,810 24,140
(△は増加)
棚卸資産の増減額(△は増加) △18,169 △26,568
営業債務及びその他の債務の増減額
△2,119 △6,772
(△は減少)
その他 3,935 △3,042
小計 6,029 4,486
利息の受取額 325 266
配当金の受取額 156 152
利息の支払額 △310 △371
法人所得税の支払額 △3,266 △996
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,934 3,537
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の増減額(△は増加) △150 △744
有形固定資産の取得による支出 △12,754 △10,985
有形固定資産の売却による収入 1,035 639
無形資産の取得による支出 △256 △367
有価証券の取得による支出 △515 △330
有価証券の売却及び償還による収入 556 288
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の
47 -
取得による収入
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の
- △22,686
取得による支出
その他 250 77
投資活動によるキャッシュ・フロー △11,787 △34,108
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ミネベアミツミ㈱ (6479) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増減額(△は減少) 6,163 48,239
長期借入金の返済による支出 △9,819 △837
非支配持分からの子会社持分取得による
- △4,620
支出
自己株式の取得による支出 △1 △1
配当金の支払額 △5,812 △5,718
リース負債の返済による支出 △643 △1,101
その他 - 0
財務活動によるキャッシュ・フロー △10,112 35,962
現金及び現金同等物に係る換算差額 △2,519 795
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △21,484 6,186
現金及び現金同等物の期首残高 122,432 130,746
現金及び現金同等物の四半期末残高 100,948 136,932
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ミネベアミツミ㈱ (6479) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 調整額
連結
機械 電子 ミツミ ユーシン (注)1 (注)2
加工品 機器 事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 46,053 77,639 49,654 30,734 345 - 204,425
セグメント間の売上高 1,339 1,549 689 - 837 △4,414 -
合計 47,392 79,188 50,343 30,734 1,182 △4,414 204,425
セグメント利益
10,699 △577 16 677 △367 △7,124 3,324
又は損失(△)
金融収益 - - - - - - 554
金融費用 - - - - - - 537
税引前四半期利益 - - - - - - 3,341
当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 調整額
連結
機械 電子 ミツミ ユーシン (注)1 (注)2
加工品 機器 事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 35,507 79,675 56,632 15,581 68 - 187,463
セグメント間の売上高 1,166 1,390 432 - 394 △3,382 -
合計 36,673 81,065 57,064 15,581 462 △3,382 187,463
セグメント利益
7,152 2,189 1,370 △2,169 △427 △2,751 5,364
又は損失(△)
金融収益 - - - - - - 515
金融費用 - - - - - - 605
税引前四半期利益 - - - - - - 5,274
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、自社製機械が主な製品で
あります。
2.調整額の内容は、次のとおりであります。
セグメント利益又は損失に係る調整額は、報告セグメントに帰属しない一般管理費及び研究開発費等
の全社費用であります。なお、前第1四半期連結累計期間には、タイの労働者保護法改正による退職
給付費用2,790百万円が含まれております。
3.前連結会計年度末において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前第1四半期連
結累計期間に係る各数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
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